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  • 語り処_2022.07.29

    2022-07-29 20:05  
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      1. ひとことオピニオン
    立憲民主党は解党的出直しを
    このたびの参議院選で立憲民主党が大敗しました。   敗因はズバリ、政策的にも政局的にも、何も国民に訴えるべきものがなかったからです。 民主党の流れを汲む野党の最大の欠点は決断できないことで、野党第一党として何をやりたいのか、国民に何を訴えたいのか、国民になにをしてくれるのかが常に曖昧で、国民にとって非常に分かりづらい、支持しにくい政党になっています。このままでは、 永遠に政権交代ができないどころか、政権交代を目指すことさえしない政治状況になってしまいます。つまり、55年体制どころではない大政翼賛会です。それは未来の国民にとって大きな不幸であり、そうしないためにも、何としても立憲民主党を抜本的に立て直す必要があります。そのためには、 一人でも多くの議員が、自分たちが議会制民主主義の担い手であるという自覚を持つことです。「国家」を形成する「国民」から選ばれた代表として、 国民のため、国家のためにどれほどの大志を持って自分の人生を賭すことができるのか。 そのことを今一度真剣に考えるべきです。同時に、 もっと組織に緊張感を持たせ、議会制における政党として本来持つべき資質と要件を兼ね備えたものにすべきです。 立憲民主党を本来あるべき、当たり前の政党の姿に立て直す。そのことが参院選後の最大の課題です。

    2.季節の話題
    秋からの活動に備えてリフレッシュ 参院背で大敗して、また出直しで、新たな険しい道を進んでいかなければなりません。 しかし、どのような困難に直面しようとも、私は理想の実現を目指し絶対に諦めません。「もう二大政党制の時代ではない」「もはや、政権交代は無理ではないか」「小選挙区制は失敗だった」・・・、周囲からいろいろな声が聞こえてきます。それでも私は自ら成し遂げようとする政治の実現に向け、断じてくじけることはありません。秋からの活動に備えて夏にリフレッシュし、再び政権交代を目指し、活動してまいります。
    3.Q&A
    安倍元首相襲撃事件が意味するもの
    投票まであと2日という選挙戦最終盤に安倍元首相が襲撃されました。 今回の容疑者の動機がどうであれ、行われたことは民主主義に対する明らかな挑戦あり、冒涜なのです。 ところが、立憲民主党本部から「戦闘止め」と、選挙運動中止の司令が出ました。その時私は地元岩手に入っていましたが、こういう時にこそ政治家は有権者に向かって話さなければいけない、私は一人でもやる、とマイクを握りました。 本当に真剣に国を思う気持ちがあるのなら、国家の危機にこそ「今こそ民主主義の危機だ。議会制民主主義、政党政治の危機だ」と言わなければいけないのです。 しかし、実際は党派を超えて「大政翼賛」となり、みんな黙り込んでしまいました。それでは戦前の昭和史と同じだと思います。選挙期間中に政治家が思考を停止してしまい、うわべだけのお悔やみを言って取り繕っていたのでは、民主主義を全うしようとしている主権者に対しても失礼なことです。







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