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  • [匿名記者]歌舞伎町を中心に裏社会の地殻変動が起りつつある!?「芸能界との付き合い?あるよ、個人的にも組織的にも」

    2014-05-05 01:00  
    220pt
    「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」 日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生タックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)
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    《今後の生放送予定》

    匿名記者寄稿記事 歌舞伎町を中心に裏社会の地殻変動が起りつつある!?

    「芸能界との付き合い?あるよ、個人的にも組織的にも」


    日本で一番の構成員を誇る六代目山口組。その範囲は一部を除き日本全国に及ぶ、いや影響力
    は日本全国であろう。関東では今まで関東二十日会があったが、國粋会の山口組加入によりその流れも大きく変わった事は読者の方もご存知であろう。

    今回はその山口組の四次団体の幹部に関東でのシノギを聞く事が出来た。
    年齢は40代前半であり、ヤクザとしては一番勢いのある年齢である。
    彼が関東にシノギを求めて来たのは10年前だと言う。

    ――どんないきさつで関東に来たのか?
    「うちのオヤジ(四次団体組長)の命令だよ。東京で地盤を固めないとこれからは駄目だと言う命令かな」

    ――それまで関東勢とは交流があったのか?
    「親戚付き合いしている組があるからね、そこの近くに訳の分からない会社みたいな組事務所を出したんだよ」

    ――他の関東の組織とは揉めなかったのか?
    「揉めた事は数回あった。飲み屋とかでね、だけどこっちの素性がわかったら相手は大人しく引き下がったよ、その後に事務所に金を包んで持ってきて今後はあの店に行かないようにして欲しいと懇願されたよ」

    ――今は何処を拠点に活動しているのですか?-
    「事務所は新宿に近い場所だよ、細かくまでは言えないけどな」

    ――では自然にシノギは歌舞伎町を狙ってますよね?
    「狙ってると言うか、あそこしかないだろう。ヤクザが食える街は」

    ――一時期問題になった関東連合はどう思うのか?
    「あそこを利用してた組もあったな、だけどあそこを利用してたのは六本木を狙ってた組織だろうな、俺が思うには。うちは六本木は狙ってないし、必要ない」

    ――何故六本木は狙ってないのか?
    「俺等みたいな関西者には合わないよ(笑)敷居が高すぎる」

    ――ヤクザにとってはおいしい街は六本木よりも歌舞伎町ですか?-
  • [久田将義]歌舞伎町アンダーワールド

    2014-02-17 01:00  
    220pt
    歌舞伎町アンダーワールド
     先日、新宿・歌舞伎町で、ある「顔役」の方たちと、現在の歌舞伎町事情を訊いてきました。

    「この数百メートル四方の歌舞伎町に十年くらい前は二千二人のヤクザがいたが、今は千人。いても千五百人くらいじゃないか」という事でした。と言っても裏社会の人間が減っているのではなく、名簿に載っている人間が少なくなったようです。
     これは暴力団排除条例や暴対法の目をかわすため、実際にはその組織に属しているのだけれど、名簿に載せていないのだと言います。そうすると、警察側としては余計、取り締まりがしにくくなり、警察行政は自分で自分のクビを締めているのではないかと、思いました。ニコ生公式番組『都政の闇』でも僕は、このような事を発言しました。

     また、十五年くらい前になるでしょうか。石原都知事就任前後の話です。当時は暴対法、暴排条例も厳しくなく(暴排条例は施行されていなかった)、歌舞伎町を住吉会、極東会などが十人以上で決まった(と思われる)コースをぐるぐる回り、いわゆる地回りというものをやっていました。これはヤクザのデモンストレーションの意味もあり、また悪質なキャッチに対するけん制も含まれていたと思われます。

     僕が歌舞伎町を歩いていると、前から集団が歩いてきましたが、視力が悪いため、どんな人たちかわかりません。酔っぱらったサラリーマンの集団かと思い、少しイラッとしながらど真ん中を突っ切ってやろうとしましたが、近づいてみると、ヤクザの集団だったのであわてて、横道に逸れた事があります。

     確かに、ヤクザが集団で歩いているとおっかないです。治安が悪いように見えます。実際、その頃は毎晩、どこかの組員が喧嘩をしていたと言います。そして、実際ヤクザは怖いです。しかし、わかりやすい恰好をしていれば、多くの人が僕のように身をかわすでしょう。

     ところで、歌舞伎町という街の造りは意外とわかりやすく、以前『ニコ生ナックルズ』(現・ニコ生タックルズ)時代に「アウトローニュース」で解説しましたが、大きな幹線道路四つに囲まれた小さな盆地状の街だと思ってください。以前は沼地でした。因みに、東京の繁華街の多くは盆地であったり、沼地や池がありました。六本木、池袋は池や沼に由来する、神社や土地があります。渋谷は盆地状の街です。たぶん、これには何らかの意味があるのでしょうが、それはまたの機会に。

    歌舞伎町は靖国通り、職安通り、明治通り、小滝橋通りに囲まれています。街には並行して一番街、セントラル通り、さくら通り、あずま通り、区役所通りが通っています。歌舞伎町に飲みに来る人は一番街やセントラル通りが馴染み深いでしょうか。ドンキホーテがあり、『龍が如く』のイメージはこのあたりです。

     因みに「アウトローニュース」で解説した通り、生主の方たちがここで外配信をする際は、十分気をつけていただきたいです。外国のテレビ局や民放のテレビ局が歌舞伎町を撮影しようと、新宿署に許可を取ったはいいけれど、裏社会の人間に見つかってカメラを壊された話もあります。外配信が歌舞伎町で無事にいったとしても、それは運が良かっただけかも知れません。

     最近は悪質なキャッチが多く、特に黒人などのキャッチは手に負えない場合があります。顔役たちも僕の見解の同意で、「確かにそうだよな。一言、俺たちに通してもらえればそんな事にはならない。だが、最近さ悪さするキャッチが増えてなあ」と言います。

     歌舞伎町のセントラル通りだと思いますが、右に有名な某ラーメン屋がある道を歩いていたときの事。キャッチが僕に声をかけてきました。十メートル以上、ついてきたでしょうか。僕はたまらず「店とかに行く予定はないから」と言いました。僕の言い方も確かに、乱暴でした。するとキャッチは「どこにも行かねえんだったら歌舞伎町なんかに来るんじゃねえよ」と捨て台詞を投げて、立ち去ろうとしました。僕が「おい、今、何て言った?」と返すと、キャッチはいきなり、タバコをこちらに向かって投げて、突進して来たのです。
  • 「エロ業界苦難の日々・千葉県某市のスーパーのお惣菜売場の女・歌舞伎町のリアル~繁華街文化論」ニコ生ナックルズマガジンvol.42

    2013-11-22 01:00  
    398pt
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                       2013/11/22      久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン                                 vol.42   □日本で一番危険なWEBマガジン。ニッポンの闇をさらけ出せ!□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、 現『日刊ナックルズ』( http://n-knuckles.com/ ) 編集長 の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメ ディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。
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    <告知> 《目次》
    01. [本橋信宏]吉行淳之介らを輩出したエロ本出版社も次々倒産「エロ業界苦難の日々」 02. [久田将義]ボツ原稿をリバイバル!Back to 1990「千葉県某市のスーパーのお惣菜売場の女」 03.[久田将義]歌舞伎町のリアル~繁華街文化論 ニコ生ナックルズ リバイバル!vol.08
  • [久田将義]歌舞伎町のリアル~繁華街文化論 ニコ生ナックルズ リバイバル!vol.08

    2013-11-21 01:00  
    220pt
    歌舞伎町・リアル「竜が如く」
    2013-02-05配信    新宿・歌舞伎町をほろ酔い気分で歩いている。場所はあずま通り。区役所通りから一本、中に入った細い通りだ。もう一本入るとさくら通りになる。車が一台通れるような細い道だ。酩酊している訳ではないので、ある程度周囲の様子は認識できる。  すると前方から集団が歩いてきた。細いあずま通りをふさぐように。 「っち、横に広がって歩きやがって」  気が短い僕は、ムッとしながらその集団のど真ん中を突っ切ろうとした。が、数十メー トル先で気がついた。 「……ヤクザだ…」  突っ切るまでも、横を通りすぎる事も出来たがさっと横道にそれて集団をやり過ごした。十年前の出来事だ。
    こんな情景は現在では見ない。暴対法改正までは見られたかも知れないが暴力団排除条例以降は皆無といっていいだろう。これがいわゆる「ヤクザのパトロール」、つまり「地回り」である。当時僕は、「物騒だな」と不愉快に思っていたしあまり見たくない光景だった。  しかし、である。