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最後に出した答えは「オーガニック」。神楽坂のカフェで自然のぬくもりを堪能
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最後に出した答えは「オーガニック」。神楽坂のカフェで自然のぬくもりを堪能

2012-12-16 21:00
    神楽坂駅から徒歩で約3分の静かな住宅街の中に、京都の町屋を思わせる木造の建物が印象的な外観のカフェがあります。今年9月にオープンした、わかったカフェ・ダイアン神楽坂。


    一見カフェっぽく見えないのは、建物の2階がギャラリーになっているから。様々なアート作品を搬入、搬出できるように工夫された入口は、昔は土間でした。そんな古き良き雰囲気を、建物全体から感じることができます。

    この魅力的な空間をプロデュースしたのが、空間プロデューサーで、アーティストでもある石丸正広さん。木を使った家具や、アート、店舗設計などを数多く手掛け、この神楽坂のカフェ&ギャラリーも石丸さんの手によるものです。
     
    彼のアート作品には、木を使った作品が多く、若い頃はベニヤなどの合板を使った作品もよく作られていたとか。でもある時、ひどく咳き込み、体調を崩してしまいます。その原因になったと考えられたのが、作品の素材として使用していた合板。

    以来、杉や檜など天然素材にこだわり始めました。それが1993年頃。日本にはまだオーガニックという言葉ありませんでした。が、石丸さんは作品展のテーマに「オーガニック・ライフ」を掲げ、天然の魅力を作品を通して伝えてきました。

    身をもって天然の良さを感じてきただけに、カフェはオーガニックにこだわっています。空間はもちろん、食事もオーガニックにとことんこだわっています。

    おすすめは、伊豆牛を使った佐世保バーガー。中伊豆にある、牛を大事に育てる牧場で購入した牛肉を使って、佐世保バーガーをアレンジ。肉はおいしいだけでなく、放射線チェックもしているので安心です。カフェで出される野菜やコーヒーももちろんオーガニック。料理も好きという石丸さんが作る料理はシンプルで、素材の旨みが活かされています。

    カフェ内のテーブルやチェアは、石丸さんが作ったもので、もちろん天然素材。また、ところどころに木で作られたアート作品も置かれているので、木のぬくもりを、思う存分感じることができます。心も舌もも癒されそうな空間で、オーガニックの心地よさを感じてみて。

    [わかったカフェ・ダイアン神楽坂]※神楽坂・光鱗亭ギャラリーの1階

    text by 高田薫
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    コピーライターを経て、住まい、美容、医療などを中心に、雑誌やWebサイトで執筆・編集をするフリー編集ライター。植物の力を活かして元気になれるフィトセラピーや、化粧水、香水づくりや、タロットなどの占いや月の動きなどスピリチュアルなど幅広く興味を持つ。心身ともに健やかになる、魅力的な情報を探して発信!

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