-
一問一答「あなたは人生というゲームを楽しんでいますか?」【人生を楽しむ心理学】
2021-08-19 12:00330ptあなたは人生というゲームを楽しんでいますか?
今回は、どの職場に行っても嫌な人が必ずいるという相談をもとに、Dラボを中心として紹介してきた様々な知識をより効率よく、かつ、楽しみながら身につけていく方法について紹介させてもらいます。
どの職場に行っても必ず1人は嫌な人がいるのはなぜでしょうか?それとも自分がそんな人を必ず1人作っているだけでしょうか?
1人ならまだいいのではないでしょうか。
聖書に出てくる有名な言葉があります。
キリストが奇跡の力で人々の難病を治すというストーリーがありますが、難病を治した10人のうち2人はキリストにお礼を言います。6人は別に何も言わず、2人は文句を言って帰って行ったとなっています。
バカは2割ぐらいはいるので、皆さんが付き合うべきは全体の2割で、皆さんが付き合ってはいけないのも全体の2割、どうでもいい相手が6割です。
付き合うべき2割を探すというのが人生というゲームだと思います。
以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。
人生の5つの大きな後悔
まず、以前の一問一答で、人生において人が最も後悔として残りやすい5つのポイントについて紹介させてもらいました。
ひとつずつ逆向きに考えていくことで、その後悔をできるだけ減らしていく方法について紹介しました。
1. 他人の期待に従って生きたこと → 自分の夢を追う強さ
2. 働きすぎたこと → 優先順位をつけて働く
3. 素直な感情を表現しなかったこと → 本当の自分を表現する強さ
4. 友人に連絡をあまりとらなかったこと → 人間関係の充実
5. 自分をもっと幸せにすればよかった → 幸せを求める勇気
【詳しくはこちら】
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
一問一答「あなたが人生で一番後悔していることは何ですか?」【後悔しない人生】
5つの後悔を乗り越える人たち
そして、世の中にはこれらの力をいつのまにか身につけてしまう人たちがいるということを続く一問一答で紹介させてもらいました。
それは、あまりにも悲劇的逆境を乗り越えたことによる圧倒的な成長を手にした人で、PTSG:心的外傷後ストレス成長と言われるものです。
【詳しくはこちら】
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
一問一答「あなたは、忘れたくても忘れられないことはありますか?」【ネガティブな経験で人生を変える】
忘れたいようなネガティブな経験を乗り越えることで、人生を飛躍的に変える方法について解説させてもらいました。
ゲームで逆境を乗り越える?!
さらに、それに続く内容として、今回はPTSD の治療にも用いられるゲームの効果について考えてみたいと思います。
ゲーム自体の効果については以前の一問一答でも詳しく解説したことがあります。
科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
一問一答「あなたはゲームが好きですか?」【ゲームの心理学】
そもそもなぜゲームでPTSD の治療に役に立ったり、苦しい逆境を乗り越えることができるのでしょうか。
それは、ゲームに含まれるいくつかの要素について考えると見えてきます。
ゲームで人生に向き合う力を手に入れるためのおすすめ本
スーパーベターになろう!──ゲームの科学で作る「強く勇敢な自分」 (早川書房)
ゲームを使って人生を変える方法とそれにまつわる科学を学ぶことができる本です。
ゲームが別に好きではないという人でも、なぜゲームがトラウマや逆境さえも乗り越えることに役立つのかということが理解できます。
ゲームに夢中になる6つのポイント
なぜ僕たちはゲームに夢中になるのか、いわゆるフロー状態になり、経験からより効率よく成長を得ることができるのか、仕事や勉強でもゲーミフィケーションがどうしてそんなにも役立つのか、ということを考えてみた時に6つのポイントが見えてきます。
1. 挑戦
2. ポジティブ感情
3. 好奇心
4. 目標達成
5. 仲間とのつながり
6. 意義
もちろん、見方によっては他にもあると思いますが、大きく分けてこの6つのポイントがあるかと思います。
今回はこの6つのポイントそれぞれについて解説させてもらい、まさにDaiGo師匠が冒頭のアドバイスで言っていたように、人生というゲームをより効率的に楽しみながら、そして苦しい時があっても乗り越える方法について理解していただけたらと思います。
1. 挑戦
ゲームでは、敵キャラを倒した先に自分が何ができるようになるのかを考えるはずです。アイテムが増えたり新しいステージに進めたりするから人はモチベーションが湧きます。
誰でも、したこともないことだけれど出来るようになりたいと考え、勉強でもスポーツでも挑戦した経験はあるはずです。
このチャレンジするというのは、出来ることよりも出来るようになることに目を向けるからこそ、それができるようになります。
ところが、大人になると失敗を恐れる気持ちの方が大きくなってしまいます。
新しいことに挑戦することがなくなり、できる範囲のことだけしかしなくなってしまいます。
これが大きな問題になります。
それに挑戦してうまくいけば何が手に入るのか、つまり、「自分は何が出来るようになるのか」に目を向ければ、もっと知りたいと思えるようになったり好奇心への刺激になります。
新しいことをする時に、「自分は何が出来るのか」ではなく「自分は何が出来るようになるのか」ということを考えてください。
自分の出来ることだけに目を向けている人生とは、はじまりの村の周りの草むらでスライムとだけ戦いながら、自分はいつかレベル100になると言っている人です。
そんなことをする暇があるのであれば前に進んだ方がいいに違いありません。
恋愛の場合でも人間関係の場合でも、なかなか最初の一歩を踏み出せないという人がいると思います。
恋愛の場合も全く同じで、人間関係のゲームだと考えるととても楽になります。
最も良くないのはゲームなのに何も行動しない人です。ゲーム感覚になれないから楽しむことができず嫌われてしまうだけです。
男性も女性も難しく考えることなくゲームだと思い楽しんでいる方が、良いパフォーマンスを発揮することができるものです。
失敗してもセーブポイントに戻ればいいだけです。
2. ポジティブ感情
ゲームでは、戦って勝つとアップアイテムをもらえたり、ポジティブで楽しい気分になるので自然と夢中になってしまうということがあります。
同じように、この感情もうまく使うことができれば、仕事や勉強をより効率的に進めることができるようになったりもします。
実際に、研究でもポジティブ感情が高まると、仕事がはかどるようになったり人間関係が良くなったり、僕たちの人生は良い方向に変わり始めると言われています。
「過去の幸せな出来事がもし起きていなかったら…」
自分の人生で起きた出来事を思い浮かべてみてください。
受験で念願の大学に入ることができた、素敵な彼氏や彼女ができた、子供が生まれた、どんなことでも結構ですが、自分にとって本当に良い出来事だったと思えることを思い浮かべてみてください。
そして、もしその出来事が実は起きていなかったら今頃どうなっていただろうかということを想像してみてください。
研究では、こんな想像を1日に1回、2週間にわたって続けたところ、その後1ヶ月経っても気分の高揚感が続いて幸福感とポジティブな感情を持ちながら暮らすことができたということが分かっています。
人間というものは、何かを手に入れた時の喜びよりも何かを失う苦しみの方を強く感じるものです。
あえて自分の人生で既に起きている幸せな出来事が、もしなかったらどうなっていただろうかとネガティブな想像をすることによって、人は感情的に満たされて良い結果を得ることができるわけです。
ポジティブ感情を増やす5つの行動
日常的に行うことで自然とポジティブ感情が増すと言われている行動があります。
これにより、頭の回転が速くなったり想像力が高まったり、様々な人生の問題を突破するために役に立つ能力が勝手に湧いてきます。
①状況セレクト
自分が一番気分良くいられるような状況に身を置くということです。環境や状況を自分で選ぶことが重要です。
例えば、自分が人混みが苦手なのであれば、できるだけ人混みがない場所を選ぶようにしたり、休日には自然の中にゆっくりと出かけるとか、そんな行動や頻度を増やすようにしてください。
②状況組み換え
気分良くいられる状況を選びたいと思っても、それがなかなかできないという人もいると思います。
例えば、恥ずかしい失敗をジョークで笑いに変えてみたりする方法になります。
恥ずかしい状況は、そのまま恥ずかしいとばかり考えていると、その感情ばかりがネガティブな方向に増えていってしまいます。
失敗をネタにしたり、その枠組み自体を変えることで気分はかなり変わります。
③注意の再配置
ネガティブな状況になった時に、その注意を別な方向にそらすという方法です。
簡単に言うと気をそらすという意味ですが、例えば、お腹が空いてそのことばかり考えている時には夢中になりそうな仕事に取り組んでみたり、ちょっとゲームをしてみたり、他のことに自分の注意を向けるというものです。
④認知チェンジ
これはネガティブな状況の自分の解釈を変えるというものです。
例えば、不安や緊張を感じているのであれば、それは本番に備えて体が準備してくれていて、最高のパフォーマンスを発揮できるように体中に血を巡らせてくれているということだ、というように再解釈するというものです。
⑤反応組み換え
これはネガティブな感情の体験の仕方を変えるというものです。
例えば、怒りの感情を感じたらゆっくりと深呼吸をするとか、その感情を感じた時に自分の体にはどんな変化が起きているのかということに注意を向けたりします。
ネガティブな感情を感じたら、その場で目の前のことはひとまずおいて、5分間だけ瞑想してみるというようにあらかじめ決めておくといいと思います。
これらの5つのポイントを踏まえて、日常的にポジティブな感情になれる確率を増やしていくということが重要だということです。
無理やりポジティブな気分になろうとしてもなかなか難しいものです。
仕事や勉強に取り組む環境としては、自分がポジティブになれる状況とはどんなものだろうか、
失敗したり嫌な気分を感じた時には、これをどうすれば笑いやネタに変えることができるだろうか、
嫌な気分になった時に、最も手軽に注意をそらす方法はどんなものがあるだろうか、
自分がよく感じやすいネガティブな感情を再解釈するとしたらどうなるだろうか、
ネガティブな感情を感じた時にはどんなことができるだろうか、
このように、ネガティブな感情を感じた時にどうすれば自然とポジティブな感情に変わっていくのかということを知っておいてください。
おすすめの方法としては、日常の仕事や勉強でやることのリストの中に、できれば午前に1つ午後に1つ、少なくとも1日に1つ予めこのような行動を入れておいてください。
自分が間違いなくポジティブな感情を抱くであろう行動を予定に入れるようにしてください。
ここから先は、残りの4つのポイント「好奇心・目標達成・仲間とのつながり・意義」について解説していきます。
コロナの影響もあり今苦しい状況にいる人も多いと思います。
なかなか人生が変わらず苦労している人もいると思います。
そんな状況を変えて、人生というゲームを楽しむことができるように、ぜひ続きもチェックしていただけたらと思います。
-
一問一答「あなたが人生で一番後悔していることは何ですか?」【後悔しない人生】
2021-08-12 12:00330ptあなたが人生で一番後悔していることは何ですか?
今回は、子育てが中心になるであろう中でも後悔のない40代を過ごしたいという女性からの相談をもとに、人間にとって最も大きい後悔と言える5つのポイントについてそれぞれ対策を考えてみたいと思います。
Q. 子育てと仕事に忙しく、まだ子供も小さいのでこれからも子供が中心になると思いますが、後悔のない40代を過ごすためにアドバイスお願いします。
まず、子育てが中心でそのせいで色々なことができなくなると考えるのはやめた方がいいと思います。
むしろ、忙しい人ほど色々な事を同時にこなしていたりします。
子育てをしながら副業に挑戦してみるとか、子育てをしながら新しい趣味を見つけてみるということをした方が子育てもうまくいきます。
子育てを全部1人でこなそうと抱えてしまうと無理が出てしまう場合もあります。
預けたりシッターさんを時には雇うということもできると思いますので、自分の人生を充実させたいと思うのであれば今この瞬間が一番早いということを忘れないでください。
子育てが終わったら挑戦しようと考えるのではなく、子育てをしながらどこまでだったらできるかということを考えてください。
子育ての中でもやらなくてもいいことや外注できることがあれば外注すればいいと思います。
死ぬ瞬間の5つの後悔
充実した人生のためにはぜひこの本を読んでおいてください。
これは看護師さんが書いた、人が亡くなる時にどのようなことに後悔するのかということがわかる本です。
人が最終的にどんな後悔をするのかということをわかっておけば、子育てが終わってからやろうと考えることが、どれだけもったいないことなのかということが分かると思います。
以上がDaiGo師匠のアドバイスです。
人間の最も大きい5つの後悔
1. 他人の期待に従って生きたこと
2. 働きすぎたこと
3. 素直な感情を表現しなかったこと
4. 友人に連絡をあまりとらなかったこと
5. 自分をもっと幸せにすればよかった
この5つが師匠が紹介していた本の中でも最も人間の後悔として残りやすいものだとされています。
それが大事だということはみんな分かっていて、いつでもできそうに思うのに、実は、歳をとってみると、その時にしかできなかった事だったと気づく事が多いものです。それにより人は後悔するものです。
若い人や健康な人にこそ知っておいてほしいことです。
ですから、今回はこの5つのポイントをそれぞれ逆にしていく方法を解説していきます。
1. 他人の期待に従って生きたこと → 自分の夢を追う強さ
2. 働きすぎたこと → 優先順位をつけて働く
3. 素直な感情を表現しなかったこと → 本当の自分を表現する強さ
4. 友人に連絡をあまりとらなかったこと → 人間関係の充実
5. 自分をもっと幸せにすればよかった → 幸せを求める勇気
ひとつずつ、心理学的に見てできることを解説していきます。
自分の夢を追う強さ
人は死ぬ間際に自分の夢を他人の夢のために犠牲にしたと感じる人が多いということです。
自分に素直に生きれば良かったと思うわけです。
自分の夢を追いかけましょう。
とはいえ、自分の夢が見つからない、自分が本当にやりたいことが分からない、そんな相談がDaiGo師匠の質疑応答でもよくありますし、そんな悩みを抱えている人は多いようです。
自分の夢というものは情熱と同じで探すものではありません。
例えば、カル・ニューポートさんも情熱というものは見つけるものではなく作り出すものだということをさまざまな研究から論じています。
情熱を感じられるようなことを探そうとするのではなく、情熱を感じることができるように工夫をして、目の前にあることを別の方法でしてみようと考えることができる人は情熱を見つけることができます。
情熱というものは、何をするのかではなくどのようにするかということに依存するものだからです。
DaiGo師匠も、今ではいろいろな仕事をしていて動画の配信を主にしているわけですが、3年前や5年前から考えるとどれもこんなことを仕事にしているとは思えないようなことばかりです。
皆さんも、自分は変化していくものだということを考えて、その変化のチャンスを逃さないということに注意を向けた方がおそらくは良い人生を送ることができるのではないかと思います。
変化していく自分を見続ける
「自分はこれからどのように変わっていくのだろうか」
「来年は何をしているだろうか」
「3年経ったらどんなことをしたいだろうか」
変化していく自分を眺め続けるということが大切です。
いきなり来年年収10億というのは難しいかもしれませんが、それでも、自分の行動によって自分の生活や人生というものが少しずつ変わっていくということを見ていくことにより、人は日々のやる気も出てくるし人生の新しい道を切り拓くこともできるのではないかというのが現代の心理学の中心になる考え方です。
子供も大人も自分の夢を追いかけるという時は、存在ではなく行動に焦点を当てるようにした方が実際の達成率が高くなるということが分かっています。
自分がどんな人生を生きていきたいのかということを考えた時に、何かしらの存在になりたいと考える人は、そこに対するモチベーションが続かない可能性が大きくなります。
一方で、どんな行動をしながら生きていきたいのかということを考えるとモチベーションが続きやすくなります。
ですから、存在ではなく行動に焦点を当てるようにしてください。
そうしないとモチベーションはどんどん下がってしまいます。
常に変化し、どんな行動を続けながら生きていくのかということを意識するようにしてください。
自分の存在を変えるとかではなく、自分の存在はそのままで行動に注目して行動を変えていくということを意識することが重要になります。
どのような行為をしながら生きていきたいのか、自分の人生はどのような行為に満ちた人生にしたいのかということを考えれば、実際の達成度も上がりますし人生により希望が見えてくると思います。
ぜひこの事を忘れないようにしてご自身の夢を叶えていただけたらと思います。
優先順位をつけて働く
あなたは優先順位をつけて仕事とプライベートをうまく充実させることができていますか?
Dラボの時間富豪のシリーズで豊かな時間の使い方の方程式はあるのかという話がありました。
余裕を持って過ごすことができて、仕事でも成果を出せて幸せにもなれる、そんな方法はあるのかということについても調べられていますが、それは人によるので色々と試してみるしかないとされています。
これは時間の使い方というものは人間の価値観に結構依存するものだからです。
人の価値観はそれぞれです。
一生懸命働くことよりも自由な時間が確保できる方がいいという人もいるでしょうし、自由な時間はほどほどでもいいけれど、一生懸命働いていい生活がしたいという人もいます。
これはその人の人生のステージによっても変わってきます。
30代前半まではガンガン働いて休んでいる場合ではないと思っているけれど、それは過ぎて結婚して子供もできたら家族との時間を優先したいと考える人も結構いると思います。
その人の価値観
人生のステージにおけるニーズ
優先順位
これらはその人と時々によって変わるものですから、それにより時間をどのように使うのかということに対する心の反応は大きく変わってきます。
ですから、多くの人が使える絶対的な法則というものはありません。
ベストな労働時間?
優先順位は人それぞれ状況によっても変わるということであれば、ベストな労働時間はあるのでしょうか。
労働基準法で定められた労働時間があっても、実際にはあまり関係なく働いてるような人もいるのではないでしょうか。
労働時間についても科学的には様々なデータがありますが、ベストなのは週30時間以下ぐらいにした方がいいと言われています。
週に30時間より多く働くと認知機能が低下するという研究があったり、労働時間が週に40時間を超えると死亡リスクが大きく上がるということも分かっています。
認知機能が低下するということですから、仕事の生産性で考えても、できるならば週30時間以下にするのがベストですし、最悪でも週40時間は守った方が良いということになります。生産性にも関わるわけですから、経営者も同様に考えた方がいいはずです。
それは分かっているけれどどうしてもそれを守ることができないとか、経営者であるトップがそこまで無理して働かなくてもいいはずなのに自分を酷使して働いていて、トップがそこまで働くから他のメンバーも働かないといけないというような状況もあるかと思います。
このようなオーバーワークが減らない理由は何なのでしょうか。
もちろん仕事の効率が悪かったりやらなくてもいい仕事が多いというような問題がある場合もあるでしょうが、今回は別の視点から働きすぎになりやすい問題について紹介しておきます。
インタンジビリティに注意!
頭を使う仕事をしていて、不安を感じやすい人は、働きすぎる傾向が高いということです。
これは、科学的にはインタンジビリティと言われます。インタンジビリティとは、簡単にいうと「形がない」ということです。
いわゆる知識労働をされている方は自分の作ったものが形がなく目に見えないということが結構あります。
実感がわかないので不安になってしまい、その不安がもっと働かないと皆に認めてもらえないとか、もっと働かないと食べていけないという更なる不安に繋がってしまいます。
このような目に見えない価値を作っている人は危険ですので、見えるようにしたほうがいいです。自分のしている仕事の中で数字で測れるものなどで自分でコントロールできる何かを基準に考えるようにした方がいいです。
ただし、売上やお金を数えると、モチベーションの低下やモラルの低下につながるということが分かっているのでおすすめできません。
そのように形に見えるようにしておかないと、知識労働者は不安になってしまうものです。もっと働かないといけないという不安に追い詰められてしまうので、このインタンジビリティに気をつけましょう。
仕事が好きだから、仕事が趣味ですから・・・このようなことを言う人もいます。本当に仕事が好きでやっているだけであれば、ただ黙々と働くはずですから、わざわざ周りにそんなことを言う必要もないはずです。実際には、根底の部分には同様な不安がしっかり残っている場合が多いものです。
しかも、このような人たちは自己批判能力がとても高いので、燃え尽きてしまったり、働きすぎが原因で体を壊してしまったりして、生産性が落ちてしまった場合には、自分はなんてダメなんだと自分をとことん責めてしまったりします。
くれぐれも気をつけていただけたらと思います。
ここから先、残り3つの項目
素直な感情を表現しなかったこと → 本当の自分を表現する強さ
友人に連絡をあまりとらなかったこと → 人間関係の充実
自分をもっと幸せにすればよかった → 幸せを求める勇気
これらについても理解して、これからの人生をより後悔のない人生に変えていくための方法を知りたい方は続きをぜひチェックしてみてください。
1 / 1