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43歳で産んだ女医さんが伝授。「産めるカラダ」のつくり方
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43歳で産んだ女医さんが伝授。「産めるカラダ」のつくり方

2014-02-06 12:30

     仕事が面白くなる年齢、結婚したくなる年齢、そして子供が産める年齢。これらは同じタイミングに重なることが多く、ライフステージをデザインするときに、どれかひとつを諦めなければならないケースも出てきます。

    43歳ではじめての出産を経験

    「現代は不妊症に悩む女性が多い時代。仕事が落ち着き、いざ赤ちゃんが欲しいと思ったときに備えて、卵巣のアンチエイジングをしておくことをオススメします。」

    と語るのは、不妊治療の第一人者で自身も43歳ではじめての出産を経験した、産婦人科医の船曳美也子先生。

    毎日排卵される卵子は、胎児の時にできたものなので、40歳で排卵される卵子は卵子自体も40歳。この間にさまざまなダメージを受けるため、高齢になるほど染色体の異常などがおこりやすくなり、結果、妊娠率も下がることになります。そこで船曳先生は、自身の著書「女性の人生ゲームで勝つ方法」の中で、卵巣のアンチエイジング方法を提唱しています。

    必要なのは「抗酸化力」

    「体の中で活性酸素という物質ができるのですが、この活性酸素がまわりの分子を酸化させることが、女性の大敵であるしみやしわなどの原因になるばかりか、動脈硬化や脳梗塞、がんの原因になります。それを防ごうと、体内では酸化ストレスに対抗する酵素がつくられているものの、この酵素をつくる能力は年齢と共に低下していくのです。」

    抗酸化力を高めるライフスタイル

    ・緑黄色野菜にふくまれるアルギニン、魚にふくまれるオメガー3脂肪酸など酸化ストレスを低下させる食べ物、ビタミンC,E、グルタチオンなど抗酸化力があるもの、動脈硬化やがんなどにも予防効果があるレスベラトロールを含む、赤ワインを食事に取り入れる。

    ・過食、糖質、脂質の摂取はほどほどに

    ・体を適度に動かす

    ・禁煙

    ・前向きな心。ネガティブ思考の方が細胞の老化が早いことが研究でわかっています。

    卵巣アンチエイジングを心がけて、ライフスタイルを自由にデザインできれば、幸せがまたひとつ、手に入りそうです。


    船曳美也子(ふなひき みやこ)先生


    神戸大学文学部心理学科、兵庫医科大学卒業 。兵庫医科大学、西宮中央市民病院、パルモア病院を経て当院 へ。エジンバラ大学で未熟卵の培養法などを学んだ技術と自らの不妊体験を生かし、当院・オーク住吉産婦人科で活躍する医師。産婦人科専門医。

    [船曳美也子/医療法人オーク会,女性の人生ゲームで勝つ方法]

    happy mother with her baby image via Shutterstock

    (Ricky)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/02/035449ranso.html
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