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日本で一番世界一に近い男・水垣偉弥の考察■大沢ケンジ
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日本で一番世界一に近い男・水垣偉弥の考察■大沢ケンジ

2013-12-11 12:20

    自分は7年前に彼と戦ったことがあるのだが、いままで戦って来た選手の中で一番対面したときに恐怖を感じた。多くの日本人ファイターがUFCで結果を残せずにいた中、特に際立った武器がないように見える水垣が安定した成績を残せる理由を自分なりに考えてみた。


    先週7日土曜日にオーストラリア・ブリスベンで行なわれたUFCUFN33)に、バンタム級10位の水垣偉弥が登場した。試合ではナム・ファン相手に殴り勝ち、テイクダウンを奪い、3Rで少しバテてはいたが完勝。

    現在は世界にMMAが広まっており、多くのMMA団体が存在し、多くの世界タイトルが乱立している。しかし、世界中のほとんどの人は、その階級での世界一は誰かと聞かれれば、UFCのチャンピオンの名前を挙げるだろう。そのぐらいUFCは世界中から認知されているし、強豪選手が集められている。そして自分たちのような現役のMMA選手が世界中の人から世界一と思われるためには、まずUFCと契約し、UFCでチャンピオンにならなくてはいけない。

    今年9月にUFCで長期間にわたり活躍し、タイトルマッチも経験してUFCでのランキングにも入っていた岡見有信がリリースされたことにより、現在日本人で世界一の称号に一番近い男は、日本人で唯一ランキングに入っている水垣偉弥だ。日本中の期待を背負ってUFCに挑戦した、多くの有名選手がなかなか安定した成績を納められない中、日本では、控えめな存在だった水垣がUFCで安定して勝ち続け、いまではタイトルを狙える位置にまで来た。まさに日本で一番世界一に近い男だ。

     
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