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日本に求められるリベラルアーツ - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第549号
2016-12-28 16:33102ptQ:最近「リベラルアーツ」という言葉をよく見聞きします。日本では一般教養のことと誤解する人が少なからずいるようですが、実は古代ギリシアの自由人にふさわしい教養という考え方にさかのぼる概念である、とも言います。また、旧制高校の自由で全人的な教育に近いもので、中世ヨーロッパでは神学部や医学部に進む前段階に必須の学問とされた、とも聞きます。自衛隊生徒として軍事組織の生活を送り、大学で神学部に進まれた小川さんには、思うところがおありでは?今回はリベラルアーツについての考えを聞かせてください。...
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オスプレイ事故――ローターが「ほうき状」になった訳 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第548号
2016-12-26 13:28102pt米海兵隊普天間飛行場に所属するオスプレイ輸送機は12月13日夜、米空軍嘉手納基地に所属するMC-130特殊作戦輸送機から空中給油を受ける訓練中にローターブレード(回転翼)を損傷し、不時着水した。海兵隊と防衛省によると、給油が終了し、MC-130が曳航する給油ホースから、オスプレイの機首のプローブ(パイプ)が分離された後、乱気流などが原因で、給油ホースとオスプレイのローターブレードが接触し、ブレードが損傷した。...
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世界の軍隊が備える装甲救急車 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第547号
2016-12-22 16:21102ptQ:小川さんは当メルマガ2016年10月20日号の編集後記で、『やっと着手、自衛隊の戦場医療』と題して、自衛隊の第一線救護体制がお粗末だと指摘されています。自衛隊の戦場医療がどうなっているのか、詳しく教えてください。...
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これがオスプレイの空中給油訓練の背景だ - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第546号
2016-12-19 13:24102pt現代の空中給油には、給油機が曳航するホースの先端の漏斗状のバスケット(ドローグ)に、給油を受ける側の航空機がパイプ(プローブ)を差し込むプローブ・アンド・ドローグ方式と、給油機の乗員が長いパイプ(ブーム)を動かして、相手の給油口に差し込むフライング・ブーム方式がある。...
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16も職種がある陸上自衛隊 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第545号
2016-12-15 15:30102ptQ:国連の南スーダンPKO(平和維持活動)に派遣されている自衛隊の部隊に、いわゆる「駆け付け警護」や「宿営地の共同防護」の新任務が与えられました。「駆け付け警護」の訓練映像も公開されています。すると「派遣されたのは施設科部隊のはずだが、小銃を構えた暴徒鎮圧みたいな仕事もするのか?それとも施設科部隊に普通科(歩兵)部隊がついていくのか?」と思う人がいるでしょう。つまり私たちの多くは、自衛隊員たちがどんな職種に分かれ、どんな仕事を担当しているのか、よく知りません。今回は、そんな話をお願いします。...
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米国がアフガン向けロシア製ヘリの調達を中止 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第544号
2016-12-12 12:10102pt米政府はロシアに対する経済制裁の例外として、国営武器輸出会社「ロスオボロンエクスポルト」からMi-17(ミル17)多用途ヘリコプターを購入し、アフガニスタン国軍に供与してきた。ところが、米政府は11月10日、議会に対する国防補正予算要求において、Mi-17ではなく米国製UH-60ブラックホーク多用途ヘリを供与する方針を明らかにした。...
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知っていますか?「スマートダスト」 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第543号
2016-12-08 16:16102ptQ:2016年のクリスマスや大晦日が近づきました。冬休みというわけでもありませんが、たまにはいつもとは毛色の違った話をうかがいたいですね。たとえば、ご夫婦でよくご覧になるという映画の話題など、いかがですか?…
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米海軍が開発中の垂直離着陸長距離無人機 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第542号
2016-12-05 12:30102pt大きな飛行甲板のない艦船から、ヘリコプターのように垂直に発進した後、姿勢を転換して飛行機のように水平に長距離飛行し、垂直に着艦する無人機「ターン」が、2018年の初飛行をめざして米国で開発されている。...
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ロフテッド軌道とは? - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第541号
2016-12-01 14:36102pt
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