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記事 2件
  • 語り処_2021.08.28

    2021-08-28 23:55  
    330pt
    ●ひとことオピニオン: 政治家は今こそ生命を賭す覚悟を!  横浜市長選の結果を経て、解散総選挙の前に自民党総裁選が行われることになりました。いわゆる二階、麻生、安倍は菅首相推しと言うことですが、本当に彼が首相に相応しいと想っているかは疑問です。コロナ対策は誰がやっても難しいので、この際すべて菅首相に責任を押しつけてしまおうという魂胆も見え隠れします。こうしたことはおよそ、国民のための政治という本質と無縁の行為です。今回はフルスペックの自民党総裁選を行うと言うことで、菅首相再選もそう簡単なことではないでしょう。すでに、党員/党友だけでなく、菅首相再選押しの大派閥の議員からも不満お声が噴出しているようで、今後二転三転もあるかも知れません。こうしたなかで、与野党 大連立の話も影で出ているやに聞いています。今は完全なカオス状態で、誰もがどの方向へ行けばよいのか分からなくなっているので、こうした話も出てくるのでしょう。与野党を超えて、議員はいま 政局に流されるのではなく、自分が信じる国民のための政治とは何か、どうすることが国民にとって一番良いのか、今一度自問し、それに向けてひたむきに、遮二無二、誠心誠意向かっていくことです。時代が本当に大きく変わろうとしています。政治家は自分の生命を賭す覚悟で政治に取り組んでいくべきです。

      ●質問への回答:アフガン問題と日本 今回のことは、 米国とそれに同調する国々が20年の歳月をかけて莫大な戦費と人命を失い、いったい何が残ったのかということだと思います。米国は国対国の戦争には強いかも知れませんが、ゲリラ戦はそういう普通の戦力による戦いとはちがいます。なぜならMゲリラの背後には民衆のン支持があるからです。ベトナムやイラクで米国はそれを何回も経験しているのに、なんで同じことを繰り返すのか理解に苦しみます。タリバンがはびこる最大の要因は貧困です。そういう意味で米国は政治の本質を分かっていない。米国はアフガンに約 2 兆ドルの戦費を使ったといいますが、この金額はアフガンの人口で割ると 1 人 5 万ドルです。これだけの予算を使って、灌漑事業やインフラ整備で民衆の生活の基盤をつくっていけばゲリラなどいなくなります。日本には「民のかまど」という逸話がありますが、これは西洋にない政治哲学です。これが日本の長い歴史の中で脈々と受け継がれ、日本は内戦もなく概ね平和に暮らしてくることができたのです。確かに、日本は太平洋戦争に負け、日本の本来あるべき姿を世界に発信できる地盤が崩れてしまいました。しかも、いまの日本の政治は、幼稚でままごと遊びのようなことばかりをやっていて、あげくに「民のかまど」の思想まで捨て去ろうとしています。こんな事では天下は治まりません。万人の暮らしを守っていくのは、そんな生半可なことではないのです。いま、アフガンの問題を通して日本の政治家に必要なことは、「民のかまど」の政治哲学を自国で実現し、それをもって世界に発信していく気概を持つことです。
      ●近況:古代史。話し出したら止まらない!                     今年7月、 国の特別史跡「三内丸山( さんないまるやま )遺跡」(青森市)をはじめとする、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることになりました。 岩手県一戸町の御所野遺跡も登録対象になっています。 縄文時代は1万年5千年ほど続いた紀元前の日本独自の時代区分で、縄文文化は日本全国にあります。 北東北3県あたりは 、 縄文時代にはすでに津軽は大文化圏を誇っていたとみられ、大和朝廷と全く違う交易ルートを持っていたようです。僕はおそらく、日本に人が住むようになったルートは北からと南からのいくつかがあったのではないかと思っています。おそらく、縄文遺跡をもっと丁寧に調べていけば、日本の原住民がどこから渡って来たのか、そしてその原住民文化について新しいことがわかってくるのだと思います。そう考えるとワクワクしてきます(笑)。 近代史もいいけど、古代史は謎が多いだけに想像力をかき立てて面白いです。話し出したら止まらない。

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  • 語り処_2021.08.28

    2021-08-28 22:20  
    330pt
    ●ひとことオピニオン: 政治家は今こそ生命を賭す覚悟を!  横浜市長選の結果を経て、解散総選挙の前に自民党総裁選が行われることになりました。いわゆる二階、麻生、安倍は菅首相推しと言うことですが、本当に彼が首相に相応しいと想っているかは疑問です。コロナ対策は誰がやっても難しいので、この際すべて菅首相に責任を押しつけてしまおうという魂胆も見え隠れします。こうしたことはおよそ、国民のための政治という本質と無縁の行為です。今回はフルスペックの自民党総裁選を行うと言うことで、菅首相再選もそう簡単なことではないでしょう。すでに、党員/党友だけでなく、菅首相再選押しの大派閥の議員からも不満お声が噴出しているようで、今後二転三転もあるかも知れません。こうしたなかで、与野党 大連立の話も影で出ているやに聞いています。今は完全なカオス状態で、誰もがどの方向へ行けばよいのか分からなくなっているので、こうした話も出てくるのでしょう。与野党を超えて、議員はいま 政局に流されるのではなく、自分が信じる国民のための政治とは何か、どうすることが国民にとって一番良いのか、今一度自問し、それに向けてひたむきに、遮二無二、誠心誠意向かっていくことです。時代が本当に大きく変わろうとしています。政治家は自分の生命を賭す覚悟で政治に取り組んでいくべきです。

      ●質問への回答:アフガン問題と日本 今回のことは、 米国とそれに同調する国々が20年の歳月をかけて莫大な戦費と人命を失い、いったい何が残ったのかということだと思います。米国は国対国の戦争には強いかも知れませんが、ゲリラ戦はそういう普通の戦力による戦いとはちがいます。なぜならMゲリラの背後には民衆のン支持があるからです。ベトナムやイラクで米国はそれを何回も経験しているのに、なんで同じことを繰り返すのか理解に苦しみます。タリバンがはびこる最大の要因は貧困です。そういう意味で米国は政治の本質を分かっていない。米国はアフガンに約 2 兆ドルの戦費を使ったといいますが、この金額はアフガンの人口で割ると 1 人 5 万ドルです。これだけの予算を使って、灌漑事業やインフラ整備で民衆の生活の基盤をつくっていけばゲリラなどいなくなります。日本には「民のかまど」という逸話がありますが、これは西洋にない政治哲学です。これが日本の長い歴史の中で脈々と受け継がれ、日本は内戦もなく概ね平和に暮らしてくることができたのです。確かに、日本は太平洋戦争に負け、日本の本来あるべき姿を世界に発信できる地盤が崩れてしまいました。しかも、いまの日本の政治は、幼稚でままごと遊びのようなことばかりをやっていて、あげくに「民のかまど」の思想まで捨て去ろうとしています。こんな事では天下は治まりません。万人の暮らしを守っていくのは、そんな生半可なことではないのです。いま、アフガンの問題を通して日本の政治家に必要なことは、「民のかまど」の政治哲学を自国で実現し、それをもって世界に発信していく気概を持つことです。
      ●近況:古代史。話し出したら止まらない!                     今年7月、 国の特別史跡「三内丸山( さんないまるやま )遺跡」(青森市)をはじめとする、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることになりました。 岩手県一戸町の御所野遺跡も登録対象になっています。 縄文時代は1万年5千年ほど続いた紀元前の日本独自の時代区分で、縄文文化は日本全国にあります。 北東北3県あたりは 、 縄文時代にはすでに津軽は大文化圏を誇っていたとみられ、大和朝廷と全く違う交易ルートを持っていたようです。僕はおそらく、日本に人が住むようになったルートは北からと南からのいくつかがあったのではないかと思っています。おそらく、縄文遺跡をもっと丁寧に調べていけば、日本の原住民がどこから渡って来たのか、そしてその原住民文化について新しいことがわかってくるのだと思います。そう考えるとワクワクしてきます(笑)。 近代史もいいけど、古代史は謎が多いだけに想像力をかき立てて面白いです。話し出したら止まらない。

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