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一問一答「あなたが、人に伝えたいことはどんなことですか?」【バズりの科学】

あなたが、人に伝えたいことはどんなことですか? 今回は 、TikTok で動画がバズったけれどその後失速したという方の相談をもとに、社会現象や物理を引き起こすための科学について紹介させてもらいます。 Q. TikTok で動画がバズってフォロワーが約1万人ほど集まりましたが、その後の動画で失速してフォロワーが減っていっています。以前 YouTube でも同様のことがありました。動画の分析不足によるものでしょうか? 1回バズるぐらいでは難しいです。 それを再現しまくることが必要です。 同じぐらいのレベルの投稿を定期的に出すことができないとフォロワーはついてきません。 なぜ動画がバズったのかということを分析してもいいですが、自分の分析だけでは難しいと思います。 他人の分析もした方がいいですし、1万人ぐらいであれば他人のマネでもいいと思います。 1万人ぐらいであれば誰よりも早くバズった動画をマネしてみるのもいいと思います。 そこから始めてみてもいいのではないでしょうか。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 バズる条件とは? SNS で自分の情報を発信したり、自分の商品やサービスを広めるための方法が気になる人も多いと思います。 これがわかれば、この先に流行るものを先に見抜くこともできるでしょうし、自ら流行を作ることもできます。 今回はその条件について解説させてもらいますので、それぞれ皆さんが流行らせたいものが、これらの条件を満たしているかどうかをチェックしてみてください。 3つのユニバーサルゴール アリゾナ州立大学の研究で、1997年から2002年の間に発表された社会的影響力に関する文献を集めてレビューしてくれています。 人間のどのような欲求に導かれて社会現象が起きるのかということを分析しています。 全ての人間に共通する3つのユニバーサルゴールというものがあり、これを満たすことが社会的影響力を高めてバズらせるためには重要です。 ①アフィリエーションゴール:友交関係 自分の行動や思考、信念が、他人の行動や思考、信念と一致していたい欲求です。 どんなに独自性を貫こうとしている人であっても、誰かと同じ「行動・思考・信念」を持っていたい欲求があるということです。 自由になりたいと思っている人も、自分にとって自由に生きていると思っている人に影響を受けています。 独自性があるという人も、誰かと一致していたいという欲求があります。 ですから、社会現象やバズりが起きている時には、「これは誰と一致したいという欲求で起きていることなのか?」と考えてみてください。 例えば、ピコ太郎さんがバズった時には、ジャスティン・ビーバーさんが紹介されました。 これはジャスティン・ビーバーさんが面白いと言っているものに対して、同じように面白いと思いたい人が多かったわけです。 多くの著名人が紹介するとファンが動くのも、多くの人がその著名人と一致していたいという欲求があるからです。 ②アキュラシーゴール:正確性 人間は自分が正しく行動していると思いたい性質があります。 自分は間違っている側ではなく、正しい側にいたいと思っているわけです。 流行やバズりを作り出している人ほど、人生や社会問題に対して多くの人が正しいと思える見解を作り出しています。 例えば、世の中の多くの人が思っているけれど言えなかったようなことをハッキリと正論を言うと、多くの人がよく言ってくれたと感じてバズります。 その意見を支持することによって多くの人がこの欲求を満たすことができます。 たくさんの人が思っていることをより辛辣に強く発信します。 名言などを使ってより強調して表現します。 それに多くの人が同調することでバズりが起きます。 つまり、多くの人が言いたいことを言うより説得力をもって発信します。 正論をぶつけると多くの人が「スカッとした」感覚を感じます。 この感覚を見出すのがアキュラシーゴールです。 要するに、それを支持すると多くの人が正しい側にいると感じられるかどうかを考えてみてください。 ③ポジティブセルフコンセプトゴール:一貫性 人間には一貫性を保ちたいという欲求があります。 世界の見方や自分のストーリーに一貫性を保ちたい欲求を誰でも持っています。 例えば 、フットインザドアという一旦小さなお願いをしてから大きなお願いをする定番の説得術も同じ欲求に働きかけたものです。 小さなお願いをして一度 YES と答えてもらうと、次のお願いにも応じてくれる可能性が高くなります。 自分は信念を貫いていると誰もが思いたいわけです。 ですから、「あなたは信念を貫いていますね」と保証されるような表現はバズりやすくなります。 自分にとっての世界の見方や自分のストーリーと一貫しているものをリツイートすることで、自分は信念を貫いていると思うことができます。 この3つの欲求を刺激するとバズるわけです。 人は誰でも、自分の行動や思考、信念が、他人の行動や思考、信念と一致していたいと考えています。 正しい意見をいつでも支持していたいと考えています。 そして、常に一貫性を持って信念を貫いていきたいと考えています。 これは普段のコミュニケーションでも役に立ちます。 コミュニケーションの中でも、相手はこれら3つの欲求を満たされるとポジティブな気分になり、当然ですが関係を深めることができるようになります。 SMARTの法則:社会現象の5つの要素 2017年にケンブリッジ大学が世間に広まる社会現象について調べてくれています。 社会現象と言われるとわかりにくいでしょうが、例えば、アイス・バケツ・チャレンジやMeToo運動などです。 この要素を5つにまとめてくれています。 S:ソーシャル・インフルエンス 社会的な意義があるかどうかです。 それに賛同することで社会的な繋がりを感じることができるか? 自分は社会に貢献しているという感覚を持つことができるか? このような要素を満たしているかどうかを考えてみてください。 賛同することで自分が社会に関わっていると感じられることは社会に広まりやすくなります。 それを広げる人に、どんな社会的なイメージを乗せるかです。 M:モラル・インパラティブ モラルの要因に関わっていると社会現象になりやすくなります。 これが炎上の原因でもあります。 モラルの問題や社会的な議論を引き起こす内容は広がりやすくなります。 多くの人が道徳に反すると感じて社会的議論につながる内容ほど、世の中に広まりやすくなります。 道徳に反する状況や、そのような行動をしている人を批判する側に回ると、先ほどのユニバーサルゴールを満たすこともできるのでバズるわけです。 AF:アファーマティブ・アクション 強烈なポジティブ、または、強烈なネガティブを引き出すものです。 ポジティブな感情の場合には、同情と共感を掻き立てます。 ネガティブな感情の場合には、モラル的な問題や怒りを掻き立てます。 このような表現や話題が世の中に広まりやすくなります。 自分が広めたいことがポジティブな場合には、同情や共感を煽る表現を使ってください。 一方で、ネガティブな場合には、モラル的な問題や怒りを煽る表現にしてください。 T:トランスレーショナル・インパクト 最近の話題はどんどん賞味期限が短くなっています。 最初に大きな話題になっても、それを維持するのが難しいわけです。 どうすればバズりを維持することができるのかということについては、様々な研究者も調べていますが、今のところこれという特効薬は見つかっていません。 どんな流行やバズりも長くは続かないので、新しいバズりを求めていく必要があります。 フォロワーマネジメントのためのおすすめ本 皆さんの説得力や影響力を高めるために役に立つであろう本を紹介しておきます。 特に今コロナの影響で仕事がひとつだけでは危険だと思っている人も多いはずです。 基本的には何を売る場合でもフォロワーのマネジメントがとても重要です。 つまり、人を集めてその人たちをどのようにして自分の商品やサービスを買ってくれる状態までにするのかということがとても重要なわけです。 そのために参考になるような本をいくつか紹介しておきます。 1冊目は、こちらです。 ファンダムとは熱狂者という意味ですが、初音ミクやコカコーラ、スターウォーズやアップルなどが、どのようにして熱狂するようなファンを作り発展してきたのかということをたくさんの事例から学ぶことができます。 ファンダム・レボリューション SNS時代の新たな熱狂 (早川書房) 人間の意思決定に関する不合理さを知っておくことも重要です。 そのためにはこの本がとても役に立ちます。 ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 文庫 (上)(下)セット ここまでは、社会現象や物理の根底にある人間の本能や心理について解説させてもらいました。 ここから先は、実際にバズりや流行を作り出すにはどうすればいいのかということを紹介していきます。 どのようなステップを踏んでいけばバズりが起きるのかということを知りたい方は、ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたが、人に伝えたいことはどんなことですか?」【バズりの科学】
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜

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メンタリストDaiGo

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。 人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。著書累計300万部。

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