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語り処_2017.11.27
2017-11-27 16:00330pt語り処_2017.11.27目次1.ひとことオピニオン(次の参院選で何としても野党結集を!)2.季節の話題(草の根交流は僕の生涯の仕事)3.ご質問を受けて(今後のアジア情勢について)
1. ひとことオピニオン次の参院選で何としても野党結集を!
皆さんご無沙汰しておりました。この間、突然でありますが、安倍首相が衆議院を解散して、総選挙が行われました。私は以前から一貫して、野党が結束して安倍政権を倒さなくてはいけないと、申し上げてきました。そして国民の思いも、真意も、そこにあると今でも確信しています。
安倍政権の企業本位の経済政策が、日増しに日本社会のセーフティーネットを壊しています。雇用においても、政府自らが積極的に非正規雇用を増やしていこうとしています。また、老齢年金については、給付額を減らし、支給開始年齢を引き上げていくというのが安倍政権の基本路線です。
対外的には日米同盟を重視すると -
語り処_2017.07.18
2017-07-18 15:00330pt語り処_2017.07.18目次1.ひとことオピニオン(今こそ「平成の倒幕」を)2.季節の話題(日本酒は「冷や」が一番旨い!)3.ご質問を受けて(今回のG20について)+7/29(土)漫画家・小林よしのり先生をお招きして
1. ひとことオピニオン今こそ「平成の倒幕」を
7月2日、東京都議会選挙が行われました。その結果は、ストレートに国政に現れるわけではないと思いますが、今後の政局を暗示するものだったのではないでしょうか。
私は以前から、小池都知事の「都民ファーストの会」が圧勝すると明言してきました。結果はその通りになりましたが、小池陣営に、もう少し都民の心情をしっかり掴むことができる参謀がいれば、都議会で単独過半数を取れたと思います。個別の選挙区を詳細に分析したわけではありませんが、例えば世田谷区、大田区、練馬区、杉並区など定数の多いところには、もっと候補者を立てても、全員当選することが -
語り処_2017.06.19
2017-06-19 17:00330pt語り処_2017.06.19目次1.ひとことオピニオン(今こそ国民は民主主義の本質に目覚めよ!)2.季節の話題(岩手にSL銀河が走る)3.ご質問を受けて(都議選後の政治動向について)+7/29(土)漫画家・小林よしのり先生をお招きして
1. ひとことオピニオン今こそ国民は民主主義の本質に目覚めよ!
第193回通常国会が異常な状態のまま幕を閉じました。表向きは別にして、戦後、日本の政治が真っ正面から議論をしないで、与野党のコンセンサスを得ながら進めてきたことの弊害が、安倍政権になって顕著に表れてきたのだと思います。
現在の日本の政治は行政権が強くなりすぎて、立法府である国会の機能が相対的に弱まっています。それを議院内閣制の弊害だという人もいますが、私はそうは思いません。確かに、議院内閣制では与党が政権を握り、政府をつくりますから、政府・与党が国会をも支配するという構図になるのは事実です。し -
語り処_2017.05.29
2017-05-30 18:15330pt語り処_2017.05.29目次1.ひとことオピニオン(憲法改正は王道で論じるべき)2.季節の話題(日米の信頼関係は草の根交流から)3.ご質問を受けて(共謀罪について)
1. ひとことオピニオン憲法改正は王道で論じるべき
安倍首相は5月3日、憲法改正を求める集会にビデオメッセージを寄せ、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と表明しました。過去にも、第一次安倍内閣では「私の内閣として憲法改正を目指していきたい」、第二次安倍内閣でも「第96条を改正して過半数で改憲できるようにすべきだ」などと、憲法改正についてその都度、思いつきのように一貫性のない発言をしてきました。
こうした言動をずっと見聞きしてくると、安倍首相は憲法の本質を全く理解していないことがわかります。確固たる憲法観もなく、ただ単に、日本国憲法を変えた総理として歴史に自分の名を残したい、という強い願望があるだけなのだと思 -
語り処_2017.04.18
2017-04-18 15:00330pt語り処_2017.04.18目次1.ひとことオピニオン(森友学園問題は現代日本の縮図)2.季節の話題(「後生畏るべし」と信じて若い人たちに期待)3.ご質問を受けて(日・米・韓、さらに中国との関係について)
1. ひとことオピニオン森友学園問題は現代日本の縮図
森友学園問題は、韓国で汚職疑惑などで罷免された朴槿恵(パク・クネ)前大統領の問題と通底するところがあると思います。朴前大統領の疑惑は、大統領の権力を濫用して特定の身内を国政に介入させ、便宜を図ったり、あるいはそのために企業から賄賂を受け取ったというものです。森友学園問題も特定個人に小学校認可の便宜を図り、国有地をほとんどただ同然で払い下げたといったもので、公私を混同して国家を私物化しているという点で同質といえます。アメリカのシリア攻撃や北朝鮮関連の報道で最近は森友問題から目が反らされがちですが、国民は決してなおざりにしてはいけない -
語り処_2017.03.06
2017-03-06 14:30330pt語り処_2017.03.06目次1.ひとことオピニオン(森友学園問題は徹底解明を)2.季節の話題(グレーのスーツに茶の靴を合わせる)3.ご質問を受けて(今後のトランプ外交について)+お知らせ
1. ひとことオピニオン森友学園問題は徹底解明を
大阪の学校法人「森友学園」の問題がようやく、テレビや新聞などマスメディアでも報道されるようになり、多くの国民も事態の異様さに気づき始めているのではないでしょうか。この問題は常軌を逸した経過を辿っており、私たち自由党も党をあげて取り組み、徹底的に追及していきたいと思っています。
今回の問題は2つの側面があります。ひとつは森友学園の教育内容と安倍首相や昭恵夫人の理念との親和性です。そして、もうひとつはもちろん、国民の財産である国有地をただ同然で特定の人に払い下げたという事実です。
前者について言えば、森友学園は私学なので、その教育理念や内容について、法令 -
語り処_2017.01.30
2017-01-30 17:15330pt語り処_2017.1.30目次1.ひとことオピニオン(今年は世界も日本も、大きく動く)2.季節の話題(岩手のブランド米に注目!)3.ご質問を受けて(共謀罪法案について)
1. ひとことオピニオン今年は世界も日本も、大きく動く
新年おめでとうございます。昨年も皆さんに本当にお世話になりました。今年もよろしくお願い致します。
さて、今年は内政も、そしてそれ以上に国際情勢が大きな変化を迎える年になると感じています。国内的には、アベノミクスという言葉がすっかり色あせたてしまいました。衆院本会議での施政方針演説で、安倍首相は「野党はただ批判に明け暮れるばかりだが、私は結果を出している」と胸を張りました。しかし、国内の景気は全く好転せず、国民の実質所得は下がっています。こんなおかしな結果を出しておきながら、そんなことにはお構いなし。何かに取り憑かれたように、自分を正当化する安倍首相の姿を見て、私は何 -
語り処_2016.12.26
2016-12-26 18:38330pt語り処_2016.12.26目次1.ひとことオピニオン(国会で野党はもっと「真剣」に暴れるべきだ)2.季節の話題(自由な発想が囲碁の神髄)3.ご質問を受けて(最近の世界の動きについて)
1. ひとことオピニオン国会で野党はもっと「真剣」に暴れるべきだ
第192回国会(臨時会)が、83日間の会期を終えて12月17日に閉会しました。今年1年間の政治状況を振り返ると、安倍内閣が傍若無人に何でも数の力で押し切ってしまった、という印象が強く残ります。一方で野党は、それに徹底的に抗戦することもせず、かといって賛成というわけでもなく、誠に中途半端な対応に終始した1年だったように思います。
TPP(環太平洋経済連携協定)承認・関連法や、いわゆる年金カット法、カジノ解禁法にしても、本当に反対するなら、委員会の段階で徹底的にやらなければ意味がありません。野党は議会で少数派なのですから、多少荒っぽいことを -
語り処_2016.11.21
2016-11-21 14:40330pt語り処_2016.11.21目次1.ひとことオピニオン(トランプ現象”を考える)2.季節の話題(まだ養子に行っていないおしどりたち)3.ご質問を受けて(自由党の理念や今後の方針について)
1. ひとことオピニオン”トランプ現象”を考える
大方の予想に反して、アメリカ第45代大統領は共和党のドナルド・トランプ氏に決まりました。既存のエスタブリッシュメントや高学歴の人たちは、そのほとんどが民主党のヒラリー・クリントン氏支持だと日本では伝えられてきました。また、日本の中央省庁や財界からも、トランプ氏は泡沫候補で、クリントン氏が圧勝するという声が聞こえ、マスコミもそう喧伝してきました。しかし結果を見ると、それは自分たちの周辺の情報だけを伝えたか、あるいは願望を込めた判断であり、米国社会の実態や現実の米国民の声を正確につかんだものではなかったということわがかりました。
当初、トランプ氏は職を失っ -
語り処_2016.10.24(再送)
2016-10-24 11:33330pt語り処_2016.10.24目次1.ひとことオピニオン(自由党として新しい国家像を提示する)2.季節の話題(マスコミの診察と違って、僕のお腹は“真っ白”!)3.ご質問を受けて(衆議院総選挙に向け、野党はどのように連携していくべきか)
1. ひとことオピニオン自由党として新しい国家像を提示する
もとより、自由で公正、そして開かれた平等な社会を築くことは、近代国家における普遍的価値であり、現代政治の責任です。それは、1998年に私が自由党を結党して以来、一貫して変わることなく持ち続けている信条です。今回もその理念を礎にしながらも、時代に合った新たな自由党をつくるという真摯な気持ちで精進していきたいと思っています。
安倍政権が続き、日本はいま大きな曲がり角に来ています。曲がり角というよりも、分かれ道と言った方がより正確かもしれません。このまま安倍政治が目指す方向に進んでいけば、それは本当に
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