-
カナダ北極圏のレーダー警戒線の更新問題-『NEWSを疑え!』第699号(2018年7月30日特別号)
2018-07-30 19:58102ptロシアから北極圏を越えて米国へ向かう戦略爆撃機に備えて、カナダと米国が共同運用してきた無人レーダーサイトの警戒線が更新期を迎え、両国は後継システムの検討に着手している。現在の警戒線は航空機の通過を通報するために構築されたが、後継システムは、弾道ミサイルや長距離巡航ミサイルなど多様な目標を遠くから探知・追跡する能力と、領域の状況把握を求めるカナダ国民の支持を両立させることが求められる。 -
近代戦を支えるローテク兵器 -『NEWSを疑え!』第698号(2018年7月26日号)
2018-07-26 20:16102ptQ:当メルマガ2018年6月11日特別号の編集後記『装甲車両の盗難劇に米国の底力を見た』で小川さんは、盗まれたM577戦闘指揮車のベースになっているのは装甲兵員輸送車M113で、これは装甲車両のベストセラー、と書いています。今回はベストセラー兵器の話をお願いします。 -
これが強化される米海兵隊の小銃分隊だ-『NEWSを疑え!』第697号(2018年7月23日特別号)
2018-07-23 16:22102pt米海兵隊の歩兵13人からなる小銃分隊は、基礎的な戦闘単位として朝鮮戦争以来の歴史があるが、ネラー総司令官は、小銃分隊の兵員を12人に減らす一方で火力を増強し、小型無人機やタブレット端末を配備する再編を進めている。新編成への移行は2020年度(19年10月-20年9月)に予定されている。 -
世界最大の病院船の内部を見た -『NEWSを疑え!』第696号(2018年7月19日号)
2018-07-19 20:32102ptQ:米海軍の持つ世界最大の病院船「マーシー」が日本に初めて寄港し、2018年6月15日に神奈川県・横須賀基地でマスコミに公開されました。その後、東京港(大井埠頭)に移動して翌16日に見学会がありましたが、小川さんも関係者として出席されたのでしょう?今回はその話をお願いします。 -
理解されない「ネットワーク・セキュリティ」 -『NEWSを疑え!』第695号(2018年7月12日号)
2018-07-12 21:30102ptQ:前回メルマガで、米NSA(国家安全保障局)に匹敵するというイスラエル8200部隊の話をうかがいました。彼らはイランの核施設をサイバー攻撃したとされています。ひるがえって日本は、サイバー"攻撃"まではやらないとして、充分なサイバー"防衛"能力を備えているといえるでしょうか?日本のサイバー・セキュリティの現状を概観してください。 -
米陸軍が開発する将来型の攻撃・偵察機 -『NEWSを疑え!』第694号(2018年7月9日特別号)
2018-07-09 14:48102pt米陸軍は、回転翼・有人無人両用の「将来攻撃・偵察機」の開発に向けて、試作機の提案をメーカーに依頼している。将来攻撃・偵察機(FARA)を開発する目的は、OH-58カイオワ観測ヘリの退役によって生じた隙間を埋め、AH-64アパッチ攻撃ヘリの一部を置き換え、RAH-66コマンチ偵察攻撃ヘリ(2004年開発中止)の能力の一部を獲得することである。... -
日大アメフト事件から危機管理広報を考える -『NEWSを疑え!』第693号(2018年7月5日号)
2018-07-05 16:26102ptQ:2018年5月の日大アメリカンフットボール選手による危険タックル事件は、タックルを強制された日大生本人、対戦相手の関西《かんせい》学院大学、日大の監督・コーチ、さらに日大学長などが記者会見を連発する事態となりました。日大監督らの会見を仕切った広報担当者の傲岸不遜な態度がテレビで繰り返し放映されるなど、大騒ぎでした。広報の重要性や組織の危機管理について、考えさせられることが多々あったわけですが、いかがですか? -
これが豪州のハンター級フリゲートだ-『NEWSを疑え!』第692号(2018年7月2日特別号)
2018-07-02 12:09102pt豪州は、周囲のインド洋や太平洋における監視と対潜水艦作戦(ASW)のため、米国製のP-8哨戒機やMQ-4Cトライトン無人偵察機(グローバルホークの洋上監視型)に続いて、ASWを主な任務とする水上艦(フリゲート)9隻を、合計350億豪ドル(2.9兆円)で調達する。
1 / 1