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これが最先端を行く米軍の戦傷救護だ -『NEWSを疑え!』第748号(2019年2月18日特別号)
2019-02-18 14:31102pt米軍の戦傷者の救命率は、朝鮮戦争・ベトナム戦争・湾岸戦争を通じて約75パーセントにとどまっていたが、今世紀のアフガニスタンとイラクの戦争の間に大幅に改善され、2016年には90パーセントを超えた。アフガン・イラク両国では即製爆発装置(IED)が米軍人の負傷の主な原因であり、しだいに強力になったにもかかわらず、救命率が向上しているのは、現場から米本土の病院に収容するまでの各段階で、米軍が戦傷救護の方法を進化させてきたからである。 -
各国の「軍事力」と「防衛力」の見方 -『NEWSを疑え!』第715号(2018年10月4日号)
2018-10-04 18:39102ptQ:ベトナム戦争に参加した韓国軍についてうかがったメルマガでは、米軍に厭戦気分が広がるなか、韓国軍はオーストラリア軍と同じく「よく戦った」という話でした。そこで思ったのが、各国の軍隊の"強さ"について。「装備が同じならこっちが勝つ」というような話をよく聞くわけですが、世界各国の軍事力をどう見ればよいですか? -
これが強化される米海兵隊の小銃分隊だ-『NEWSを疑え!』第697号(2018年7月23日特別号)
2018-07-23 16:22102pt米海兵隊の歩兵13人からなる小銃分隊は、基礎的な戦闘単位として朝鮮戦争以来の歴史があるが、ネラー総司令官は、小銃分隊の兵員を12人に減らす一方で火力を増強し、小型無人機やタブレット端末を配備する再編を進めている。新編成への移行は2020年度(19年10月-20年9月)に予定されている。 -
米陸軍が開発する将来型の攻撃・偵察機 -『NEWSを疑え!』第694号(2018年7月9日特別号)
2018-07-09 14:48102pt米陸軍は、回転翼・有人無人両用の「将来攻撃・偵察機」の開発に向けて、試作機の提案をメーカーに依頼している。将来攻撃・偵察機(FARA)を開発する目的は、OH-58カイオワ観測ヘリの退役によって生じた隙間を埋め、AH-64アパッチ攻撃ヘリの一部を置き換え、RAH-66コマンチ偵察攻撃ヘリ(2004年開発中止)の能力の一部を獲得することである。... -
FLS(自由社会フォーラム)のこと -『NEWSを疑え!』第673号(2018年4月19日号)
2018-04-19 19:30102ptQ:朝日新聞が2018年3月2日の朝刊トップで「森友文書書き換えの疑い」と報じて以来、国会の混乱が続いています。森友学園への国有地売却・決裁文書改竄問題も、その後に出てきた自衛隊イラク派遣部隊の日報問題も、いったい行政は何をやっているんだという話になります。しかし、裏を返せば、政治家がひどく軽い存在となったことを物語っているわけですね。小川さんの考えを聞かせてください。... -
地対空ミサイルのいま -『NEWSを疑え!』第671号(2018年4月12日号)
2018-04-12 17:13102pt -
米コリア・ソサエティの存在感 - 『NEWSを疑え!』第623号(2017年10月12日号)
2017-10-12 20:02102ptQ:小川さんは当メルマガで、北朝鮮の金正恩体制はアメリカ仕込みのテクノクラート集団によって支えられている、若く経験不足で何をするかわからない暴君が勝手気ままに国を動かしているわけではない、という見方を繰り返し提示されています。そのテクノクラートたちの渡米や研修にアメリカのコリア・ソサエティが協力していた、と聞きました。今回はコリア・ソサエティについて概観してください。...
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検証──読売と毎日の弾道ミサイル防衛報道 - 『NEWSを疑え!』第614号(2017年9月4日特別号)
2017-09-04 14:30102pt弾道ミサイルの探知と迎撃をもっとも確実に行える段階は、ロケットエンジンが燃焼しており、低速で、再突入体が分離していない、発射直後の上昇段階(ブースト段階)である。その一方で、従来の対空ミサイルやレーザーは射程が限られるので、ブースト段階の迎撃のためには、搭載機が弾道ミサイル発射国の領空で待機しなければならないという地理的制約があった。...
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