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語り処_2023.04.15

  1. ひとことオピニオン 「来たるべき動乱の時代に備えよ」 ロシアーウクライナ戦争を直接的なきっかけとして、世界はまた新しいステージを迎えようとしているが、世界は動乱の予感がする。この背景にあるのは米国の覇権国家としての衰退だ。そして、中国共産党の存在が覇権に動くにしろ、崩壊していくにしろ世界中に大きな影響を及ぼす。こうした時代に日本は米国に追随するだけでなくきちんとした戦略の中でそれを自覚して米国と付き合って行くべきだ。同時に日本は国家も国民も自立することが重要だ。そして、国民の意思でいつでも政権交代を果たし、国民が国家の進路を決めていけるようしなければならない。でないと、来たるべき動乱の時代に日本は木っ端微塵になり太平洋の藻屑となってしまう可能性がある。 2.季節の話題 「 東北を思う若者たち」 WBC2023で日本チームが優勝し、 暗いニュースばかりの日本も、このときばかりはずいぶん盛り上がった。 エンゼルスの大谷翔平選手やロッテマリーンズの佐々木朗希投手など岩手県勢も活躍した。 佐々木 朗希選手は9歳のときに 東日本大震災で父親と祖父母を亡くし、大谷翔平選手は 花巻東高 1 年のときに被災し、 チームメートの中には家族を失った選手もいた。そして、先日奥州市のアイスショーに出場した羽生結弦さんも 被災し避難所生活を送っている。東日本大震災を経験した彼らがたくましく生き、しかも 地元東北を大切に思ってくれることはとても嬉しい。 3.Q&A 「ドイツの脱原発と日本」   4月15日にドイツは3基の原発を停止し脱原発が完了した。原発かどう延長に対して各党とも様々な考え方であり紆余曲折はあったが、最後は連立内閣がきちんと纏まった。これはいかにも論理的思考をするドイツらしい決断だ。翻って日本では、野党が共闘すると言っただけでマスコミは野合だと騒ぎ立てる。また議員もなにか悪いことをしたかのように萎縮する。議会政治、政党政治を考えた時、日本はドイツに見習うべきではないか。同時に脱原発についても、事故当事国の日本は原発依存を強めている。この背景に、とにかく変えることをと決断することができない日本の構造がある。これを脱却していかないとエネルギー問題だけでなく、あらゆる面で日本は衰退していく。

小沢一郎すべてを語る

「小沢一郎チャンネル」のブロマガを通じて、次の衆議院総選挙、来年の参議院選挙などに向けて私たちの主要政策を肉付けし、国民の皆さんとともに、より良い政策に仕上げていきたいと思います。

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衆議院議員 小沢一郎

衆議院議員(当選15回)。 自由民主党幹事長などを務める後、1993年離党。新生党代表幹事、新進党党首、自由党党首、民主党代表を歴任。 2012年7月から「国民の生活が第一」代表。また、超党派の「新しい政策研究会」の会長を務める。

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