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記事 5件
  • 《第7回》陸山会事件公判傍聴記 ── 録音テープの内容と矛盾する検事の主張に鋭くツッコむ裁判官

    2011-03-30 18:57  
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    3月23日くもり。11日に発生した地震の影響もあってか、今日は傍聴希望者にメディア関係者が少ない。ということで、7回目の公判で初の抽選なし。

    なお、岩手県釜石市に居住している大久保隆規氏は、地震による被災を受け、現在は出廷が困難な状態にあるという。そのため、今回からは大久保氏だけ審理が別に行われ、石川氏と池田氏の2人が被告人として出廷することになった。


    今回から、陸山会に関係する事件を捜査した検事が証人として出廷する。トップバッターは田代政弘検事。田代検事は主に石川氏への事情聴取を担当し、 また、検察審査会が昨年5月に小沢一郎氏に一度目の「起訴相当」の議決を下した後に行われた石川氏への再聴取(以下、「再聴取」とは2010年5月17日のことを指す)も担当している。報道されているとおり、この再聴取の様子を石川氏が録音していたことが昨年末に明らかになっていて、裁判の行方を左右する 重要な

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  • 「調書にサインしたことは私の人生最大のミスだった」中司宏元枚方市長が語る

    2011-03-11 19:41  


    ↑ 中司宏元枚方市長(左)と佐藤博文弁護士(右)
    →→ 会見の音声をダウンロードする(mp3) ←←
     大阪府枚方市発注の清掃工場建設工事をめぐる談合事件で、競売入札妨害(談合)の罪に問われ、二審で執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を受けた中司宏・元枚方市長が9日、都内の自由報道協会で記者会見を行った。

     大阪府枚方市の談合事件では、当時副市長だった小堀隆恒氏にはすでに無罪判決が確定しるが、中司元市長は調書に一度サインしてしまったことが証拠となって、一審と二審で有罪判決となった。
     この事件を巡っては、逮捕された小堀元副市長に対し、大阪地検特捜部が7時間以上のぶっ続け聴取を行ったことが問題視されている。腎臓ガンで右腎 を摘出していた小堀氏は、勾留中に排尿障害となり、医務室のずさんな処置により血尿が止まらなくなった。にもかかわらず、大阪地検特捜部は小堀氏に大人用 のオムツを付けて、聴

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  • TPP推進派の根拠に落とし穴 ── 内閣府試算GDP3.2兆円増は10年間累積試算だった

    2011-03-10 18:59  
    「日本のGDP における第一次産業の割合はどのぐらいだと思われますか」「1.5%を守るために,98.5%という大部分のものが犠牲になっているのではないか」(2010年10月19日「日本経済新聞社−CSIS共催シンポジウム」)

     前原元外相の発言に代表されるように、TPP推進論者はGDPを物差しに「農業 vs 輸出産業」の対立軸で語ってきた。だが、TPPによってGDPが増加するとの内閣府試算については、4ヶ月経った今でも疑問点が多い。
     今週発売の「週刊東洋経済」では、内閣府の試算を担当した川崎研一氏(野村証券金融経済研究所 主席研究員) がインタビューに応じ、
    「私が算出した政府試算は、関税撤廃等の自由化を10年やった場合の累積だ。TPP参加、不参加で3兆〜4兆円差がつくとみているが、1年で3000億〜4000億程度、GDPなら0.1%相当にしかならない」
     と語っている。しかし、10月

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  • 《第5回》陸山会事件公判傍聴記 ── 検事は作家!? 前田元検事が大久保氏についた重大なウソ

    2011-03-08 19:01  
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    3月1日小雨。石川議員の証人尋問が終わったためか、今日は傍聴希望者が少ない。公判も第5回ともなると、報道関係者以外で毎回傍聴しているのも雑誌やフリーランスの記者がほとんどで、くじ引きまでの待ち時間や休憩中に雑談を交わす人も増えてきた。雑談のなかで裁判の行方が話題になることもあるが、 媒体によって陸山会事件に関する報道スタンスは様々でも、今後の展開はまだまだ予測不可能という意見が多い。


    10時開廷。第5回公判午前の部では池田光智元秘書が検事から反対尋問を受けた。
    検事は、政治資金報告書の記載について石川氏や大久保氏と共謀があったとする質問を続けるが、池田氏はさらりと否定。どうも尋問のやりとりが噛み合わず、退屈である。
    というのも、検察側の描いている構図は「小沢事務所は完全なタテ組織で、すべて上からの命令で動いている」というものだが、池田氏の証言では、現実 の小沢事務所は会計業務の引き継ぎすら最低限の部分しか行われておらず、しかも、石川氏が小沢事務所を退職後に北海道で立候補したので、問題となっている 4億円についても詳細は知らなかったという。一連のやりとりを聞いていると、第4回までと同じくように検察側の描いた構図と小沢事務所の実態の格差に驚 く。

    13時15分、午後の法廷が再開。
     

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  • 《第4回》陸山会事件公判傍聴記 ── なぜ、池田元秘書は調書にサインしてしまったのか

    2011-03-02 19:04  
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    2月25日晴れ。第4回公判は検察側による石川知裕議員への反対尋問と、池田光智元秘書への弁護側の尋問が行われた。



    10時開廷。石川氏に対する検察側の反対尋問からはじまる。昨日の石川氏はかなり緊 張した様子で、質問と答えが合っていないこともあったが、今日はしっかりと声が出ている。2日目で法廷の証言に慣れてきたのかもしれない。以下、午前中に 行われた石川氏への反対尋問の主なやりとり。 (──は検事、「 」内は石川氏の発言)
    ※以下の概要は傍聴人のメモから主要部分のみを抜粋して再構成したものです。
    ■調書の任意性について
    昨日から引き続き、争点となっている調書の任意性について検察側が質問を重ねる。まず、石川氏がサインした調書の中で、赤字で石川氏自身が訂正した調書が証拠として提示される。
    ── 調書について訂正申し立てをしたことがありましたね。(調書を指しながら)この下に手書き部分がありますが、あなたの字ですか?
    「私の字です」
    ── これはあなたが訂正したものですか?
     

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