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無人機ダッシュXで米軍の攻撃能力は飛躍的に向上する - 『NEWSを疑え!』第641号(2017年12月18日特別号)
2017-12-18 14:20102pt米海軍、ノースロップ・グラマン社、複合材料メーカーのVXエアロスペース社は、EA-18Gグラウラー電子攻撃機から投下・制御し、EA-18Gのレーダーよりも遠くの電波を傍受する無人機「ダッシュX」の開発を進めている。ダッシュXは、クラスター爆弾投下用の容器を改造した容器から投下され、使い捨てられる。空母艦載機のEA-18GがダッシュXを搭載できるということは、米軍のどの戦闘機・爆撃機も搭載し、監視・偵察と攻撃に使用できることを意味している。... -
改めてオスプレイの『危険性』について - 『NEWSを疑え!』第618号(2017年9月21日号)
2017-09-21 19:30102ptQ:今回は、改めて論じるオスプレイです。2016年12月には沖縄で空中給油中の事故があり、浅瀬に不時着水して大破、17年8月にはオーストラリア沖で揚陸艦への着陸失敗で墜落するという事故が起きました。注目されているだけに議論は避けられませんね。... -
オスプレイ──琉球新報の悪質な誤報 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第558号
2017-02-06 15:23102pt昨年12月13日に沖縄県名護市の東海岸に不時着水した、米海兵隊のオスプレイ輸送機から流れ出したとみられる、米海軍航空機運用規程手順書(フライトマニュアル)が、同21日、同じ沖縄本島の宜野座村の海岸に漂着した。...
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オスプレイ事故――ローターが「ほうき状」になった訳 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第548号
2016-12-26 13:28102pt米海兵隊普天間飛行場に所属するオスプレイ輸送機は12月13日夜、米空軍嘉手納基地に所属するMC-130特殊作戦輸送機から空中給油を受ける訓練中にローターブレード(回転翼)を損傷し、不時着水した。海兵隊と防衛省によると、給油が終了し、MC-130が曳航する給油ホースから、オスプレイの機首のプローブ(パイプ)が分離された後、乱気流などが原因で、給油ホースとオスプレイのローターブレードが接触し、ブレードが損傷した。...
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これがオスプレイの空中給油訓練の背景だ - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第546号
2016-12-19 13:24102pt現代の空中給油には、給油機が曳航するホースの先端の漏斗状のバスケット(ドローグ)に、給油を受ける側の航空機がパイプ(プローブ)を差し込むプローブ・アンド・ドローグ方式と、給油機の乗員が長いパイプ(ブーム)を動かして、相手の給油口に差し込むフライング・ブーム方式がある。...
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「武装する権利」を持つ米国民 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第504号
2016-07-07 16:29102ptQ:2016年6月12日未明、米フロリダ州オーランドの同性愛者が集まるナイトクラブで重武装した男が銃を乱射。50人(突入した特殊部隊が射殺した男を含む)が死亡、53人が負傷し、アメリカ史上最悪の銃乱射事件となりました。アメリカという銃社会や、銃規制の問題について、小川さんの考えを聞かせてください。 -
北朝鮮ミサイル――森全体を見れば - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第484号
2016-04-21 14:41102ptQ:「水爆成功」と宣伝した核実験、いわゆる「弾道ミサイル」発射、日本海に向けたミサイルやロケット弾らしきものの発射など、北朝鮮の挑発的な行動が続いています。日本の報道を見ると、いまにも日本に「大陸間弾道ミサイル」が飛んでくるのでは、という雰囲気ですね。考えを聞かせてください。...
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「地政学リスク」という流行り言葉 - 第397号(2015年5月21日号)
2015-05-21 12:12102pt◎ストラテジック・アイ:あとで詳しく述べますが、地政学は国の地理(地球上の自然や社会などの状態)が政治や国際関係に与える影響を研究する学問です。したがって『地政学リスク』または『地政学的リスク』は、ある国の地理的条件が政治・国際関係に作用して引き起こされるリスク(危険性)を意味します。この言葉は、とくに投資家の立場からする危険性や不確実性を指して使われています。 -
米空軍オスプレイは2012年6月から重大事故を起こしていない - 第396号(2015年5月18日特別号)
2015-05-18 14:20102pt◎テクノ・アイ:日米両政府は5月12日、米空軍の垂直離着陸輸送機CV-22オスプレイ10機を横田基地(東京都福生市など5市1町)に配備すると発表した。2017年後半に3機が到着し、21年までにさらに7機が配備される。 -
静かに進むNCWの時代 - 第382号(2015年3月26日号)
2015-03-26 12:10102pt◎ストラテジック・アイ:2015年4月からの新年度に、防衛省はF35戦闘機を6機調達する方針です。これを調べていたら、ネットでおもしろい記事を二つ見つけました。15年1月の『産経新聞』と『しんぶん赤旗』です。立場が右と左で逆ですが、どちらにもF35の問題点が書いてあって、しかもF35でもっとも肝心なNCW能力についてまったく触れていません。
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