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マティスも学ぶ中国の戦略書 - 『NEWSを疑え!』第644号(2017年12月28日号)
2017-12-28 19:35102ptQ:前回メルマガは、日本の戦国時代にあった信長の「桶狭間の戦い」や秀吉の「中国大返し」を、ステレオタイプ的な見方を捨て、軍事の常識に基づいて考えるという話でした。「戦国時代」といえば中国の「戦国時代」が本家本元で、この時期、さまざまな戦略書・兵法書や思想書が著され、後代に大きな影響を与えてきましたね。今回は、中国の戦略書を取り上げてください。 -
韓国製自走砲が北欧で売れている -『NEWSを疑え!』第643号(2017年12月25日特別号)
2017-12-25 13:35102ptノルウェー国防装備庁は12月20日、韓国のハンファテックウィン社のK9 155mm自走榴弾砲を調達する契約に署名した。2019-21年に24門を輸入する。兵站支援や技術移転を含めた契約額は18億クローネ(244億円)。契約には24門の追加発注オプションも付いている。... -
基礎知識に欠けるテレビの歴史番組 - 『NEWSを疑え!』第642号(2017年12月21日号)
2017-12-21 20:59102ptQ:いま歴史ブームといわれ、テレビでも「○○の謎に迫る!」「真相はこうだ!!」といった歴史ものが目につきますね。番組名は忘れましたが、小川さんが戦国時代の合戦の話をしていたのを見た記憶があります。今回は軍事の専門家として、歴史の”謎”の解き方についてお話しください。... -
無人機ダッシュXで米軍の攻撃能力は飛躍的に向上する - 『NEWSを疑え!』第641号(2017年12月18日特別号)
2017-12-18 14:20102pt米海軍、ノースロップ・グラマン社、複合材料メーカーのVXエアロスペース社は、EA-18Gグラウラー電子攻撃機から投下・制御し、EA-18Gのレーダーよりも遠くの電波を傍受する無人機「ダッシュX」の開発を進めている。ダッシュXは、クラスター爆弾投下用の容器を改造した容器から投下され、使い捨てられる。空母艦載機のEA-18GがダッシュXを搭載できるということは、米軍のどの戦闘機・爆撃機も搭載し、監視・偵察と攻撃に使用できることを意味している。... -
再びTUV(テュフ)という会社について - 『NEWSを疑え!』第640号(2017年12月14日特別号)
2017-12-14 17:20102ptQ:日産自動車や富士重工が無資格の従業員に車両の完成検査をさせていた、神戸製鋼所がアルミ・銅製品の一部で強度その他の性能データを改竄していたなど、日本企業の不祥事が目立ちます。2017年11月9日号の編集後記「TUVという会社」でも触れられていますが、今回はドイツの第三者検査機関TUVはじめ国際的な認証機関について、考えを聞かせてください。... -
策定が進む大災害時にドローンを機能させるための基準 - 『NEWSを疑え!』第639号(2017年12月11日特別号)
2017-12-11 13:38102pt2017年8月末、米国第5の大都市圏であるテキサス州ヒューストンは、ハリケーン・ハービーの豪雨による洪水に見舞われた。被災者の捜索や建造物の損害評価などさまざまな任務のために、官民の組織が小型無人航空機(ドローン)を使用し、防災当局が無人機の運航を初めて調整した。2017年は防災ドローン元年となったと言ってよい。... -
なぜISAC(情報共有分析センター)なのか - 『NEWSを疑え!』第638号(2017年12月7日号)
2017-12-07 14:35102ptQ:小川さんはメルマガ2017年10月19日号の編集後記で、「お粗末を絵に描いた日本のサイバー防護」と題して、日本の金融機関の半数近くが最新のサイバー攻撃に対する対応計画を持たないことに危機感を表明しています。一方でアメリカのISAC(情報共有分析センター、アイザック)に触れ、「遠からずメルマガで取り上げたい」と”溜息”まじりに書かれています。今回はISACについてお願いします。... -
いま最も詳しい「火星15」の情報を教えます - 『NEWSを疑え!』第637号(2017年12月4日特別号)
2017-12-04 18:08102pt北朝鮮政府は11月29日未明に試射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」について、「米本土全域を打撃できる超大型重量級核弾頭の装着が可能な大陸間弾道ロケットとして、去る7月に試射した『火星14』型より戦術的・技術的諸元と技術的特性がはるかに優れた武器システムであり、われわれが目標としたロケット武器システム開発の完結段階に到達した」と同日声明した。...
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