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一問一答「あなたが、絶対に諦めたくないことはなんですか?」【諦めない力】

あなたが、絶対に諦めたくないことはなんですか? 今回は、挫けることなく諦めない力について纏めさせてもらいます。 諦めない人のための科学 行動できる人もいればできない人もいます。 リスクを恐れず挑戦することができる人もいればできない人もいます。 この勇気は性格特性です。 つまり、ある程度は生まれながらにして持っているものです。 まずは、勇敢さや勇気というものは生まれながらのものだという切ない事実を受け止める必要があります。 ですが、だからといって仕方がないと諦めないのが科学者です。 科学者は、勇気に満ち溢れて勇敢な行動をとることができる人をとことん調べて、その中でも普通の人が真似できる要素について明らかにした上で、それを後から身につければ結果的には同じだと考えます。 今の心理学では、人生を変えるためには性格ではなく行動を変えればいいと言われます。 性格を変えるのはなかなか難しいですが、内向的な人でも外向的な人のような行動をとることができればいいだけです。 人間の性格と行動は別だと考えてください。 それでは、ここからは具体的に必要な要素について3つのポイントを紹介させてもらいます。 要素①自己効力感 自己効力感というものは、自分が行動を起こすことによって少しでも未来が変わると信じることができる力です。 「やればできる」という感覚です。 目の前の困難に立ち向かって、自分の能力を発揮しながら少しずつ未来を変えていく信念のことです。 この自己効力感のために絶対にしてはいけないことは、「圧倒的に上の人と比べる」ということです。 現代において、スマホや SNS の普及によって皆さんの自己効力感はかなり下がっていると言われています。 お金を稼ぎたいと思っている男性が TikTok を見れば、美女とお金に囲まれた画像の男性が出てきます。 スタイルを良くしたいと思っている女性が Instagram を見れば、骨格的にどう考えても無理だと思えるようなスタイルの美女がいくらでも出てきます。 自己効力感は、自分が行動したことでほんの少しでも未来が変わるという感覚を積み重ねなければ身につかないものです。 ですが、そんな圧倒的レベルの人の生活を簡単に見ることができると、自分がコツコツと積み重ねることでのプラスが見えなくなってしまいます。 例えば、年収400万円の人が410万円になったとしたら、それも自分の努力の積み重ねで喜べるはずなのに、スマホを開くといくらでも年収2億円3億円の人が目に入ります。 そうなると、いつまでたっても自己効力感が養われないので、そこから脱出することも難しくなってしまいます。 要素②自尊感情 成功することが難しい問題やリスクがある課題に対して、立ち向かってそれをやり遂げようと思うと、自分の性格や自分の能力、自分のキャラクターなどをある程度認めることが必要になります。 自分を認めることができている人でなければ、自分の持ったものを活かして、目の前のことに向き合おうとすることはできません。 自分にはネガティブな部分もあり弱点かもしれないけれど、それ以外である程度いいところもあって、それを上手に使うことができれば前に進んでいくことができると覚える必要があります。 要素③開放性 困難や危機を目の前にした時に勇敢な行動を起こすためには、開放性や好奇心というものがとても重要になります。 好奇心がない人は基本的に新しい行動をとることが難しくなります。 つまり、諦めることなく行動できる勇気を持つためには、 ①目の前の困難に立ち向かうための自己効力感 ②自分の能力を発揮するために自分を認める自尊感情 ③新しいものを求めて試すための好奇心 これら3つの特性を鍛えればいいということです。 これらは自らの訓練や周りからのサポートによって鍛えていくことができる特性です。 後から鍛えることができる勇気につながるポイントです。 あきらめない人の考え方:「まだ」の思考 挫けてしまう人と挫けない人の最も大きな違いとしては、達成するべき目標がひとつありそこにたどり着くことが全てであり、その目標にたどり着くまでの過程を軽視してしまうというのが挫ける人の特徴です。 そのため、挑戦してみたけれどうまくできなかったとか、自分の思っていたイメージと違うというだけですぐに諦めてしまいます。 これがすぐに挫けてしまう人の考え方です。 一方で、決して諦めない挫けない人の考え方は、常に「まだ・・・」という言葉を使います。 「もっと」ではなく、失敗した時には「まだうまくいかないだけ、きっといつかはできる」と考えますし、ある程度うまくいっている時には、もうこれぐらいで十分だと考えたりしてやめてしまうのではなく、「まだ自分はできるはず」だと考えます。 つまり、挫けない人ほど「まだ」という言葉を多用します。 これは英語では「the power of yet」という言葉になりますが、この「まだ・・・」という思考が重要です。 ですから、挫けそうになった時には「まだうまくいっていないだけ」だと考えるべきですし、諦めてしまいそうになったり妥協しそうになった時には「まだ自分はできる」とか「まだあと1回はできる」と考えるようにしてください。 もしある程度うまくいってもう十分かと思い始めた時には「まだ自分は成長できるはず」と考え、「まだ」を多様するようにしてみてください。 あきらめない人の考え方:「階段思考」 これは人間の成長に対して使われている思考です。 人は物事が常に右肩上がりで上がっていって欲しいと思うものです。 実際には当然ながら浮き沈みを繰り返しながら、それでも続けていれば長期的には成長していくはずです。 そんな中では、どうしても停滞することもあれば、そのまま続けても意味がないのではないかと思ってしまうときもあります。 挫けそうになるときは誰でもあるものですが、そんなときに使えるのがこの階段思考です。 人はどんな物事でもスキルでも常に右肩上がりで上がっていくことを期待しますが、実際にはそうではなく階段状に成長していくものです。 一度上達したり成長するとしばらく停滞する時期があり、そこで何かコツを見つけたりきっかけがあるとまた一段上がります。 これはどんなものでも同じで、例えば、YouTuber でも何かをきっかけにチャンネル登録者数が増えたりします。 そして、しばらく停滞してまた何かをきっかけに伸びます。 停滞しても怖がる必要はありません。 停滞しているというのは階段の平らなステップを進んでいるタイミングだからです。その平らなステップを耐えながら続けていれば必ず一段登れるときが来ます。 これが普通ですし、人生というものはこれと同じです。 皆さんの中にも、常に成長し続けないといけないと考えたり、毎日必ず進歩しないといけないと考える人もいると思いますが、その自分の進歩を感じることはとても重要です。 毎日どんな小さな進歩でもいいのでそれを感じることで僕たちのモチベーションというものは湧いてきます。 ですから、毎日の進歩を実感することは大切ですが、欲張りすぎないようにしてください。 常に右肩上がりに成長していかないといけないと考えてしまうと、それは大きなプレッシャーになってしまいます。 どんなものでも常に階段状で上がっていくものだということを理解していただければ、 あきらめない人の考え方を身につけることができるはずです。 人生というものは階段状に成長していくものです。 あきらめない人の考え方:「うまくいかない時は10%だけ変える思考」 人は行き詰まったときに同じことを繰り返そうとしてしまいます。 なぜうまくいかないのかと考えながら、ずっと同じ方法を続けていることがよくあります。以前はこの方法でうまくできたのになぜうまくできないのかと行き詰まります。 失敗したりうまくいかないと「以前はうまくできたのになぜできないのだろう」と考えがちですが、これが危険な考え方です。 以前うまくいった時と何が違うのだろうと悩んだりしますが、人間は以前と同じことをしているつもりであってもどうしても少しずつ違っています。 体調や周りの環境によっても少しずつ変わりますし、ビジネスなどの場合にはトレンドというもっと大きな動きにも左右されてしまいます。 ですから、以前はこの方法でうまくいったはずだと考え同じことを繰り返すのではなく、気づかないうちに何かしらの条件が変わっている可能性もあるわけですから、一旦その考え方をリセットする必要があります。 うまくいかないときほど少しだけ変えてみることを意識してください。 うまくいかないときにその方法を少しでも変えてしまうと、余計にうまくいかなくなってしまうと考える人もいるかもしれませんが、少しだけ変えてみてうまくいかないのであれば、その方法が間違っているということを理解できるだけです。 とはいえ、あまりに大きく変えてしまうと、それもプレッシャーになってしまうので、お勧めとしては10%変えるということを意識してみてください。欲張ったとしても20%ぐらいまでにしてください。 少しだけ方法を変えてみるということが重要になります。 これはビジネスであってもスポーツやスキルであっても同じです。 今の方法がうまくいかなくなっているのは皆さんの周りの環境や条件が変わっているからです。 ですから、自分もそれに合わせて変わっていく必要があるわけですが、大きく変える必要はなく、ほんの少しだけでいいので変えてみるということをうまくいかない時ほど試してみていただけるとスランプを抜け出しやすくなります。 皆さんの求めていることや目標も色々とあると思います。 もっと自由な生活をしたいとか、仕事の効率を上げたい、もっと友達を増やしたい、今年こそはダイエットをしたいなど色々とあると思いますが、それも突然多くのことを求めてしまうとなかなか難しいことですし、プレッシャーになりかえって何も出来なくなってしまいます。 今の生活より10%だけ自由な生活を手に入れるには? 仕事の効率を10%だけ上げるためには? 友達の数を10%だけ増やすためには? 運動やトレーニングの量を10%だけ増やすためには? このように10%だけ変えるには? と考えてみていただけると、くじけない人の考え方を身につけて、目標に向かって進むための糸口を見つけることもできると思います。 ちなみに、自分が調子がいいときには10%ではなく10倍にすることを考えてください。 10%というのは少し頑張ればできるような数字だったりもします。 10%変えようと思うと、仕事であれば少し無理をしたりいつもより長めに働くことで、それができたりもします。 そうなると新しいアイデアも生まれなくなってしまいます。 ですから、自分の調子が悪かったりスランプを感じているときには10%だけ変えてみるということを意識してもらい、逆に、自分の調子が良くて自分を大きく変えようと思ったときには、「10倍にするにはどうすればいいのか?」と考えてもらえると、それにより思考の幅が広がりますので、新しいアイデアを生み出すことにもつながります。 この使い分けを覚えておいてください。 あきらめない人の考え方:「トライした回数をカウントする思考」 人はどうしても結果に縛られてしまいがちです。 自分が調子がいいときや目標に向かって頑張っている時というのは、自分が成功した回数をカウントしていれば、それによりどんどんモチベーションが湧いてきて進むことができます。 ところが、その結果としての数字にとらわれていると、その数字が下がった時に自分の心が耐えられなくなってしまいます。 成果が出なくなったときであっても、そんな中、常に挑戦し続けている自分を誇りに思ってもらいたいので、トライした回数をカウントするようにしてください。 例えば、YouTube でチャンネル登録者数が増えなくなってしまったというのであれば、登録者数が増えなくても、毎日欠かさず動画を投稿し続けているということを誇ればいいわけです。 これは、さらに言うと、伸びていないときであれば今までよりも投稿回数を増やすとか考えてみてください。 伸びていないときには色々なことを試すことができるタイミングだと考えます。 うまくいっていないのであれば、回数を増やしたり、今より工夫してみたりして、そのトライする回数をカウントしてください。 それにより挫けることなく続けることができて、いつかは先ほど紹介したように階段状の一段ステップを登ることができます。 あきらめない人の考え方:「Why ではなくHow で考える」 うまくいかないときには、人は、なぜうまくいかないのだろうとか、こんなに頑張っているのにどうしてうまくいかないのかと悩んでしまうものです。 この「どうして?」「なぜ」:Why? という思考になると、人はどんどん自分を責めてしまいます。 うまくできることが前提になっているので、なぜそれができないのかと自分を責めてしまうわけです。 そうではなく、「どうすれば?」「どのような方法を新しく試せばいいのか?」:How? という考え方にしてください。 うまく数字が伸びていないのであれば、今まで試していないことでどんな事をすれば伸びるだろうかとか、どのような変化をさせてみればうまくいくだろうというようなことを考えます。 Why? という質問は常に過去に向いてしまいます。 これは仕事でも人生でもどんなことでも同じです。 「なぜ自分はこんなにも苦しいのだろうか?」 「なぜ収入が低いのだろうか?」 「なぜ自分は集中力が低いのか?」 ということを考え始めると、過去に対して目がいくようになります。 そうなると、自分はいい大学を出ていないからだとか、自分は家庭環境に恵まれていなかったから、子供の頃に一生懸命勉強しなかったから・・・というように、Why?:なぜ? を考え始めると、全て過去に目が向いて後ろ向きな思考になってしまいます。 一方で、How?:どうやって? を考えると、これからどのようにすれば学歴を乗り越えるような能力を身につけることができるのか?、どうすれば新しいことを習慣化できるのだろうか?、どうすればこの苦しい状況を乗り越えることができるだろうか? というように、思考が前に向きます。 これは無駄にポジティブ思考になるべきだというわけではありませんが、あきらめない人やくじけない人はほとんどの場合その思考が「How?」です。 だから、思考が後ろ向きにならず挫けることなく頑張ることができるわけです。 粘り強く物事に取り組む能力 人生の成功に必要なスキルに関するロンドン大学の研究を見てみると、52歳以上の男女8119人を対象に11年間にわたり追跡調査したというものですが、この研究でも、やはり、ひとつのことに諦めないで粘り強く取り組む力が成功のためには重要だということがいわれています。 この粘り強さとは学習可能なものです。つまり、後から身につけることができる能力です。 粘り強さを測る方法 1940年にハーバード大学の研究チームが行なった実験で、健康な男女を対象に角度のついたトレッドミルで5分間走ってもらうようにお願いしました。 かなりの角度がついて、よほどきつかったようで、5分間走るように指示したにもかかわらず大抵の被験者は4分間までで脱落しました。 そのトレッドミルでどれくらい走り続けることができるのかということをチェックした上で、その後数十年経ち参加者が60代になった時にもう一度集めて、彼らの収入や仕事に関するキャリア、社会的な活動や仕事に対する満足度、結婚しているかどうかということや夫婦関係の満足度からメンタルの状態というようなことまで調べました。 それにより、若い時にトレッドミルで5分間走り続けることができていた人たちと、走りきることができず途中で諦めてしまった人たちで、人生に何かしらの違いが表れていたのかということを調べようとしたわけです。 要するに、若い時の粘り強さが将来に何かしらの影響を与えるのかということを調べています。 その結果、粘り強さが強くトレッドミルで5分間走り続けることができた人は、収入やキャリアも、社会的な活動や仕事に対する満足度も高く、結婚状態もメンタルの状態も良かったということです。 ここまででは、トレッドミルで走り続けることができた人はただ単に運動能力が高かっただけではないのかと考える人もいると思います。 運動能力が高かったので歳をとってからも良い人生を歩んでいただけなのではないかという議論が、最初にこの論文が出た頃には起きました。 ところが、被験者たちの肉体能力を調整した上でも同じ現象が確認されました。 ですから、体力があるかないかということにかかわらず、若い頃から目の前のことに粘り強く取り組むことができる能力を持っていると、歳を重ねれば重ねるほどその差は大きく開いていくということです。 もちろん、歳をとってからでも鍛えるに越したことはありませんが、できるだけ若いうちに身につけておくと、人生の成功に対して大きく影響してくる可能性があるということがいえます。 ひとつのことに取り組んで心が折れそうになっても粘るという体験を重ねれば重ねるほど、諦めない力は鍛えられ人生にとってもメリットは大きくなるということです。 例えば、読書をしている際になんとなく内容が難しくなってしまったので、ちょっと LINE でも見てみようかと思い、自分が粘り強さを発揮できない状況に気付いたら、そこで粘り強く頑張ればそれは将来のためになるはずだと考えて諦めない力を発揮していくことが大切です。 お勧めとしては、そんな心が折れそうな作業を1日に1回や2回でもいいのであえてするようにしてみてください。 例えば、1日30分でもいいのですぐに心が折れてしまいそうな難しい本を読むようにしてみてください。難しくて心が折れそうになっても30分間は頑張って読むようにします。 本ではなく、筋トレやスポーツでもいいと思います。HIITのような心が折れそうになる運動を毎日続けてもいいでしょうし、筋トレであれば、あげられる限界ぐらいまで変化をつけながら体を追い詰めていくというのもいいと思います。 習慣化のテクニックを使って、継続的に新しい習慣を身につけていくというのもいいと思います。 粘り強さを鍛えることによって、それは人生の後半で大きな差として影響してくるものだということを覚えておいてください。 過去を乗り越える力も身に付く 2019年のフィンランドアカデミーの研究で、2018人の学生を対象に全員の粘り強さを調べる実験を行いました。 その上で、全員を6年生から9年生まで追跡調査して、学業の成績との相関を調べました。 要するに、粘り強い人は学校の成績もいいのかということを調べようとしたものです。 その結果わかったこととして、8年生の時点における粘り強さが9年生になったときの学業の成績と相関しているということでした。 この結果は、その人の誠実性や過去の成績を調整した上でも同じ傾向が確認されました。 つまり、過去の自分の成績が悪かったとしても、性格としての誠実性が低かったとしても関係がないわけです。8年生の時点で粘り強さをちゃんと発揮することができていれば、1年後になった時にはちゃんと成績として結果がついてくるということです。 ですから、過去の成績や成果が今ひとつだったとしても、今から粘り強さを身につけることができれば、1年や2年のスパンでも確実に結果として現れるということがこの研究から見えることです。 ちなみに、6年生の時点での粘り強さもゴールへのコミットメントに相関していたということもわかっていますので、粘り強さを身につけることができれば、将来の成果はもちろん、その時点でもゴールへのコミットメントも強くなるということも言えます。 過去は関係がなく、今から粘り強さを身につけることができれば、僕たちの人生は短いスパンでも変わっていくということを覚えておいてください。 ここから先は、実際に粘り強さを身につけるための方法について解説していきます。 人生も、これからの可能性も、諦めることなく挑戦していくためにぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたが、絶対に諦めたくないことはなんですか?」【諦めない力】

【総集編】あなたが自分に求めるのはどんな変化ですか?【人生を変える心理学】

あなたが自分に求めるのはどんな変化ですか? 今回は、自ら行動し人生を変えるための心理学について纏めさせてもらいます。 真の敵は失敗ではなく、失敗を恐れて行動しないことこそが、あなたを夢から遠ざける。 失敗を恐れて行動しないことこそが一番のリスクです。 自分を無駄に責めずに生きられるようになることも重要です。 自分が失敗した時に無駄に自分を責めてしまうと、次の行動をとることができなくなってしまいます。 失敗を挽回することができる唯一のチャンスを多くの人が捨ててしまいます。 これはとてももったいないことですので、挑戦するためには無駄に自分を責めないことも重要になります。 そして、失敗や挫折をした時に自己嫌悪に陥ってしまう人もいます。 失敗や挫折を経験にするのではなく、多くの人が自己嫌悪につながってしまいます。 失敗を自己嫌悪につなげてしまうと、これは間違いなく負のループに陥ります。 失敗すれば失敗するほど、次の行動はもっと失敗しやすくなってしまいます。 失敗を繰り返すことができる挑戦の方向に進むことが重要です。 失敗や挫折自体は悪いことではありません。 それを恐怖、あるいは自己批判や自己嫌悪につなげてしまうことが、次の行動を止めてしまいます。 迷ったなら、積極的な方を選べ。行動しなければ何も変わらないのだから。 当然ですが、最初から成功することはありませんし、最初から成功しようと思っても上手くいきません。 どんなことでも同じですが、行動し続ける過程で成功するルートが見えてきて、結果的に成功に結びつきます。 例えば、好きなことを仕事にしたいと思っているにも関わらず、好きなことがお金につながることがわからないと行動しないという人がいます。 これはかなり矛盾しています。 重要なのは、その好きなことをどのようにしてお金に変えていくかということを考えることです。 DaiGo師匠も、昔から本を読むことが大好きで、これはどのようにしたらお金に変えることができるのかという事を必死に考え続けていました。 その結果、最近になってようやくビジネスとしてできるようになったわけです。 大事なのはマネタイズするための方法です。 もちろん、上場企業の社長になるぐらいのレベルまで考えるのであれば、他にも考えるべきことはたくさんあると思います。 ですが、人間がある程度以上幸せに生きるためには、そんなに難しい知識やテクニックは必要ありません。 やる気に頼る人は大抵うまくいきません。 やる気に頼るのではなく「工夫」に頼るようにしてください。 大抵のことは工夫すればお金に変えることができます。 多くの人は儲かりそうなことを探しますが、それはあまり工夫しなくても儲かることです。 工夫することなくお金になることは、そのうちみんながやり始めてお金にならなくなります。 工夫しなければお金にならないようなことをすれば他人に真似されません。 競争にもさらされないので安定した収入を得ることができます。 人が変わる3つのステップ 人が変わるためには、どのような課題を見つけて、どんな戦略を取っていけばいいのか、わかりやすくするための3つのステップがあります。 人間が変わっていくためには、3つのステップしかありません。 ステップ1 :自分が変わるために必要な場面を想像する ステップ2 :変わるべきポイントと障害を「理性・感情・環境」の観点から書き出す ステップ3 :変化を起こす方法を探す つまり、自分が変わるために必要な事や障害が、理性・感情・環境のどこにあるのか見極めることが重要になるということです。 ほとんどの人が、自分の理性にアプローチして人生を変えようとします。 気合と根性で何とかしようとしたり、やりたくないことなのに、それをやれば何とかなると無理をして人生を変えようとします。 残念ながら、人間がこの理性を獲得したのは、人間の長い歴史から考えるとごく最近のことです。 皆さんも想像つくと思いますが、この理性を保つことができなかった人は、世の中では結構叩かれます。 芸能人の不倫や浮気も叩かれますが、人間の生涯浮気率は自己申告レベルでも50%ほどです。 理性によって感情をコントロールできていない人の方が圧倒的に多いです。 それなのに、世の中は理性で全てをコントロールしなくてはならないという風潮になっています。 この時点で皆さんも違和感を感じるべきです。 実際は、皆さんがコントロールすべきは理性ではなく感情です。 理性だけに頼らず、感情と環境の力を上手に使うべきです。 理性だけでどうにもならないことを、感情を使ってどのようにコントロールすればいいのかということを知ってください。 そして、感情を使って自分を上手に変えることができたとしたら、その変化を継続するために環境を整えて下さい。 ①理性:目的地を知る最初の一歩 ②感情:感情をチェックして変化を小さく見せる ③環境:環境の障害を取り除きハードルを下げて習慣化する 人生は、この3つのステップで変わります。 「人を変える」実践編 実践的に説明していきますので、紙とペンを用意して読み進めてみてください。 ステップ1 :自分が変わるために必要な場面を想像する 人は1つ変化することができると、2つ3つと変化していくことができるものです。 ですから、自分にとって今最も変化が必要だと感じる場面を想像してください。 毎日運動ができるようになりたいとか、人と臆せず会話できるようになりたいとかでも構いません。 これは、具体的に変化が想像できないものでも構いません。 例えば、仕事で何か変化が必要だと思っているけれど、何をどう変えればいいのかがわからないということでも問題ありません。 変わらなければならないと感じる場面を想像して、それをそのまま紙に書き出してみてください。 どんな場面で変わりたいかを書き出すだけですから、どのように変わらなければならないかは書く必要はありません。 自分の外見に自信を持ちたいというのであれば、どのような場面でそう変わりたいのかを考えます。 好きな人に振り向いてもらいたいとか、仕事で自信を持って振る舞えるようになりたいなどの場面があると思います。 この場面を想像することで変わるためのモチベーションが生まれます。 ステップ2 :変わるべきポイントと障害を「理性・感情・環境」の観点から書き出す ステップ1で、自分が変わらなくてはならない問題点について書き出しました。 続いて、どのようなポイントで変わっていくのかということを書き出すわけですが、ここが重要なポイントになります。 例えば、運動が続かない自分を変えるために、気合いや根性だけで何とかしようとすると挫折します。 それができないから、多くの人が迷っているわけです。 運動量を増やしたいというのであれば、そのためのポイントと障害を「理性の観点」と「感情の観点」と「環境の観点」から、それぞれどう変化すれば上手くいくのかということを考えます。 「理性の観点」 「感情の観点」 「環境の観点」 この3つのポイントから考えることが重要です。 多くの人が理性の観点からだけ考えますが、思っている以上に人は感情と環境に流されています。 例えば 、痩せたいという変化に対して、「理性の観点」と「感情の観点」と「環境の観点」から、それぞれ考えるのであれば、「理性の観点」では、食べる量を減らすとか体に良い食べ物を選ぶとか、高い化粧品を買うとかエステに行くとか考えられます。 次は「感情の観点」です。 食べる量を減らしたり運動するとなると理性だけではうまくいきません。 それを自分の感情から考えた時にしたくなるにはどうすればいいのかを考えます。 例えば、友達と賭けをしたり、大切な人に公言するということもできます。 自分が変わりたいと思っている目標を「感情の問題」に変えることが大事です。 理性で考えることはもっともらしく思いますし、一瞬はそれでうまくいくかもしれません。 ですが、人間が継続的に頑張ることができるのは感情がそこに乗った時だけです。 そのために自分で目標を感情の問題に置き換えます。 自分がやろうとしていることを理屈で補っても意味はありません。 理屈は方向を見せてくれるだけです。 感情が推進力になります。 どうすれば自分がやろうとしていることに「感情が乗るのか」ということを考えてください。 例えば、副業で新たな収入が欲しいというのであれば、どんな副業をするのかということは理性で考えることができます。 それだけでは上手くいきません。 そこに感情を乗せるのであれば、その目標を彼女に公言したりすれば、諦めたら恥ずかしいという感情に押されて前に進むことができたりします。 ほとんどの人は、なぜその目標を達成したいのかという理屈は説明できますが、「なぜ、どうしてもしたいのか?」という感情の部分を話せない人が多いです。 そして、そのモチベーションを維持するために、どのように環境を整えればいいのかということまで考えます。 つまり、最初のステップでは自分がどう変わるべきか決めます。 その目標を決めたら、「理性の観点」と「感情の観点」と「環境の観点」から、それぞれ自分の進むべき方向を考えます。 ステップ3 :変化を起こす方法を探す そして、ここからは変化を起こす方法を実際に探していきます。 人はどのようなポイントで変わるべきかを理性で考えます。 そして、「理性の観点」と「感情の観点」と「環境の観点」のそれぞれで変化していく方向を決めます。 感情的な変化としては、目標を達成した時の嬉しい感情に注目したり、人は変化を怖がる生き物なので、変化を小さく見せることで進みやすくするというテクニックもありますし、集団や組織を変えるためにも感情を煽ることが大切です。 そして、人が行動を変える時には基本的に環境に依存しています。 人は誘惑に弱い生き物ですから、あらかじめ障害を取り除いていないと、つい誘惑に負けてやるべきことから逃げてしまいます。 自分のやるべき行動を増やすために障害を取り除くことも欠かせません。 同じ目標を持っている仲間を集めて、「一緒に頑張っている」という感覚を持つことで、集団圧力によって行動のモチベーションにもなります。 このような環境の力も使って自分を変えていきます。 「ブライト・スポット理論」 ブライト・スポット理論を知っておくだけでも人生は変わります。 僕自身も、テレビに出始めた時にも、テレビからネットの世界に変わっていく時にも、そしてまた新しい世界に行きたいと思っていますが、これらすべてのタイミングでブライト・スポット理論が僕のことを支えてくれました。 多くの人がすることと真逆の考え方です。 これだけでも皆さんには学んでいただきたいと思います。 ブライト・スポット理論というのは、簡単に言うと、原因よりも成功例を探して真似ていくとうまくいくという考え方です。 人間には問題に注目しやすくなる性質があります。 例えば、円安の問題にしても子供の貧困の問題にしても、その問題を解決しようとすれば分析すると思います。 子供の貧困問題であれば、親の教育の問題や住んでいる環境の問題、様々な問題が出てきます。 分析し始めると、どこから手をつければいいのかがわからなくなります。 問題が山積みで手をつけられない状態になってしまうのが、多くの人が犯してしまう一番の間違いです。 皆さんが人生を変えたり転職に挑戦しようとしても、様々な問題があると思います。 問題というものは常に大きいものです。 「問題は大きくても解決策は小さい」ということを覚えておいてください。 人の理性は分析が得意です。 分析が得意なので、いろいろと調べて問題を大きくとらえてしまいます。 つまり、皆さんが今抱えている親子関係の問題や夫婦関係の問題、子供の問題や会社の問題、どんな問題でも大きく捉えがちです。 ですが、重要なのは問題よりも解決策です。 「どうすれば解決できるのか」ということに注目する必要があります。 これを言うとそんなの当たり前だけれど、解決するためには問題に注目するのが大切だろうという人がいますが、それが、実は間違いです。 人間はネガティブにとらわれがちなので、問題が大きいとその解決策も大きくて素晴らしいものだと考えてしまいます。 ですが、それが実は違うということです。 「芋の葉っぱご飯作戦」 スターニンという人がした「芋の葉っぱご飯作戦」と僕が呼んでいる戦略を紹介します。 セーブ・ザ・チルドレンという子供たちの貧困問題と向き合っている素晴らしい団体があり、そこで働いているスターニンという方がベトナムに派遣されました。 彼のミッションは「ベトナムの子供たちの栄養状態の改善」でした。 家族でベトナムに行きましたが、ベトナムのことは何も知らない状態です。 何も知らない状態なので、原因を明確に調べて解決しようとするのが多くの人が考える方法です。 スターニンさんはそれをしませんでした。 原因を調べて、解決できない原因が出てきても意味がありません。 解決策を探すのは正しいことなのかもしれませんが、役には立ちません。 ですから、原因を探すのではなく成功例を探すことにしました。 ベトナムではどこの村も貧しいけれど、しっかり観察してみると、同じように貧しくても栄養状態がいい子供とそうでない子供がいました。 例外的な成功をまず探しました。 同じ環境下でも例外的にうまくいっている人を探して、その人がしていることをとりあえずみんな真似するだけであれば、膨大な費用を使うこともなく誰でもできることです。 スターニンさんは、同じように家庭が貧しくても子供の栄養状態が良い家庭を探しました。 それぞれの家庭の食事に注目してみると、栄養状態が良くない子供の家庭では、食事を1日に2回などまとめて与えていました。 ところが、栄養状態が良い子供の家庭では、食事を1日に4回に分けて与えていました。 食事の量は変わりませんが、食事を4回に分けて与えていたということです。 子供たちの体は大人と比べてまだ小さく、大人よりも消化のスピードが遅いので、細かく分けて食事を与えることによって、栄養の吸収効率が良くなっていたそうです。 それを知らずにしていました。 多くの家庭では大皿に料理を盛ってみんなで食べるようにしていたそうですが、子供の栄養状態が良い家庭では、それぞれ個別のお皿に盛って、子供の食べる量がわかるようにして残すことがないように指示していたそうです。 そして、子供の栄養状態があまり良くない家庭では、お米に他の物をあまり入れてなかったそうです。 貧しくても栄養状態が良い家庭では、子供のお米に普通は大人しか食べないような田んぼで採れたエビやカニ、ベトナムでは粗末な食べ物と考えられ一般的に食べられることが少なかったサツマイモの葉っぱを入れていたそうです。 スターニンさんが気づいて実践したことはこれだけです。 これが貧しくても栄養状態が良い家庭のしていることでした。 そのうまくいっている家庭の例を他の家庭にも広めようとしました。 いきなり他の国から来た人が偉そうに上からものを言うのではなく、うまくいっている家庭を中心に10の家庭が一緒になって子供たちのご飯を作るプログラムを開きました。 チップ ハース氏とダン ハース氏は、「ブライト・スポット」と呼んでいますが、このプログラムを実施しただけで、半年間で65%もの子供の栄養状態が改善して、その変化はスターニンさんが村を離れても変化は継続して、国中からその村にどうすれば改善できるのかを視察に来るようになり、それがどんどん広がっていったそうです。 たった1人の人が原因を調べるのをやめて、例外的にうまくいっている「ブライト・スポット」を探しただけで、ベトナムの子供たちの食料問題が大きく改善しました。 たった1人の人間の物事の見方だけで、国が大きく変わった素晴らしい事例です。 僕たちは問題を解決しようとします。 人生でもビジネスでも同じです。 問題を探すのではなく、「比較的うまくいっていること」を探してください。 それによって自分の「ブライト・スポット」を見つけることができます。 そこで忘れてはいけないのは、「問題は大きくて解決策は小さい」ということです。 人間は多くの問題を大きく捉えがちですが、解決策は意外と小さいものです。 ベトナムの子供たちの栄養状態を改善するとなると、水質の改善や食料の安定供給、親の雇用問題や教育問題、様々な問題が浮かびます。 これも重要かもしれませんが、最低限の問題を解決するだけであれば、子供のご飯の食べ方や今の葉っぱをお米に混ぜるだけで十分でした。 「ブライト・スポット」の見つけ方 とはいえ、人生でそんなにうまくいったことはないとか、ブライト・スポットなんて見つからないという人もいると思います。 簡単な2つの質問を使うだけで見つけることができる方法があります。 問題は大きく捉えてしまい解決策は小さいので、ちょっとしたうまくいくポイントがあっても、そんなことではうまくいかないだろうと否定してしまいます。 芋の葉っぱぐらいで子供たちの栄養不足の問題を解決できるのであれば誰も苦労しないと、せっかくのその解決策を捨てている人が多いです。 皆さんの人生を変えるために大きな解決策は必要ありません。 小さな「ブライト・スポット」を見つけてください。 それを見つけるための方法を紹介させてもらいます。 原因を探っても意味はありません。 もし過去がどんなにひどく苦しいものであっても、過去は変えることができませんので、そこに目を向けても意味はありません。 今現在に目を向けて、うまくいっているところを見つけて、そこを強化していきます。 変えられない過去に目を向けても人生は変わりません。 分析をやめて未来に向かって行動を始めましょう。 ①Miracle Question:奇跡の質問 皆さんが今抱えている問題を思い浮かべてください。 「皆さんの身に奇跡が起きたとします。奇跡が起きて皆さんの人生の問題はすべて解決しました。解決したら何でそれに気づきますか?」 例えば、夫婦関係に問題を抱えていたとします。 朝起きてすべての問題が解決していたとしたら、何でそれに気づくか考えます。 夫婦関係が悪くなってきたことに悩んでいたのであれば、朝起きて奥さんの対応が違うことで、奇跡が起きたと気づくのかもしれません。 新婚の頃のように奥さんが朝コーヒーを入れて楽しく会話ができたことで気づくと言うのであれば、それを自ら始めてみましょう。 奇跡が起きて問題が解決したら、どんな変化が起きるのか、何によってそれに気づくのかということがわからなければ、問題の解決の兆候に気づくこともできません。 ②Exception Question:例外の質問 胸に手を当てて考えてみてください。 「最後に例外的に奇跡が起きた時はどんな時でしたか?」 例えば、夫婦関係の問題であれば、かなり前に子供の運動会に一緒に行った時の翌朝は、奥さんが機嫌が良くて朝コーヒーを入れてくれたということかもしれません。 これが「ブライト・スポット」です。 家族と過ごす時間を増やしていけば、その問題が解決していくのであれば、その時間を徐々にでも増やしていけばいいのではないかということになります。 子供の問題行動での事例 これを実際に子供に対して実践した例を紹介しておきます。 スクールカウンセラーの方が行ったもので、毎回校長室に呼び出されるような問題を抱えた生徒がいて、たった3ヶ月で校長室に呼び出される回数が80%も減ったそうです。 ①Miracle Question:奇跡の質問 その生徒の問題がすべて解決したことに気づくとしたら、普段は先生が嫌いで挨拶もしないのに、元気よく挨拶してくれたことで気づくかもしれません。 ②Exception Question:例外の質問 例外的に、彼がとてもいい子だった時はどんな時だったか探しました。 そうすると、ある先生にだけは態度が違うことに気がついて、スクールカウンセラーの方はそのことを生徒に聞いてみました。 そうすると「あの先生は優しいからね…」というようなことを言ったそうです。 ある先生にだけは問題行動が少なかったということです。 その先生が何をしているのかということを調べました。 その結果、その先生は問題がある生徒であっても自分から挨拶をしていました。 そして、勉強が嫌いで勉強ができないことで劣等感を感じてしまいがちですが、そんな生徒でも解ける優しい問題を出してくれていました。 学校の先生全員に自分から挨拶するように徹底しました。 それと同時に、生徒に合わせた優しい問題を出してあげるように指示しました。 その結果、たった3ヶ月で校長室に呼び出される回数が80%も減ったということです。 例外的にうまくいっている先生を探して、その先生がしている行動を全員の先生が真似しただけです。 今みなさんが抱えている問題もあると思います。 自分にも他人にも「ブライト・スポット」を見つけることができれば、問題のある生徒が3ヶ月で変わったように、大人も変わることができるはずです。 自分に対しても、自分の大事な人に対しても、これができるようになれば人生は大きく変わります。 一歩踏み出す勇気を与えてくれる名言 一歩踏み出すための勇気を与えてくれるであろう名言をいくつか紹介しておきます。 哲学者セーレン・キルケゴールの名言です。 「大胆に行動すれば一時的に足場を失う。大胆さがなければ自分自身を失う。」 大胆に行動すれば自分が不安定な状態になるので、一時的には足場を失ってしまうけれど、大胆さがなければいつか自分自身を、自分の心を失ってしまうということです。 DaiGo師匠も好きな言葉で、ジャック・ウェルチの名言もあります。 「Change before you have to.」 つまり、「変われ!自分が変わらなければいけない状況に追い込まれる前に」ということです。 必要に迫られてから、求められてから、それから変わろうとしても遅いわけです。 そして、DaiGo師匠が高校生の頃からずっと大切にしてきた素敵な言葉で、アール・ナイチンゲールという自己啓発の人ですが、言葉としては素晴らしい言葉があります。 「大衆は常に間違っている。」 これは、新しいことをしたいのであれば、みんながしていることは間違いなんだと考えることが大切だということです。 やるべきことが見当たらないとか、自分の強みを発揮する方法がわからない、どこから手をつけていいのかがわからないのであれば、周りを見てください。 周りを見て、周りの人達がしていることをひとつずつピックアップし、それをやらないということを心に誓ってください。 そのようにして周りがしていないことをするということがとても大事だということです。 ですから、周りのみんながしていることを調べて、それら全てを否定して全く違ったやり方を試してみましょう。 師匠がメンタリストになったのも当時は日本に誰もメンタリストがいなかったからです。今でこそDラボで沢山の会員さんに見て頂いていますが、これも当時ニコニコではゲーム実況やアニメや漫画の話が流行っていて、声優さんとの対談が流行っていると言われていました。 それをかたくなにすることなく、皆さんの生活をより良くするための知識を提供するスタイルになりました。 周りがしていることを調べて学ぶ必要があります。 これは、まずはその周りがしていることと同じことを絶対にしないと誓うためです。 そして、周りがしていない穴を見つけるためです。 クリティカルシンキングを使って実践していただけたらと思います。 ここから先は、人が変われない本当の理由、そして、人生を変えていくためのチェックテストを紹介させてもらいます。 一歩踏み出して人生を変えたい方はぜひ続きもチェックしてみてください。  

【総集編】あなたが自分に求めるのはどんな変化ですか?【人生を変える心理学】

一問一答「あなたは、どんなことに勇気を持って立ち向かいたいですか?」【勇気の出し方】

あなたは、どんなことに勇気を持って立ち向かいたいですか? 今回は全財産を失ったらどうするかという質問をもとに、勇気を持って人生や問題に挑戦し続けるための心理学を解説させてもらいます。 「Q. もしDaiGoさんが資産が全部なくなったらどうしますか?」 とりあえず生活をとことんコンパクトにします。 家や身の回りのことを全て見直してコンパクトに生きていくことができるようにします。  その上で、僕は知識によって人生を変えられると思っていますし、今までもそれを実践してきたので、知識をインプットする時間を可能な限り作ると思います。 家は寝るだけにするか地方のキャンプできるような場所で暮らして、ほとんどの時間は図書館に通いまくっていると思います。 ほとんどお金が必要のない生活をしながら知識を取り入れて、そこから解決策を見出すと思います。 知識は誰にも奪われないので、今ある資産が全て吹っ飛んだとしても、また取り返すことができると思っています。 以上がDaiGo師匠からの回答でした。 アメリカ陸軍も採用している勇気を出す方法 今回は、勇気を出して自分の意思を持って行動する力についてです。 実は、勇気に関する研究はたくさんあります。
どうすれば多くの人が思うようなリスクを取れたり、勇気ある行動を取れるのかということについて研究している人は結構います。 そんな中でも、今回はアメリカの陸軍でも採用されている勇気を出す方法についてです。
軍隊になってくると当然ですが命が関わってきます。
そんな命が関わる状況においても勇気を出す方法ということですから、人間にとって最も強い勇気を出す方法と言えます。 彼らがどのようにして勇気を奮い立たせているのかということを調べてみると、興味深いことが見えてきます。
これは日本とは違うところでもありますが、アメリカでは軍隊や国の機関であっても科学的な知見がしっかり取り入れられています。 
例えば、軍隊であれば、悲惨な状況を目の当たりにしてトラウマを抱えて国に帰ってくる人もいます。
そのような人に向けてメンタルを改善するプログラムも結構使われています。 軍隊のレベルの勇気の出し方となると、かなり激しいプログラムなのかと思うかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。
軍隊にまつわる勇気の出し方やトラウマの乗り越え方の研究を見てみると、元々メンタルが強靭かどうかを別として、かなり使える方法が集約されていると思います。 今回参考にしている研究では、アメリカの士官学校で教えているショーン・T・ハンナ博士が、これまでの先行研究をベースにして、国を守るために、世界を守るために、どうすれば勇気を持って戦うことができるのかということを調べてくれています。
勇気を発揮するために必要な心理学的なポイントについて調べてくれています。 
大事なのは、自分が何を手に入れるために戦っているのかということを明確化することだと思います。 リスクと向き合えないとか、勇気を出せないという人もいると思います。
自分の人生の中で大きな挑戦できないという人もいるでしょうが、それがどのようなことが原因になっているのかということが明確になれば、そこから具体的に前に進んでいくことができると思います。 皆さんの人生に必要な勇気は? この要素を全て備えている人はいません。
皆さんも足りないと感じたり自分はこの部分は弱いと感じるところがあると思います。 勇気ある行動と言われても、人それぞれ様々な考え方があります。
人によっては、自分が信じたことを貫くことと考える人もいますし、みんなが否定しているものをあえて踏み込んでリスクを取ることと考える人もいます。 
人によって考え方が違う部分があるので、「勇気」は定義するのが難しいです。 そんな様々な「勇気」がある中、自分に必要な勇気を見つけたり、足りない勇気に気づいていただける内容になるかと思います。 
それを見つけて補っていただけると、皆さんの勇気はブーストしていくと思います。
自分は他人の意見も気にしないし、リスクも取れるし勇気がある方だと思っている人もいるでしょうが、本当の勇気とは何なのかということを知ってください。 ポイント1:経験に対する寛容さ 勇気がある人は創造力がある人です。 いいアイデアを作るためには、ひとつのことに集中するのではなく、一見無駄だと思えることに対しても思考を巡らせる拡散的思考が必要になります。
無駄に感じるような時間に対しても心をオープンにしてもらい、自分の思考を広げていかなくてはなりません。 この拡散的思考と創造性の高さが上がれば上がるほど、自分の無駄に思えるような経験や行動に対しても寛容になれて、経験に対する寛容さを持つことができます。 人間は自分の知っているものばかりを認めるようになってしまいます。
冷静に考えると、これは勇気ではありません。 勇気がある人は自分が認められないものに対してもオープンに心を開いて受け止めます。
その受けたものが、仮に自分の今までの人生の中での経験を否定するものであったとしても、それを受け入れることができるかどうかということが重要になります。 ないものを受け入れる勇気です。
このないものを受け入れる勇気とは創造力です。 創造力のない大多数の人が否定するものに対して、自分の創造力によって可能性を見いだす人が勇気がある人です。 
勇気がある人は無謀に手を出したり余計なリスクを取っているわけではなく、周りの誰もが否定していても、その可能性やメリットに気づく人です。
 つまり、勇気とは「気づくこと」です。 気づくためには、普段から様々な可能性に目を向ける必要があります。そのために必要なのが創造力です。 勇気を持つためには創造力を高めて人生の選択肢を広げる必要があります。
選択肢をたくさん持っている人は、自分の外側からもたらされる多くの人が否定することに対しても興味を持つことができます。 ですから、創造性やクリエイティビティを高めていかないと勇気を持つことはできません。
自分が想像できない未来を受け入れることができる人はほとんどいません。
経験に対する寛容さが重要になります。 創造性やクリエイティビティを高めるためには、これらの本も参考にしてみてください。 超 発想力~思いつきをカタチにして人生を変える29の方法 ちなみに、クリエイティビティを高めるための簡単な方法としては、「夢日記」をつけるという方法もあります。
朝起きた時に見た夢の覚えている部分を日記につけるだけです。
たったこれだけのことで創造性を高めると言われています。 自分の頭の中で蠢いている曖昧な感情や感覚をひたすら書き出して、言葉にしていくということをしても創造性を高めることができると言われています。 多くの人は正しく考えようとします。
正しく考えようとしてアイデアが出てくることなんてありません。
正しくないものが後からうまくいったというのがアイデアです。 人は年齢を重ねる度に、自分とは違う経験や考えを受け入れられなくなります。
普段から創造性を鍛えることで、自分とは違う価値観や新しいものを受け入れる力を養っておいてください。
自分に思いつかないアイデアに普段からどれぐらい向き合っているかです。 ポイント2:誠実性の高さ 勇気を出すために必要な特性として、誠実性の高さもあります。 勇気は自分の内側から湧いてくるものだと考えている人が多いと思います。
確かに、勇気を出せるかどうかは、その半分ぐらいは生まれもったもので決まりますが、残り半分は「義務感」で決まります。
自分以外の人間からどれくらい義務感を感じるかということが重要なポイントになります。 例えば、皆さんも誰にも伝えることなく自分だけでダイエットをしようとすると、ついつい誘惑に負けたり挫折してしまいがちだと思いますが、自分が本当に尊敬している人や一番大切な人と約束したら、そこに責任や義務感が生まれると思います。 自分だけであればいくらでも先延ばしすることができますが、尊敬している人との約束があったり、大切な人と一緒に取り組んでいるとなると、それを行うしかなくなります。
これが義務感です。 誠実性が高い人は、自分に対しても他人に対しても義務感を感じやすい人です。
自分をちゃんと保たなくてはならないという義務感もあれば、他人との約束は守らなくてはならないという義務感もあります。 この義務感があればあるほど、人はくじけそうになった時にも勇気を発揮することができます。
辛い状況に陥ったとしても勇気を出して乗り越える確率が高くなります。 誠実性が高い人は、人と関われば関わるほど自分と相手との間に義務感を感じるようになります。
その結果、自分をコントロールすることができて勇気を出すことができます。 誠実性を高めるために この誠実性を高めるためには、結婚したり仕事で大きな役割を担ったり、何かしらのコミュニティでリーダーになったり、より大きな社会的な役割にコミットしていく必要があります。 基本的には、人間の誠実性は年齢を重ねれば重ねるほど高くなっていくものです。
これはより大きな仕事を任される確率が高くなりますし、家族を持ったり様々なコミュニティの中で役割を担うことも増えていくからです。
より大きな責任を背負った人であればあるほど、誠実性が高くなり、より大きな勇気を出すことができるようになります。 おすすめとしては、運動や瞑想など新しい習慣を身に付けることに取り組んでみてください。
 自分がずっとそれを続けていると言える活動を行うことで、誠実性を高めていくことができます。
勇気を持つために社会的なコミットメントを増やしていきましょう。 ポイント3:コア・バリュー(核となる自己評価) 自分をどう評価するかということは、勇気を作り出すために重要なことです。 皆さんは、嫌なことがあった時にそれを自分のせいだと思いますか?
それとも、環境や周りのせいだと思いますか? どちらかだけということはないでしょうが、多くの人は嫌なことがあった時に、自分のせいだと考える前に他人のせいを疑います。
少し相手の態度が悪かったら、嫌われてしまったのではないかと疑い、仕事がうまくいかなかったら、上司の伝え方が悪かったのではないかと疑います。 「統制の所在」 この良いことが起きたり悪いことが起きた時に、その責任をどこに置くかということを統制の所在と言います。 良い事が起きたり悪いことが起きた時に、その責任や原因を自分の内側に置く人もいれば自分の外側に置く人もいます。 この特性がかなり重要で、自分がその状況をどうにかできると思えるかどうかが核となる自己評価です。 
短期的にみると、他人に責任を押し付けることができる人の方が楽に生きることができます。
 ですが、勇気を持って戦うためには長期的な視点が重要になります。
勇気を持って行動した結果うまくいかなかった時に、それを改善していくことができるのは統制の所在が内側にある人だけです。 自分のせいだと考えると、自分を責めたり最初は辛いかもしれません。 
ですが、自分が悪かったのであれば、自分を改善すれば未来は変わります。
だから勇気を出すことができます。 全てが自分のせいではないとしても、自分で改善できるポイントに目を向けることができるかどうかです。
自分を責めたとしても、それを乗り越えることができれば、改善することで開ける未来が見えます。 ですが、統制の所在が外部にある人は、自分が本当に向き合わなければならない問題を他人のせいにしてしまいます。
この人は他人が変わるまで変われません。
他人に人生をコントロールされています。 統制の所在が自分の内側にある人は、自分を改善すれば未来は変わると思えるようになります。 
それを積み重ねていけば勇気を持てるようになります。 
自分が行動すれば未来が変わると思えるわけです。 自分を責めるのは良いことではありません。 
自分を責めるのではなく自分に起きた結果を受け止めて、その中で自分がコントロールできるところに目を向けてください。
自分がコントロールできるものとできないものを見極めることができれば、自分を改善して人生を変えていくことができます。 世の中では自分でコントロールできないところに対して文句を言ったり批判している人が大勢います。
 自分の生まれや置かれた状況を嘆いてばかりで行動できない人もいます。
 ですが、同じような苦しい過去や状況があったとしても、そこにどう向き合うかで人生は変わります。 統制の所在を自分の内側に持つために 統制の所在が自分の内側にある感覚を高めていくためには、認知行動療法が有効だと言われています。 
自分の人生観や自分や他人の人生に起きた問題をどう解釈するか、その帰属を調整していくことで、自分に対する核となる自己評価を変えていくことができます。 世の中では皆さんと同じように苦しい状況にあったとしても、そこから問題に向き合い大きな成功を収めている人もいます。 
そんな偉人たちや歴史上の人物を見ても、人間は自分の選択によって人生が変わります。
そこに気づいてください。 ここからさらに残りのポイントについて解説していきます。 ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは、どんなことに勇気を持って立ち向かいたいですか?」【勇気の出し方】

一問一答「あなたが、今考えると良い経験になった失敗はどんなものですか?」【失敗を力に変える心理学】

あなたが、今考えると良い経験になった失敗はどんなものですか? 今回はプライドを捨てる方法についての質問をもとに、失敗の恐怖を乗り越えて、挑戦し続けるための心理学について解説させてもらいます。 「Q. プライドはどうやったら捨てられますか?」 大事なのはプライドではなく「能力」だということに気づいてください。 特に完璧主義の人や極度に失敗を恐れる人ほどプライドが高くなります。 プライドの高さの正体は実は「失敗への恐怖の大きさ」です。 プライドが高い人ほど失敗への恐怖が大きくなるので新しいことができなくなります。 そういう意味では、「失敗への恐怖」を改善することがプライドを適切な状態にする一番良い方法です。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 失敗を活かせる人と活かせない人 よくたくさんの挑戦をして失敗すればするほど強くなると言う人がいますが、成功する人は、失敗してもそれを活かせるようになった時に、過去の失敗も意味があったと思えるようになり、失敗自体の意味が変わって、結果としてつらい過去ではなくなります。 
失敗したときこそ次にどう活かすかということを考えるのが大事です。 失敗しまくる人は楽天的な人です。
同じような失敗や以前経験したことがあるにもかかわらず、同じ失敗を繰り返す人は楽天的な人です。 楽天的な人というのは、リスクを回避する能力が低い人です。 例えば、「これ危ないな」「これはまずい方向にいきそうだ」と感じても、それを回避しようとしないわけです。 失敗してもそこから学ぶことをしないタイプです。 この楽天的を超越した無恐怖症という人がいます。
カリフォルニア工科大学教授のラルフ・アドルフスさんの研究で、扁桃体という危険や恐怖を察知する部分を損傷している人は、損失を回避しようとする性質が無くなるということがわかっています。 普通はリスクができるだけ少ない方法を選ぼうとするところを、扁桃体を損傷している人たちはそのリスク回避能力がないので確率的に明らかにリスクの高い方を選んだりしてしまいます。 失敗への恐怖を感じないから、気づかない内に危険なリスクをとってしまうようになります。 
そういった意味では楽天的な人というのも危ないと言えます。 「楽観的」は良いですが、「楽天的」は危険です。 失敗できない人、挑戦できない人 失敗も挑戦もできない人というのは、臆病な人です。
臆病な人というのは悲観的な人と言えます。 失敗したくないという思いが強くなりすぎて行動しなくなってしまいます。 大事なのは、失敗できる環境をつくることです。 仮に失敗しても自分が最も守りたいものや一番大事なものだけは失わないような状況を確保して失敗もできる環境をつくることです。 最大のリスクだけは回避していかにチャレンジするかです。 楽観的な人と悲観的な人ではどちらが良いのかという問題もあります。
悲観的すぎるのは問題ですが、悲観的な人の方が失敗を恐れるのでリスクを回避しようとすることで、次は失敗しないようにしようとか意識が働き、いろいろと調べたり振り返ったりするのでまだマシとは言えます。 今の時点のリスクをとるということと将来のリスクの違いを理解しておくことも大事です。 
人間は、今この時点で挑戦したり新しい道に進むことで起きるリスクばかりを考えてしまいがちですが、今リスクを全くとらないということは将来に大きなリスクを抱えることになります。 例えば、DaiGo師匠が今でもずっとパフォーマンスだけをやっていたとしたら、それはかなり大きなリスクでした。 長期的に見てパフォーマンスも上手くいっている内に、リスクをとれる内に、次の挑戦をしておくことで、将来的にパフォーマンスだけでは上手くいかなくなったとしてもリスクを回避できているわけです。 今リスクをとるということは将来のリスクを低下させる効果があります。 今リスクをとるということは失敗したとしてもそれが経験になりますから、将来のリスクは低下するわけです。 
最大限のリスクを避けた上で、どれだけのリスクをとれるかということが大事になります。 将来のことを考えるのであればギリギリのところまでリスクは取っておいた方が良いと言えます。 楽天的過ぎる、悲観的過ぎるのは危険です。
自分の中で、このリスクだけは取れないというものを決めて、そこに触れないことであれば積極的に挑戦していく姿勢が大事です。 
生まれつき楽観的な人というのは、あまりいないのではないのかなと思います。 「楽観的」というのは意識して身につけるものです。 一度挑戦して失敗したとしても、それがきっと未来に活かせるはずだと考えて挑戦を続けていけるのが「楽観的」な人です。 ですから、単に過去を忘れるのは楽観ではありません。自分はいつかきっと手にすることができると信じて挑戦し続けることが楽観です。 自分のこれだけは取れないというリスクを決めておきましょう。 そうしないと、無駄な恐怖に煽られて選択も挑戦もできなくなったり、逆にリスクを取りすぎてしまう可能性があります。
絶対に失いたくないものを決めるということです。 誰でも当然失敗することはあります。
失敗したときは、その失敗を「楽観的」に分析することが大事です。 上手くいっていたら学ぶ必要もないですから学ぶことは何もありません。 上手くいかなかった時にどうすれば上手くいくのか?あるいは、それが上手くいくようになったら何が学べるのか?ということを考えておく事が大事です。
全く失敗のない人生というのは、ただ挑戦をしていないだけの人生です。 失敗を活かして成功する人の特徴とは? 失敗は誰にでもあるものですが、それを活かすことができる人とそうでない人がいます。 結局のところ、いかに失敗から学んでいくかという点が大切なのですが、とはいえ、がむしゃらに行動して、失敗ばかりするのも悲しいものです。 失敗経験を活かせない人は、大きくわければ次のいずれかのタイプです。 失敗を忘れてしまうので活かせないタイプ 失敗をいつまでも引きずるのは、もちろんよくないことですが、失敗した時の悲しみなどの感情を引きずらないで忘れることと、失敗した体験から学んだことを忘れることは別の話です。 失敗を活かせる人は、失敗した時にこそ凹みますが、ネガティブな感情自体はすぐに忘れてケロッとしています。 しかし、そこから得られた貴重な経験はしっかりと覚えています。 一方、極度な楽天家は失敗の原因究明もろくにしないで、まぁいいかと忘れてしまいます。 これではいくら失敗しても、何も学べず、失敗し続けることになってしまいます。 (楽天的なのでそれでも気にしないのかもしれませんが・・・) 失敗を恐れて行動しないタイプ どちらかというとこちらのタイプの方が多いかもしれません。 失敗を恐れるあまり、臆病になってしまって行動できないタイプです。悲観的な人が特に陥りやすい状態です。 失敗から学ぶ学ばないの前に、そもそも「失敗しない=行動しない」ので、現状維持というゆるやかな後退をする人生になってしまいます。 楽観的な考え方に、ほんの少しの悲観を混ぜたような状態が、最も成功に近いと言われています。 楽観的に考えることで、失敗を恐れることなくチャレンジすることができるようになります。 さらにここで、ほんの少しだけ悲観的になることで、将来への備えをするようになります。 万が一失敗するとしたらどんな時だろうか? それを防ぐためにはどうすればよいのか? それを考えて備えるためには、ほんの少しの悲観が必要です。 失敗しても挑戦し続けるためのオススメ本 何度失敗したとしても折れないメンタルを作るための方法についてはこちらの本が参考になると思います。 しなる力 将来のリスクを最小限にする方法とは? リスクはなければないほどいいというのは当然です。 リスクを最小化する努力を行って、それからリスクをちゃんととるということが大切です。 ウォーレン・バフェットも、「リスクというのは自分が何をしているのかわかっていない場合にしか存在しない」と言っているように、しっかりと見極めて、最小化したリスクを積極的にとることが成功につながります。 ユダヤの教えにこんな言葉があります。 「うまくいっている時にこそ、次のことを考えよ」 余裕があるうちにリスクを取って挑戦しておけば、失敗しても軽傷ですみます。 しかし、余裕がなくなってから、リスクをとるのは難しいですし、何より失敗したら取り返しがつきません。 うまくいっている時にこそ、安心して慢心せずに積極的にリスクを取っていきましょう。 とはいえ、ギャンブルのようにリスクを取り過ぎて破滅するのは問題です。 そのためには、先程も紹介したように、自分の中でこれ以上のリスクは取れないと基準を決めておくことをおすすめします。 絶対に失いたくない物はなにか? 自分にとって一番大切なものはなにか? そういったことを考えて、自分にとって絶対に取ることができないリスクを決めておきましょう。例えば、自分や大切な人の命は最大のリスクになりえます。 家族がいる場合は、家族を養うための最低限の収入を確保できなくなることがリスクになるかもしれません。 自分にとっての最大のリスクを決めておけば、それ以外の場合には大胆に振る舞うことができます。 自分と向き合って最大のリスクを知っている人が、チャレンジを続けることができるということです。 それでもなかなか怖くてリスクがある行動は取れないという場合には、こう考えてください。 今リスクを取って挑戦しておけば、その経験は糧となり、将来の挑戦の成功率を上げる。 つまり、今リスクを取ることが、将来のリスクを下げることになる。 経験することは将来の挑戦リスクを下げてくれるというわけです。 ぜひ、これを機にあなたも何かに挑戦してみてください。 失敗と向き合う方法 失敗に向き合うことが大事だと言われても、失敗に向き合うとはどういうことなのかわからない人も多いと思います。 失敗から立ち直り冷静さを取り戻したときでなければ、その失敗から学ぶことができません。 何がどのように悪かったのかもわからないので、失敗から学ぶためには記録が大切になります。 とはいえ、失敗したときに記録しようとするのも難しいので、挑戦している段階から全て記録するようにしてください。 どこから失敗に進んだのか? どのフェーズから雲行きが怪しくなったのか? 後からわかるように記録しておいてください。 人間の記憶というものはどんどん薄れていきますし、都合よく美化されてしまいます。 自分にとって都合の悪い記憶はどんどん薄れて、初恋の記憶など、都合の良いところだけが美化されていくわけです。 毎日考えたことや行動したこと、挑戦したことを記録してください。 行動したり挑戦した上で、もっと改善することができたことや工夫するべきだと思ったことも全て記録します。 失敗したことももっと工夫できたことも振り返ります。 後悔よりも改善に目を向けます。 失敗の記録方法 失敗には外的な学びと内的な学びがあります。 外的な学びは、失敗から抽出したエッセンスです。 失敗はそれを解決した形にして記録するようにしてください。 それにより失敗することによりどのようなことを得ることができたのか知ることができます。 それを失敗したままとして残してしまうと、強烈な場合にはそれがトラウマになってしまったり、心にずっと残ってしまうことになります。 実際に解決した形にするか、どうすれば解決することができるのか自分の中で納得できる形にして書き残すようにしてください。 自分の中でその失敗をどのように意味づけしたのかということまで、その失敗から抽出したエッセンスを記録します。 そのためにもちゃんと記録しておく必要があります。 内的な学びは類似点を探すことです。 失敗を記録しておくことで過去の失敗の類似点を探すことができます。 それに気づくことができれば自分の失敗パターンが見えてきます。 その時点の行動や考えていることが記録してあったとしたら、自分がどんなことをしたり考え始めたら大抵の場合失敗するのかということにも気づけます。 こうなると直感が磨かれていきます。 例えば、こんな感じで迷い始めた時にはだいたい失敗するとか気づけるようになるので、結果として失敗が減ります。 自分が成功した時には何がその原因なのかがわかりにくいものです。 自分の知らない巡り合わせなどがあって成功していることもありますが、失敗した時にはその原因は結構明確なものです。 ですから、類似点を探して自分の失敗パターンを作っておくことが大切です。 もちろん、たくさんの経験をすることで直感も磨かれていくでしょうが、自分の失敗パターンを作ることで、少ない経験が少ない失敗の中から直感を磨くことができます。 「失敗から学ぶ」6つの臨床心理学スキル 失敗の恐怖を乗り越える方法を学ぶことが、皆さんのこれからの人生を後悔がいない人生にするためには欠かせません。 後悔しない人生を誰でも歩みたいと考えます。 そう考えた時に、多くの人が失敗のない人生をイメージしてしまいます。 どちらかと言うと、失敗ができる人生の方が結果的に後悔が少なくなります。 失敗しない人よりも、失敗しても大丈夫だと思える人の方がはるかに成長していきます。 余計なことを考えず、たくさんの失敗ができるような人生やキャラクターを大切にしてください。 多くの人は偉人や成功者のストーリーに対して、その成功から学ぼうとしますが、それよりも失敗から学ぶことの方がはるかに重要です。 例えば、コロンビア大学の研究で、他の人の失敗から学ぶことを意識した方が、失敗に対する許容力が増えて、結果的に挑戦する頻度が増えて成功をつかむ可能性が高くなるということも示されています。 多くの人は先人たちの成功に学ぼうとします。
あるいは、他人の失敗をバカにします。
そうではなく、失敗から学ぶ姿勢がとても重要です。 失敗したときには、そこから学んで成長できそうな気がすると思います。
 ですが、失敗から学ぶためには、自分の失敗を客観的に見ることが前提となります。
その失敗から自分を切り離して、一歩引いてその失敗を見ることができなければ、いくら失敗しても自分の失敗から学ぶことはできません。 これは仕方がなかったことだと自己正当化したり、他人のせいにする方が簡単です。 
失敗を客観的に見る努力よりも、自己正当化するための努力をしてしまうので、結果的に自分の失敗から学ぶことができなくなるわけです。 人間は自分の失敗に対してよりも、他人の失敗に対しての方が客観的になれます。 ですから、まずは皆さんが尊敬する人や理想とする人を思い浮かべてみてください。
そんな偉人たちの失敗に学ぶということが、まず皆さんにとって必要なことです。 自分の過去の失敗から学ぼうとしても、仕方がなかったと思える理由が思い浮かんだり、人は誰でも自己正当化したくなってしまいます。 例えば、生まれつき恵まれていなかったり苦しい境遇にいる人もいると思いますが、「仕方がない」「逃げたい」という思いから、工夫したり行動することができない人が一定数はいます。 
これも全く同じで、客観的に自分を見ることができるポジションに身を置かなければ何も変わりません。 臨床心理士のジェイド・ウー氏が、過去の先行研究をもとに、失敗への恐怖を乗り越えてそれを勇気に変えていく方法について教えてくれる文献を参考にしながら解説させてもらいます。 ①偉人たちの失敗に学ぶ ほとんどの人にとって客観的に自分を見たり自分の失敗を見ることは難しいので、偉人たちや成功した人たちの失敗から学ぶことが大事だということをコロンビア大学の研究も教えてくれています。 コロンビア大学の研究チームは、学生たちに対してアインシュタインやキュリー博士が、何度も実験に失敗しながらも粘り強く研究を続けた結果、歴史に名を残す偉業を成し遂げたストーリーを読んでもらっています。 
有名な科学者の成功例に注目したストーリーを読んでもらった学生に比べて、偉人たちの失敗も含めて学んだ学生たちは、自分の失敗をうまく処理したり自分の失敗と向き合うモチベーションが向上して、その後に学業成績まで向上していたということが確認されています。 人がいきなり自分の失敗に向き合うことはまず無理です。
ですから、まず僕たちがやるべきことは、誰でもいいので自分が尊敬できる人間の失敗について学ぶことです。 失敗の恐怖を乗り越えるための第1段階として、まずは偉人たちの失敗から学んでみましょう。 科学の世界だけでなく、ビジネスの世界でも偉大な成功者について話を聞くと、ほとんどの人はその成功例の部分ばかりを語ります。
偉人たちの成功ばかりに目を向けてしまいがちですが、その成功をつかむまでの沢山の失敗について学んだ人たちの方が、はるかに自分の失敗や挫折に強くなりますし、成功のためのモチベーションも高くなります。 偉人たちの成功や偉業よりも重要なのは泥臭い部分です。
失敗をどのように積み上げて、その都度の失敗をどのように乗り越えたかということの方がはるかに重要です。 
挫折や失敗の過程を経てはじめて結果にたどり着きます。
最終的な結果だけに注目しても、そこから何も学ぶことはできません。 ②失敗とはなにか?具体的に考える 失敗に対する恐怖はホラー映画のようなものです。 「失敗」というものは、失敗した後は物事が明確になっているので後悔はあっても怖くありません。 
ところが、失敗する前は誰でも怖くなります。
なぜかと言うと、ホラー映画と一緒でその存在が未知のもので不明確だからです。 暗闇に潜む何か、姿が見えない存在、正体不明の暗闇に住むモンスター、このようなものを想像している時が一番怖いときです。 つまり、人間は不明瞭なものが怖いわけです。
不確定要素が強いものを恐れてしまうわけです。
人間の恐怖というものは、その対象が漠然としていればいるほど恐ろしさが増します。 失敗もこれと同じです。
失敗した後の原因が明確になったときよりも、失敗する前の原因がよくわからない状態が最も怖くなる時です。 まずはこれを理解しておいてください。
多くの人は失敗したらどうしようと考えますが、失敗を乗り越えることができる人は、失敗の前後の恐怖感の大きさの違いを理解しています。 物事に取り組む前に失敗を恐れている人は、その失敗の正体を正確に見ることができていません。
それを大きく見積もりすぎているために、本来の能力を発揮することができず本当に失敗するわけです。 失敗に対する恐怖がその前後で全く違うということを知っているかどうかで、実際に物事に取り組む行動パターンは大きく変わります。 失敗したらどうしようと漠然と考えるのではなく、失敗した状況について具体的に考えてください。
 どういう時が失敗なのか? 仮にこの失敗をしたらどうなるのか? この程度の失敗をしたらどうなるのか? ということをできるだけ具体的に考えてください。 失敗の条件を具体的に考えてください。
失敗の条件なんて考えると、それが頭から離れなくなってしまい不安だという人もいるかもしれませんが、実際には全く逆です。 人にとって不明確なものは何倍にも大きく見えてしまいます。 
実際に失敗すると、それを体感としても理解することができて、手をつけていくこともできますが、失敗する前にはあまりにも大きく見えて、しかも漠然としているので何も手がつけられません。
そうしていると5倍にも10倍にもなって見えるということを覚えておいてください。 失敗についてはできるだけ具体的に思い描くようにしてください。
そうすると、失敗しないためのステップや手順が明らかになり、今何をするべきかということも見えてきます。
それに沿って行動していくと、自分が恐れていた失敗への恐怖が思ったほどではないということも理解できるようになります。 
その結果、行動するための勇気が湧きやすくなります。 皆さんが思っているよりも、そこに光を当てることができれば、暗闇の向こうのモンスターは意外とかわいい存在だったりします。
失敗とは何かということを具体的に考えるようにしてください。 ③もしもの時を本気で考える 多くの人が目の前の問題で失敗をしたらどうしようかと恐怖を抱えています。
まだ失敗したり窮地に陥っているわけでもないのに、もし失敗したらどうしようかと考えてしまうことで、そこに余計なリソースを使ってしまいます。 そんな恐怖に駆られてしまうのであれば、それが実際に起きてしまった時のことをできる限りリアルに思い描いてください。
そして、そこから計画を立てることが最善の策です。 要するに、最悪な状況を想定して、それに対しての対応策を事前に考えておくということです。 例えば、自分が独立して会社を作ったという状況で、会社が倒産してしまうかもしれないという不安に駆られているのであれば、倒産しそうになったときのことを具体的に考えてみてください。 まずは早めに従業員に告知して、できるだけ従業員が次の働き口を早く見つけることができるようにするとか、財務状況をわかりやすくまとめておく、金融機関に早めに相談しておく、売却できる資産を早めに売却するなど、その状況に陥った時に自分がどうするかということを具体的に考えておきます。 最悪な状況への対応策を具体的に考え抜いておくことが重要です。
もしもの時を考えて沸き起こる不安を感じている人は多いと思いますが、それを考えた時に、より具体的にして対策まで考えることができている人はほとんどいません。 ビジネスでも投資でも同じですが、最悪な状況を考えるだけでは意味はありません。
最悪な状況をより具体的に考えて、もしそれが実際に起きた時にどうするのかという対応策まで考えておくことまでできると意味があります。 つまり、ただのネガティブ思考には意味はありません。
あえて自分をネガティブ思考にして最悪な状況を想定し、その場合の対応策まで考えることができれば、余計な不安に苛まれることもなくなります。 もしもの時について中途半端に考えると不安やうつの原因になります。
本気で具体的に考えて対応策まで考えると、逆に勇気が湧いて行動できるようになります。 ここから先も失敗の恐怖を乗り越える方法について解説していきます。 続きもぜひチェックしてみてください。  

一問一答「あなたが、今考えると良い経験になった失敗はどんなものですか?」【失敗を力に変える心理学】

一問一答「あなたが、挑戦したいことは何ですか?」【現状打破の心理学】

あなたが、挑戦したいことは何ですか? 今回は新しいことに挑戦しようと思ってもできない理由ばかりを探して行動できないという方の相談をもとに、臆病な性格を打破して挑戦し続けるための心理学を紹介させてもらいます。 「Q. 副業など新しいことに挑戦したいと思っても、いつもできない理由を探してしまう自分がいます。アドバイスお願いします。」 新しいことに挑戦したり、自分の人生を変えるようなことをしてみたいという人は少なくないと思います。 とはいえ、それが実際にはなかなか難しかったりするものです。 僕ももともとは全く挑戦ができない人でした。意外と保守的で、いじめられっ子だったこともあり人と違うことをすることが苦手なタイプでした。 メンタリストという誰もしたことがない仕事をしましたが、理系で生きていこうと思った時に、医療関係に就いておけば食いっぱぐれないだろうと考えるぐらい保守的な頃もありました。 それなのに、そんな僕が日本にまだなかったメンタリストという職業に就いて、今このような自由な生活をしています。 人は、なかなか新しいことに挑戦できないとか、失敗するのが怖いとか、いろいろ言うわけですが、そのほとんどが、実際には挑戦する前に諦めてしまっています。 あるいは、挑戦と言えるまでのことをしていないという人が多いです。 例えば、YouTuberが今流行っているから、自分も YouTube をしてみようという人は多いですが、これは挑戦とは呼べません。それは、ただ単に真似しようとしているだけです。 そうではなく、YouTubeをするとしても、まだ誰もしていないので、そこに自分がチャレンジして新しい世界を広げてみようと考え、ある程度の創造力を持って人と違うことをするということが挑戦です。 中途半端に新しいことをしているだけでは挑戦しているとは言えないわけです。 僕は、安定した職業に就くことが悪いことだとは思いません。そういう仕事が向いている人もいるわけですから、それはそれで一向に構いませんが、自分が挑戦したいと思っているのにそれをせずに、安定したことをしながら、いつか挑戦したいと思い続けている人生は苦しいものです。 ですから、どちらかはっきり決めた方がいいです。 もし、自分がこのまま安定して平凡な人生を歩めばそれでいいと思うのであれば、それはそれでいいと思います。 ですが、仕事は安定していても、副業や趣味で挑戦したいとか、いつかは挑戦したいと思っているのであれば、その性質を改善して挑戦できる方法を学んでみてください。 向き不向きは人それぞれありますが、挑戦が全ての人に向かないわけではありません。 人というものは挑戦していくものだと僕は思いますし、人それぞれ様々なタイミングやいろいろなジャンルで挑戦していくものだと思いますので、挑戦すること自体はとても大切なことだと思います。 言い訳をしたりできない理由を探してしまうのは普通だと思いますが、皆さんが挑戦したいと思うのであれば、その方法を学んで欲しいと思います。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 臆病を追い払い自分の人生を手に入れる! 人生のさまざまな局面において、臆病になってしまうことは仕方がないことではあります。 臆病になることが良い場合もありますが、今回は悪い臆病に対して対処する方法を解説させてもらいます。 臆病になることで安全を確保することもできますが、多くの人が臆病すぎます。 僕たちには間違う自由があります。 間違った場合にも他人にとやかく言われる必要はありませんし、万が一法律に引っかかった場合には、法律に従って処罰を受けるというだけです。 ですが、特に今日本は失敗した人を批判したり叩いたりします。 失敗した人を笑い続ける人生は、失敗する人生よりもはるかに惨めです。 それに気づくことがなく、自らの幸せを諦めた人間が他人の不幸を望む状態になっています。 皆さんは臆病にどんどん追い詰められています。 今回はそんな追い詰められた臆病を追い払い、自分の人生を手に入れるための方法を解説させてもらいます。 ポイント1 :内向的な人は有利 まず、勇気がないということと内向的な性格だということを一緒に考えている人がいます。 内向的な性格と外向的な性格というのは、陽キャと陰キャの違いとは別です。 外向的な性格は、自分の外側に興味があるので、新しい人と出会ったり新しい体験をすることに興味があるということです。 逆に、内向的な性格は、自分の外側よりも内側に興味があります。 自分であれこれと考えたり思考を巡らせることに興味があるわけです。 実は、「勇気を出す」ということについては内向的な人の方が有利です。 「失敗を乗り越え続け成功を掴んだ人の特徴とは?」 失敗にへこたれやすい人の特徴について調べた研究があります。 当然ですが、失敗してへこたれる人は次の挑戦をできなくなってしまいます。 失敗にへこたれることがない人はすぐに次の挑戦に向かって動き出すことができます。 失敗にへこたれて次の挑戦をすることなく失敗に終わる人の特徴について調べてくれた研究です。 研究では、人生で絶対に避けることができない失敗を乗り越え続けてやる気を保ち、最後に勝利を手に入れる人の特徴について示してくれています。 リスクを取れる人は失敗することができる人です。 失敗を乗り越えて最終的に成功を掴んだ人の特徴が見えてきます。 研究では、18歳から61歳の様々な年代の男女を対象に、求職活動の内容と成否について調べています。 それぞれの参加者の性格と就職活動への自信についてチェックしています。 「メンタルが弱いと挑戦が減る」 その結果、まず神経症的傾向が高く不安になりやすい人は、前の週に失敗してしまうと努力を減らしてしまう傾向がありました。 つまり、メンタルが弱い人は失敗を引きずってしまい、1週間経っても努力を減らしてしまう傾向があったということです。 自分に自信があってもなくても、不安になりやすい人は、前の週の失敗によって今週の挑戦する回数が減ってしまいます。 「外向的な人は成功するともっと努力するが…」 続いて、承認欲求が強くて社交的で外向的な人は、前の週に成功するとさらに努力する傾向がありました。 外向的な性格の人は、成功している間はどんどん挑戦する回数も増えていきます。 ところが、これは諸刃の剣で、外向的な性格の人が前の週に失敗すると、次の週にサボってしまいます。 つまり、先週失敗してしまうと今週はサボってもいいかと考えます。 要するに、順調に進んでいる間は、モチベーションも努力量もどんどん増えていきますが、失敗すると一気にサボり始めます。 「内向的な人は安定して努力を続けられる!」 一方で、内発的な動機をモチベーションにすることが多く、あまり社交的ではない内向的な性格の人は、前の週に成功しても翌週の努力量が増えることはありませんでしたが、失敗した場合にも翌週に影響がなかったそうです。 つまり、最も安定して努力や挑戦を続けることができる性格は内向的な性格です。 失敗を乗り越えて成功を掴むためには、失敗し続けるしかありません。 失敗から学び次の挑戦を続けていくしかありません。 1回の挑戦ですぐに成功できる人なんていません。 「内向的な人は着実に成長できる!」 ですから、一度の失敗ですぐにサボってへこんでしまう人よりは、失敗しても成功しても安定して続けられる人の方が間違いなく有利です。 内向的な性格の人は失敗を力に変えることができます。 逆に、外向的な人は成功し続けるしかなくなってしまいます。 やたらと外向的で人付き合いが派手な人が成功しているイメージがあるかもしれませんが、それはかなりレアな人です。 同じような性格で失敗した数限りない屍を乗り越えて、類まれな運によって成功しただけです。 内向的な性格の人の方が安定して着実な成長をしていくことができます。 「メンタルが強くて内向的な性格が最強!」 そんな中でも、メンタルが強く感情が安定していて、かつ、内向的な性格の人は失敗に対する反応が最強だったということです。 失敗したとしても落ち込んだり努力を怠ったりすることがなく、今目の前にある問題を解決するにはどうすればいいのか? 人生の障害を克服するにはどうすればいいのか? ということを考えて、それによって失敗からの立ち直りが早くなります。 メンタルが安定した内向的な人が、実は、失敗を乗り越えるためには最強の性格です。 その失敗を乗り越えることによって、多くの自分の強みや可能性を見出していきます。 ということは、内向的な性格の人はメンタルさえ鍛えれば、失敗から多くのことを学び成長し続けることができるようになります。 「失敗よりも危険なのは次の失敗への恐れ」 失敗や挫折をした時に自己嫌悪になってしまう人がいます。 自分の存在を否定したり自分なんてと考えてしまう人がいますが、重要なのは、挫折しないことではなく、挫折や失敗をたくさんできることです。 人間は誰でも心が折れてしまう時はあります。 ですが、その心が折れるまでに挫折する回数が多ければ多いほど、その過程で学ぶことも多くなり挑戦した結果成功をつかむ可能性が高くなっていきます。 ですから、失敗や挫折をした時に一番良くないのは次の挑戦を妨げてしまうことです。 失敗することよりも、次の失敗が怖くなってしまうことが一番の問題です。 これはセルフ・コンパッションによって改善することができます。 これについてはこちらの本を参考にしてみてください。 マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック ポイント2 :極度のストレス状況でも勇気を出す方法 とはいえ、失敗が怖いとか周りからのプレッシャーが気になって挑戦できないという人も多いと思います。 これは芸能界でも同じだと思いますが、今はこのような悩みを抱えている人が増えているような気がします。 芸能界であれば、タレントさんも俳優さんも昔はかなり無茶苦茶な人が多くいました。 それがいいかどうかは別として、そんな無茶苦茶なことが許された世界でも、人はこうあるべきだというような周りからの圧力が強くなっています。 皆さんも感じていませんか? この会社の社員であれば〜あるべき 旦那としては、嫁としては、〜あるべき 社会人としては〜あるべき 男なら、女なら、〜あるべき この「べき思考」が日本中で蔓延しています。 この考え方を受け入れてしまった瞬間に、皆さんは他人の人生を生きることになってしまいます。 自分らしさを失って、自分以外の誰かの人生を生きろと強制されています。 こんなにも強烈なストレスは他にありません。 このストレスは挑戦をしなくなる方向に働いてしまいます。 皆さんに対してこのべき思考をぶつけてくる人がいると思います。 ただ、彼らは新しい変化が怖いだけです。 新しいものが次々と現れてくる中で、それを受け入れると自分たちの人生を否定されたように感じています。 自分たちの人生を否定されないために、「常識」「普通」「レッテル」などを使って、これからの若い世代や挑戦し続ける人にストレスを与えます。 人はストレスを感じると勇気が出なくなります。 彼らはストレスやプレッシャーを与えて皆さんをコントロールしようとしています。 時代の変化にもついていけないし、新しいことができない人がいます。 このような人は、ヤフーコメントに夢中になって他人の足を引っ張ろうとしています。 ネット上の嫌な奴は実生活でも嫌な奴である可能性が高いです。 「追い詰められた状況を打破して勇気を出す方法とは?」 そんな極度なストレスを受けている状況でも、それを打破して勇気を出す方法があるということを覚えておいてください。 勇気を出せる状況であれば、ほとんどの人は勇気を出すことができます。 今回参考にしている研究では、何もかもがうまくいかず極度のストレスにさらされている中で、勇気を出して新しいことに手をつけたり何もできない状況まで追い詰められたら、そこからどのようにその状況を打破して前に進んでいけばいいのかということを先行研究をもとにまとめてくれています。 ですから、もちろんそこまで追い詰められているわけではないという方にも使える方法ですし、自分を取り巻く状況や人間関係によって挑戦を妨げられている場合にも使える方法です。 変化が許されないような状況に置かれたとしても、そこから変化して挑戦していく方法です。 「3つの自己を区別しろ」 この研究では 、「3つの自己を区別しろ」と言われています。 自分は普通ではないとか、自分はダメなやつだと、考えてしまうこともあるかもしれませんが、自分という人間をひと括りに考えるのをやめてください。 あらゆる面においてダメな人はいません。 内向的で人と話すのが苦手だという人であっても、自分の好きな趣味についてであれば饒舌に語り合ったりするものです。 DaiGo師匠も本の内容やワインについてであればいくらでも喋ることができても、やたらと社交的で騒いでいる人たちのパーティーの場にいたとしたら、一言も喋ることなく黙ってワインを飲んでいると思います。 人は、誰にでも自分の能力を発揮できる自分と能力を発揮できない自分がいます。 つまり、自分をひとりの自分だとは思わないでください。 少なくとも「3つの自己」があって、うまくいかない時には、そのバランスが崩れているだけだと考えてください。 自分が悪いわけでも自分がダメなわけでもありません。 そのバランスが崩れているだけです。 人はこの3つの自己を状況に応じて使い分けています。 これを理解していただければ、自己否定することもなく勇気を出して挑戦していくことができるようになります。 ①子供の自分 ②ガーディアンの自分 ③大人の自分 この3つの自己があります。 人は誰でもこの3つの自己を持っています。 どれが多いとか少ないではなく、それぞれをいったりきたりしています。 ①子供の自分 まずは生まれ持って出てくる自分です。 まさに子供のような欲望に忠実な自分です。 3つの中で最も無力で、何かを解決したり自分をコントロールするリソースが少なくて、簡単に脅威にさらされてしまいます。 弱い自分ですが、その代わりに遊び心があり好奇心に溢れています。 皆さんも自分が子供のようになってしまう瞬間がありませんか? この子供の自分は、遊び心があって好奇心に溢れていますが、やはり、傷つきやすいです。 社会人になるとこの子供の自分は徐々に少なくなります。 純粋な遊び心や好奇心を発揮して、頭の硬い大人によくわからないことを言われて傷ついたりすることもあります。 ですから、ほとんどの人間はこの子供の自分をわざわざ自分の中から追い出して、遊び心も好奇心も失ってしまい、人生の可能性を狭めてしまいます。 皆さんの中にも子供の自分がいるということをまずは思い出してください。 ②ガーディアンの自分 子供の自分の無力さや弱さを守るための存在です。 本当は遊び心や好奇心を発揮して子供のように正直にはしゃぎたいと思っていても、それによって傷つかないために抑えてくれる自分です。 どちらかと言うと、子供の自分を守っているというよりも、仮面のように子供の自分を周りに見せないようにしています。 例えば、「普通 」という言葉が多用されるような会社で働こうと思うと、本当の自分を周りに見せないために守る存在が必要になります。 それがガーディアンの自分です。 もちろん、このガーディアンにも良い面もあります。 ストレスがない状況下であれば強い集中力を発揮することができたり、思いやりや愛嬌も出してくれます。 本当は自分はそんなキャラではないけれど、それを演じさせてくれる鎧のような存在にもなります。 ただガーディアンの自分には弱点があり、自分の価値や自分の本当に好きなことを脅かす相手に対しては、急に攻撃的になり剣を抜いたりします。 大事なものを守って、それ以外のことに関してはうまく取り繕う自分です。 ③大人の自分 最も能力が高くて成熟したバランスが取れた自分です。 最高の判断ができるように、冷静で大人な自分です。 大人の自分は、自分の内側に湧いてくる恐怖や悲しみなどの感情を客観的に見ることができます。 子供の自分は怒りの感情が湧いてくると、その感情に任せてすぐに行動します。 例えば、むかつく上司が嫌なことを言ってきたとします。 嫌なことを言われた時に、すぐに反応したり手を出すのが子供の自分です。 その反応を抑えて、上手く取り繕った表情と態度ができるのがガーディアンの自分です。 大人の自分は、それを抑える必要もなく、「この上司はいつもこんなことを言っているし、どうせ自分の世代とは考え方が違うから仕方がない」ぐらいに考えて、そうは言っても勉強になる部分もあるし、別にぶつかる必要ないかとも考えてバランスをとることができます。 怒りを抑えているわけでも自分を偽っているわけでもありません。 自分の感情や考え方を行動に移すわけでも抑え込んで偽るわけでもないのが大人の自分です。 その感情がなぜ起きているのかということも、自分と相手の間にどんな差があるのかということもちゃんと理解しています。 まさにマインドフルネスの考え方に近いですが、一歩引いて客観的に見て、自分の感情も相手の感情も否定することはありません。 大人の自分は、他人に流されることもありませんし、ネガティブに流されてしまうこともありません。 自分は自分で相手は相手なので、他人を流すようなこともしません。 この3つの自分は皆さんの中には必ず全て備わっています。 どんな状況であれば、 自分は子供の自分になるのか? ガーディアンの自分になるのか? 大人の自分になるのか? これを区別できるようになってください。 これだけでも、失敗や挫折の恐怖に負けることなく勇気を出すための一歩につながると研究では言われています。 「勇気を出して挑戦できる自分とは?」 この3つの自分の中で、ちゃんと勇気を出せる自分はどれだと思いますか? 好奇心旺盛な子供の自分ですか? 周りとの関係を上手に整えるガーディアンの自分ですか? 全てを受け入れる大人の自分ですか? 普通に考えると、大人よりも子供の方がいろんなことに挑戦します。 では、挑戦できる子供とはどんな子供でしょうか? 親がそばにいて、何かがあったら必ず助けてくれると信じることができている子供は、好き勝手に挑戦することができると思います。 ですから、挑戦できる自分は子供の自分です。 ただ、大人の自分がその中には少し残っていて、子供の自分の好奇心を満たすための行動を、批判することなくバランスを保って見守ってくれる大人の自分がいるという絶妙な感覚が重要です。 このバランスが最も大切で、それが勇気を出して挑戦することには重要になります。 「大人の自分と子供の自分のベストバランス」 ですから、皆さんが挑戦したいと思う時には、子供の自分を6割から8割ぐらい、大人の自分を2割から4割ぐらい、これがベストバランスだと考えてください。 バランスが取れていて客観的に見ることができてメンタルが安定している大人が、感情的になって怒ったり泣きわめいている子供を落ち着かせようとしているイメージを持ってください。 大人の自分が、温かみを持って批判することなく、子供の自分を安心させようとしています。 そして、子供の自分が好奇心をもっていろんなことに挑戦できるように見守っています。 「世の中の多くの人が3つの自分のバランスが崩れている」 世の中の多くの人は 、会社で仕事をしたり人と会う時にはほとんどがガーディアンの自分です。 自分を偽って外面を良くしています。 ですが、実際には、その中で大人の自分は子供の自分を否定しています。 本当は子供の自分は思うがままに行動したいし好き勝手にいろんなことをやりたいのに、大人の自分が、「そんなことをしたら…」と批判して 、自己否定が起きてしまっています。 鎧で自分を偽りながら 、その内側で大人の自分が子供の自分を否定しています。 これが世の中の多くの人が陥っている状況です。 これを知るだけでも皆さんは勇気を持って行動できるようになるはずです。 おすすめとしては、まずは2週間ぐらいかけて、どんな時にそれぞれの自分がどんなバランスになっているのかということを記録してみてください。 例えば、朝起きて準備をしている時の自分、会社に行って仕事を始めてからの午前中の自分、お昼ご飯を食べて会社を出るまでの自分、友達と飲みに行っている時の自分、家に帰ってからの自分というように、それぞれの状況における3つの自分のバランスをチェックしてみてください。 比率で考えるのが難しい場合には、それぞれの状況で最も表に出てきている自分に注目してみるだけでも結構です。 それぞれの状況におけるバランスを理解できるだけでも、自分の矛盾している部分が見えてきて、余計な自己否定に陥ることがなくなります。 これは良いか悪いかを判断するものではありません。 どの自分が表に出てきているのかということを理解するだけです。 そのバランスを見て、それぞれの役割がうまく機能しているかということをチェックするだけです。 「大人の自分を起動させて、のびのび動ける子供の自分を発揮するには?」 多くの人が、大人の自分とガーディアンの自分がでしゃばりすぎていて、子供の自分が縮こまってしまっています。 とはいえ、むやみやたらに子供の自分を表に出せばいいということでもありません。 大人の自分をちゃんと起動できるようになってバランスよく物事を見れるようになっておけば、それによって子供の自分の良さが出てきます。 ですから、大人の自分をちゃんと機能させることが重要です。 そのためには、まずは自分の限界や失敗をしっかり見極めて認めます。 その上でその限界や失敗を受け入れるためのトレーニングが必要になります。 失敗するのも限界とぶつかるのも、いつも子供の自分です。 その失敗した子供を大人の自分が責めてしまうと、子供の自分は挑戦できなくなってしまいます。 多くの人がこれをしています。 そうならないために、自分の失敗も限界も認めて、それを受け入れるためのトレーニングをする必要があるわけです。 これができれば、客観的に物事を見ることができる大人の自分と 、のびのび動くことができる子供の自分を両立することができます。 この方法について、この先で具体的に5つの大人の自分をバランスよく起動する方法を解説していきます。 ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたが、挑戦したいことは何ですか?」【現状打破の心理学】

一問一答「あなたがもう二度としたくない失敗はどんなものですか?」【反省力】

あなたがもう二度としたくない失敗はどんなものですか? 今回はプロゲーマーを目指したいけれど過去に規約違反をしてしまったので、プロゲーマーという夢に挑戦してもいいのだろうかと悩んでいる若者の相談をもとに、失敗を力に変えるための方法について解説させてもらいます。 「Q. プロゲーマーを目指していますが、過去に規約違反を犯してしまったことがあります。今は反省して二度と同じことをしないようにしています。 プロの現役の選手でも過去の違反で最悪契約解除になる人もいます。 過去に過ちを犯した自分はプロゲーマーという夢に挑戦してはいけないと思いますか?もしチャンスが来ても諦めるべきでしょうか?」 今の世の中は過去の過ちを潰そうとしている人が多いです。 ガンジーの残した言葉があります 「間違いを犯す自由が含まれていないのであれば、自由は持つに値しない。」 人は間違う権利を持っていたからこそ、様々な試行錯誤を重ねて文明を発達させてきました。 間違いは誰にでもあります。 「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ」 とも言われていました。 例えば、スポンサーがいるから契約解除が心配になるわけですから、プロのゲーマー兼ゲーム実況者とか、自分で稼ぐ方向に進めば誰の目も気にする必要はなくなります。 ポジションの取り方によっていくらでも状況を変えることはできると思います。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 失敗を叩く世の中の過誤 有名人でも芸能人でも、少しプライベートで間違いを犯しただけで叩かれたり追放されたりします。 はっきり言いますが、そのような問題を起こした人を全員追放したとしても、業界は綺麗になるどころか必ず悪化します。 これは様々な失敗や間違いに対しての対応に関する研究でも明らかになっています。 別に間違いを犯した人を擁護するわけではありませんし、人が失敗したり間違いを犯したのであれば、それなりに反省したり罰を受けるべきだとは思います。 ですが、寄ってたかって業界から追放しようとしたり、過剰なまでに非難をぶつけて叩くのは決して日本のためにはなりません。 間違いをやり直すことができる文化が必要だと思います。 正しく反省してやり直すことができる世の中であってほしいと思います。 これは世の中としても組織としても言えることです。 人間が失敗したり間違ったことをした時に、受け入れることができるかどうかということは、「間違いをやり直すことができる文化が根付いているかどうか」で決まります。 個人でも会社でも全く同じです。 これについての研究は色々とありますが、ひとつ例として紹介させてもらいます。 病院の医療ミスについて調べた研究があります。 病院でもミスはあるわけですが、そのミスを少なくすれば当然ですが助かる命が増えたり大きな影響があります。 看護師を対象にしているので婦長さんですが、リーダーが間違いを厳しく罰する場合と、間違いを報告することを推奨した場合で、どちらの方がミスが少なくなったのかということを調べています。 その結果、ミスを厳しく罰するチームの方がミスの数は少なかったということです。 そうなると、やはりミスは厳しく罰するべきで、厳格なリーダーがチームを見るべきだと考えると思うでしょうが、そのデータを客観的にちゃんと調べてみると全く違う結果が見えてきました。 実際には、ミスが少なかったのは間違いを報告することを推奨し、やり直すチャンスを与える寛大なリーダーが率いるチームの方でした。 つまり、リーダーが厳格で厳しい対処をすればするほど、そのリーダーに報告されるミスの数が減っているだけでした。 多くの人がミスを犯しています。 ですが、リーダーが厳しくミスを処罰するとなると、そのチームはミスを隠蔽する体質になっていくだけです。 厳しい罰を与えたところで、組織も人も決して良くはなりません。 日本の国で考えると法律になると思いますが、ミスに対しては適切な基準に基づいた処罰を行うだけで、それ以上に人を罰するような文化がこのまま蔓延してしまうと大変なことになると思います。 むしろ、人は間違うものだから、それを報告した上でやり直すチャンスを与えるべきです。 その方が隠蔽体質は無くなりますので小さなミスも報告され、それを改善していくことができる体質になるので、結果的にミスも少なくなります。 ですから、間違った人がそれを反省してやり直すチャンスを与えないと組織全体がダメになります。 特に芸能界はそうですが、メディアは人の失敗が大好きです。 間違いに対して厳罰化を求めて人が苦しんでいるところを見たがる人が多いのはわかります。 ですが、それが加速してしまうと日本全体に隠蔽体質が広がってしまうだけです。 科学的に見ても長期的に見ても、間違いをやり直すチャンスを与えないと、みんなが隠蔽するだけです。 人は誰でも間違いを犯すことがあります。 世の中で見ても業界として見ても、組織やチームで見ても、今後同じような問題が起きたり嫌な思いをする人がいた時に、その失敗や嫌な思いをした人が正直にその声をあげることができなくなります。 組織やチームで過ちを犯したり、逆に、誰かに嫌な思いをさせられた人が正直にそれを言えなくなる環境が強化されていってしまいます。 つまり、過ちを正直に白状して反省することができなくなるだけでなく、その過ちによる被害を被る人も正直にそれを言えなくなってしまうということです。 そうなれば、失敗を恐れて挑戦できない世の中になるだけでなく、その過ちによって苦しんだ人たちも何も言えない世の中になってしまいます。 特に部外者が寄ってたかって叩くというのは意味がありませんし、やり直すチャンスが与えられない世の中にどんな将来が待っているでしょうか? 人は居場所をあえて残されたら、みんなのために頑張らなければならないと考えるようになります。 償う力を奪うというのは、僕は一番良くない行為だと思います。 日本人は失敗を恐れてどんどん挑戦しなくなっています。 これはバブルが終わった後から加速していて、国でも組織でも同じですが、やり直すチャンスがないというのは「間違えてはいけない」という文化になってしまいます。 ですが、人は誰でも間違います。 そうなると間違いを隠そうとします。 それが今の日本経済の苦しい状況につながっているような気がします。 日本では起業家の数がとても少ないです。 アメリカと比べると、GDP の違いを加味しても起業家の数は1/20しかいません。 経済は低迷するし優秀な人は国外に出て行ってしまいます。 失敗しない人間なんていないのに、失敗した人に対して非合理的なレベルの処罰を求めたり、寄ってたかって叩いてリンチします。 そうなると優秀な人ほど日本にいる意味はなくなります。 過ちを犯した人に対して、人は「被害者の気持ちを考えたことがあるのか?」と罵詈雑言を浴びせます。 その問題に本当に憤りを感じていたり、被害を受けた人を本当に助けたいと思うのであれば、加害者を叩くよりも同じような被害が出ないためにどうすればいいのか考えるべきです。 人を叩いている暇があるのであれば、そんなことが二度と起きないために何が出来るのか考えて行動するべきです。 被害者を助けたり世の中をより良くするためには、お金や時間など様々なリソースが必要になります。 ですが、失敗した人、過ちを犯した人を叩くことにはお金も労力も必要ありません。 多くの日本人がストレス発散のために他人を叩いて、それによって日本の経済がどんどん衰退する方向に進んでいます。 チャンスを与えない文化、やり直す機会を与えない文化、これがこれ以上進んでしまうと日本はどうなってしまうのでしょうか? 自分いじめと自信過剰バイアス 人は、失敗した時に自分を責めてしまう性質と、逆に、自信過剰になり失敗を活かせない性質があります。 例えば、サイエンス・ジャーナリストのジョン・マヌエル・アンドリオテ氏が、セルフトークに関する過去の様々な文献をまとめて、自分の心の中のいじめをシャットアウトするセルフトークについて調べています。 皆さんも失恋した時に自分を責めたことはありませんか? 「なんであんなことを言ってしまったのか」 「なんであんなことをしてしまったのか」 このように考え後悔したことは誰でもあると思います。 そこで次は同じような失敗をしないように頑張ろうと思える人と、もう二度とあんなにいい恋愛はできないと、反省するのではなく自分を否定する人がいます。 風邪をひきやすいとか、動悸や息切れ、めまいがしたりお腹を壊しやすいなど、病院に行っても原因がよくわからない体調不良に悩んでいる人も多いでしょうが、これももしかすると自己否定によるストレスが原因という場合もあるようです。 人生ではうまくいかないことも必ずあります。 ついついネガティブに考えがちな自分を改善しようと、もっとポジティブに考えようとする人がいます。 そのネガティブを否定しようとすると余計にネガティブになっていきます。 そして、投資やビジネスの世界で多くの人が陥るのが自信過剰バイアスです。 投資やビジネスに限らず、投資家について調べて研究を見てみると、お金がある人もない人も、自分には将来の株価の動向や投資の動向を正確に予測する能力があると過大評価する傾向があります。 本来の自分の能力よりも過大に評価しているということです。 成果が出たら自分の能力によるものと考え、失敗したら運が悪かったと、原因を深掘りすることができません。 そうなると、ただ運が良かっただけなのに自分には能力があると思い、次の判断で十分に考えることができなくなります。 失敗は運が悪かっただけだと考え、そこから反省したり学ぶこともできません。 この自信過剰バイアスが行き過ぎると、ポートフォリオを組むことなく、特定の投資に全財産を突っ込んだりしてしまいます。 さらに、取引の回数が無意味に増えてしまい、リターンがマイナスになりやすくなるというデメリットもあります。 誰でも失敗することはあります。 皆さんも失敗することもあると思いますが、自分の失敗も受け入れることができるようになっておくことが重要です。 間違うことはあったとしたら、それを受け入れてしかるべき謝罪や償いはします。 その失敗を活かして、その先どう進んでいくかが重要です。 自分の失敗を許せない人へのおすすめ 日本では自分を自分で罰する人が増えています。 これについてはセルフコンパッションを学んでください。 自分のダメなところも受け入れて、それを活かしていくしかありません。 それについてはこれらの本も参考にしてみてください。 マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 フレンドトレーニング 人は正しく反省することができないと、自分を認めることができないために、他人と無駄に比較して落ち込んだり行動力を失ってしまいます。 セルフコンパッションが身についていないと、自分の能力やスキルを高めるための行動もできなくなってしまいます。 ですから、正しく反省して前に進むために、セルフコンパッションの中でもハーバード大学が推奨しているテクニックを紹介しておきます。 まず、セルフコンパッションは3つの要素から成り立っています。 1つは、自分への優しさで、自分に対しても他人に対しても優しい言葉をかけた方が人はやる気が高まります。 2つめは、一般的な人間性というもので、人は周囲との関わりの中で生きていることを自覚できるものですから、自分の過ちや失敗が自分だけのものではなく、そこには多くの人が関わっている場合もありますし、同じような過ちを犯す人もいくらでもいるということを理解しておく必要があります。 そして、3つ目は、マインドフルネスで自分の思考や湧き上がってくる感情にとらわれるのではなく、目の前の現実に対して客観的に目を向けることが大切です。 フレンドトレーニングは、自分に対して無駄に厳しくしているということに気づくトレーニングです。 多くの人は、別に自分は無駄に自分に厳しくもしていないし甘やかすこともしていないと考えていますが、実際には、ほとんどの人が自分に対して無駄に厳しくしています。 それに気づくためのトレーニングです。 ステップ1 :親友を慰めるところを思い浮かべる 落ち込んでいる親友に対して皆さんが慰めようとしているところを想像してみてください。 その時皆さんはその親友にどのような言葉を投げかけますか? どんなことをどのような口調や態度で伝えて慰めようとしますか? ステップ2 :親友を慰める言葉を紙に書き出す ステップ1で自分が親友に対して投げかけた言葉を紙に書き出してください。 これは最低でも10個は書き出すようにしてください。 ステップ3 :自分に切り替える 自分に対して不幸な出来事が起きたり何かに失敗したせいで自分自身がダメな人間だと自分を責めているところを想像してください。 このような時に皆さんは自分に対してどのような言葉を投げかけていますか?どのようなことを考えていますか? ステップ4 :自分に投げかける言葉を紙に書き出す ステップ3で自分に対して投げかけている言葉を紙に書き出してください。 これも最低でも10個は書き出すようにしてください。 ここまでで自分の親友が落ち込んでいる時にかける言葉を10個書き出し、自分自身が落ち込んでいる時に自分にかける言葉を10個書き出したということになります。 これを見ていただけるとかなりギャップが見て取ることができると思います。 親友に対しては優しく励ましているのに、自分に対してはしっかりしろと強く迫っていたりするのではないでしょうか。 ステップ5 :接し方を比較する 比べてみて、その中にどのような違いがあったのかということを紙に書き出してみてください。 これを実際にしてみてもらえると、ほとんどの人が親友に対して投げかける言葉と自分に対して投げかける言葉があまりにも違うということに驚くと思います。 このギャップを認識することによって、自分に厳しすぎるということを認識することができるようになります。 仕事や勉強でも、毎日順調なことばかりではありません。 時には反省する時間も必要です。 筋トレでもダイエットでも、目標やスキル習得に向けての取り組みでも同じですが、ストイックになりすぎると考えすぎてうまくいかない時もあります。 こんな時も、目の前の状況が自分の友達や大切な仲間だったとしたら、それについて意見を求めてきた相手に自分はどのように声をかけるか考えてみてください。 失敗や後悔だけでなく、なんとなくうまくいかないという時も、必死にもがくよりも建設的な打開策が見えてくることがあります。 そして、自分事として問題を捉えて厳しく見た視点と、親友や仲間の問題として評価した場合を比べて、その両極端の間を取ると考えていただけると、具体的な打開策を考えることもできます。 これが自分を甘やかすこともなく貶すこともない方向性を見つける方法です。 ここから先は、より具体的に失敗を学びに変えて人生に生かすための方法について解説していきます。 人は誰でも失敗します。 後悔を繰り返して学ぶこともない残念な人生ではなく、失敗を繰り返しながらも常に学び成長していく人生にしていきたいという方は、ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたがもう二度としたくない失敗はどんなものですか?」【反省力】

一問一答「あなたにとって過去最悪な状況とは、どのような状況でしたか?」【逆境指数AQ】

あなたにとって過去最悪な状況とは、どのような状況でしたか? 現代社会は様々な環境の変化に直面していて、大人も子供も毎日ストレスフルな生活を余儀なくされています。 今回はDaiGo師匠のおかげで苦しい状況から抜け出すことができたという方の声をもとに、逆境に耐え試練を克服して、感情的にも認知的にも、そして、社会的にも心身ともに健康的に過ごして日々成長していくための方法について解説させてもらいます。 「DaiGoさんのおかげでそれまでの苦しい状況から抜け出して人生を変えることができました。」 それは良かったです。 「今まで」と「これから」は違います。 今までの人生とこれからの人生は全く別物です。今何をするかで明日は変わります。 以上がDaiGo師匠からの返答でした。 逆境指数AQ 逆境指数(Adversity Quotient:AQ)とは、日常生活の中で起こるさまざまな逆境や問題に直面した際に、人や組織の立ち向かう力や対応力を数値化したものです。 AQのレベルは「CORE」という4つの指標の組み合わせによって決まり、それは、「コントロール(Control)」「責任(Origin・Ownership)」「影響の範囲(Reach)」「持続時間(Endurance)」とされています。 このAQのレベルが高ければ高いほど成功する可能性が高くなると言われています。 個人としても組織としても非常に重要な指標になりますが、これはトレーニングや様々な経験を重ねることによって鍛えていくことができるものでもあります。 逆境に遭遇してもストレスによってへこたれることなく平常心を保って問題を乗り越えることができる力です。 落ち込んでもそこから立ち直ってもう一度前に進む力とも言えます。 AQのレベルは以下の5段階に分類されます。 レベル1 逃避(Escape)……逆境に立ち向かえず逃げようとする レベル2 サバイブ(Survive)……なんとか生き残ろうとする レベル3 対処(Cope)……とりあえず対処をする レベル4 管理(Manage)…… 逆境を最善の方法で管理し解決しようとする レベル5 滋養(Harness)……ピンチをチャンスに変え、逆境をもとにさらなる飛躍を目指す その力を測定するテストやより詳しい内容についてはこちらの本を参考にしてみてください。 仕事の逆境指数―ビジネス現場での『逆境』をのりこえるための行動理論 例えば、自分の感情をコントロールできず怒りをぶつける上司や親は、部下や子どものAQのレベルを下げてしまうとも言われています。 そうなると人は失敗を恐れて行動しなくなってしまいます。 部下を信じて仕事を任せない上司、子供を信じることなく感情をぶつけてしまう親は、組織としての成功も子供の将来の成功も逆に邪魔してしまいます。 予期せぬトラブルが生じたとしてもパニックになるのではなく、冷静に状況を把握して乗り越えるためにはどうすればいいのかということを考え、具体的な行動を起こしていくことができる上司や親が組織も子供も可能性を高めていくことができます。 人は大小問わず1日のうちに24回逆境に遭遇すると言われています。 先の見えない時代だからこそ、AQで表わされる力が重要になるのではないでしょうか。 どんな困難な状況も逆境も恐れることなく、人生でも仕事でも日々成長して可能性を高めていく方法について解説させてもらいます。 1. コントロール(Control) これは自分の人生を自分でコントロールできている感覚を表す指標です。 自分を取り巻く状況を自分でコントロールできる感覚が強い人は、逆境を乗り越えることができる可能性が高いです。 2. 責任(Origin・Ownership) 逆境や問題の原因をしっかり見つめて、その結果がもたらす影響まで考えることができるかどうかを表す指標です。 これは当たり前のことだと考えるかもしれませんが、逆境に陥った時に、その原因や発端は自分にはない場合もあります。 例えば、スポーツであればスランプに陥った時に多くの人は自分に原因を求めます。 ですが、実際には敵チームが自分のチームを分析したりしたことで、こちらがスランプに陥ったかのように感じている場合もあります。 自分の責任はどこまでなのかを明確に知る必要があります。 原因を明確にして、具体的に自分が行動するべき部分はどこまでなのかをはっきりさせる必要があります。 そして、その問題の結果何が起きるのかということも明確にする必要があります。 この結果の部分を拡大解釈してしまう人が多いです。 例えば、パソコンが突然壊れた時に、必要なデータがなくなってパニックになって悲観してしまう人もいますが、パソコンが壊れても、もしかすると必要なデータを取り出すことができるかもしれないし、どこかにバックアップがあるかもしれないと考える人もいます。 3. 影響の範囲(Reach) 目の前の問題や逆境が自分の人生にどれだけの影響を与えるかということを見極める力を示す指標です。 例えば、仕事で大きなミスをしてしまい会社をクビになってしまうかもしれないという状況だとして、その会社をクビになるということが、自分の人生にどれだけの影響を与えるのかということを冷静に判断することができるかどうかです。 会社をクビになって命を絶つ判断をする人もいれば、死ぬ気になれば何でもできると考える人もいます。 変えることができない事実と、自分の思い込みを区別することができる力とも言えます。 4. 持続時間(Endurance) 人間には持続性バイアスというものがあり、自分の内側にある感情や目の前の状況がずっと続いてしまうと思い込みます。 調子がいい時にはその状況がずっと続くと思いたいし、悲しみも苦しみも一生続くと思い込みます。 ですが、どんな状況もずっと続くことはありませんし、どんな強い感情であってもずっと続くことはありません。 トラウマ:無意識の不幸な現状に戻りたい欲求 トラウマやネガティブな体験に悩まされて、結果的に、自分の不幸な現状に戻りたいという欲求につながってしまう人がいます。 トラウマや根深い不安を抱えている人は状況が変わることを恐れます。 今という現状がどんなにつらかったとしても、そこから動こうとしなくなってしまいます。 トラウマや幼少期のネガティブな体験で悩んでいる人は、「これ以上悪くならないように」と考え変化することを避けようとします。 これは学習性無力感と言われるものですが、無意識のうちに不幸な現状に戻りたいという欲求が生まれてしまいます。 これも認知行動療法で改善することができます。 重要なのは認知の歪みを治していくことです。 自分は悪くない 自分は恵まれていない どうせ何も変わらない 何をやってもダメ 自分は悪くないから、自分は恵まれていないから、そう言って何もしなければ結果損するのは自分です。 皆さんが苦しい状況に陥った時に、綺麗事を言ってくる人もいると思いますが、それを鵜呑みにしないようにしてください。 ほとんどの綺麗事を言う人たちは、確かに、自分たちが犠牲を払わないことに関しては助けてくれるかもしれません。 ですが、自分たちが犠牲を払わなくてはならないことに関しては、その助けを待っていても無駄に終わることの方が多いです。 まずは、自分ができることから手をつけるということが大事です。 自分で自分の逆境や苦しみを乗り越えることができると思えない人は行動できなくなります。 自分が行動することで状況を変えることができると思える感覚を学ばなければ、逆境を乗り越えることも、チャンスを目の前にしてそこに手を伸ばすこともできなくなります。 人は全てのことをコントロールできるわけではありませんが、全てをコントロールできないわけでもありません。 自分の行動で人生を変えることを学ばなければ、どうせ頑張ってもうまくいかないに違いないと考えてしまいます。 これは全く意味のない断定です。 「自分は昔から〇〇だからダメで・・・」と考えてしまうような人は、学習性無力感というものについて勉強してみるのもいいと思います。 この本を読んでいただけると、それによってそんな自分自身の思考に光が差すと思います。 学習性無力感―パーソナル・コントロールの時代をひらく理論 逆境を乗り越えられない考え方とは? 逆境を固定的かつ内在的で、さらに一般化して考えてしまう人は、学習性無力感を感じやすく、実際に逆境を乗り越えることが困難になります。 逆境を固定的なものと考えると、それは運命であり受け入れるしかないと思わせてしまいます。 逆境を内在的なものと考えると、全ての問題やトラブルの原因は自分の内側にあると思わせてしまいます。 さらに、一般化すると、ひとつの逆境が全てに影響すると思い込んでしまいます。 仕事がうまくいかないと、恋愛も趣味も全てうまくいかないと思い込むわけです。 ですから、逆境や困難な状況に陥ったらこの3つについて自問自答してみてください。 自分は逆境を変えられないものとして受け入れていないだろうか? 過度に自分に全ての責任があると思いすぎていないだろうか? 限定的な逆境を広く取りすぎていないだろうか? 例えば、テストで悪い成績を取った時に「自分はバカなんだ」と考えてしまう人も多いです。 同じように悪い成績を取ったとしても「今回はテスト勉強が足りなかった」と考えて、自分の行動に対する具体的な対策を考えることができる人もいます。 ビジネスであれば、成功できていないのは挑戦していないからです。 ですが、それを学歴のせいにしたり、生まれた環境のせいにしたり、できない理由を探しているのも逆境を固定的に考えているからです。 確かに、世の中は平等ではないかもしれません。 教育格差もありますし経済格差もあります。 様々な格差や社会的な問題が存在しているのは事実ですが、それは本当に乗り越えることができないほどの差なのでしょうか? 自分の人生を自分でコントロールできると信じている人は、それと同じぐらい、自分の人生を自分の力でコントロールしなくてはならないと思っています。 だからこそ、ネガティブな部分ではなく今の自分にあるものに目を向けて、それを使って前に進む方法を考えることができます。 楽観主義とパフォーマンス 悲観主義の人は逆境を永続的なものだと考え、さらに全面的なものだと考えます。 ひとつがダメなら全てがダメだと考える思考です。 そして、個人的なものと考えるので全てが自分のせいだと思い込みます。 自分が頑張ったぶんだけ収入が増える完全成功報酬の保険外交員について調べた研究があります。 逆境に対してより楽観的な考え方を持っている人の方が、契約件数が圧倒的に多くなり、悲観的な人に比べて1.88倍も契約件数が多くなっていたそうです。 しかも悲観的な人ほど退職率が高くなっています。 考え方が大きく違い、それだけで手にする結果は2倍近くも変わってくるわけです。 ですから、重要な3つのポイントとして次のことを忘れないでください。 ①逆境はずっとは続かない ②ひとつの逆境で自分の全てが否定されたわけではない ③逆境の責任が全て自分にあるわけではない いざ苦しい状況に陥った時には必ずこれを思い出してください。 ここから先は、逆境や苦しい状況を力に変えて前に進むための方法について解説していきます。 今苦しい状況にある人も、今は順調だけれど、いつか直面するかもしれない逆境に備えておきたいという人も参考にして頂ける内容です。 ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたにとって過去最悪な状況とは、どのような状況でしたか?」【逆境指数AQ】

一問一答「あなたは、来年どんなことを始めてみたいですか?」【即スタートできるノート術】

あなたは、来年どんなことを始めてみたいですか?   今回は、目標を立てても時間ばかりが無駄に過ぎてしまうという方の相談をもとに、来年こそ人生を変えるための、何から手をつけていいのかわからない状態をなくすノート術について解説させてもらいます。   Q. 毎回目標を立てても、失敗したり悩んだりばかりで、なんとなく時間ばかりが過ぎてしまいます。アドバイスをお願いします。   子供の頃にはどんなことにもすぐに手をつけることができたのに、大人になるとそれができなくなる人が多いです。 買った本も子供の頃には家に帰るまで待てずに、帰りの電車の中で読んだりしていたのに、大人になると家に帰ってゆっくり読もうと考え、とりあえず机の上に置いていたらいつのまにか積読になったりします。   これはスモールゴールを設定していないからです。 僕は本を読む時にも常にスモールゴールにしていくことを意識しています。   例えば、本を読む時にも、まず1章を読んだら、その内容を頭の中で放送で説明するとしたらどのようにまとめるかということを考えます。 それから次の章に進んでいきます。   各章ごとに頭の中でまとめると、人に教えるような感覚によって記憶に残りやすくなるだけでなく、その都度やりきった感覚を得ることができます。   人間の人生は長いマラソンです。 その長い人生の中で、皆さんがいろんな試練や困難とぶつかって才能を見つけていこうと思ったら、長いマラソンを走り続けないといけないわけですから、モチベーションを保ち続けなければなりません。   ですが、人間はハードルをどんどん上げていきます。   毎日贅沢ばかりしていると、些細な日常を楽しめなくなります。 毎日高級なワインばかりを飲んでいると、手頃な安いワインに価値を感じなくなってしまいます。 ですが、安いワインにも美味しいワインもあります。 それは誰でもわかることだと思いますが、目標に対しては、なぜかこれと同じことを多くの人がしてしまいます。 目標や自分の才能に向き合うことに関しては、人はなぜかエスカレートしていきます。   読書の場合であれば、本1冊を読み切ることができるようになったら、1章を読み通すことができた喜びや達成感をおざなりにしてしまい、量ばかりを求めるようになってしまいます。 量を求めれば感動が減るので、当然モチベーションは下がり結果的に損します。 たくさん読んでいるのに頭に残らないし実践できないので、どんどん本を読むモチベーションが下がっていきます。   ですから、スモールゴールを達成する喜びを、毎日できるだけたくさん感じられるようにするにはどうすればいいのか考える必要があります。 1日のスケジュールを立てる上でも、このスモールゴールの達成感を定期的に感じられるようにすることが大切です。 立ち止まって自分が成し遂げたことの喜びに浸るぐらいの時間は取るようにしてください。   仕事でも同じです。 仕事ではすぐにリターンがあることはそんなにありません。 ですから、どうすればスモールゴールを細かく設定して、自分が前に進んでいる感覚を保ち続けることができるのか工夫する必要があります。 工夫しなければ達成感を感じることはありません。   それができなければ、自分の才能に気づく前にモチベーションが失われてしまいます。   以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 皆さんは 、今年やりたかったことがどれだけ実現できたでしょうか?   年始に目標を決めたけれど、結局何もできなかったとか、思うように進まなかったという人も多いと思います。   1月から目標を立てて頑張ろうと思ったけれど、どこから手をつければいいかわからないので悶々と何もしないまま1月が終わってしまうという人が結構います。 お正月ぐらいはのんびりしようと思いながら、なんだかんだと気がついたら1月が終わってしまっていたというパターンが少なくないと思います。   やるべき事もわかっているのに、なぜかダラダラといつまでたっても手をつけることができないという問題もよくあります。 特に、これからの時代では、「手をつける力」が重要です。   特に現代人は、マルチタスクになり同時に色々なことに注意を向けていることによって、ひとつの物事に集中して取り組む事ができなくなってきています。 本当は、たったひとつのことを集中して徹底的に行うだけで成果は出るのに、「あれもしないと、これもしないと」と迷ってしまい結果的に手をつけることもできなくなってしまいます。   例えば、転職をしようとか副業に挑戦しようと考えても、それこそどこから手をつけていいのかわからないというような思考停止状態になってしまう人が多いです。 ですから、見切り発車でもいいのでとりあえず行動できる力を身につけておく必要があります。   認知行動療法では、人のモチベーションを高めたり、自分が前に進んでいる感覚を意識することが重要だと言われます。 多くの人が、年始などに大きすぎる目標を立てすぎてしまい、結果的に挫折してしまいます。 ですから、スモールゴールを確実に達成しながら成功体験を積み上げていくべきだとよく言われます。   とはいえ、このスモールゴールを意識してもうまくいかない人も結構います。 スモールゴールが、意味のないスモールゴールになっていることが少なくありません。 これによって、結果や成果に対して効果が低いことばかりに時間を使ってしまい、大事なことに手を付けることができないまま時間だけが過ぎていきます。   これは、毎日の仕事や勉強の時間の使い方だけであればまだマシです。 これを人生という長いスパンで考えた時にしてしまうと、それはかなり取り返しのつかないことになります。 人生で大きなことを成し遂げたいと思っても、手近で簡単にできてやった気分にはなれるけれど効果があまりないスモールゴールばかりに目を向けてしまうと、人生が無駄になってしまいます。   あなたのクイック・ウィンは? 今年やり残したことや、来年こそ気をつけたいことなど、皆さんも色々とあると思います。 手をつけると人生に対して最も大きなインパクトがあり、さらにモチベーションも上がっていくホットスポットのようなものがあり、それをクイック・ウィンと言います。 クイック・ウィンは、長期的な目標の達成に向かって進みつつも、短期・中期でも成果を上げていく方法です。   この方法を今から身につけていただき、新年の良いスタートダッシュをしていただきたいと思います。 前に進んでいる感覚を感じながら、一年中モチベーション高く進んでください。   行動プライオリティベクトル 人はメンタルが落ち込むほど、多くのタスクから何を優先して遂行するべきかがわからなくなります。 目標を立てる時に、いろいろ紙に書き出してみたけれど、どれから手をつけたらいいかがわからず、結局大したこともしないまま1年が終わってしまうことが多いと思います。   明確さは力になりますが、迷いは行動力を落とします。 行動している際も、迷いがあると他のことをやるべきなのではないかと目の前のことに集中できません。   まずは紙とペンを出してもらい、次のような表を作ってみてください。   ①やりたいこと もっと細かく書いてもいいですが、ざっくりとやりたいことを一通り書いてみてください。   ②インパクト(人生に対する影響度) それによって人生がどれくらい変わるのか、影響度をそれぞれ考えていきます。 10点満点で採点してもいいですし、人生が現状の自分からどれくらい変わるのかをパーセントで考えても構いません。   ③エフォート(必要とされる努力量) 必要な努力量も記入していきます。 全力で取り組まなければ絶対に無理だということは満点です。 これはあくまで自分の主観で、自分にとっての難しさや難易度です。   ここまででも、ある程度何から手をつければいいのかは感じ取れると思いますが、さらにこのやりたいことを具体的な行動になるまで分析していきます。 そんな方法について解説していきますので、ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは、来年どんなことを始めてみたいですか?」【即スタートできるノート術】

一問一答「あなたが、やってみたいと思いつつ、なかなかできないことはどんなことですか?」【回避ヒエラルキー】ほか

あなたが、やってみたいと思いつつ、なかなかできないことはどんなことですか? 今回は、先に頭で考え過ぎてしまいなかなか行動できないという方の相談をもとに、不安や心配を乗り越えて行動するための心理学について解説させてもらいます。 Q. 先に頭で考えすぎて、メリットとデメリットばかり考えて行動できません。 とにかく行動して経験が欲しいです。何かアドバイスをお願いします。 メリットとデメリットを考えて行動できない人へのおすすめとしては、デメリットの方が大きそうなことをあえてしてみてください。 いわゆる行動力として、メリットがあることを見つけて行動することだと考えている人が多いです。 当然ですが、メリットしかないことであれば誰でも行動できるはずです。 行動力というものは、メリットとデメリットが半々だとか、どちらに転ぶかわからないことに対して、一歩踏み出すことができるかどうかです。 例えば、皆さんの目の前にダンベルがあったとします。 それを使って筋トレを頑張れば筋肉がついたり痩せるということはわかっています。 痩せるというメリットはわかっていても重くてしんどいというデメリットもあるから行動できません。 目の前に1,000万円が置いてあって、ご自由にお取りくださいと書いてあったらどうしますか? メリットしかないような気がするので絶対に取るはずです。 ですから、行動力を上げたいのであれば、デメリットの方が大きいけれど、少し頑張ってうまくいったら得をするかもしれないと思える「やりづらいこと」をあえてしてみてください。 そうすると行動力がつきます。 デメリットを押し切る力が行動力です。 メリットしかないことは別に意識しなくてもできます。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 不安や恐怖から一歩踏み出すためのエクスポージャー練習フォーム(暴露療法) エクスポージャーは怖いことに段階的に取り組むことによって、できるようになるというものです。 例えば、橋を渡るのが怖いのであれば、まずは橋の手前まで行ってしばらく立っていると、怖くてこれ以上は無理だというのが100であれば、その100が徐々に80まで落ち着いてきます。 80ぐらいになったらもう一歩だけ進んでみて、また90や100になったら、しばらくそこで落ち着いてみるというのを繰り返して、徐々に恐怖を乗り越えていく方法です。 人間関係に対する恐怖心があり、いきなり見ず知らずの人に声をかけるのが怖いのであれば、まずはすれ違う人に軽く挨拶をすることだけから始めてみるとか、段階的に自分が恐怖を感じているものに慣れていきながら克服していくわけです。 いきなり自分が理想に思うところにチャレンジするのではなく、自分が恐怖を感じることに徐々に慣れていく方法です。 このエクスポージャー自体はとても効果が高いですが、自分でこれをしようと思うとなかなか難しいものです。 おそらく、これに挑戦したけれど難しくてうまくいかなかったという人が多いと思います。 徐々に慣れていくと言われても、どのぐらい耐えたらいいのかもわかりませんし、エクスポージャーはセラピーとして行われる場合には、必ずセラピストの人が一緒について行なってくれるものです。 自分でしようと思うと、自分の恐怖感自体をモニタリングしにくいですし、恐怖に対して乗り越える方向に進んでいるのかどうかも実感しにくくなってしまいます。 不安や恐怖を感じてできないこと、リスクを恐れてしまい行動を起こせないこと、このようなことを乗り越えるためにはどうすればいいのでしょうか。 ビジネスでもプライベートでも、挑戦してみたいけれど恐怖や不安を感じて、未だに手をつけることができていないことがある人も多いと思います。 多くの場合僕たちが怖がっていること、心配していることの9割近くは実際には起こりません。 しかも、どんなに怖がっていることでも、いざやってみると結構簡単だったり、大きなリスクに思えたことも意外と大したことがないということが多いものです。 それをよりはっきりわかるようにするのがエクスポージャー練習フォームというノートの取り方です。 書く手間はありますが、しばらく書き溜めておくと、それは自分の自信になり、リスクを取って行動することができるようになったりします。 恐怖心や不安、目の前のリスクを恐れてしまうために、大事な第一歩を踏み出すことができない自分を変えるためのノート術です。 3つのステップで構成されています。 <ステップ1>プレパレーション(Preparation):準備 この項目では書くべきことは4つあります。 ①行動:自分が怖いと思い起こすことができない行動をひとつ ②結果:その行動を起こした時に起こりうる予測される結果 ③怖さ:その結果から自分がどれくらい怖さを感じるのかを予測(%) ④深刻さ:その結果が起きた時にどれぐらい深刻な状況に陥るのかを予測(%) (%は、0%は全く支障がない、100%は耐えられない状況) DaiGo師匠はテレビに出るのをやめることに対する不安や恐怖を感じた際にもこれを使っています。 テレビに出る頻度や労力について分析してみると、テレビに出ることと自分の仕事の相関関係はほぼ無かったので、堂々とテレビに出ないと言えるようになりましたが、そもそもこれはある程度テレビに出ないようにしないとわからないことです。 テレビに出ない時期があったので、それを分析することができただけです。 一緒にテレビに出ない時期を作らないと、それが与える影響を分析することもできないわけですが、その一瞬テレビに出ない時期を作ることが恐怖や不安を感じさせます。 テレビの仕事や講演の依頼を断るのは恐怖を感じさせます。 皆さんも自分にとってプラスにならない中途半端な仕事を断るのが怖いと感じて、あまり気が乗らないけれど断ることができず、自分のリソースを割いて仕事をせざるを得なくなったりしたことがあるのではないでしょうか。 人付き合いでも、「NO」と言ったら嫌われるのではないかと不安を感じて、断ることが苦手な人も結構いると思います。 例えば、「NO」と言えない不安や恐怖を乗り越えるのであれば、「①行動」として「NOと言う」と記入します。 続いて、「②結果」では、「人間関係が悪くなる」「嫌われる」「人間関係が減るのが不安」というようなことが想定されるとしたら、それをできるだけ具体的に記入してください。 「③怖さ」には、その行動を取る直前に感じる怖さ、「④深刻さ」には、どれくらい深刻な状況になるかをそれぞれ予測してパーセントとして数字を記入します。 これはあくまで現時点の予測で構いません。 嫌われるのが怖くてどうしても断れないというのであれば、「③怖さ」は100%です。 断ってその人に嫌われるだけであればいいけれど、悪い噂を流されてしまうのではないかという不安を感じるから、かなり深刻な状況になるような気がするというのであれば、「④深刻さ」は90%ということになるかもしれません。 ここまでが準備の段階です。 <ステップ2>エクスポージャー(Exposure):行動によるストレスをグラフ化 心地いいぐらいの状況が0%、もう耐えられないレベルが100%で、行動を起こした直後から分刻みで記録します。 縦軸が自分のストレスレベルで、横軸が時間(分)として、行動を起こした時点から実際にタイマーを測って1分おきに記録してください。 これを記録すると、何分ぐらいで自分の気持ちが落ち着くのかということがわかるようになります。 自分が何分ぐらいで恐怖感を乗り越えることができるのかということもわかりますし、分刻みで自分のストレスやメンタルの状況を記録すると、自分を観察することができてメタ認知の効果もあり、冷静にその行動が取れるようにもなります。 そうすると、それだけでも意外と大したことがないと感じることもできるようになります。 自分のためにならない仕事を断ると言うのであれば、感謝しながらも一生懸命理由をつけて断ったとします。 断る瞬間に心臓がバクバクするぐらいのレベルだったとしたら、その瞬間は90%ということかもしれません。 1分経っても 、まだ心臓はバクバクしていて90%のままかもしれません。 2分たったら、少しは落ち着いたような気がして80%というように、タイマーを使って1分おきに記録してみてください。 これによって何分ぐらい経つと緊張や不安が落ち着くのかがわかります。 実際に記録してもらうとわかりますが、一定の時間でストンと落ちるグラフになります。 1分おきに自分のメンタルを観察すると、客観的に自分を見ることができるようになり、同じような行動も冷静に対処することができるようになります。 <ステップ3>結果と学習(Outcomes & learning) ストレスレベルがほぼゼロになり落ち着いてきたと感じたところで、最後のフェーズに入ります。 実際に取りにくい行動を取った後に、どんな学びがあったのか? 何を得ることができたのか? ということを記入します。 それと同時に、実際に自分が行動を起こしたことによる怖さと、実際に起きた深刻さをパーセントで記入します。 ①行動を起こしたことからの学び ②行動を起こしたことによる実際の怖さ(%) ③行動を起こしたことによる実際の深刻さ(%) 学びとしては、実際には断っても意外と嫌われないとか、他の人が助けてくれたということがあるかもしれません。 ちゃんと話したらわかってくれたということも多いと思います。 相手に悪気はなかったということが理解できたりもします。 実際の怖さは、次に全く同じことが起きたらどれくらい怖さを感じるかです。 多少緊張するけれど、全然大したことはないと理解できたのであれば、5%ということになるかもしれません。 結果に対する深刻さもそれほどでもないと理解できたのであれば、30%ということになるかもしれません。 ここまでが行動を起こすことによる恐怖を乗り越えた記録です。 これは記録として溜まってくると、実際に行動したときには自分は何分ぐらい経った頃には落ち着いているということもわかりますので、自分がストレスを感じたり嫌なことがあった時に、どれぐらい時間を取ればいいのかということも把握できます。 実際に自分がこれまでにしてきた行動や、いざやってみたら大したことなかったということが、客観的に見れるようにもなり、それは自分の自信にもなります。 これがエクスポージャー練習フォームです。 ここから先は、やらないといけないけれど怖くてできないことに向き合うための「回避ヒエラルキー」と、心配事が頭から消えない時に使う「スクリプト再生法」について解説していきます。 ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたが、やってみたいと思いつつ、なかなかできないことはどんなことですか?」【回避ヒエラルキー】ほか

一問一答「あなたの取り返したい失敗はどんなものですか?」【失敗リカバリー】

あなたの取り返したい失敗はどんなものですか? 失敗は誰にでもあるものですが、それを活かすことができる人とそうでない人がいます。 今回は、人前で自信を持って話せる方法についての質問をもとに、失敗とリカバリーの心理学について解説させてもらいます。 Q. 人前で自信を持って話せる方法を教えてください。 「失敗してもいい」と思えないと、人前で自信を持って話すことはできません。 これは捉え方によって結構変わるものですが、おすすめとしては、プレゼンなど人前で話す時に、一番最初に今の自分について伝えてください。 「緊張してうまく喋れないかもしれませんが、よろしくお願いします」というようなことではなく、 「今日は本当に自分にとって大事なプレゼンで、そのために色々なことをして準備してきました。正直言うととても緊張しています。緊張のしすぎて心臓はバクバクしていますが、それでも皆さんにどうしても伝えたくて私は今ここに立っています。」と伝えてみてください。 言い方次第で相手はかなり聞く姿勢になってくれて、そうなれば自分も喋りやすくなります。 以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。 失敗と挫折のリカバリー 「どうにでもなれ効果」は他にも波及していく 皆さんの今年の目標の進み具合はいかがでしょうか? 皆さんが自分で決めた習慣は確実に続いているでしょうか? 自分で決めた習慣が続かないという人や目標に向けて継続できない人が陥る「どうにでもなれ効果(The What-The-Hell Effect)」は、例えば、ダイエットのために朝起きてから運動や筋トレを頑張ろうと決めたとして、そう決めていたのに前日の夜に Netflix を見過ぎてしまい寝坊したので時間がなく、今日は運動できないとなって、今日はできなかったから明日からすればいいと、運動の予定を先延ばしするだけであればまだマシですが、このどうにでもなれ効果というものは他のことにも波及していきます。 つまり、朝に自分がしようと決めた習慣ができなかったことによって、自分にとって今日という1日が完璧な日ではなくなってしまったと思うと、他のことでも挫折しやすくなります。 朝に決めた習慣もないがしろにしてしまったし、午前中に大切な仕事をしようと思っていたのにそれもできなかったから今日はどうでもいいし明日から頑張ればいいとなってしまいます。 このように1つの失敗や挫折をするだけで人間はその日1日を無駄にしてしまいやすくなります。 失敗と挫折というものはひとつ経験したとしても、ちゃんと対処してそこでリカバリーさえすれば大した被害にはならないものです。 ですが、それができないと他の所にも波及してしまい、どんどん広がり続けていってしまいます。 「どうにでもなれ効果」を防ぐ3つの方法 1. 長期目標を作る どうにでもなれ効果を防ぐためには方法としては3つあります。 まずひとつ目は、長期目標を作るということです。 例えば、今日はお菓子を食べないではなく、1週間お菓子をできるだけ食べないようにして、お菓子の消費量をいつもの80%以上減らすという目標にして、できるだけ期間は長く幅も持たせるようにします。 貯金の場合であれば、今月は飲みに行ったりするのも我慢して5万円貯金をするというような目標にするよりも、1年間で80万円貯金をしようというような目標にした方が、今日つい1000円無駄遣いしてしまったけれど、もう1万円使ってもいいかとなりにくくなり、少し無駄遣いをしたとしても1年間でこの金額を貯めるには、どこかでこの無駄遣いを削る必要があると考えることができるようになります。 このように長期目標というものは自分の頭を冷静にしてくれるものです。 2. やめる目標をやる目標にする 2つ目としては、やめる目標をやる目標にするということです。 例えば、お菓子を食べないというよりは、お菓子を食べないことによって摂取カロリーを減らすと考えて、摂取カロリーを減らすということを目標にすれば、やめる目標ではなくやる目標にできています。 それであれば、チョコレートを食べてしまったとすると、摂取カロリーを減らさないといけないので、その分をどこで削ろうかと考えることも出来るようになります。 このようにしてやめる目標ではなくやる目標にするようにしてください。 3. 失敗から立ち直った回数を数える 挫折することは誰にでもあります。 ですが、その挫折を力に変えることができない人の特徴としては、失敗から目を背けようとします。 失敗した回数すら覚えていません。 自分の失敗も挫折も全て記録しておいてください。 失敗の記録は怖い気がするかもしれませんが、それは何年かすると立ち直りの記録になります。 この失敗から立ち直った回数を数えるということが、このどうにでもなれ効果を防いで、挫折の連鎖を止めるための最も強力な方法だとされています。 リカバリーした感覚を得ることを意識して、自分の失敗の記録と失敗から立ち直ったリカバリーの回数を記録してください。 DaiGo師匠も、たくさんの失敗も挫折も経験しました。 ですが、失敗や挫折をして凹んだとしても、それを取り返して失敗する前よりも上に行くということをその都度考えてきました。 そんな自分がリカバリーすることができた記録を作ることができますので、これは挫折を止めるどころか自分のモチベーションを上げてくれるものです。 ですから、自分の失敗の記録をするようにしてください。 それをすぐにリカバリーすることができればもちろんそれで結構ですが、リカバリーできなかったとしても、時間が経てば人間は失敗から学ぶことができるものです。 2つの目標のうちどちらかを達成する方法 ちなみに、目標の立て方としては何種類かの目標にしてもいいかもしれません。 例えば、「今日は完食をゼロにする、または、お昼にサラダをドレッシングではなくオリーブオイルとバルサミコ酢だけにする」というようにして、どちらかひとつをクリアすれば OK ということにしてください。 ヘミングウェイも、毎日何十ページも執筆していると書ける日もあれば全く書けない日もあったそうです。 書けない時に、もうどうにでもなれ効果が起きることを防ぐために、ページ数の目標か執筆に向き合う時間かのどちらかを達成すればいいというようにしていたそうです。 これはとても良い方法で、例えば、5時間を目標にしていたけれどあっという間に30分で目標のページ数を書くことができたとしたらその日はもう終わりで、残りの4時間半の時間が自分に対してのご褒美になります。 一方で、いくら悩んでも全く書けない日もあるわけです。 その日も、たとえ書けなかったとしても目標にしていた5時間執筆に向き合うことができたら達成することができたとします。 このようにどちらかを達成すればいいというようにすると、日々の達成感をも感じることができるようになり、もうどうにでもなれ効果も起きにくくなります。 ぜひ試してみてください。 失敗も挫折も乗り越えて前に進むためのおすすめ本 今回のおすすめの本としては、同じく挫折を乗り越えて前に進むために役に立つ本を2冊紹介しておきます。 倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ! 目標や計画というものは、その立て方を少し変えるだけで達成率は2倍や3倍に割と簡単に変わるものです。 ですから、正しい計画の立て方について習う機会はありませんが、実はとても大切なことです。 そんな方法を科学的に解説した内容になっています。 やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 諦めずにリカバリーしてやり抜く力が大切ですが、そんなやり抜く力を手に入れたい方のためにおすすめの本です。 こちらは薄くて読みやすい本ですが、そんなやり抜く力を手に入れるためにとても役に立つと思います。 ぜひチェックしてみてください。 メンタルのリカバリー 世の中は大変な時代になっていますが、僕たちはしんどいことも乗り越え、辛いことにも立ち向かい、自分の人生を生きていかなくてはいけません。 挑戦することが大事だと多くの人がわかっていても、ほとんどの人は「わかっていてもできない」と言います。 それは「できない」ではなく「していない」です。 多くの人が不安やストレスに負けてしまったり、新しいことを始める時に立ち向かおうとする気すら起きなくなってしまいます。 結果がどうなるかということについては、後から現実化していけばいいことですから、まず最初に立ち向かう気になることが重要です。 これは心理学でレジリエンスと呼ばれる折れた心を元に戻す力です。 成功するかどうかということは後からしかわからないことですから、そんな中でも進んでいけるかどうかということが大事になります。 もしかすると、自分が失敗への第一歩を歩んでいるのかもしれないけれど、それを乗り越えていくことができるかということが大事なわけです。 この乗り越えるということは問題を解決するということではなく、問題というものは結果的に解決されるものであり、重要なのは、自分が失敗するかもしれないとか、うまくいかないかもしれないという恐怖心を乗り越えることで、そのためにはレジリエンスが必要です。 立ち向かう:「明確化する」 では、立ち向かうとはどういうことなのかと言うと、心理学的には、「明確化する」ということです。 僕たちが何かに立ち向かおうと思った時に、根性論や感謝、自己犠牲を持ち出し都合よく耐えようとしますが、それは違います。 何に立ち向かうべきなのか、そして、立ち向かった時に自分にどんなデメリットがあり、どんな苦しみや障害があり、どこをどのように乗り越えてどこまで行けばいいのかというように、自分が立ち向かう相手を明確化することこそが、実は、レジリエンスを高めてくれます。 自分が嫌なことをとりあえず我慢しようとか、感謝の気持ちを持てばなんとかなるというようなことを思いがちですが、実際にはそうではありません。 明確化することで、対処しやすくすることによって、自分の力でもその問題を解決することができるとか、自分の力でもその問題に対して立ち向かい乗り越えることができるかもしれないと思えるぐらいまで、ブレイクダウンして明確化することがとても重要です。 大抵の人は、対処できないことに対して2つの道を選びます。 逃げて現実逃避するか、なんとかなるだろうと思い何もしないです。 ここがポイントで、なんとかなるだろうと思うことは悪いことではありませんが、それにより何もしないことが危険です。 皆さんにはぜひ3つ目のルートをとってほしいと思います。 この3つ目が「明確化」です。 自分が何をするべきなのか、どこから手をつければ進めるのかということを知ることこそが、レジリエンスを身につけるための方法です。 根性論ではなく技術です。自分が対処できるレベルまで細かく明確化すればいいだけです。 例えば、皆さんの前に大きなステーキが出てきたとして、それをいきなりフォークで刺して一口で食べようとはしないはずです。一口で食べられるサイズにナイフで切り、口に運ぶはずです。 その方が美味しいし食べやすいからです。 障害に対してもこれと同じだと考えてください。 自分が食べることができるサイズを把握して、そのサイズに切り分けるからこそ、口に入れることができるし味わう余裕も生まれるわけです。 ですが、ほとんどの人がトラブルや問題に対してこれをしません。 対人関係のストレスがある人を対象にした興味深い研究があります。 自分にとって嫌なことやネガティブなこと、ストレスになるようなことは、徹底的に考えて具体化することによってストレスが減ります。 何かに対処しなくてはいけなくなった時に目を背けたり、なんとかなるだろうと考えてしまう人が多いですが、実際には、考え抜いて細かく切り刻み、自分が使うことができるレベルまでブレイクダウンした方がはるかにストレスが減るとされている研究を紹介します。 エクセター大学の研究で、約50名の男女を対象にしたものがあります。 50名となると少ないような気がするかもしれませんが、この集めた人たちに特徴があり、この実験の直近で人間関係の強烈なストレスが起きた人たちばかりを選んで行った実験です。 実際に強烈なストレスを感じていて、今実際に困っていてレジリエンスが必要だと思っている人たちを対象に行われた研究です。 例えば、上司ともめてしまい会社内での立場が危うくなっている人や、大事な家族と大喧嘩してしまった人など、人間関係のトラブルに直面している人たちを集めて、その人たちの考え方を変えることによって、人生においてぶつかっているその問題を自分の力でどれぐらい乗り越えることができるようになるのかということを調べようとしたものです。 実際に、その参加者にしてもらったことは、そのトラブルの様子を徹底的に思い出してもらったというだけです。自分がどんなトラブルを起こしたのかということを事細かに思い出してもらいました。 例えば、夫婦の喧嘩であれば、どのようにその喧嘩がスタートしてしまったのか、その時自分がどのような対処をしたのか、正確にどのような言葉が飛び交ったのか、感情を表す声のトーンはどうだったのか、というようなことまで徹底的に細部まで自分のトラブルを思い出してもらいました。 つまり、相手の対応と自分の対応、相手の感情と自分の感情、相手の声のトーンと自分の声のトーンはどのようなものだったのか、どのような始まりをしてどのように展開していったのかなどをできるだけ細かく分析するような感覚で思い出してもらいました。 普通の人はなかなかここまでしないと思います。 大抵の人は、このような喧嘩をしたという場合であれば、なんであんなことをしてしまったのだろうかとか、あの時間に戻ってやり直すことができたらいいのにというように後悔するだけです。 具体的に細かく思い出すと、ここは良かったけれどここは良くなかったというように、良いところと悪いところが思い出されるものですが、乗り越えることができない人たちは、悪いところばかりを思い出して、それに対してざっくりとした後悔をします。 ざっくりとした後悔をすると、具体的に何をすればいいのかということを思いつけないので、現実逃避を始めてしまいます。 それにより、あの時にああすれば良かったというような今更どうにもならないことを考えます。 研究では、このような徹底的に最後まで思い出すというトレーニングを6週間続けています。 6週間の間、徹底的に細部まで思い出すということを行ってもらい、その6週間の間にもし新しい揉め事が起きた場合には、それについても細部まで思い出し記録してもらうということをトレーニングとして行いました。 その結果とても強烈な結果が確認されています。 このトラブルを細かいところまで思い出すトレーニングを行ったグループは、それだけで、ストレスや困難に立ち向かう能力であり、折れた心を元に戻す能力であるレジリエンスが高まったということがわかっています。 過去に起きてしまったトラブルを細かいところまで思い出したり分析することによって、僕たちは、未来の同じようなトラブルに恐怖心を感じにくくなり強くなるということです。 レジリエンスで過去を未来に繋げる 人間は過去の後悔を思い出したり傷ついた経験を思い出したりするものですが、重要なのは、より細かく思い出すことによって過去を未来につなげることです。 この過去を未来につなげるということがどういう意味なのかと言うと、それこそがレジリエンスです。 つまり、過去に自分が色々なトラブルに巻き込まれたことを細かく分析して、細部に注目することにより、僕たちは初めてそこから学ぶことができます。 過去の失敗から学ぶということは、過去の失敗から学び、いい解決策を手に入れたり、自分の失敗ルートを理解することで失敗を未然に防ぐということだけでなく、物事に立ち向かうための基礎体力であるレジリエンスを鍛えるためにも使えるということです。 ですが、ほとんどの人がこれをしないので、同じようなミスを繰り返してしまうわけです。 これは考えれば当たり前のことで、レジリエンスが高まっていないわけですから、同じような問題が起きた時にすぐ逃げたくなってしまいます。 ですから、同じような問題で逃げたり現実逃避する人は、このレジリエンスが鍛えられていません。 なぜ鍛えられていないのかと言うと、この研究が示すように過去とちゃんと向き合うことができていないからです。 この過去と向き合うということは、出来る限り細かく具体的に分析して言葉にしたり記録するということです。 この研究の結果は非常に明確で、トラブルを細かく思い出したグループの方が、メンタルのリカバリーのスピードが圧倒的に速くなっていました。 さらに、過去の後悔を引きずり、うつ傾向になってしまうことも非常に少なかったということです。 要するに、レジリエンスが高まったと言えるわけです。 今まさに世の中は大変な状況ですが、このような苦しい状況を乗り越えるためにはレジリエンスがやはり鍵になってきます。 失敗とリカバリーを考えてうまくいく人といかない人 人間が成功するルートは2つあるとされています。 1. DP(Defensive Pessimism) 防衛的ペシミストという考え方で、今まで成功したり上手くいった事があっても、次は失敗するかも、そんなに上手くいかず次は悪い事が起きるのではないかと考えるタイプです。 このような人は、不安により他の人よりも事前準備に力を注ぐので成功しやすくなります。 2. SO(Strategic Optimism) 戦略的オプティミストという考え方で、今までも上手くいってるのだから次もきっとうまくいくと考えて、どんどん前に進んでいくタイプです。 このような人は、失敗を恐れないのでトライアル・アンド・エラーを繰り返して成功に繋がります。 DP(Defensive Pessimism):準備を念入りに SO(Strategic Optimism):挑戦回数を増やす 皆さんが楽観的なタイプであれば、成功するために失敗を恐れず挑戦回数を増やしてください。 逆に、慎重派で不安になりやすい人は、他の人よりも準備に時間をかけることで成功率を高めることを意識してください。 この2つには、どちらがいいとか悪いということはありません。ほとんど遺伝子で決まるものです。 1996年の研究で、参加者を2つのグループに分けて、ダーツを投げる実験を行っています。 その際に、自分の失敗と失敗した時のリカバリーについて考えたグループと、自分の完璧な成功について考えたグループに分けています。 その結果、DPの人たちは、自分の失敗を想像したり、失敗した時にどうリカバリーするのかということを考えると、ダーツの的中率が上がりました。DPの人達は、ネガティブなことを考えてそれを飲み込んでいた方が成績は良くなったということです。 逆に、完璧にダーツを投げているところをイメージすると、かえって、成績は下がってしまいました。 SOの人たちは、失敗するところを想像すると本当に失敗してしまい、完璧にダーツを投げているところを想像すると本当に成績も上がりました。 ちなみに、日本人やアジア人は、基本的にはポジティブシンキングがあまり効果がない人が多いです。日本人は悲観的な遺伝子を持っている人が9割を超えています。ほとんどの人は、DPだと考えてください。 基本的には、不安を抱えやすい遺伝子が強い日本人は、DPの戦略を使った方が上手くいく可能性は高いです。 ここから先は、組織やチームでの失敗とリカバリーについてと、具体的にリカバリーの可能性を高めるテクニックについて解説していきます。 失敗は誰でもするものです。 むしろ、挑戦し続けている人ほど失敗の数は多くなります。 リカバリーの可能性を高めていつか成功を掴むために続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたの取り返したい失敗はどんなものですか?」【失敗リカバリー】
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メンタリストDaiGo

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。 人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。著書累計300万部。

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