-
語り処_2023.09.08
小沢一郎語り処_2023.09.08目次
1.ひとことオピニオン(岩手県知事選で確認できたオール野党の力)
2.季節の話題(地場産業を育成して内需拡大を!)
3.ご質問を受けて(日米韓首脳会談について)1. ひとことオピニオン
岩手県知事選で確認できたオール野党の力9月3日に投開票が行われた岩手県知事選で、現職の達増拓也知事が五選を果たしました。知事五選は岩手県政史上初めての快挙で見事です。投票率が岩手県にしてはそれほど上がらず、56.63%と過去2番目に低い数字だったので、10万票程度の差しかつきませんでしたが、もう少し投票率が上がっていれば、もっと大差になっていたのではないでしょうか。
私は常に「権力はどんな権力でも長く続けば必ず腐敗する」と言ってきました。自民党政権がそのいい例ですが、しかしその点、達増知事は誠に稀有な存在であり、岩手県知事を4期連続で務めましたが「腐敗」のかけらもあ
-
語り処_2023.07.28
小沢一郎語り処_2023.07.28目次
1.ひとことオピニオン(政治改革から30年。新たな政治へ向かおう!)
2.季節の話題(大相撲でも岩手県!)
3.ご質問を受けて(日本の食糧政策)1. ひとことオピニオン
政治改革から30年。新たな政治へ向かおう!自民党の一党支配が続いた「55年体制」の崩壊から、今年7月で30年を迎えました。そして、「55年体制」が崩壊した翌年の1994年には、「政権交代可能な議会制民主主義の確立」と「本当の政治主導」を目指した政治改革が、本格的にスタートしました。
1955年、自由党と日本民主党による「保守合同」で自由民主党が誕生しました。一方、左右両派に分裂していた日本社会党もその年に統一されます。それ以降、中選挙区制下において自民党がおおよそ3分の2の議席を確保して政権を維持し、社会党は3分の1程度の議席を確保することで抵抗勢力として議会で存在感を示す状態が長
-
語り処_2023.07.01
小沢一郎語り処_2023.07.01目次
1.ひとことオピニオン(三度目の政権交代に向けて)
2.季節の話題(地元で全国植樹祭に参加)
3.ご質問を受けて(骨太方針2023)
+お知らせ1. ひとことオピニオン
三度目の政権交代に向けて6月15日に「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」を設立しました。そして、6日後の6月21日には、仲間との勉強会「一清会」も正式に立ち上げました。
私はこの間ずっと、今の立憲民主党の状況を見て非常に危機感を募らせていました。しかし、執行部に入っているわけでもなく、でしゃばったことをしてはいけないと自制し、これまではあまり前面に出ないようにしてきました。
特に私が「これはまずい。なんとかしなければいけない」と思ったのは、党の代表も幹事長も、「他の野党とは連携しない」「候補者調整もしない」と明言したことです。一方で、289ある選挙区に150人の候補者しか
1 / 62