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  • 田中良紹:自立できない国家の訳の分からぬ安全保障論議

    2022-12-07 15:30  
    岸田政権の支持率低下は止まらず、その一方で岸田総理の打つ手がことごとく国民に批判され、一体この総理は何を考えているのだろうと皆が首をかしげている。それが我々の目の前にある日本政治の現状である。

     つい先週28日に発表された物価高に対応するための総合経済対策でも、当初予定されていた25兆1000億円の政府案が、自民党最大派閥の安倍派から反発され、3時間後には岸田総理の指示で4兆円が積み増しされた。中身の積み上げを主張していたはずの岸田総理が、最大派閥の圧力で規模ありきのバラマキになったとメディアは批判している。

     振り返れば生前の安倍元総理も岸田総理の「新しい資本主義」に厳しく注文をつけた。政府の財政運営の指針である「骨太の方針」に財政健全化の目標を盛り込もうとしたところ、「アベノミクスを否定するのか」と猛烈な勢いで文句を言い、その表現は消されてしまった。