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記事 7件
  • [久田将義]旧車会脅迫事件と不良少年と少年犯罪の傾向【ニコ生タックルズマガジン】

    2018-11-12 20:00  
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    旧車会脅迫事件と不良少年と少年犯罪の傾向




      某テレビ番組から問い合わせの電話があった。10月に起きた、ある脅迫事件についてである。東京・調布を中心に活動している旧車会メンバーが、一般人を脅して三回に分けて15万円取ったというものである。日刊ゲンダイが報じていたので読んでみると、国心会という名前の旧車会で、そこの初代と二代目総長が逮捕されている。
     要約すると、被害者Aさんが国心会と走ったので、それを誰かに言ったところ、初代と二代目総長に調布市内の公園に呼び出され「国心会、かたってんじゃねえ」と脅されたというのである。
     僕は旧車会については、そんなに取材していないが、旧車会が出現した当時は、暴走族0Bがすっかり落ち着いて、走る事だけを楽しみに活動をしているというイメージだった。が、最近は物騒なチームもいるとは聞いていた。
     道路交通法が改正されてから、暴走族は激減した。ほとんどいなくなったと言ってよいくらいだ。とは言え、調布というと暴走族では、ルート20という有名なチームがあったので、国心会というのは、その流れを汲んでいるのかなと想像した。
     道交法が改正されたからと言って、不良少年はいなくならない。人間の歴史がある限り、絶対にアウトローはなくならない。形、名称を変えて存在し続ける。
  • [久田将義]1/15(日)は公式生放送タブーなワイドショー【ニコ生タックルズマガジン】

    2017-01-14 22:30  
    「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」
    《今後の生放送予定》






    15日日曜20時放送『タブーなワイドショー』で吉田豪と久田将義が一月のニュースを斬ります。
     
     15日20時に毎月一回の放送『タブーなワイドショー』。その後はチャンネル放送↓
     今月は10日に講談社朴編集次長が殺人容疑で逮捕されるというショッキングなニュースが飛び込んできました。 朴容疑者は別冊少年マガジンを立ち上げ『進撃の巨人』の担当編集で知られている敏腕編集者。四人の子宝に恵まれ、日本を代表する出版社の編集次長になり、さらに日本漫画史に残るであろう、『進撃の巨人』を見出した人がなぜ、妻を殺害しなければならなかったのか(10日現在、容疑を否認)。 
     週刊文春が各紙の中では群を抜いた形で詳しく報じているところは、他誌記者とも電話で話したのですが「さすが文春」と舌を巻いていました。テレビでは日本テレビが他局
  • [久田将義]東松山市少年リンチ事件を分析してみた【ニコ生タックルズマガジン】

    2016-09-12 18:00  
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    東松山市少年リンチ事件を分析してみた


     
     2016 年8月、井上翼さん(16)の遺体が唐戸という地名の河川敷で発見された。大変痛ましい事件である。去年、二月に起きた川崎市中一殺人事件を思い出したのは、僕だけではないだろう。

     基本、事件の構図は両方ともほぼ同じであると僕は見ている。拙著『生身の暴力論』でも指摘した通り、1980年代後半から続き、また多発していた中途半端な不良少年が起こした残虐な事件である。

     1980年代後半から1990年代前半の少年犯罪は、「綾瀬女子高生コンクリ事件」「名古屋アベックリンチ事件」「市川一家四人殺人事件」「木曽川少年リンチ事件」と多発している。これらに共通するのが、前記した通りの中途半端な不良少年。あるいは不良少年もどきの犯行であるという事だ。

     川崎市中一リンチ事件同様、少年のネットワークはツイッター、フェイスブック、LINEの三つを駆使し、またSNSがなくても地元では大方、この手の噂は広まっていくものである。これは携帯電話がなかった1970年代~1980年代前半についても同様の事が言える。

     地元ネットワークの濃さが、この手の少年犯罪の特徴である。

     
     東松山市の場合。東松山駅にたむろしている「パズル」という赤ギャンのメンバーを中心とした少年たちの犯行であるとして取り調べが進められている。

     井上さんは、「パズル」のメンバーではなく周辺でたまに、顔を出したりする程度の仲だった。僕はまとめサイトや2chを見ないので分からなかったが、今回、検索してみると井上さんもメンバーの一人だという書き込みがあったが違うだろう。

     
     暴走族と違い、チーマー、ギャングなどは縦のつながりが弱く、たまたまチームのパーティに参加したりつるんでいたりするだけで「俺、○○(チーム名)何だけど」という自称が多いのが特徴である。井上さんはそういう自称すらしていなかったのではないかと思われる。

     
     東松山市と言っても読者の方はピンと来ないかもしれない。埼玉県でもさほどの繁華街ではないからだ。「地方の街」ぐらいの認識だろう。不良少年というと代表的なのが暴走族で、その戦闘力や団結力はギャングよりも「強い」とされてきた。が、昨今では少子化と道路交通法により数が少なくなっている。そこで台頭してきたのが暴走族ほどつながりが強くはないが、集団化してきたギャングや愚連隊の存在だ(と言っても警察庁が認定した準暴力団、関東連合や怒羅権のような人脈や凶暴さは見当たらない)。

     
     ギャングはたまにビッグスクーターに乗ったりはするものの、基本、街にたむろっているが、東松山市で言えば、遠出をすれば池袋や近くでは大宮等の街がある。十数年ほど前に池袋でギャング同士の抗争があったが、それぞれのチームは東武東上線等の電車で池袋まで来ていたのが特徴的だった。

     
     東松山の不良少年事情でいうと、暴走族では、戦闘的で右翼的なチーム「A」というのが幅を利かせていた。レディースも有名な「B」というのがあった。両方とも現在は解散している。

     ここからは想像だが、これら暴走族のOBで何人かは地元のヤクザ組織に入ったり、右翼民族派団体に進んだ者がいるだろう。いわゆる半グレ(準暴力団)である。
  • [ニコ生タックルズ放送まとめ!]久田将義×中田薫【ニコ生タックルズ未解決事件ー消えた殺人者たち】【2014年9月4日放送】

    2014-09-24 01:00  
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    [ニコ生タックルズ放送まとめ!]久田将義×中田薫【ニコ生タックルズ未解決事件ー消えた殺人者たち】

    皆様、こんばんは!(こんにちは!)
    ニコ生タックルズの編集を放送まとめページ担当です。
    今回は9月4日に放送した久田将義×中田薫【ニコ生タックルズ未解決事件ー消えた殺人者たち】のまとめ記事になります!

    久田「今日は未解決事件および不思議な事件の特集です。今日のゲストはライターで編集者でデザイナーの中田薫君です。」
    中田「こんばんは。」
    久田「まずはうしろに戦後の未解決事件がずらっと貼ってあるのでざっくりと触れていきましょうか。後半は中田くんが持ってきてくれた事件を語ろうと思います。みなさんからの質問にも出来る限り答えていきます。よろしくお願いします。」

  • [ニコ生タックルズ編集部] アノ事件の真相「高知白バイ衝突死事故」

    2014-03-17 01:00  
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    アノ事件の真相「高知白バイ衝突死事故」
    3月13日に放送された「アノ事件の真相」にて亀井洋志さんが「高知白バイ衝突事故」の真相をお話されていました。 放送中にも紹介されていた疑惑の写真をブロマガでアップ致します! 下半身が消えてる?!こちらの写真からどうぞ。
  • 【拡張!日刊ナックルズ】「西成のマザーテレサ事件」~西成署への疑問

    2013-10-15 01:00  
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    「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、現『日刊ナックルズ』(http://n-knuckles.com/) 編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)

    拡張!日刊ナックルズ
    「西成のマザーテレサ事件」~西成署への疑問
     日刊ナックルズで短期連載的に掲載している、2009年11月16日に大阪市西成区、木津川で遺体となって発見された女医矢島祥子さんの事件は、矢嶋さんがマザーテレサを信奉していたのと、西成の労働者に正にマザーテレサのように医療奉仕していた様からマスコミは「西成のマザーテレサ事件」と名付けた。
     そして、日刊ナックルズでは二か月前に創刊した直後からこの事件を追い始めた。きっかけは、些細な事でライターも僕も忘れているほどだ。ただ、西成方面からこの事件を取材しないか、という誘いがあったから、という程度だった。この事件が今まで経験した事がないほど、奥深いものだとは知らずに……。
    http://n-knuckles.com/case/doubt/news000474.html
    上記のURLから入って頂ければお分かりのように、かなり危険な水域に取材は進んでいるようである。そこで、一反、取材班は西成から引き揚げるように、と編集責任者の僕は要請した。ライター、何人かいる情報提供者に危害が加えられるかも知れないという恐れが現実となってきたからだ。
     もし、話せればもう少し詳しい内容を今週木曜の「ニコ生ナックルズ編集部・アウトローニュース」でご報告出来ればと思うが、これも判断が難しい。
    <a href=
     この号では、もう少し俯瞰してこの事件を見てみたい。一番問題なのは動機である。
    テレビ局でこの事件を報道したのはテレビ朝日「スーパーJチャンネル」とTBS「報道特集」である。この中で「スーパーJチャンネル」が一番詳しく放送したのであるが、残念ながら関西では放送されていないという。この事件を風化させない為にも、是非関西方面でも放送してほしかったが、現在はユーチューブでも視聴できるので是非見て頂きたい。
     テレビでは「貧国ビジネス」を告発しようとして、矢嶋さんは殺害された、と結論づけていたが果たしてそうであろうか。今まで、僕の古巣『実話ナックルズ』を初め、「貧困ビジネス」については結構な媒体が記事化しているはずである。
     路上で処方箋なしの薬や違法ドラッグなどの売買は、ほぼ西成の住民は皆知っている事である。それを告発しようとして殺された……。どうも腑に落ちない。
     西成に入るには独特のネットワークが必要だ。テレビ局がふらっと入って、西成の深淵まで触れる事は出来ない。
     
  • 【拡張!日刊ナックルズ】西成のマザーテレサ事件の深い闇・続報

    2013-10-08 01:00  
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    拡張!日刊ナックルズ

    西成のマザーテレサ事件の深い闇・続報

     日刊ナックルズで短期連載の形となっている、『西成のマザーテレサ事件』。2009年11月に大阪・西成で医師矢嶋祥子さんが木津川で遺体となって発見された事件だ。

    矢嶋さんはマザーテレサに憧れ、山谷などで医師活動、ボランティアを行ってきた。大阪・西成に行き、労働者たちに対し献身的な医師活動を施してきた事から、いつしか「西成のマザーテレサ」と呼ばれた女医である。

     遺体発見当時、彼女は自殺と西成署に判断された。それは、

    遺書が見つかった

     という事によるものが大きい。ただし、矢嶋さんのご両親は医者である。我が子の遺体に異変があるのに気がついた。溺死、という西成署の死因に対して後頭部にコブがあるのを疑問に思ったのだ。
     生前、血が通っている間に出来るものがコブだ。死後にコブが出来る事はない。ご両親、及び矢嶋さんのご兄弟の嘆願により、西成署は(何と)自殺から他殺に切り替えて捜査する。

     そのコブは木津川で釣りをしていた第一発見者の二人が、遺体を発見し、引き上げようとした際に遺体をコンクリートの陸に落としてしまってつけたものだと証言。

     つまり遺書、そして第一発見者の証言によって自殺として矢嶋さんの死は片づけられそうになっていたのだ。もし、矢嶋さんのご両親が医者でなければ、またコブについて疑問を呈さなければ自殺というストーリー通りにこの事件は終わっていたと思われる。

    「ストーリー」――と、ここで述べたのにはワケがある。既にテレビでも報じられていた
    が、矢嶋さんの部屋には実は、矢嶋さんの指紋すら出てこなかった。綿密に掃除がされていのだ。チリがほとんどないような状態だった。
     誰かが、第三者の指紋を拭きとる為に事件後、部屋に入り掃除をしたのだとしか考えられない。
    そして、日刊ナックルズでは「その部屋を掃除した」と証言した人物と接触する事が出来た。