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  • 田中良紹:コロナ禍を克服するために学ぶべき世界観

    2021-02-03 12:32  
    2月7日に出された11都府県に対する緊急事態宣言が、栃木県を除いて1か月間延長されることになった。感染者数は減少傾向にあるものの、まだ安心できるところに至っていない、また医療のひっ迫状況も続いているというのが理由である。  まず医療のひっ迫状況が声高に言われることに私は違和感がある。日本の感染者数は欧米と比べて圧倒的に少ない。米国の40分の1程度でしかない。感染者がそれほど少ないのに日本の医療が崩壊するというのは考えられない。どこかにミスマッチがあるからとしか思えない。  月刊誌『選択』の記事によれば、大学病院が新型コロナの特に重症患者を引き受けていないからだという。例えば東大病院は病床数が2226床で医師数は940人いるのに、1月7日時点で重症患者の受け入れはわずか7人である。そこが各国と異なる。各国では大学病院が重症患者を100人以上は受け入れるのが普通だと書かれてある。