• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 23件
  • 「心霊スポット探索・元暴力団組長が見る裏社会と表社会・久田さん meets 茶の間」ニコ生ナックルズマガジンvol.43

    2013-11-29 01:00  
    398pt
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                      2013/11/29    久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン                                vol.43  □日本で一番危険なWEBマガジン。ニッポンの闇をさらけ出せ!□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、現『日刊ナックルズ』(http://n-knuckles.com/) 編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメ ディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    《新刊のお知らせ》
    『関東連合 六本木アウトローの正体』(ちくま新書)が発売されました! http://goo.gl/qm5Svx  ←amazonはコチラ!
    <告知><a href=《目次》
    01.【無料記事】ニコ生ナックルズ心霊スポット探索 in 八王子城【写真】02.【拡張!日刊ナックルズ】元暴力団組長が見る、現在の裏社会と表社会の変化03.[餅田もんじゃ] 新進気鋭の謎の女性ライター再登場『久田さん meets 茶の間』
     


    【写真】ニコ生ナックルズ心霊スポット探索 in 八王子城皆様、こんばんは。ニコ生ナックルズの編集を担当しております石村と申します。先日はをご視聴いただき誠にありがとうございました。ニコ生ナックルズ心霊スポット探索in八王子城を楽しみにしていてくださった皆様すみませんでした。事前に八王子城に回線チェックに行った所、配信できる環境ではありませんでしたので急遽「久田将義が生まれて初めてカレーライスを作ってみた」に変更致しました。ニコ生ナックルズ心霊スポット探索in八王子城は後日、収録などの形を取り実現したいと考えておりますので引き続き何卒よろしくお願いします。今回は回線チェックに行った際に撮影した八王子城の写真をご紹介したいと思います!
    所在地:東京都八王子市元八王子町日本の16世紀に、当時の武蔵国に存在していた城である。天正18(1590)年6月23日、豊臣秀吉の小田原攻めの別働隊(前田利家、上杉景勝、真田昌幸ら)1万5千の軍勢の猛攻をうけて、わずか城兵約千人の八王子城は一日で落城した。北条氏の戦意を挫くため大殺戮戦が行われた。
    落城の間際に城内の婦女子達は自ら死を選び短刀で自らの首を突き、御主殿の滝に身を投げ、滝から流れる川は三日三晩赤く染まったと言う。
    (八王子城ガイドブック参照)■入り口昼間だったのでボランティアの方が八王子城案内なども行っていた。■全体図かなり広範囲、すべて周るには2時間程■入口付近■紅葉ハイキングスポットとしても有名■石橋かなり古そうな石橋所々壊れかけている■竹林風もないのに一箇所だけすごく揺れていました…■橋川の水がとても綺麗でした■分かれ道の分岐点左に行きました■看板マムシ注意!と書いてあります■御主殿の滝付近■お供え物数珠なども置いてありました■御主殿の滝落城の間際に城内の婦女子達は自ら死を選び短刀で自らの首を突き、この滝に身を投げ、滝から流れる川は三日三晩赤く染まったと言う…■八王子城全景模型■八王子城全景模型■井戸昼間は自然豊かでハイキングにはとてもいい場所だと思いました。夜は街灯は一本もなく真っ暗だとボランティアの方に教えて頂きました…

    拡張!日刊ナックルズ元暴力団組長が見る、現在の裏社会と表社会の変化

     もうすぐ日刊ナックルズ(http://n-knuckles.com/)にアップされるであろう、「六本木フラワー事件」の判決結果。主犯の見立容疑者と共に、「ミタテ・チャッピー・カンジ」とトリオのように称され、東京・杉並の30歳半ばから30歳代前半で、少し不良をかじった人間なら恐れられていたチャッピーこと国田容疑者が実刑10年、カンジこと小池容疑者の判決が実刑8年となった。
     この件については、日刊ナックルズで関東連合元幹部のインタビューを掲載するが、溝口敦氏が名づけた「半グレ」が「準暴力団」となった現在、裏社会に身を置いていた人間はその裏社会の変化をどのように見ているのであろう。
    お断りしておくが、本稿は決して、裏社会を肯定するものではない。ただ、ひとつの見解として、裏社会から、僕たちが暮らす表社会がどのように見えるのかを、参考までに頭の片隅にでも入れて頂ければ幸いである。
    「今年、世間を騒がせた関東連合のような不良グループ、愚連隊 は地方にもそういった連中は増えはじめるなかヤクザ社会は暴対法の締めつけがつよく不良グループはやりたい放題になっているのは一般人の人達でもわかるでしょう。
    昔は暴走族の中でも走りを基本にしたチーム、喧嘩上等のチームがある中でも今の若者のように一般人に被害をあたえる者はわずかだったものです。
    基本を言えば学校の教育から違うのではないでしょうか。教師が子供叱れば親が出てくる警察に訴える等それでは教師も何も出来なくなり、当たり前の授業しかしないそれで良いのでしょうか? 人の気持ち思いやりのない若者が増えるのも当たり前そんな若者が今後日本を支えていけるのでしょうか?
     
  • 【拡張!日刊ナックルズ】元暴力団組長が見る、現在の裏社会と表社会の変化

    2013-11-26 01:00  
    220pt


    拡張!日刊ナックルズ 元暴力団組長が見る、現在の裏社会と表社会の変化


     もうすぐ日刊ナックルズ(http://n-knuckles.com/)にアップされるであろう、「六本木フラワー事件」の判決結果。主犯の見立容疑者と共に、「ミタテ・チャッピー・カンジ」とトリオのように称され、東京・杉並の30歳半ばから30歳代前半で、少し不良をかじった人間なら恐れられていたチャッピーこと国田容疑者が実刑10年、カンジこと小池容疑者の判決が実刑8年となった。

     この件については、日刊ナックルズで関東連合元幹部のインタビューを掲載するが、溝口敦氏が名づけた「半グレ」が「準暴力団」となった現在、裏社会に身を置いていた人間はその裏社会の変化をどのように見ているのであろう。
    お断りしておくが、本稿は決して、裏社会を肯定するものではない。ただ、ひとつの見解として、裏社会から、僕たちが暮らす表社会がどのように見えるのかを、参考までに頭の片隅にでも入れて頂ければ幸いである。

    「今年、世間を騒がせた関東連合のような不良グループ、愚連隊 は地方にもそういった連中は増えはじめるなかヤクザ社会は暴対法の締めつけがつよく不良グループはやりたい放題になっているのは一般人の人達でもわかるでしょう。
    昔は暴走族の中でも走りを基本にしたチーム、喧嘩上等のチームがある中でも今の若者のように一般人に被害をあたえる者はわずかだったものです。

    基本を言えば学校の教育から違うのではないでしょうか。教師が子供叱れば親が出てくる警察に訴える等それでは教師も何も出来なくなり、当たり前の授業しかしないそれで良いのでしょうか? 人の気持ち思いやりのない若者が増えるのも当たり前そんな若者が今後日本を支えていけるのでしょうか?

  • 【拡張!日刊ナックルズ】肥大化する貧困ビジネス

    2013-11-12 01:00  
    220pt


    拡張!日刊ナックルズ
    肥大化する貧困ビジネス


     貧困ビジネスという言葉が、当たり前のように言われ出したのはいつの頃だろうか。現在では、貧困層を食い物にしている、いわば「悪徳ビジネス」というニュアンスで使われているようだ。

     「ホームレスや生活保護を受けなければならない人を救う」という美しい名目で、実はその受給金額がピンハネされていたとしたら、それは正に悪徳ビジネスと言わざるを得ない。

    少し前になるが永田町の自民党本部に行ってある人たちと昼間、食事をしてきた。出てきたメニューはいつものカレーライスだ。

     そこでテーマになったのが「●●(民主党系の人間)は貧困ビジネスをやっているのではないか」という事。テレビにも出ている有名人である。僕はその人物は詳しくは知らないがテレビ、雑誌などで取り上げられている事くらいは知っている。
    彼が関与しているとなるとちょっとしたスクープだ。なぜならば、貧困ビジネスには裏社会が介在しているケースが多いからだ。
  • 【拡張!日刊ナックルズ】大坂・西成のトイレの貼り紙の衝撃 「最近、便器に注射器を捨てる方がおられ、トイレの詰まりの原因となっております…」【写真つき】

    2013-11-05 01:00  
    220pt
    拡張!日刊ナックルズ

    大坂・西成のトイレの貼り紙の衝撃
    「最近、便器に注射器を捨てる方がおられ、トイレの詰まりの原因となっております…」【写真つき】


    貧困ビジネスが実は、ヤクザの貴重にシノギになっている事が明らかになってきている。
    http://n-knuckles.com/street/downtown/news000588.html

     日刊ナックルズでも報じたが、これはたまたま西成で発覚しただけであって、貧困ビジネスの市場は大都市圏において、相当広がっているのではないだろうか。

     大阪・西成における貧困ビジネスと言うたまに、処方箋なしの向精神薬、睡眠薬などを路上で販売していたり、あるいは覚せい剤なども密売していたりする様が雑誌に掲載されているし、テレビ番組でも盗撮でその模様が放送されていたりもする。

     その話の続きでいくと、西成のコンビニや飲食店のトイレの扉の前には「注射器を捨てないでください」といったような類の貼り紙がしているという。そういう注意書きの貼り紙をせざるを得ないという事は、よほど頻繁に注射器が捨てられているのだろう。

    という事で下に、実際その貼り紙の写真を掲載してみた。某コンビニのトイレの扉だが、下に注目して欲しい。

    「最近、便器に注射器を捨てる方がおられ、トイレの詰まりの原因となっております。今後も続きますと、皆様のトイレのご利用を禁止せざるを得なくなくなりますので、絶対お止めください」

    とある。写真がこれである。
  • 【拡張!日刊ナックルズ】誰もいない街・相双地区を改めて歩いてみて そして奇妙なフィクサー小泉純一郎

    2013-10-30 01:00  
    220pt

    拡張!日刊ナックルズ
    誰もいない街・相双地区を改めて歩いてみて

    そして奇妙なフィクサー小泉純一郎
    160兆円市場の試算も...小泉純一郎「脱原発」発言に隠された巨大利権の思惑|日刊ナックルズ
    http://n-knuckles.com/case/politics/news000615.html


     僕は一か月に少なくとも一回は福島第一原発で、未だに復旧作業をしている原発作業員とメールや電話でやり取りをしている。しかし、最近いわき市に行ったのは二か月前くらいで、未だ現場に取材しているライターさん達を見ると頭が下がる。
     いわき市に行った時に、相双地区にも足を延ばした。被災者でもあり、原発作業員の実家にも行った。「もう住めないっすよ」と語る彼の顔は、笑顔だったが、当然ながらそれは決して明るいものではない。
    「ちょっと待ってて下さい」
     と、言ってアルバムを探しに部屋に入って行った。僕は他人の家なので、いたずらに歩き回る事もせず、付近を見回した。漫画が置いてあった。
    「お、●●じゃん(漫画の名前は失念)」と話しかける。案外部屋は綺麗……とまではいかないが、想像よりは普通だった。その事を言うと、
    「まあ、たまに家族が一時帰宅してますからね」という返事。

     帰りに少し、彼の育った街を車で案内してくれた。
    「この神社でよく遊んだんですけどね……」と言いながら古い神社の前を通る。その神社をアイフォンで撮る。

     神社だけではない。街のそれぞれが、何気ない風景が彼の、彼らの思い出なのだ。しかし、住む事は出来ない。
    「諦めてますよ」とは言うもののそれはどこか釈然しない様子だった。当たり前だが。

     そんな彼は「反脱原発」だ。もう十年以上、原発作業員として関わってきたという、「自分の仕事に対する誇り」もあるのだろう。そこに来て、小泉純一郎の「脱原発」発言だ。いよいよ、原発作業員は肩身の狭い思いをするのであろうか。因みに、僕は福島第一原発事故、作業員を取材するようになってから、またもう住めなくなった相双地区の街並みを見てから、「脱原発」は必要だと考えるようになった。それは、作業員の彼らにも言ってある。

  • 【拡張!日刊ナックルズ】神秘の国日本

    2013-10-22 18:00  
    220pt
    「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、現『日刊ナックルズ』(http://n-knuckles.com/) 編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)

    拡張!日刊ナックルズ

    神秘の国日本
     「日本の奇習」を書いて頂けないか、という原稿依頼をしたところ吉田悠軌氏から以下の記事が贈られてきた。「おじろく・おばさ制度」である。【画像】封印された日本のタブー...人権を無視した某集落の奇習「おじろく・おばさ」
    http://n-knuckles.com/discover/folklore/news000589.html
     民俗学に興味がある僕も驚く、いわば「中世の奴隷制度」のようなものだ。勿論、現在はその地にはそのような奇習は存在しないが、日本にいくつか神秘的な伝説が存在する。
    僕が興味を持ったのはサンカだった。昔から歴史には興味があり、「歴史読本」の愛読者だったりする。教科書に載っているような表の歴史もあるが載っていない秘史のようなものもある。そして、得てしてそういった秘史に真実が隠されているものだ。などと考えている。
     サンカを始めて知ったのは、遅まきながら『月刊GON!』か「八切史観」で知る人ぞ知る八切止夫の本だったりする。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%88%87%E6%AD%A2%E5%A4%AB)
     サンカとは戦前まで存在したとされる、日本列島に縄文時代から住んでいる源日本人で、渡来人とはまた別の、独特の言語を持ち、定住を持たず山から山へ渡り歩いていた人たちの事を指す――というのが定説となっていたが、それらは最近はサンカ研究家三角寛のフィクションだった、とされているがサンカの起源はともかく、定住を持たずに移動生活をしていた人がいたのは事実だったようだ。
     と、いうのも十五年前に『ダークサイドJAPAN』という雑誌の編集長をしていた時に、「太平洋戦争時にサンカの子と遊んでいた」というブログを掲載していた、ご老人に会ったからである。過ごした場所は埼玉・長瀞だ。
     
  • 【拡張!日刊ナックルズ】「西成のマザーテレサ事件」~西成署への疑問

    2013-10-15 01:00  
    220pt
    「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、現『日刊ナックルズ』(http://n-knuckles.com/) 編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)

    拡張!日刊ナックルズ
    「西成のマザーテレサ事件」~西成署への疑問
     日刊ナックルズで短期連載的に掲載している、2009年11月16日に大阪市西成区、木津川で遺体となって発見された女医矢島祥子さんの事件は、矢嶋さんがマザーテレサを信奉していたのと、西成の労働者に正にマザーテレサのように医療奉仕していた様からマスコミは「西成のマザーテレサ事件」と名付けた。
     そして、日刊ナックルズでは二か月前に創刊した直後からこの事件を追い始めた。きっかけは、些細な事でライターも僕も忘れているほどだ。ただ、西成方面からこの事件を取材しないか、という誘いがあったから、という程度だった。この事件が今まで経験した事がないほど、奥深いものだとは知らずに……。
    http://n-knuckles.com/case/doubt/news000474.html
    上記のURLから入って頂ければお分かりのように、かなり危険な水域に取材は進んでいるようである。そこで、一反、取材班は西成から引き揚げるように、と編集責任者の僕は要請した。ライター、何人かいる情報提供者に危害が加えられるかも知れないという恐れが現実となってきたからだ。
     もし、話せればもう少し詳しい内容を今週木曜の「ニコ生ナックルズ編集部・アウトローニュース」でご報告出来ればと思うが、これも判断が難しい。
    <a href=
     この号では、もう少し俯瞰してこの事件を見てみたい。一番問題なのは動機である。
    テレビ局でこの事件を報道したのはテレビ朝日「スーパーJチャンネル」とTBS「報道特集」である。この中で「スーパーJチャンネル」が一番詳しく放送したのであるが、残念ながら関西では放送されていないという。この事件を風化させない為にも、是非関西方面でも放送してほしかったが、現在はユーチューブでも視聴できるので是非見て頂きたい。
     テレビでは「貧国ビジネス」を告発しようとして、矢嶋さんは殺害された、と結論づけていたが果たしてそうであろうか。今まで、僕の古巣『実話ナックルズ』を初め、「貧困ビジネス」については結構な媒体が記事化しているはずである。
     路上で処方箋なしの薬や違法ドラッグなどの売買は、ほぼ西成の住民は皆知っている事である。それを告発しようとして殺された……。どうも腑に落ちない。
     西成に入るには独特のネットワークが必要だ。テレビ局がふらっと入って、西成の深淵まで触れる事は出来ない。
     
  • 【拡張!日刊ナックルズ】西成のマザーテレサ事件の深い闇・続報

    2013-10-08 01:00  
    220pt

    拡張!日刊ナックルズ

    西成のマザーテレサ事件の深い闇・続報

     日刊ナックルズで短期連載の形となっている、『西成のマザーテレサ事件』。2009年11月に大阪・西成で医師矢嶋祥子さんが木津川で遺体となって発見された事件だ。

    矢嶋さんはマザーテレサに憧れ、山谷などで医師活動、ボランティアを行ってきた。大阪・西成に行き、労働者たちに対し献身的な医師活動を施してきた事から、いつしか「西成のマザーテレサ」と呼ばれた女医である。

     遺体発見当時、彼女は自殺と西成署に判断された。それは、

    遺書が見つかった

     という事によるものが大きい。ただし、矢嶋さんのご両親は医者である。我が子の遺体に異変があるのに気がついた。溺死、という西成署の死因に対して後頭部にコブがあるのを疑問に思ったのだ。
     生前、血が通っている間に出来るものがコブだ。死後にコブが出来る事はない。ご両親、及び矢嶋さんのご兄弟の嘆願により、西成署は(何と)自殺から他殺に切り替えて捜査する。

     そのコブは木津川で釣りをしていた第一発見者の二人が、遺体を発見し、引き上げようとした際に遺体をコンクリートの陸に落としてしまってつけたものだと証言。

     つまり遺書、そして第一発見者の証言によって自殺として矢嶋さんの死は片づけられそうになっていたのだ。もし、矢嶋さんのご両親が医者でなければ、またコブについて疑問を呈さなければ自殺というストーリー通りにこの事件は終わっていたと思われる。

    「ストーリー」――と、ここで述べたのにはワケがある。既にテレビでも報じられていた
    が、矢嶋さんの部屋には実は、矢嶋さんの指紋すら出てこなかった。綿密に掃除がされていのだ。チリがほとんどないような状態だった。
     誰かが、第三者の指紋を拭きとる為に事件後、部屋に入り掃除をしたのだとしか考えられない。
    そして、日刊ナックルズでは「その部屋を掃除した」と証言した人物と接触する事が出来た。
  • 【拡張!日刊ナックルズ】AKB48ジャンケン大会はガチだった説

    2013-09-24 01:00  
    220pt
    AKB48ジャンケン大会はガチだった説
    吉田豪氏の連載、「ほぼ日刊吉田豪」(http://n-knuckles.com/serialization/yoshida/ )のAKB48グループのジャンケン大会の「からくり」が大好評だ。 「AKBでビジネスしてる人がもっと身体を張った援護すべき」 AKBじゃんけん大会のその後 『ほぼ日刊 吉田豪』連載49 | 日刊ナックルズ
     要するに、ガチがガチでないか?という論争に一つの終止符を打つ形になった原稿なのだ(ここではネタばれするので書きません)。
    当日、僕も現場で観覧していたのだが、ジャンケンはガチだろう、と思う。既に各方面から指摘されている通り、選抜メンバーが松井珠理奈、北原里英以外入っていないのだから。
     ジャンケン大会は第一回優勝者、内田以外は全て選抜メンバーがセンターを取っている。篠田、島崎、そして松井珠理奈。特に、島崎遙香に関しては、僕は二年前から指摘していた通り(自慢ぽくてすみません)、カップヌードルのCMに出演したのを見て、「この子はかなりの所までいくのでは」と予想し、『ニコニコ生放送 AKB総選挙特集』で注目の子に入れておいた。総選挙でもこのままいけば、神7に入る可能性もある。篠田、板野が抜けた現在。
  • 【拡張!日刊ナックルズ】「西成のマザーテレサ事件」で初めて覚えた取材の恐怖

    2013-09-17 01:00  
    220pt
    拡張!日刊ナックルズ
    「西成のマザーテレサ事件」で初めて覚えた取材の恐怖
     編集者・赤木太陽氏と立ち上げたニュースサイト日刊ナックルズ(http://n-knuckles.com/ )で、最も刺激的、というより危険な記事が「西成のマザーテレサ事件」だ。 ■極左、暴力団が蠢く「貧困ビジネス」の闇...西成マザーテレサ不審死事件【短期連載1】  ■「10万で頼まれた」ついに関係者の証言...西成マザーテレサ不審死事件【短期連載2】 ■「アイツは変なとこに首突っ込んだ」関係者も謎の焼死...西成マザーテレサ不審死事件【短期連載3】 ■「カネはいくら出す?」自称元恋人の信じられない言葉...西成マザーテレサ不審死事件【短期連載4】
     2009年11月16日に女医矢島祥子さんが大阪・西成区の木津川で、遺体で発見された事件。当初、西成署は矢島さんの死を自殺として扱おうとしていたが、遺族の指摘によって殺人に切り替えて捜査をする。矢島さんは「西成のマザーテレサ」と呼ばれる事で分かるようにマザー・テレサを信奉し、西成の労働者たちの健診を行っていた。「さっちゃん先生」とも呼ばれ西成の患者たちからの信頼も厚かった。
     遺体遺棄は時効になったものの、殺人事件捜査は未だ続いている。という事になっているが進展はない。その捜査主任が当初、巡査部長だった。捜査主任は所轄では警部補あたりが動き、上の刑事課長がトップという印象なのだが、これで西成署は「やる気があるのか」などと指摘された。編集部でもそういう認識だった。
     日刊ナックルズでは、ライター西郷正興氏と一緒にまず、この事件のポイントとなる人物たちに当たる事を試みている。
    まずは矢島さんの部屋をクリーニングした人物だ。
    この事件には様々な謎があるのだが、一つには矢島さんの部屋から指紋一つ出て来なかった事が挙げられる。住人である矢島さんの指紋さえも、である。テレビの裏には埃さえなかった。つまり何者かが、矢島さんの死後、部屋に入り指紋を消す為にクリーニングしたとしか思えないのである。
     事件当初、民放で事件を放送した際もこの謎が指摘されていたが、日刊ナックルズでは独自の「西成コネクション」を使って、この部屋を掃除した人物に直撃する事が出来た。
     また、自殺の根拠として矢島さんの恋人からの提供物の遺書が挙げられる。