Ｑ：メルマガ読者から「新型機が続々登場する中国の無人航空機を特集してほしい」という提案をいただきました。今回は、これに応えてください。

米海軍は8月30日、MQ-25スティングレイ無人艦載空中給油機の試作機4機の設計・開発・製造・支援を、8億532万ドル（894億円）でボーイングに発注した。MQ-25は空母航空団が常備する初めての無人機だが、米海軍は、2024年に艦載機への空中給油が可能となり、初期運用能力を達成すると見積もっている。最終的には72機の調達を予定している。

米国の空軍と国防高等研究計画局（DARPA）は、F-15、F-16、F-22、F-35戦闘機の操縦席から無人機を指揮・統制するためのハードウェアとソフトウェアを試験している。このしくみによって、偵察と攻撃の方法を増やし、第5世代戦闘機（F-22、F-35、中国のJ-20）の時代でも、第4世代機（F-15、F-16）の有効性を維持することができる。

無人航空機とレーザーといえば、レーザーで無人機を撃墜したり、無人機に搭載したレーザーで、発射直後の弾道ミサイルを破壊したりするように、レーザーを破壊に用いる研究開発が米国などで行われている。その一方で、それとは対照的に、米国防総省の国防高等研究計画局（DARPA）は、電動無人機の光電池にレーザー光を照射して電源とするシステムの開発に着手した。

米海兵隊は、2017年末を目途に、作戦中の全ての小銃分隊に偵察・監視用の無人機を配備しようとしており、そのため、3Dプリンタで小型無人機を作っている。...

Ｑ：毎日新聞が2017年1月、「中国　ミサイル防衛開発へ　南シナ海上空に飛行船」という見出し記事を掲載しました。どういうことですか？...

英国防省は、特定地域の上空20キロに数週間とどまる能力のあるソーラー無人機「ゼファーS」を調達し、地上の監視・偵察やデータ中継を継続的に行うことによって、人工衛星の機能を補完する方向を強力に推進している。...