• このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年12月の記事 19件

(再配信)【性格が変わる】セカンドネイチャーの身に着け方

性格を変えるための方法を紹介します。 人の性格が変わるのかという問題ですが、ある程度以上は変わるということが分かっています。 自分がなりたい性格があったり、性格を変えれば理想的な未来が広がると考える人も多いと思いますので、そのようなところに今回は光を当てていたらと思います。 どうすれば性格が変わるのか 2017年にハーバード大学が行なった研究によると、人間はオンラインのレクチャーを受けるだけでも、性格が変わるということが分かっています。 人間の性格というものは固定されていなくて、どのようにすれば変わるのかということを科学的にオンラインで教えてもらったグループと、そうでないグループを比較したところ、オンラインのレクチャーを受けたグループは、長期的な追跡調査を行ったところ、 性格は大幅に変わり、自分が望ましいと思う行動を取れるようになったり、自分のやりたいことができるようになっていたということです。 本チャンネル「心理分析してみた!」を見てくれているいる人の中からも、引っ込み思案だったりメンタルの弱かった自分が変わって行動できるようになったというようなお便りをいただくこともあります。これは僕の大きなモチベーションになっていますが、このような効果は科学的にも根拠があるということです。 この研究は、うつ状態に悩んでいる12歳から15歳の若者96人を集めて、二つのグループに分けて実験を行いました。 人間の性格は変わるというオンラインレクチャーを1日に20分から30分受けてもらったグループ 会話セラピーに関するオンラインレクチャーを1日に20分から30分受けてもらったグループ この性格が変わるということを学ぶオンラインレクチャーは、人間の脳のニューロプラスティシティ(脳神経の可塑性)について解説したもので、簡単に言うと、人間の脳の神経には可変性があり、昔よく言われたように人間の脳は歳をとってから成長することはないというようなことはなく、人間の脳は歳をとってからも新しい細胞が生み出され、新しい神経同士のコネクションも生まれるもので、人間の脳は変わっていくということを教えたものです。 人間の行動というものは、脳が作り出す思考と感情により決まるものです。ということは、脳が変わるのであれば思考と感情は変わるものであり、それにより行動が変わるのであれば、それは性格が変わったということではないかということです。 その後、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月時点での性格分析のテストを行い、参加者の両親にもインタビューを行い客観的な変化についても確認を行いました。 その結果、性格は変えられるというオンラインレクチャーを受けたグループのみ、うつ症状が33%も減少したということです。 さらに、自分自身が望ましいと思う行動を取れることが増えて、積極性も増して自己コントロールの感覚が増加しました。 十分に性格が変わったと言えるほどの結果が確認されたわけです。 要するに、人間の性格というものは変えることができるものであり、自分は望んだ人間に近づくことができるということを学ぶことが大事だということです。 これはまず最初のステップであり、すでに皆さんが実践していることです。 そのような効果も意識しながら、本チャンネル「心理分析してみた!」を見ていただけたらなと思います。 ここから先は、具体的にどのような行動をとれば性格が変わるのかということについては続きをどうぞ。  

(再配信)【性格が変わる】セカンドネイチャーの身に着け方

(再配信)少ない人間関係で最大の成果を出すための「スーパーコネクター」の見つけ方

人脈の話をすると、自分は特にビジネスをしていないし関係ないと思う人もいるかもしれませんが、これは友達の作り方です。 友達が作れない人はビジネスでもうまくいきませんし、人間関係を上手に使うことができない人は成功しないということも分かっています。 人間関係をつくる話をすると、そもそも人間関係がめんどくさいという人もいると思います。僕もどちらかというとそのタイプです。 人間関係をコントロールすることができる人は、健康になり人生をコントロールできる人です。お金も健康も人間関係も、幸せな人生のために必要なものは全て手に入れることができます。 ▼スーパーコネクターを見つければ友達は少なくてもOK! 科学的には20代までは友達は多いほうがよく、30代を過ぎると友達を絞った方が幸せになれるということが分かっていますが、僕のようにそもそも友達が少ない人はどうすればいいのでしょうか。 答えは簡単です。友達が多い人と付き合えばいいわけです。 人間関係の面倒なところは、その関係を維持するところです。たくさんの人との関係を維持しようと思えば、常に色々な人に連絡を取り予定や話を合わせたりする必要があるので面倒なわけです。 生まれつきそのようなことが得意な人たちがいます。人と人とをつなげるのがやたら上手い人とか、どこに行っても友達ばかりというような人が時折います。 僕の場合は時間さえあれば一日中でも本を読んでいられますが、普段読まない人に同じことをさせると苦痛でしかないはずです。自分の価値観に合わず苦痛を感じるようなことを無理をしてまで行なっても良い結果には繋がりません。 よくある人間関係や友達を作るための本では、そもそも人間関係が面倒だし苦手だからそのような本を読んでいるにもかかわらず、そんな人にパリピのようにナンパをしてみようとか、とりあえず色々な人と仲良くなることを心がけましょうなどと、それが分からないから苦労しているんだと言いたくなるようなことを書いています。 そのような苦手な部分に関しては人に任せてしまえばいいです。 自分は観察力を高めて付き合う人を絞り込み、どのような人と付き合えば、必要な時に必要なコネクションを得ることができるのかということを考えるべきです。 その人との関係さえ維持していれば、必要な時にはその人に連絡すればどのような人脈にも繋がるという人をスーパーコネクターと呼びます。 このスーパーコネクターは一人ではなく、たくさん持つといいです。例えば、ププログラミングや技術者関係のスーパーコネクター、イベントや人を集めるためのスーパーコネクター、海外に友達を作るためのスーパーコネクター・・・、ジャンルごとのスーパーコネクターがいると、本当に限られた人間関係を維持さえしていれば必要な時に必要な人間関係を得ることができます。 これが引きこもりにとってはベストな状態です。 自分の時間も大切だし、そんなに人と話すのも得意ではない、かといって孤立したくはないし社会的な成功も欲しいという人は、スーパーコネクターの友達を作ることを意識するべきです。 あらゆる社交の場に行った時にはスーパーコネクターを探して、その人とだけ仲良くなってください。スーパーコネクターの見分け方や、どのようにしてスーパーコネクターと仲良くなればいいのかということを今回じっくり紹介しますので、それを参考にしつつ仲良くなったらあとはもう簡単です。その人との関係だけを維持していれば、困った時にはその人が大抵のことは何とかしてくれます。 スーパーコネクターと繋がることが大切ですが、その前に自分でもある程度コネクティングができるようにならないと、お返しができない状態が続き、関係が途切れてしまうこともあります。 新しい関係を作らなくても、リコネクティングをしていけば友達関係は維持していくことができますので、今回は、まずはこのリコネクティングのテクニックを紹介し、スーパーコネクターを見つけるための方法も紹介します、そして、ネットワークマップという自分の人脈を可視化する方法までを紹介します。 ▼リコネクティング・トレーニングで新しい企画が鬼のように進む リコネクティングは、簡単に言うと、最近連絡を取っていない友人に連絡をする事です。リコネクティングが得意な人は人脈の作り方が上手い人です。 これは、喋るのがうまいとか久しぶりの友達でもうまくコミュニケーションがとれるという能力ではありません。違いは抵抗感の差だけです。 最近あまり連絡を取っていない友達に、何か仕事をお願いしたいとして、久々に連絡を取るのはほとんどの人が抵抗感を感じるはずです。いきなり連絡をしてお願いしたら嫌に思われたり気まずくなると考えるのではないでしょうか。 ところが、これを全く遠慮することなく平然とする人たちがいます。それがスーパーコネクターの人達です。 僕たちはスーパーコネクターになる必要はありませんが、リコネクティングのテクニックは学んでおいた方がいいです。 スーパーコネクターやリコネクティングが上手い人は相手のことを覚えています。相手が得意で好きなことを覚えています。 会社の名前や肩書きではなく、相手が何を得意としていてどのようなことが好きなのかということを覚えているわけです。そして、この人達はそれを思い出すのがとても上手です。 自分が得意ですぐできることに関して、相手に頼られたとしたら、誰でも少しいい気分になるのではないでしょうか。 自分が必要にされているとか、自分の得意なところを覚えてくれているのであれば、喜んでもらいたいと思うはずです。 久しぶりに連絡したとして、相手が一番得意で、かつ、アイデンティティの根幹にしているものをその場で褒めます。そして、頼ります。 得意なことで頼られると、自分の存在意義を認められたような気分になります。 スーパーコネクターのすごいところは、リコネクトして頼み事をしているのになぜか感謝されてしまうところです。 リコネクティングははっきり言って技術です。才能ではなく技術です。 例えば、相手の名刺をもらうだけでなく、相手の好きなことや得意なことを記録しておきます。その好きなことや得意なことと一緒にスマホの電話帳に登録しておけば、キーワードで検索してその時に必要なコネクションを思い出すことが簡単にできます。 会社や肩書きは変わることもあります。そうすると急に連絡を取ることができなくなったりもします。他の会社に行ったとしてもその人の特技というものはそうは変わりません。 個々人に興味を持って目を向けることができるので、会社が変わっても、何年も時間が経っていても、すぐにリコネクティングできるわけです。 後は、心理的な抵抗を減らすことです。 人間は助けた相手のことを好きになるものです。相手の得意なことをわかっていて、それで助けを求めるということは、相手に対しての褒め言葉になります。 ですから、抵抗を感じることなく気軽に連絡するようにしてください。 2010年にラトガース大学が行なった研究で、仕事の重要なプロジェクトを進める上では、現時点で固まった人脈よりも、しばらく連絡を取っていない人脈を使った方が能率が上がるケースがあるという事が分かっています。 新しい事を始めたいのに、同じメンバーだと当然ですが凝り固まったアイデアしか出ません。そこで新しいアイデアや技術や視点などを取り入れる事が重要になります。 アイデアを作るのは人間ですから、それを変えるためには環境を変えるか人を変えるかしかありません。 この研究では、既にある人脈を使うよりも、リコネクティングを使い、しばらくは合っていない人脈を使った方が、作業効率も上がりイノベーションが起きたり、立ちはだかる壁を突破する可能性が高くなるということが示されたわけです。 ですから、壁にぶち当たったらいつもとは違う人に会ってみるとか、最近会っていない人に連絡を取ってみるといいのではないでしょうか。 多くの人は会社で悩みを抱えたり壁にぶち当たったとしたら、同僚や会社の人と飲みに行ったりするのではないでしょうか。なんとなくいい気分になるかもしれませんが、それでは解決策は見つけられません。自分の周りの人に聞いても解決策が出てこないのであれば、リコネクティングを考えてみてください。 昔のクラスメイト、昔勤めていた会社の同僚、過去にお世話になった人にコンタクトをとってみてはいかがでしょうか。 何年も会っていなかったクラスメイトでも、久しぶりに会ったらその会っていない時間を感じないぐらいいつの間にか当時と同じように仲良く話しているということを経験したことがある人もいるのではないでしょうか。 お互いに腹を割って話すまでのハードルが低い状態で、それまでお互いに全く別の人生を何年間も歩んできたわけですから、今自分の周りにあることとは全く異なる情報や視点を手に入れることができるわけです。 凝り固まった人脈では同じ情報や視点しか手に入りません。まったく新しい人脈では信頼関係を築くまでに時間がかかります。ですから、最も良いのは最近連絡を取っていなくて違う人生を歩んでいるけれど過去にお互いに信頼関係がある程度できている関係です。 つまり、リコネクティングによる繋がりです。 このようなリコネクティングしてつながることができる絆のことをラトガース大学の研究チームは休止中の絆と呼んでいます。 これを復活させる方が、下手に人脈を広げようとしたりする方が良い結果に結びつきやすいということです。 新たな視点を手軽に手に入れるために大切なのは、リコネクティングです。 こちらも是非〜 「外交担当スーパーコネクターの"つばさ"登場!」 ▶︎https://ch.nicovideo.jp/mental/blomaga/ar1768742 ↑マインドマップもあるよ!ここから先のスーパーコネクターを探すための方法、スーパーコネクターの心をつかむためにはどうすればいいのかという内容について知りたい方は続きをどうぞ。  

(再配信)少ない人間関係で最大の成果を出すための「スーパーコネクター」の見つけ方

(再配信)時代を変えるアイデアを作るための【14の創造性レシピ】

自分のやりたいことを見つけてモチベーションが上がっても、ビジネススキルだけでなく、ビジネスの内容を自分の頭で考えることができないと解決策は見えないものです。 ですから、創造性やクリエイティビティがとても大事だといつも言っています。 この新しいことを思いつくようになるためにはどうすればいいのでしょうか。 そもそもクリエイティビティとは 科学でも創造性に関する定義は結構曖昧です。 よくある創造性のテストとしてはTTCT(Torrance Tests of Creative Thinking)や、特定のものの普通とは違う使い方をたくさん思いつくテストや、問題解決のための能力を測るもの、謎解きのように共通点を導き出すものなど、様々な方法によりクリエイティビティを測る方法はありますが、実際の能力をどれくらい反映しているのかは、いまひとつはっきりしません。 いいアイデアを思いつくための必要な条件 良いアイデアを思いつくためには創造性が必要ですが、その創造性とはどのような能力なのか良いことを調べてくれたケント大学のメタ分析があります。 この研究では良いアイデアを思いつくための必要な条件を調べてくれています。 僕もこの研究をもとに実際にアイデアを考えるようにしています。なかなかいいアイデアを思いつくことができないという時には、この中の何かが足りないのではないか、あるいは、うまく使いこなせていないのではないか、と考えて意識したりトレーニングしています。 この研究の興味深いところは、そもそもいいアイデアを思いつくためにはどうすればいいのかということをいろいろなテストを使って測ったというものではなく、いいアイデアを思いつくために必要な条件をテキストマイニング(文字列を使ったデータ解析)で調べている点です。 僕たちがクリエイティブだと感じる時とはどのような時なのかということを調べて、その要素を鍛えることで、いいアイデアは生み出されるのではないかと考えたものです。 1950年から2009年までの間に出された創造性に関する数千の記事をピックアップし、テキストマイニングを行い、さらに数百本のクリエイティビティに関する科学論文もピックアップし、クリエイティブな人を測るために使われた表現や科学者の定義を抽出し分析を行っています。 科学的な研究だけを調べたものではなく、一般的な記事などもピックアップしコンピューターで分析したというとても興味深い研究です。 14のチェックリスト 他の人が思いつかないようなアイデアを思いついたり、画期的なビジネスアイデアや人生において自分にしかできないようなことを作り出すために必要な要素を14個にまとめてくれています。 具体的に僕がニコ生で1位になるために、アイデアや発想力をどのように使い問題解決を図ってきたかということを紹介しながら解説していきます。 クリエイティブに考えたほうが解決能力は高くなります。 ピアノを弾いてもらう実験でも、 ピアノをクリエイティブに弾くように心がけてくださいとお願いした方が、うまく弾くように心がけてくださいとお願いするよりも、より滑らかに弾くことができて良い演奏になったという実験結果もあります。 ですから、ちゃんとしようと考えるよりも、いかに面白くクリエイティブにするかと考えた方が、目標の達成率は上がります。 大切なのは遊び心です。  僕が実際に行なったニコ生で1位になるという目標を面白くクリエイティブに達成するにはどうすればいいのかということを例として解説していきますので、皆さんは自分の目標に照らし合わせて考えてみてください。ここから先の具体的な解説をご覧になりたい方は続きをどうぞ。 

(再配信)時代を変えるアイデアを作るための【14の創造性レシピ】
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜

メンタリストDaiGoの「Dラボ」の知識をより活用したい方のためのブログです。 ※紹介する本のAmazonリンクはアソシエイトリンクを使用しています。

著者イメージ

メンタリストDaiGo

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。 人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。著書累計300万部。

https://daigoblog.jp/
メール配信:あり更新頻度:月4~17回の更新※メール配信はチャンネルの月額会員限定です

月別アーカイブ


タグ