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  • ポールダンサーは踊るよ……妖しい興行に旦那が出た話■二階堂綾乃

    2018-04-22 17:38
    65pt
    2018年にもなって「いまの新日本プロレスには猪木イズムが足りない!」などと口走ってしまうオールドファンに向けて二階堂彩乃@nikaidoayano)先生が“いまのプロレス”の魅力をお伝えする共存共栄コーナー。今回は二階堂さんの旦那さんがMMAの試合に出た話です!


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    ――このインタビューがアップする頃にはとっくに終わってますが、明日はレッスルマニアです。

    二階堂 明日朝8時からですよね? リアルタイムで見られないから後で見ます。

    ――ネタバレなしで見るんですか?

    二階堂  はい。ツイッターとかを見ないようにして……。

    ――アヤノさんってネタバレ回避タイプなんですか?

    二階堂 全然大丈夫ですね。ただ今回はネタバレしないで見たほうが面白いんじゃないかなーって。

    ――なんてたって中邑真輔がWWEのチャンピオンになるかもしれない。

    二階堂 そうなんですよー。歴史的瞬間を目撃するために、私の周りのプロレスの友達はアメリカまで行ってるんですよ。

    ――へえー。

    二階堂 ジャンさんは行くつもりはなかったんですか?

    ――ボクはいつなんどき自宅観戦派なんですよ。会場だと細かい攻防が見えづらいときがあるし、テレビだと実況・解説付きでわかりやすいし、現場取材してもわからないことが多すぎる……という言い訳をして会場には出かけるつもりはありません(笑)。

    二階堂 ハハハハハハ! 私も特等席は自宅だと思ってます。テレビで見ながらツイッターをチェックしたり、 誰かとやり取りしたりできますし。

    ――いまはどうだか知らないですが、PRIDEなんかのビッグイベントだと、プレスルームのテレビ画面を見て記事を書いてるマスコミは多かったんですよ。

    二階堂 えっ、会場に行ってるのに?

    ――大会場だと余計にわかりづらいところがあるんでしょうね。試合後のコメント取れる以外は会場に行く理由はないのかなって。

    二階堂 RIZINなんかだと私も会場に行っても、家に帰ってから録画したものを見直したりしますね。

    ――現場で会場の熱を体感したい気持ちも充分わかります。

    二階堂 お祭りを味わう感じですよね。明日のレッスルマニアも現地には行けないですが、そんな感じです!

    ――今日はその中邑真輔よりも愛してる旦那さん(小森真誉)の試合があったということで。

    二階堂 ウフフフフフ。プロでは5試合目なんですが、試合があったのは4月1日。新日本プロレスのビッグマッチと同じ日だったんです。

    ――新日本の両国大会ですね。

    二階堂 私は新日本プロレスのサイトでイラストの仕事をしてるから「両国に来ないで八王子のよくわからない格闘技の大会に行ってるぞ」と思われたらどうしようって(笑)。

    ――旦那の応援ですから仕方ないです。

    二階堂 今回は「DEEP八王子超人祭り!」に出たんですけど……一言で言えば、妖しい世界でした。荒削りというか、UFCやRIZINのような洗練されてない感じが新鮮で。いまの時代の格闘技じゃないみたいでした。
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  • 大ショック!! ベラトールヘビー級GP、日本から見られなくなる…

    2018-04-22 16:39
    65pt
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    この記事はAbemaTVのベラトール放送未定……の騒動を語ったDropkickニコ生配信を編集したものになります(語り:ジャン斉藤)


    いやあ、大変なことが起きてしまいました。直近に予定されているベラトールの4月28日大会がAbemaTV番組表に記載されていませんでしたが、ショックなことに今後の中継は未定という情報が関係者筋から入ってきました。これは大悲報ですねぇ。

    これにより現在開催中のベラトールヘビー級GPは、4月28日のヒョードルvsフランク・ミア、5月12日のライアン・ベイダーvsキング・モーの1回戦、そしてこのカードはGPではないですが、5月25日のミルコ・クロコップvsロイ・ネルソンが日本からは見られなくなってしまいました。うーむ、せめてあと1ヵ月、なんとかならなかったんですかね(笑)。

    つい先日DAZNのUFC中継もナンバーシリーズは放送しなくなったことがひっそりと発表され――もちろんWOWOW時代からPPVを買わずにナンバーシリーズを見られたことはありがたいことだったんですが――ベラトールの件と合わせてダブルショックな事態ではあります。

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  • ベルトに届かず…されど「世界に届いた中邑真輔」のレッスルマニアを語ろう■斎藤文彦INTERVIEWS

    2018-04-20 08:00
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    80年代からコラムやインタビューなどを通して、アメリカのプロレスの風景を伝えてきてくれたフミ・サイトーことコラムニスト斎藤文彦氏の連載「斎藤文彦INTERVIEWS」。マット界が誇るスーパースターや名勝負、事件の背景を探ることで、プロレスの見方を深めていきます! 今回のテーマは中邑真輔衝撃結末のレッスルマニアです!



    Dropkick「斎藤文彦INTERVIEWS」バックナンバー

    ■馬場、猪木から中邑真輔まで!「WWEと日本人プロレスラー」

    ■WWEの最高傑作ジ・アンダーテイカー、リングを去る

    ■『1984年のUWF』はサイテーの本!
    ■伝説のプロレス番組『ギブUPまで待てない!!』 

    ■「現場監督」長州力と取材拒否

    ■ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツ…ヘビに人生を飲み込まれなかった男


    ■追悼ジミー・スヌーカ……スーパーフライの栄光と殺人疑惑

    ■ドナルド・トランプを“怪物”にしたのはビンス・マクマホンなのか




    フミ 今回のレッスルマニアは残念ながらボクは現地取材に行ってないんですよ。レッスルマニア・ウィーク中に行なわれたNXTテイクオーバーやホール・オブ・フェイムなどはWWEネットワークですべてチェックしてるんですけどね。

    ――今回のレッスルマニアは例年以上に日本からメディアやファンが現地を訪れてるように見えたんですけど、この結果にみんな腰を抜かしたんじゃないかなって。

    フミ それはどうしてですか?

    ――正史としては“史上初”ではないんですが、中邑真輔が日本人初のWWEヘビー級王座を獲ると思っていたのに、まさかの王座奪取ならずだったので。

    フミ たしかに「中邑真輔がWWEのチャンピオンになる」ということが確定事項のようになってる雰囲気はありましたね。なぜそうやって信じこんでしまったかといえば、ロイヤルランブルで優勝したレスラーはレッスルマニアでチャンピオンになるケースが多いんです。だからこそ今回はWWEが外してきたという説もあるんですね。

    ――中邑真輔が負けた瞬間「さすがWWEだな……」って唸りました。いや、もし自分が現地観戦していたら空いた口が塞がらなかったかもしれませんが。

    フミ 中邑真輔がAJスタイルズのスタイルズ・クラッシュでワンツースリーを取られたときは「えっ!?」という驚きがありましたね。みんなもがあっけにとられていたでしょう。同じ日本人レスラーのASUKAもシャーロット・フレアーのベルトに挑戦して敗れましたが、こちらはどちらかといえば世界王座奪取は難しいんじゃないかと考えていたんです。

    ――ASUKAが頂点に立つのはまだ時間がかかるんじゃないかと。

    フミ 中邑真輔の場合は今回のレッスルマニアでチャンピオンになり、そのあとの物語を想定する声が挙がっていたんです。レッスルマニア以降はチャンピオンとチャレンジャーが入れ替わってのリターンマッチ・シリーズ。チャンピオンの中邑真輔に挑戦者のAJスタイルズが挑む抗争がサマースラムくらいまで続くんじゃないかと。

    ――ところが中邑真輔は敗れ、試合後にAJスタイルズの前に跪いてベルトを渡すふりをして金的攻撃を見舞ってまさかのヒール転向。日本からの視点でいえば「日本人初のWWE王座奪取」がポイントで、今回のレッスルマニアを一つのクライマックスとして捉えていたので、この展開はさすがに驚いたんだと思います。

    フミ でも、それでは映画でいえば「THE END」のシーンになってしまいますよね。WWEはどこまでいっても連続ドラマを見せていくし、ただのハッピーエンドでは終わらないことが多いんですね。レッスルマニア翌日の『ロウ』、その翌々日の『スマックダウン』は、海外のドラマでいえば新シーズンの第1話に相当するんです。実際にニューカマーが続々と登場してきました。中邑真輔のいる『スマックダウン』にも新展開が起こっていて、『スマックダウン』のGMだったダニエル・ブライアンが復帰をはたして、その後釜には前日の『ロウ』で引退宣言したばかりのペイジが就任しました。新たなGMとなったペイジが初めて手掛けたメインイベントがAJスタイルズ vsダニエル・ブライアンのシングルマッチ。いきなりのビッグカードの試合途中にヒールに転向したばかりの中邑真輔が乱入してきます。面白いのはキンシャサを最初にぶつけた相手はダニエル・ブライアンのほう。返す刀でAJスタイルズにもキンシャサをぶち込んだんです。

    ――中邑真輔はダニエル・ブライアンも標的にするというわけですね。

    フミ これでAJスタイルズ、中邑真輔、ダニエル・ブライアンのトリプル・スレット・マッチまで想像できるんですが、まだ中邑真輔のヒール転向を受け止めきれない日本のファンも多いと思うんですね。

    ――ちょっと展開が早すぎますね(笑)。

    フミ これは各方面で論じられたり、報じられてることではあるんですが、WWEに昇格してからこの1年間、中邑真輔はまだWWEの長編ドラマの登場人物にはなっていなかったんじゃないかと。あくまで国際的なスターとしてWWEにやってきたゲスト的な扱いで。

    ――まだゲストだったと。

    フミ WWEでは破格の扱いでした。あのジョン・シーナからシングルマッチでフォール勝ちをする。ジョン・シーナからワンツースリーを取れる人ってなかなかいないですよ。ランディ・オートンとシングルでやったときは、オートンの必殺技RKOをしっかりと防御して、キンシャサでまたもワンツースリーを取りました。ジンダー・マハールのベルトにも挑戦したときはシン・ブラザーズの乱入もあって負けるんですが、トップレスラーとしての扱いだったんです。そしてロイヤルランブル優勝という流れがあったからこそ、 今回のレッスルマニアでは王座獲得は確定だろうとみんな信じていたわけですね。

    ――いやあ、そう思っちゃいますよねぇ。

    フミ ロイヤルランブルで優勝した中邑真輔は、ブロック・レスナーのユニバーサル王座、AJスタイルズのWWEヘビー級王座、どちらかの指名権を得ました。マイクを向けられた中邑真輔はAJスタイルズを指名しました。するとAJスタイルズは「これはドリームマッチだ!」と中邑真輔の挑戦を喜びます。

    ――AJスタイルズの新日本ラストマッチ、2016年1月4日東京ドーム以来の再戦。感慨深いものはあるでしょうね。

    フミ 新日本時代からの2人の物語を知っている日本のファンにとっては魅力的なカードです。でも、アメリカのプロレスファン、つまりWWEユニバースにしてみれば、中邑真輔とAJスタイルズの2人のそれまでの関係は知らないんですよ。それにアメリカでは滅多にやらないベビーフェイスvsベビーフェイスという構図。アメリカンプロレスのセオリーに当てはめるならば、いずれどちらかがヒールにならないと成り立たない。ところがベビー同士のままレッスルマニアを迎えてしまったんですね。

    ――日本からすれば、ロイヤルランブル優勝、日本人史上初王座獲得、AJスタイルズとの関係……という物語がスムーズに進んでいたことで、ベビー対決の違和感を感じなかったかもしれないですね。

    フミ “日本の続き”ということでWWEの中のお話として見られなかった。これはWWEが日本を無視してるというわけじゃないんですが、WWEは日本のマーケット、日本のオーディエンス、日本のファンだけを視界に入れてストーリーを作ってるわけではないんです。日本はあくまで世界のマーケットの中の一つに過ぎず、大きな流れはあくまでもアメリカを中心として考えてるんですね。それはつまり今回のヒール転向により、中邑真輔はいよいよそのWWEの大河ドラマの登場人物に加わったと言えますね。

    ――お客様から登場人物に切り替わった。


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