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米国の将来型攻撃原潜は対潜水艦戦を優先 -『NEWSを疑え!』第721号(2018年10月29日特別号)
2018-10-29 12:03102pt米国の潜水艦が陸上の目標へ発射できる巡航ミサイルの数は、2020年代後半にオハイオ級巡航ミサイル原潜が退役するため、減ることが避けられない。その対策として米海軍は、バージニア級攻撃型原潜の後期型の巡航ミサイル発射能力を増強するが、中国やロシアの潜水艦戦力の増強を受けて、その後継となる将来型攻撃原潜SSN(X)は、対潜水艦戦(ASW)能力を優先することになった。 -
遠くなる「パレンバン」「空の神兵」 -『NEWSを疑え!』第720号(2018年10月25日号)
2018-10-25 15:48102ptQ:最近のメルマガで旧海軍の話をうかがいました。小川さんは1961(昭和36)年に陸上自衛隊生徒教育隊に入り、3年目からは陸自航空学校(本校は三重県の明野、分校は霞ヶ浦など)で航空機整備を学ばれた。"空"のほうの話は、いかがですか? -
米陸軍の火砲は射程1600キロをめざす -『NEWSを疑え!』第719号(2018年10月22日特別号)
2018-10-22 12:10102pt米陸軍は敵の陸上戦力を攻撃するだけでなく、 海上優勢や航空優勢の獲得にも貢献する 「 マルチ・ドメイン・バトル (多領域戦闘)」能力の研究開発を進めている。例えば、陸軍が 長距離火力 によって敵の海上監視レーダーや対艦ミサイルを攻撃すれば、味方の艦船に対する脅威を排除できるし、敵の防空システムを破壊すれば、味方の航空機や巡航ミサイルによる攻撃の道を開くことができる。 -
教訓を伝える日本海軍の戦跡 -『NEWSを疑え!』第718号(2018年10月18日号)
2018-10-18 18:42102ptQ:前回メルマガは、パナマやスエズ、中国企業が建設に名乗りをあげたニカラグアなど運河の話でした。 パナマ運河 といえば太平洋戦争中、 日本海軍 の伊四百型潜水艦による 攻撃計画 がありました。戦前の日本は、意外と 遠い海洋まで進出 していたようですね。今回は、そんな話を聞かせてください。 -
装甲車両の「眼」となる無人機システム -『NEWSを疑え!』第717号(2018年10月15日特別号)
2018-10-15 16:37102pt従来の小型無人航空機は、歩兵または専門部隊が車両から降りて準備し、発進させるように設計されたものだが、最近は、遠隔操作式砲塔のように車内の乗員が全操作を行う無人機の開発が進んでいる。この種の無人機は、窓やペリスコープ(潜望鏡)の視界が狭いという、装甲戦闘車両の弱点を補うことができる。 -
「運河」が世界地図を変えてきた -『NEWSを疑え!』第716号(2018年10月11日号)
2018-10-11 18:49102ptQ:中国が北朝鮮の"後見人"として振る舞うなか、米中間で貿易戦争がエスカレートしています。2018年11月の中間選挙前にアメリカ国民に成果を見せつけたいトランプ大統領の仕掛けという面も強いにせよ、中国が世界大国として着々と力を拡大している現われでもあるでしょう。小川さんの考えは? -
各国の「軍事力」と「防衛力」の見方 -『NEWSを疑え!』第715号(2018年10月4日号)
2018-10-04 18:39102ptQ:ベトナム戦争に参加した韓国軍についてうかがったメルマガでは、米軍に厭戦気分が広がるなか、韓国軍はオーストラリア軍と同じく「よく戦った」という話でした。そこで思ったのが、各国の軍隊の"強さ"について。「装備が同じならこっちが勝つ」というような話をよく聞くわけですが、世界各国の軍事力をどう見ればよいですか? -
「核兵器搭載可能なB-52爆撃機」の見分け方 -『NEWSを疑え!』第714号(2018年10月1日特別号)
2018-10-01 13:13102pt米空軍がグアムに展開しているB-52爆撃機は、9月下旬に南シナ海や日本周辺を飛行し、航空自衛隊の戦闘機との共同訓練も行った。日本の多くのメディアは、これらの機体が核兵器を搭載可能であると、信頼できる根拠を示さないで報道した。
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