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2014年5月の記事 16件

【結城登美雄の食の歳時記#38】食べる側の心得「功の多少を計り、彼の来所を図る」(禅と食編・その4)

その3までは、作る側の心得に触れてきました。続いて、食事を食べる側の心得を紹介します。※会員(月額540円)の方は全文購読できます。非会員の方は有料記事(108pt)となります。(会員になるには携帯キャリア決済、カード決済が可能です。個別記事を購読する場合は、ニコニコ動画にログイン後、ニコニコポイント108ptにて購入し御覧ください。ニコニコポイントは500円から購入可)*   *   *   *   * 【結城登美雄の食の歳時記#38】食べる側の心得「功の多少を計り、彼の来所を図る」(禅と食編・その4) 日本料理や家庭料理のルーツとも言える、精進料理を追い求めた道元禅師の考え方や、食べ物の作り手の心得を書いた「典座教訓」についておはなししてきました。道元さんは作り手だけではなく、それを食べる側にも作法を問いかけています。作る心と食べる心が向かい合ったとき食はすなわち禅、仏の心に出会える。そんな願いが込められているようです。そんな食べ物の心得を説いたのが「赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)」です。私たちが日常の中で食事をとるとき手を合わせて「いただきます」といって箸をとってご飯やおかずや汁物をいただく。その食べ方のありよう。食べ終われば再び合掌して「ごちそうさま」といって箸をおく。この作法も道元さんをはじめとする禅宗の影響が色濃いのです。 祝い事の「ハレの日」の食事。あるいは法事などの食事はもちろん、食生活の隅々にまで精進料理の影響があります。赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)は(ここまで387文字/1,225文字中) 

【結城登美雄の食の歳時記#38】食べる側の心得「功の多少を計り、彼の来所を図る」(禅と食編・その4)
THE JOURNAL

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THE JOURNAL編集部

活動フィールドを政治、社会、国際から地域、農林漁業にまで広げて日々奮闘中。著書に『震災以降 東日本大震災レポート』(三一書房)、『自由報道協会が追った3.11』(共著・扶桑社)ほか。

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