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記事 2件
  • [ニコ生タックルズ放送まとめ!]久田将義の論。【アウトロー映画論】~『アウトレイジ』『アウトレイジビヨンド』を中心に【2014年8月21日放送】

    2014-09-03 01:00  
    330pt
    [ニコ生タックルズ放送まとめ!]久田将義の論。【アウトロー映画論】~『アウトレイジ』『アウトレイジビヨンド』を中心に

    皆様、こんばんは!(こんにちは!)
    ニコ生タックルズの編集を放送まとめページ担当です。
    今回は8月21日に放送した久田将義の論。【アウトロー映画論】~『アウトレイジ』『アウトレイジビヨンド』を中心にのまとめ記事になります!



    久田「今日は『論』というタイトルで1つのテーマを論じていこうと思います。今日は『アウトレイジ』を取り上げますが、ゆくゆくはヤンキー漫画論とか三國志論もやっていきたいですね。
    僕は編集者なので映画は好きです。編集者は映画をみないとだめだって教育されましたね。でも評論家のようなことはできませんよ。僕がこれから話すのは、映画評論や文芸評論のように確立されたものではありませんが、『アウトレイジ』や『アウトレイジ・ビヨンド』のようなノワール物、暗黒映画、そういうのを僕の取材体験や実体験に絡めて語っていきたいです。北野映画はデビュー作の『その男、凶暴につき』とか『ソナチネ』とか『キッズ・リターン』とか『BROTHER』とか見ましたが、これらの映画でも現実に起きた事件をモチーフにしているんだろうなってシーンがあるんですよ。そういう背景を知ると、映画がより楽しめると思います。


  • [久田将義]ガーナ大使邸が、裏カジノで摘発に見る 映画『アウトレイジ』『アウトレイジビヨンド』のリアリティ

    2014-03-20 01:00  
    220pt

    ガーナ大使邸が、裏カジノで摘発に見る
    映画『アウトレイジ』『アウトレイジビヨンド』のリアリティ


     まるで映画『アウトレイジ』(北野武監督)のようだった。映画では北野武演じるヤクザ、大友組が某大使館を裏カジノの賭場として利用している場面があった。その映画さなからの事件。

     東京都渋谷区道玄坂のビルで裏カジノが行われていた。その場所がガーナ大使館邸だった事が、読者を驚かせた。が、裏社会では、外国大使館を利用した違法賭博(裏カジノ)については根強く囁かれていた。映画そのまままである。

     今後、東京オリンピック・パラリンピックやカジノ法案等を含め、より風俗、裏社会の取り締まりが厳しくなっていくと思われる。この流れは実は、いまに始まった事ではなく約15年以上前、石原東京都知事時代からであろう。いわゆる、歌舞伎町浄化作戦により不法滞在外国人や裏カジノの摘発が相次いだ。
     また、それより前には南米の大使館の大使の息子が違法薬物の取引にかかわっていたとされ、そのせいで殺人事件まで起きたという噂まで出回った。イラン人やコロンビア人がテレホンカードや覚せい剤の売人として繁華街で暗躍していた時の最盛期である。

     そういった、流れの中から浄化作戦が始まった。今回の事件は、そうした流れを見ていると「今さら感」がぬぐえない。15年以上前の浄化作戦からの、カジノ法案や東京オリンピック・パラリンピックが今回の摘発の遠因とみているからだ。