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甲斐良治:農山村の若者NPO、若手自治体職員のみなさんへ
2006-09-09 11:55
8月末に発表された、農林水産省の07年度概算要求を見て驚いた! 「農山漁村の場での再チャレンジ支援」の項目があり、「人生二毛作やスローライフ&ジョブの仕組みを構築し、若者・女性や団塊世代が、新しい生き方を求めて、農山漁村の場で再チャレンジすることを支援」するためとして、93億円が計上されている(うち「緑の雇用対策」などの継続分を除く額は21億円)。
「再チャレンジ」は、安倍シンゾー氏の再チャレンジ政策にムリヤリ関連付けて予算を獲得しようという各省庁に共通の悪乗りキーワードだが、農山漁村での団塊世代の「人生二毛作」や若者・女性の「新しい生き方」なんて、この何年か、「増刊現代農業」でずっと追いかけてきたテーマだ。たとえば「定年帰農 6万人の人生二毛作」(98年2月)「青年帰農 若者たちの新しい生き方」(02年8月)「団塊の帰農 それぞれの人生二毛作」(03年11月)「若者はなぜ、農山
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