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記事 5件
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】無名時代の新海誠を、ガイナックスは新卒採用でとれない 号外

    2012-10-29 07:00  
    220pt
    クリエイターになりたい。でも生活が心配。それでも好きな事はあきらめたくない。 やっぱり憧れの業界に入って好きな事を仕事にしたい。どうやったら入れるの? 今週のブロマガ号外は、ニコ生シンクタンクから岡田斗司夫とGAINAX赤井孝美氏との対談の模様をお届けします。
  • 【岡田斗司夫のブロマガ号外】「まどか☆マギカ劇場版」を金払って観たから言いたいこと言うよ!

    2012-10-22 07:00  
    岡田斗司夫のブロマガチャンネルでは 「まどか☆マギカ劇場版」を金払って観たから言いたいこと言うよ! 放送決定!
    「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」(後編)鑑賞直後ホカホカの岡田斗司夫が語る!好き勝手に語る。そんな岡田斗司夫のブロマガチャンネル特番を放送します。
    現在集まっている質問メールをご紹介すると ・とりあえず、100点満点で何点ですか? ・総集編らしいけどそのあたりどうなの? ・岡田さんの期待していたまど☆マギに会えた? ・そもそもTV番組の映画化ってどうなの?
    話題の映画「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語」。この作品を、岡田斗司夫が都内某映画館で鑑賞。そして鑑賞直後、速攻でドワンゴ社屋へタクシー移動、視聴直後のホカホカ状態で、まどか☆マギカ劇場版を斬りまくります。
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】不安定さゼロの職業は皇族だけ 第6号

    2012-10-15 07:00  
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    今週は、「オタクの息子に悩んでます」を大絶賛頂いた嬉しい週となりました。  仲野徹さん、小飼弾さんなどの有名評論家から、一般の読書の方まで、  どれを読んでも褒め倒し。  Amazonのレビューも、8人が8人とも☆5つの高評価。  「賛否両論」「話題沸騰」だった今までの書籍とは全く違った反応に  岡田も舞い上がっております。   さて、そんな「オタクの息子に悩んでます」のもとになった「悩みのるつぼ」NHKセミナー。  セミナーの最後では、岡田が参加者のリアル人生相談にも直接のっています。  即興でガンガン答えていく岡田の手腕が見事です。   よくある「安定した職業」問題も、メーターというツールを導入すると、かなりはっきり見えてきます。  まずはハイライトでお届けします。   男性1:地元で最近習い事を始めまして、それがすごく気に入ってて、ずっと続けたいんです。でも今の仕事が不安定なので就職もしたい。今25歳なんで、早めにちゃんとした会社に。でも、会社によっては地元離れることになって、その習い事に行けなくなっちゃうかもしれない。
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】ガイナックスが生まれた本当の理由 第5号

    2012-10-08 07:00  
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    毎月第一月曜日はニコ生岡田斗司夫ゼミの放送日。
    今号では、9月27日(木)に放送した番外編『ニコ生岡田斗司夫ゼミ ブロマガ開始記念「誰も知らないガイナックス」+「なりすまし人生相談」 』から、運営S田(助田)がおすすめするハイライトを紹介します。

    この回のハイライトはズバリ「ガイナックスが生まれた本当の理由」でしょう。
    ガイナックスといえば、皆さんご存知『新世紀エヴァンゲリオン』や『ふしぎの海のナディア』、『トップをねらえ!』など、数々の社会現象を引き起こしたアニメを作り出している映像制作プロダクションですよね。そもそもガイナックスはなぜ、生まれたのか?
    実はいままでどの媒体にも掲載されなかった「本当の設立の理由」があるらしいのです……。


    岡田:あのねぇ、ガイナックスの事でね、これまで書けなかったことがあってね。それが何かっていうと、ガイナックスの立ち上がりの話。
    ガイナックスって、伝説的にも、まあ僕が今まで書いた文章でも、大阪にわりと優秀な奴が集まってアニメを作りたいと思った、だから東京に行ってやったんだっていう、成功的な、なんか正統派なサクセスストーリーとして書いてるわけ。
    でもね、実際はダイコンフィルムからゼネラルプロダクツっていう僕がやってたお店、そしてそこからガイナックスっていうのはね、そんな綺麗なものでもなんでもない。

    あのね、ガイナックスの直接のスタートの原因というのは何かっていうと、まぁなんて言うのかなあ、俺の人望がなかったからというか……なんだよな。
    それはなんでかっていうとね、まずスタッフの要求を、しっかり僕は汲み取れないというのもあるし、あと庵野(秀明)くんがどんなに『帰ってきたウルトラマン』という8ミリ特撮映画に命を懸けているのかを分かっていながら、スケジュール通りに上がらないという理由で庵野くんを監督から降ろしちゃったりとかさ。いろんな理由があるんだよ。
    でもねぇ、自分自身でもね、これが最大だったなぁと思うのは、なんかね、その当時の、……こっから先は本当に誰も聞いたことのない話になるので、やだなぁ~。

    その当時、俺ねぇ、俺あの、一緒にSF大会とかスタッフやっていた子とさぁ、あのー、付き合ってた彼女がいるというか、結婚までしてたんだけども、浮気しちまってさあ。
    で、その女の子が「私はこれからどうなるんですか。岡田さんにはちゃんと奥さんがいるのに…」って言ったら、俺が「まぁまぁまぁまぁ」みたいな、その場限りの誤魔化しをしてたわけだよ。
    (視聴コメントを見て)「ええええええ」とか「最低だw」とか……。そう最低です。はい。すいません。
    最低だからこれまで話できなかったしさぁ、したくなかったんだけどさぁ。もうしゃあないよ、俺の仁義の通し方はねえと(笑)。で、その女の子が他のスタッフに相談してバレて、俺はもうほとんど全員から吊し上げられたんだよ。そんなことしていいと思ってんのか、っていうのもあるし、もうお前とはやってられないっていうふうに言われたのもあって。もう僕がその時に思ってるのが……。

    (視聴者コメントを見て)「そういうやつだとは思わなかった」「斗司夫にはガッカリだよ」、悪かったな(笑)。「娘さん見てるのか」、見てないと思うけどいずれ見ることになると思うよ。俺もうねぇ、娘は十年(俺に)口をきいてくれないと覚悟しながら喋ってんだけども。で、その時にね、もう俺、これ大阪にはいられないなぁと思ったのは本当なんだ。
    それがねぇ、ガイナックススタートの、僕にとって一番デカいきっかけだ。つまり、これまで自分の身内、家族以上の存在で、一生一緒にやってくと思ってた人ら全員から「お前のことを軽蔑する」「お前となんか仕事できない」って言われて、反省して頭さげて「もう一回やってください」っていうような可愛げも俺にはなかったんだよな。

    そうじゃなくて、じゃあ大阪にいられないんだったらどうすればいいんだろうっていうふうに思った。
    その時にやっぱりね、同じように考えたのが『オネアミスの翼』の監督の山賀(博之)くんで、山賀は山賀で「このまま大阪で幸せになってたまるか」って思ったんだよな。
    なんでかっていうと、庵野とか赤井って、そこそこ大阪で幸せだったんだよ。
    庵野は、『帰ってきたウルトラマン』途中で監督降ろされたとはいえ最後まで作って、次は何を作ろうかっていうふうに考えてたし。東京で『風の谷のナウシカ』とかに呼ばれて時々東京に行ってアニメーターやって、また大阪に帰って自主映画するっていう、すごい良いバランスで生きてたわけだ。
    いわゆるなんか、博多を本拠として東京に来て稼いでいる博多華丸・大吉みたいなポジションだったわけだよな。
    で、赤井くんは赤井くんで、特撮映画やりたかったから、でも東京に行って特撮映画やるっていったら巨大なスタジオシステムっていう、映画業界の中の一番下に入って何ができるのかって。
    雨宮慶太がどこまでできるっていうのか、河崎実がどんな目に遭っているのかっていうのを考えたら、そんなところに俺は行きたくないというふうに、まぁ赤井君は言っていたよ。
    じゃあ、やっぱり大阪で自主映画、8ミリやったんだから、次は16ミリ、その次は35ミリというふうに、だんだんだんだんスケールアップする――赤井くんはそういうふうな意味ではすごい戦略家であると同時に堅実家だからさ、そういうふうに考えた。
    でも山賀だけは、このままで大阪の田舎で、自主映画ですごいメジャーな奴になるっていうだけで果ててしまうのは嫌だと。
    でも、もうこの集団っていうのはここで満足してしまいそうだというところに、降って湧いた、その俺のやつがあったわけだよ。

    で、俺の方は俺の方で「もう大阪には居てられないー」って思って、山賀のほうは山賀の方で「岡田さん、大阪にいられないんだったら東京に行きましょうよ」って(笑)。
    俺はその時に、山賀と一緒にアニメ作るっていうのを、なんだろな、ほとんど逃げていく先みたいに考えてたんだよな。
    でも、ンー……百に一つじゃないな、4対1、3対1か、25パーセントくらいの勝ち目はあるというふうに見えたんだ。
    現在のアニメ業界とか、僕らが持っているものとか、あと大阪ですべての信頼を失ったとしても、現状自分が動かせる人とか影響力から考えて、東京行って、ものすごく働いて、ものすごく良い社長になって、ものすごく良いプロデューサーになったら…成功率25パーセントか、もうちょっと上までいけるんじゃないかな、と。
    山賀の方は山賀の方で、「成功率が例え10パーセントでも、俺はもう行くしかない」というふうに言ってくれたんだよ。
    じゃあ行こうかって言って、大阪のゼネプロ…だよな、を全て抜けて行ったんだよ。だから当時の、今のガイナックスやっている、俺と山賀以外の全員だよ、ほんとに全員、ガイナックスという会社ができるなんて誰も信じてなかった。
    俺と山賀だけが信じてた、というか山賀は「できなきゃ困る」だし、俺にしてみても「できなかったら帰るところがない」っていう状態で東京に行って、たった二人で始めたんだ。
    だから、なかなかその、ガイナックスが大きくなってからでも大阪から人を呼べなかったよね。なんかそこまでの自信なかったし。

    なんだろうなぁ、S田さんがさぁ、「誰も知らないガイナックス」って書いて、ガイナックスがどうやって誕生したのかとか語ってくださいよって言ったら、俺いやこの話語るしかない。
    でも、この話しないとさあ、大阪にただ単にすごい才能のある人たちが集まって頑張ったからできたんだ、運もあったし才能もあったし良い時代だったんだって話になっちゃうじゃん。
    でもねぇ、大阪にその時いたのは、俺にしても…その最低の俺にしても、山賀にしても庵野にしても、多分ね、この番組を見ている君らとそんなに変わらないんだよ。そんなに変わらない奴らがガァーっとやってたから、こっからアニメ作るぞ、と。
    バンダイにプレゼンして3億円とか4億円の劇場の映画作るぞって言っても、ほんとに誰ひとり信じてくれなかったんだよな。だから、なんかねぇ、あんまり英雄談みたいに考えてほしくないっていうのはあるなー。

    (企画・編集:ドワンゴ 助田徹臣)


    ◆【今週の書き起こし】ニコ生岡田斗司夫ゼミ番外編 9月27日放送分 全文書き起こし
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】「壮絶、シングルマザー」にも効く岡田式人生相談の奥義伝授!第4号

    2012-10-01 07:00  
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    朝日新聞に掲載される人生相談コーナー「悩みのるつぼ」には、身につまされる身近な悩みから、驚くほど悲惨で切迫した問題まで、様々な相談が寄せられます。 例えば、編集部が思わず「壮絶!シングルマザー」というタイトルをつけた、まるでドラマのように悲惨な人生を歩む女性からの相談。 読者全員が息をのんだであろうこの相談も、岡田の冷静な分析にかかれば、単純な問題に見えてきます。ここに、岡田式人生相談の奥義が隠されています。 その手際を、ハイライトでご紹介します。