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田中良紹:公明党には誰も逆らえなくなると思わせる政治状況
2016-06-19 09:00舛添辞任劇は極めて後味の悪いものになった。不信任案の採決を行おうとする東京都議会に対し、涙を流して秋までの続投を懇願した舛添知事が、その後自民党都連幹部と密室で協議し、一夜が明けると突然辞任を申し出て、その後は一切の沈黙を決め込んでいるのである。 私は舛添氏が辞任を申し出る直前にブログ『フーテン老人世直し録』で、「舛添公私混同疑惑は来月投票の参院選と絡んだため、選挙への影響を恐れる勢力が一日も早い辞任を求めてアメとムチを繰り出している」と書いた。
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