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《第9回(前半)》陸山会事件公判傍聴記 ── 受け取った1500万円はワイロではありません!
2011-04-28 15:2584pt4月22日くもり。本日から東日本大震災で被災した釜石市在住の大久保隆規氏が審理に復帰する。公判の最初に登石裁判長が「一日も早い復興をお祈りします」と大久保氏に声をかけたことが印象的だった。
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10時開廷。第9回公判では、午前に石川氏の取り調べをおこなった吉田正喜検事(当時は特捜副部長)が検察側の証人として、午後に昨年1月に10時 間に及ぶ不意打ち事情聴取を受けた石川氏の女性秘書が出廷する。なお、今回の傍聴記は分量が多いので、前半と後半にわけてアップする。
まずは午前の部から。
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【第41回】政治家に訊く:萩原 仁
2011-04-12 17:02
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名前:萩原 仁(はぎはら・ひとし)政党:民主党選挙区:大阪2区生年月日:1967年9月12日血液型:A型座右の銘:確乎不動(かっこふどう)趣味:スポーツ、読書好きな食べ物:ラーメンHP:http://www.hitoshi-hagihara.jp/
───────【質問事項】───────
─被災地へ行ったきっかけは?
テレビで漏れ聞いているのでなく現地に入って自分の目で現状把握をしたいと思っていました。震災以降、私が所属する政策グループはほぼ毎日報告会を開いており、仲良くしている斎藤議員が被災状況を報告していたので、もし力になれることがあればと思って急遽現地に行くことになりました。
─現地に入って気づいたことは?
地域によって被災状況にものすごい格差があるということに気づきました。
私が仙台に行ったのは4月4日で、オムツや食料などの -
《第8回》陸山会事件公判傍聴記 ── エッ、特捜部って証拠物のFAX送信記録とか調べないの!?
2011-04-11 19:1184pt3月25日晴れ。前回に続き、今回も傍聴希望者の抽選はなし。やっぱり震災の影響 か。裁判所の地下にあるコンビニに行ってみると、昨日も品薄状態だった店内から、ペットボトルの飲み物がさらに消えていた。どうやら、東京都の水道から乳 児の飲用基準を超える放射性物質が見つかったため、売り切れてしまった模様。エレベーターも節電のために稼働台数が減っている。当然のことだけど、この大 震災の下では裁判所も正常ではないということだ。
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10時開廷。午前は検察側の証人として、池田光智被告の取調べを担当した蜂須賀三紀雄検事が出廷する。池田氏は3人の被告のなかで、2010年1月 の逮捕時は32歳と最も若かった。そのこともあってか、蜂須賀検事も見た目は30代後半ぐらいで若い(※読売の記事によると38才とのこと)。まずは検察 官の尋問から。(── は検事、「」内は蜂須賀検事の証言)
── 取調べのときの池田氏の態度は?
「言葉を選びながら注意深くという態度で、最初はあいまいで、だんだんはっきりしてきました」
── 調書をとる際に気を付けていたことは?
「本人の記憶について気を使っていたので、そのレベルにあわせた表現をしました」
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山田正彦(元農水大臣):食糧とエネルギーの地方分散型のセーフティネットで列島改造計画を
2011-04-11 15:00
この国はおかしい。米倉経団連会長は3月16日に福島原発を津波に耐えて素晴らしい、原子力行政はもっと胸を張るべき」と述べ、4月6日には「東電は甘くなかった」と発言している。国民は決してそうは思っていないだろうに。 今回、巨大地震はいつどこで起こるかわからないことは、骨身にしみてわかったが、100年に1回の周期で繰り返し来ている「東海・南海大地震」も、既に150年になるので、明日発生してもおかしくない深刻な状態にあることを日本は認識しなければならない。 今の日本は非常時である。このようなときだからこそ、災害に強い日本列島の改造に取り組まなければならない。
防災復興府への権限を
今、まさにその時期を迎えたのだ。 まず、政府に防災復興府を設けることを提案する。 これまでのように、がれきの撤去一つにしても、管轄は総務省だ、いや財務省の了解を得なければならな いとか、放射能の汚染についても
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