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記事 2件
  • [久田将義]「ゆとり世代批判」を批判する【ニコ生タックルズマガジン】

    2016-05-25 20:00  
    330pt
    「ゆとり世代批判」を批判する


     昨今、ゆとり世代批判がSNS上などで散見されます。結論を先に言いますと、無意味な議論にほかなりません。どのくらい無意味かと言うと、朝のワイドショーの「今日の血液型占い」や「今日の干支占い」のレベルです。

     これは古今東西、ず――っと繰り返されてきた世代感ギャップから生じる年配者が抱く違和感にすぎません。 例えば、団塊世代というものがあります。 居酒屋などで議論をふっかける「熱い世代」だとも言われていますが、当然全員ではありません。 新宿歌舞伎町・ゴールデン街というバーが密集した地域があります。メディアの人間の情報交換の場としても使われていた手前、僕がよく足しげく通っていた街です。 そこでは数十年前の全共闘華やかりし頃、夜な夜な議論を交わす当時の若者がいたといいます。 けれど、そういう熱い時代を過ごしてきた人でも、今ではおだやかに議論をする人を僕はたくさん知っています。 一慨に世代論では人間という存在は語れません。

    「ゆとり世代」とは、だいたいが悪い意味で使われているようです。今の20代中半から後半の人たちに向けて揶揄する表現な訳です。
     曰く
    ・誘っても酒の席に来ない
    ・仕事の話も全部メール、直接対話がない

    等の特徴があげられています。 僕はバブル後期世代の雑誌・単行本編集者ですが、上記のような事は僕もします。 体調が悪いときには上司や仕事仲間や取材先の酒席の誘いは断ります。 相手側も顔色が悪い人間とは飲みたくないでしょうから。
    またデザイナー、ライターとのやり取りもメールで済ますことも多々あります。 それでも、雑誌一冊、単行本一冊出来上がります。仕事上、問題はあません。

    世代間の違和感は永遠のテーマです(悪い意味で)。何の意味も成しません。 かつて、「ゆとり」などという表現よりももっと、ヒドイ、ある意味すさまじいネーミングの世代が存在しました。 元巨人の江川卓投手の世代です。江川氏が大学卒業後プロ野球入団のときの記者会見。大人の記者たちに向かって20前半の若者(江川氏)がこう言い放ちました。

    「そう、興奮しないでください」

     それが原因かどうかはわかりませんが、この年代は「新人類世代」と呼ばれるようになりました。このネーミングは僕は今でも強烈だと思っています。 なぜなら「人類」ではないのですから。「新しい人類」が生まれたかのように言われてしまいました。「ガンダム」に例えればニュータイプの誕生です。 「ゆとり」どころではありません。 ネーミングした人は江川氏世代に敵意すら抱いていたのではと感じさせます。
  • [久田将義]拡張!東京ブレイキングニュース『東京都知事選前夜「バブルがまた来ても良い」』

    2014-02-05 01:00  
    220pt
    拡張!東京ブレイキングニュース 『東京都知事選前夜「バブルがまた来ても良い」』 この号が出てから三日後の二月九日、日曜日に東京都知事が決まる。
    その翌日、二月十日月曜に新宿歌・舞伎町『ロフトプラスワン』にて「都知事選挙」のトークイベントを開くことになっている。
    司会は時事芸人のプチ鹿島さん。パネラーはジャーナリスト畠山理仁さんと僕。そしてゲストには今回立候補した人を無作為に呼びかけている。今のところ、五人の方からオファーがあったそうだ。後半からは経済評論家の須田慎一郎氏が参加予定だ。須田氏には、徳洲会問題などを、畠山氏は選挙中の裏話を訊きたいと思っている。午後七時半からのイベントなので、興味のある方は是非、足を運んで頂ければ幸いである。

     さて、東京ブレイキングニュースでフリーライター安積明子さんが報じたように、日曜には「銀座決戦」かのような、現在各世論調査では、都知事候補一位の舛添要一候補と二位の細川護煕候補の演説がぶつかった。記事を読んでいるとその模様が目に浮かぶようだ。小泉純一郎といういまだにスター性を持った政治家が細川候補を助けると、舛添候補は現職の総理大臣である安部晋三首相と同じく与党公明党山口那津男代表が応援に駆け付けた。まさに、総力戦である。
     安積さんの記事では自民党平沢勝栄代議士の言葉を借りて、細川陣営について冷静な批評を展開している。平沢氏は記事にあるように、地元では圧倒的な選挙強さ(造語です)を見せている人物で、彼の選挙批評は非常に興味深い。