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化学兵器を知っておこう - 『NEWSを疑え!』第580号(2017年4月27日号)
2017-04-27 17:55102ptQ:2017年2月13日、北朝鮮の第2代最高指導者・金正日の長男で3代目・金正恩の異母兄である金正男がマレーシアのクアラルンプール国際空港で暗殺され、現地警察は化学剤VXが使われたと断定しました。4月4日にはシリア北西部イドリブ県の反体制派支配地域でサリンと塩素ガスの攻撃被害が発生。米軍は7日、攻撃機が発着したとするシリアの飛行場に、地中海にいた駆逐艦2隻から巡航ミサイル59発を撃ち込みました。化学兵器による大事件が相次いでいます。化学兵器の基礎知識を解説してください。...
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軽量化が進む北朝鮮の弾道ミサイル - 『NEWSを疑え!』第579号(2017年4月24日特別号)
2017-04-24 11:53102pt北朝鮮が4月15日の軍事パレードで公開した弾道ミサイルについて、筆者は4月17日号のテクノ・アイで、「モックアップ(実物大模型)の特徴があるかないかは、高解像度画像の分析を待たなければならない」とした。... -
「ロックオン」の仕組み - 『NEWSを疑え!』第578号(2017年4月20日号)
2017-04-20 17:28102ptQ:東シナ海上空で航空自衛隊のF-15戦闘機が中国空軍機に妨害弾を発射うんぬんと中国側が発表した(2016年12月)ことを受けて、当メルマガでは緊急発進(スクランブル)の手順や滞空時間、妨害弾などについてうかがいました。これに「ロックオン」が出てきます。改めて詳しく解説してください。...
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北朝鮮の軍事パレードから見えたもの - 『NEWSを疑え!』第577号(2017年4月17日特別号)
2017-04-17 13:08102pt北朝鮮は4月15日、故金日成《キムイルソン》主席生誕105周年を祝賀する軍事パレードを、平壌《ピョンヤン》の金日成広場で実施した。戦車、長距離砲、多連装ロケット砲、地対空ミサイル、地対艦ミサイルに続いて、弾道ミサイルのモックアップ(実物大模型)および発射筒(キャニスター)を搭載した車両が行進した。...
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当事者として歴史を編む - 『NEWSを疑え!』第576号(2017年4月13日号)
2017-04-13 17:00102ptQ:南スーダンPKO(国連平和維持活動)に派遣された自衛隊の日々の活動記録、いわゆる「日報」問題は、結局、なにがまずかったのかうやむやなまま、森友学園・籠池騒動の陰に隠れてしまったように見えます。どう考えますか?...
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携帯電話基地局に偽装するロシア軍無人機 - 『NEWSを疑え!』第575号(2017年4月10日号)
2017-04-10 12:07102ptロシア軍は、携帯電話の電波を妨害して基地局になりすます装置を、小型無人航空機に搭載して、周囲の携帯電話に偽のメッセージなどを送る機能を、シリアの反政府勢力に対して使用している。この通信妨害システム「RB-341Vレエル3」について、米陸軍外国軍事研究所の月刊誌『OE(作戦環境)ウォッチ』3月号がロシアのメディアの記事を紹介し、重要性を指摘している。... -
海外領土を持つ国の軍隊 - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第574号
2017-04-06 19:26102ptQ:日本政府は2017年3月10日、アフリカの南スーダン共和国で国連PKO(平和維持活動)に派遣している陸上自衛隊の施設部隊350人を、5月末をメドに撤収する、と決めました。同PKOは新任務「駆け付け警護」の付与、16年夏の治安悪化、それを記した「日報」の開示問題など、すったもんだがありましたね。小川さんの考えは?...
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米国の核兵器用トリチウムについて語ろう - 小川和久の『NEWSを疑え!』 第573号
2017-04-03 13:57102pt水素の同位体のトリチウム(三重水素)は、米国などの核兵器に欠かせない材料となっている。核兵器に注入されているトリチウムは、半減期が12年と短いので、数年ごとに交換しなければ、核爆発のエネルギーは桁違いに小さくなり、抑止力は失われる。...
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