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小説を書いてみた
2024-03-28 05:0020pt多くの人が知らないかもしれないが、自分は実は作家です。
もしかすると、アリエナイ理科ノ大事典シリーズが出ていることを知っているという人もいるかもしれません。数年前にアリエナクナイ科学ノ教科書という本で、SF系大賞の1つである星雲賞をとったことがニュースにもなったりはしたので、ひょっとしたら知ってるという人もいるかもしれません。
漫画原作は、現在「科学は〜」で、角川でやっておりますが、実はそれ以前にもかなりいろいろな作品を作っていたりしますが、大半はコミック化などもされず、漫画に関しては単話、単発で終わっているものばかりで、単行本というものは出したことがありませんでした。
コミック版「科学は〜」は、なんだかんだで1巻あたり数万部という安定した部数になっており、お陰様で楽しくシナリオ製作をさせて頂いてます。先日10巻で完結したあとも、続科学〜と、まだまだ続けさせてもらっているのはご存じのかたも多いかも知れません。
自分の草稿は編集者と漫画家の先生しか読まないものなので、世間に出ることはありません。
というか、漫画原作という仕事は、編集者と漫画家以外読まないものを作るという、なかなか変な仕事です。
ちなみに漫画出版業界では、ネームまで完成させている場合のみ、漫画原作を名乗ることができ、それ以外は脚本、原案、協力、と、作品への貢献度によってランクが分かれていますが、忠実にそれを守っているのは集英社だけかな・・・という感じはあります。
自分は集英社の範疇でいうところの、ト書き(状況を説明する文面)を入れ、情景とセリフ、キャラが何をして、どうなるということを記した脚本を書き、それをもとに出来上がったネームを、場合によってはかなり前後入れ替えなどをして(もちろん漫画の先生の協力があって)、形になるというものです。
なんでまぁ、厳密には漫画原作ではなく漫画脚本家を仕事としてやらせてもらっているという感じになります。
科学〜! 漫画は、グルッペンの旦那や編集氏などと予め話し合って、大枠、出るキャラなどが決まったら、その枠組みの中で自分が こんなんどうでしょう? みたいに提案するという感じの流れで作られています。
さて、そんな一応作家の自分ですが、最近ちょっと、暇な時間をみつけては小説を書いております。
twitterなどにちょいちょい載せておりましたが、その解説とバックグラウンドを今回お話させていただければばばばば。
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新生活の人
2024-02-29 05:0020pt -
小学生のとき、子供時代が永遠に続くって思わなかった?
2024-01-25 05:0020ptいやー2024年も始まって、気がつけば一ヶ月近く経ったわけです。
本年も残すところあと11ヶ月と少しとなりました、来年もよろしくおねがい致します。
光陰矢のごとし。
月日の過ぎていくのは、飛ぶ矢のように早いとのことで、あっというまに過ぎていくと言われていますが、これは人間の時間感覚が鈍感になっていくことと、情報への鈍化が原因だと言われています。また、人間は年を取るとイベントが減っていくので、余計に無為に時間が過ぎていくように感じやすいとも言われてますね。
これを読んでる人は、中高生以降の人が多いと思うので分かると思うのですが、小学校6年間は、体感的に凄まじく長かったイメージないでしょうか。それは小学校くらいの年齢だと、社会的に出会うものが珍しく、それこそ学校の勉強はもちろん、社会のルール、見る生き物、食べるもの、すべてが「人生初」なことが多く、その対応に脳が常に爆裂変成していくので、情報密度が段違いです。
一方中学くらいになってくると、まず学校のテストが中間期末くらいで、人生初が流石に減ってきます。そうなると、急激に情報密度が下がってきて、1年間が短く感じます。30代ともなると、中高の記憶が混ざるくらいには、情報密度が低いわけです。勉強の内容は高度化しても、学習することも、学習の仕方を脳が作っているので、小学生ほどの負担はない場合が多いです。逆に小学校高学年か、中学生の間に自分の脳の勉強に対するルーチン構築ができないと、「勉強ができない」という性質が年齢を経るごとに強くなっていきます。
この「勉強ができる」ルーチンというのは、人によってマジでぜんぜん違うので、人の勉強方法を聞いてもピンとこないどころか参考にさえならないことが多いわけです。まさに学ぶというのはまずは自分を知るということで、偉そうに言ってる自分も、学生時代はマジでクソでした。
今もまぁクソですが(笑) 今はクソであるという認識があるので、このクソ以下の頭にどうやって情報を入れるのがいいのかを無理くり考えるというようにできるようになった・・・程度です。
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ジングルメリーもう〜いくつ寝るとあけまして!
2023-12-28 05:0020ptてなわけで、年々年末でございますね。
今年もあっというまに過ぎ去りました。
超会議やら教育系youtuberのイベントやら、めまぐるしくあって本の町神保町とのコラボもつい先日終わったところです。今年は、なんと理科年表ともコラボがあって、理科年表のコラボ表紙をやらせていただくことにもなったりと、あちこちにお呼びがかかった年でもありました。
そんな慌ただしい合間でも、基本的にアニメや映画は時間をみつけては見ています。今年も面白いアニメ、映画、いろいろありましたねぇ。ドクターストーンも第三期すごかったですねぇ・・・
そんなこんなで、みなさんは年末をゆっくり過ごされている方も多いとおもいますので、今年を振り返って、面白かった、印象に残った作品をざっくり紹介しておこうかと思います。
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今年は変な季節が多い年でした・・・
2023-11-30 05:0020ptいやー今年を振り返って、なんか妙な季節感の1年でしたね。
春先はいきなり猛烈な暑さだったり、雨がザーザー降って、梅雨には降らない・・・夏は灼熱で、秋がなく、突如冬がやってきたとおもったら、昼間だけ20℃だったりと、もう何を着ていいかわかりませんね。オールシーズン対応の全裸モヒカンでいきましょう。
さて、のっけから、告知っぽい話なのですが、現在「本の町」神保町とのコラボを行っております。
https://www.shosen.co.jp/event/15680/
本屋ばかりが立ち並ぶ知る人ぞ知るマニアックな町なのですが、文具専門店や古書専門店は、辞書専門だったり、江戸時代の本ばかりある店や、昔のアイドルの専門店・・・理系古書専門など、かなり尖った店が多いので、そうした町に足を運んでもらうフェアという形でちょこっと、薬理凶室がコラボしているという感じです。自分のレシピのローズアップルパイや、不思議なお菓子や、本が出来る前のゲラや、動画でみたあれこれが展示されていたりします。
そんな感じでいろいろ面白いものが見れると思いますので、是非とも皆さんも足を運んでみてください。12月の後半まではやっているはずです(グッズは無くなり次第終わってしまいますが・・・・)。
コラボといえば今年も上野屋さんとのコラボコートは大盛況で、煉瓦色の渋い赤系コート「ベラドンナ」、ターコイズグリーンで裏地は白+グレーの市松模様という大胆に明るい色の「エーデルワイス」。そして、現在、自分の動画で着ているヘルドクター2のブラックバージョンが現在制作中です。
コラボコートは毎度デザインや色合いをめちゃ悩むのですが、わりとしっかりとした流行調査を実は毎年行っています。本日はそんな、自分がどこをみて、「新しい」を考えているのか・・・というところをひとつ。
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ワンダーーーッ!
2023-10-26 05:0020pt2Dマリオの新作、ついに発売になりましたね。ガンギマリオこと、スーパーマリオワンダー。
どのステージも懲りに凝っていて、任天堂の底力をみせつけられるような、そんなすごいアクションゲームになっています。が、あまりにもワンダーすぎる世界観と展開に、脳がワンダーするので、寝る前にプレイしてると、すごい確率でワンダーな悪夢をみる気がして、昨日はプレイしませんでした。
普通の夢でした。
というわけで、自分は寝る前にはあのゲームはやるのはやめたほうが良さそうです(笑)
またスト6のトレモに籠もりますか・・・AKIまじやること多すぎて手が吊る・・・起き攻めキャラってことは分かってきた。
ゲームも学問も、基礎を積み重ねて、ある程度できるようになって、はじめて面白さが分かるようになるので、そこまでが遠いゲームや学問は倦厭されがちです。
格ゲーしかり、スプラトゥーンだって、相当ルールの塊のゲームですし、駆け引きがたのしめる「ある程度」まで行くのが難しいので、そこが試金石になってしまっているというのはあります。
そんなわけで、ゲームや新規の学問を始めるときに自分がどんなかんじでやってるのか、まとめておきましょう。
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え〜 流行病とかけまして、個性派監督の邦画と解きます そのこころは
2023-09-28 05:0020ptえ〜 どちらも、キレのよい終わりは期待出来ません。ペンペン
さて、そんなお先真っ暗森のクラムボンが黒体放射するくらいの絶望エントロピーが無限放散するご時世ですが、みなさまお元気にしておりますか。ソウルジェムは無事ですか。生きてますかー!!
てなわけで、ワタクシめも、このたび過労心労クライマックスからの病床に伏しておりまして、久しぶりによく寝ました。いや気絶してました。意識の向こうで三途の川の水質調査をしておりました・・・。
さて、この病床で助けになったのが、普段の自分の蓄えというか備えです。
備えあれば嬉しいなという諺があるように(無い)普段から、思いつく災害などのトラブルに対して、いらぬ備えをするのが趣味みたいに言われているくらいの心配性でして、くだんの病禍の始まりの頃は、それはグルッペンさんやらに、これは買っておきましょう コレモあるといざという時一人勝ちですぜゲヘヘみたいに怪しい訪問勧誘員よろしく余計なものを買わせていたくらいのお節介でもあります。
まぁそんなこんなで、薬理凶室自体が、なんか困ったときに呼んだらなんとかしてくれそう・・・みたいな、深夜テレビのあいまにやってる、水道屋みたいなイメージになっているのはありがたいことではありますが(笑)
閑話休題、そんなわけで、今回病床に伏して分かった、一人暮らしないし、家族がいても、病気はいっきに感染するのでマジで籠城戦になるので、最低限の装備をしておこうというお話。
たまには役に立つ話もしておかないと・・・。あ、テレビでやってる水回りの会社より、地元の水道屋を不動産屋さんに聞いておく方が早いしハズレも少なくていいですよ。
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子供向け3雑誌掲載の実績を開放しました ピコーン
2023-08-31 05:0020ptいやぁ〜 今年の夏はヤバかった・・・。
というわけで残暑マシマシ お疲れ様です。
本日は合法昔話の舞台裏を紹介しましょう。
合法昔話といえば、その昔行われていたアレでソレな話、歴史に埋もれて消えていく、教科書には残らない、裏舞台の昔話を紹介していく人気シリーズですが、もともと、第1話しか考えてなくて、第2話以降はかなりいろいろな協力の下、エピソードを集めていったという経緯があります。
第1話、「おじいさんとカラオケ」国際電話網を使って、海外のアナーキーダークウェブにもぐる話・・から偽札、盗聴器、テレホンカードと、ラジカルな暗黒技術の世界線の話をしましたが、こちらは、話の中でも説明しているように、月刊ラジオライフの協力なくしてはできていません。
ラジオライフとは今も書店で売られている雑誌の1つで、ご存じの方もいると思いますが、自分の連載ものっている、武闘派理系ガジェット・・・通信、もろもろの情報を網羅している、おもしろ雑誌で、三才ブックスという出版社から出ております。鳥取から有害図書指定をうけ、大騒動になった亜留間次郎先生の、アリエナイ医学事典をはじめ、アリエナイ理科シリーズも同様に出ている出版社です。
https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl
こちらの協力のもと、最初の頃はいろいろな技術を紹介。画面を傍受してスパイする、テンペストなどの暗黒技術をおもしろおかしく紹介してるのは、あとにもさきにもあの動画ぐらいでしょう(笑)
ラジオライフは創刊43年(2023年6月号)という老舗雑誌で、現在、雑誌というメディアはWEBやスマホの隆盛の影でどんどん消えている中、WEB版をうまく使い、それなりにまだ現存している雑誌で、自分もちょくちょく書いているので、書店で気になったら是非見てみてください(笑) だいたい科学雑誌コーナーとかにあるはずです。
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続・科学はすべてを解決する!!
2023-07-27 05:0020ptオイッス!
おはようから棺桶まで暮らしを見守る貴方の街の魔道サイエンティスト、くられ先生です。
自分の家はインターホンが古く、チャイムが鳴るだけというもので、防犯のために確認する方法がない(まぁリモート監視カメラなどはありますが)というのもあって、最新式に買い換えたのですが、子機があって、それで部屋でも出れるのが便利すぎて、これでようやく午前中の荷物くるときに掃除機かけたり音楽かけたりしても大丈夫になりました、QOL上がりますね。ここのところ家に居るのに不在通知が2回連続あって、配達の人には申し訳ないことをしたので、それがなくなって快適です。
それはともあれ、今回は、コミックアn・・・アルナで連載が始まりました「続・科学はすべてを解決する!」についてお話するのですです。
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久しぶりにゲームの話
2023-06-29 05:0020ptみなさんコンニチワ 暮らしを見守る貴方の街のマッドサイエンティスト、くられ先生です。
超会議をピークに凄まじい忙しさが少し一段落して、原稿などの仕事がはかどっております。
よく考えたら、仕事が落ち着いたので別の仕事をしているので、永久に仕事をしているのには変わりは無いのですが、自分のペースで仕事できるのは良いですね。
さて、今回は、久しぶりに自分のゲームの話でもしましょう。
以前より、ゲームの話はよくしてますし、格ゲーのやりこみの話なんかもしましたので、すごいゲームをいろいろやってるように思われてそうですが、実は自分はあまりプレイするゲームの種類が多くアリマセン。
まず3D酔いするので、自分で視点切り替えしないといけないタイプの3Dゲームはほとんどだめで、例外的にできるのが、スプラトゥーンとピクミンシリーズくらいでしょうか。
そういや7月にピクミン4が出るので超楽しみですね。3はなんか物足りない感じだったので、4はやりこみ要素満載であってほしいですね。
3D視点のゲームは、近年のフリーランゼルダとかもやってはみたものの、マイクラと同じくらい酔うので、だめだな・・・という感じで、実はモンハンもろくにやってません。
格ゲーはまぁ、ご存じの人も多いと思いますが、一応上位5〜10%には入るように、一応普通のレベルではやってる勢です。
今回は自分の好きなジャンル、探索アクションゲーの魅力に迫ってみたいと思います。
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