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甲斐良治:テレビ放映のお知らせ
2006-06-15 13:3853pt
今度の日曜日(18日)朝、「若者はなぜ、農山村に向かうのか」および「自然・身体・労働の調和」を考えるうえで、注目のテレビ番組が二本あります。早起きの方はぜひご覧ください。
▼日本テレビ系 午前6:30~6:45
新ニッポン探検隊!「“365日の山村活動”緑のふるさと協力隊」
(以下番宣より)現在高齢化が進み、過疎化が深刻な問題となっている農山漁村。一方、都会では自分自身の生き方に悩む若者達も増えている。そこで今回は過疎に悩む山村に移り住み、都会では出来ない農林業体験や地元の人々との交流を通じて自らの生き方を見つめ直そうとする若者たちを探検します!
新ニッポン探検隊 放送局・放送時間一覧
▼NHK総合 午前10:05~10:55
にっぽん再発見 ハイビジョンふるさと発「干潟の伝統漁法を撮り続けて~有明海に生きるカメラマンの物語~」
有明海の伝統漁を失われる前に記録しておきたいと -
甲斐良治:「遊び仕事」の「ビジネスモデル」(その2)
2006-06-12 13:4053pt
6月3日夜、「地方に帰りたいけど帰れない若者」のための「ビジネスモデル」づくりにチャレンジしたいと考えている伊藤洋志くんが農文協に訪ねてきた。昨年4月に入ったばかりの出版社を辞めた理由を聞くと、またオモシロイ答えがかえってきた。修士論文作成のために借りた旅の資金を返し終えた以外に、ふたつの「所期の目的」を果たせたからだと言う。
そのひとつは、その出版社でまかされた、新しい医療技術者のための雑誌づくりを軌道に乗せることができたこと。彼によると、いまの若者の離職率の高さは、きちんとした取材をせずにいいことばかりしか書かない就職情報誌にも責任があるという。入ってみたら「こんなはずではなかった」と、失望して辞めることが多いのだそうだ。「きちんと取材した就職情報誌」で求人・求職のミスマッチを減らしたい――その情報誌をつくるという目的が一応果たせた。
もうひとつの「所期の目的」は「ちょ -
甲斐良治:遊び仕事」の「ビジネスモデル」
2006-06-01 13:4353pt
元来私はひねくれているのか、世間が「希望がない」という農山村やそこに暮らす女性や高齢者、フリーターやニートと呼ばれる若者たちに「希望」を見いだすことのほうがよっぽど多い。今日もまた、その若者たちのひとりである伊藤洋志くんから手紙が来た。昨年、京都大学の修士課程を修了し、出版社に勤めたが、すでにそこは辞めてしまったようだ。
その手紙がなかなかオモシロイので、ご本人の了解を得て、「ざ・こもんず」読者のみなさまにご紹介したい。一緒に送られてきた私への「仕事の提案書」はワープロ打ちだが、この手紙は律儀に手書きである(それを私もリチギに入力し直した)。
(以下引用)
梅雨の気配も強まってまいりましたが、如何お過ごしで御座いましょうか。
平素お世話になっております。手仕事文化研究家の伊藤です。先日の銀座での御会食ありがとうございました。
私はその後、いろいろと作戦を練り、もうしばら
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