-
難民問題は「他人事」ではない - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第439号
2015-10-29 13:34102pt2015年9月2日、トルコのビーチ・リゾート、ボドルム近郊の海辺で幼児の溺死体が撮影され、ソーシャルメディアで世界中に広がりました。各国メディアも、幼児はトルコからギリシャを目指すボートに乗ったシリア人難民だったと大々的に報じ、難民問題が大きく動きましたね。今回は、この問題を解説してください。... -
台湾のF-16が「V型」に近代化される - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第438号
2015-10-26 12:16102pt中華民国(台湾)空軍のF-16戦闘機の近代化改修が、米テキサス州フォートワースのロッキード・マーティン本社工場で行われており、10月16日に1号機が試験飛行を行った。同社はこの改修型をF-16Vと名付けている。… -
熱気を帯びる北極海航路と日本 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第437号
2015-10-22 13:42102ptウェザーニューズ社は9月25日、「9月14日に北極海の海氷が今夏の最小面積456万平方キロを記録し、観測史上4番目に小さくなった」と発表しました。北極海航路は、ロシア側の北東航路・カナダ側の北西航路とも海氷域に入らず航行できる状態といいます。温暖化で北極海の氷が融け、北極海航路の重要性が増す、あるいは沿岸地域で資源獲得競争が始まる、と数年前から指摘されていました。まさに「北極海、波高し」という状況ですが、日本には何の戦略もないようですね?... -
マスコミの「使わない自由」には兵糧攻めしかない? - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第436号
2015-10-19 11:49102ptニコニコチャンネルのブロマガを更新しました。
『NEWSを疑え!』第436号(2015年10月19日特別号)
【今回の目次】
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・成層圏を飛ぶ中国の飛行船の軍事的意義
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・マスコミの「使わない自由」には兵糧攻めしかない?(小川和久)
---
この1日に金沢で開かれたマスコミ倫理懇談会(新聞・放送・出版など120社が参加)の席上、講演者の私に対して琉球新報の松元剛氏(編集局次長兼報道本部長)が「百田発言」を例に出して、報道の自由について問いかけてきました。…
--- -
「中立」のこと、知ってますか? - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第435号
2015-10-15 13:06102pt安保法制をめぐる、さまざまな議論の一つに『中立国』の話がありました。たとえば日本はスイスやスウェーデンのような平和な中立国を目指すべきで、だから『戦争法案』なんていらない、という人がいます。ところが、多くの人は中立国とは何か、よくわかっていないようです。今回は中立国や永世中立国について解説してください。... -
軍事記者がいない! - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第434号
2015-10-08 13:55102ptさきごろ、読売新聞の幹部が漏らした弱音を聞かされて、考え込まされることがありました。なんと、世界最大の発行部数(これには議論が分かれますが)を誇る「大読売新聞」には軍事問題全体に目配りできる専門記者が一人しかおらず、そのたった一人の記者が定年を待たずに退職してしまった、というのです。... -
マス倫懇の全国大会で講演してきました - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第433号
2015-10-05 11:47102pt -
安保法制の「○○事態」を整理する - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第432号
2015-10-01 14:15102pt2015年9月19日未明、安保関連法案が参議院本会議で可決・成立し、安倍晋三内閣が14年7月1日に閣議決定した「集団的自衛権の行使容認」を受けた法整備に一応の区切りがつきました。ところが、どの世論調査でも「政府は説明不足」と思っている人が8割ほどいます。実際、安保関連法案の全体像はわかりにくい。たとえばナントカ事態というのがいくつも出てきますが、資料を見ずにちゃんと説明できる政治家が何人いるだろうと思います。今回は、そんな○○事態を整理してください。...
1 / 1