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岡田斗司夫の毎日ブロマガ「一票に責任を持たせたい」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岡田斗司夫のニコ生では言えない話  岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2016/07/03 ─────────────────────────────────── おはよう! 岡田斗司夫です。メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。かたっぱしから答えてみましょう。 ───────────────────────────────────「一票に責任を持たせたい」  イギリスのEU離脱選挙についてです。  離脱に投票しながらも、その後の株価急落などを知り、後悔しているというイギリス人の記事を眼にしました。    最終的な責任は投票した有権者が負うという民主主義の建前に従えば、自業自得なのでしょう。  しかし正直、自分の投票にそこまでの責任を持っている人は、私を含めて、あまりいないと思います。  都知事選ならともかく、その他の国政選挙に際し、もう少し自分の一票に責任を持たせるにはどうすれば良いのでしょう?    ───────────────────────────────────  投票した有権者が責任を負うっていうのは、銀河英雄伝説の論法だね。  イギリスがEUを離脱して、その結果、経済が破綻してボロボロになっても、 数年後にまた選挙をやって、またEUに戻ればいいんじゃないの?  “国”っていうのは連続性があるものですから。  戦争を始めるわけじゃ無いんだし、取り返せないほどの失敗でもないと思いますよ。  今回の件も、ニュースとかで「老人がEU離脱を言い出して、若者がその被害を受けている」と言ってるけどね。  もし本当にそうだとしても、5年後か10年後にもう一回選挙をして、EUに入ればいいだけだと思うんだよ。  それよりも、選挙結果に関して、自分の意に沿わないからといって、民主主義の仕組みそのものを否定したり、国を分かつような考えになっちゃう方が危険だと思いますね。 【まとめ】  戦争でもない限りは やり直しが出来るので、もう一度選挙すればいいだけだと思います。  それよりも、結果が意に沿わないからと民主主義の仕組みを否定する考えの方が危険だと思います。  

岡田斗司夫の毎日ブロマガ「一票に責任を持たせたい」
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岡田斗司夫

作家、評論家 1958年、大阪生まれ。株式会社オタキング代表。FREEex主宰。常に時代の先を読み、ユニークな創造をし続けるクリエイター。アニメ・ゲーム制作会社ガイナックスを創業、社長時にはアニメ『王立宇宙軍オネアミスの翼』『ふしぎの海のナディア』、ゲーム『プリンセス・メーカー』などを手がけ、ブームを巻き起こした。その後、東京大学非常勤講師に就任。作家・評論家活動をはじめる。立教大学やマサチューセッツ工科大学講師、大阪芸術大学客員教授などを歴任。多岐にわたる著作の累計売り上げは250万部を越え、人々は尊敬の意味をこめてオタクの神様「オタキング」と呼ぶ。

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