• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 13件
  • 一問一答「あなたの今年の目標の達成度はどれくらいですか?」【年末で人生変える心理学】

    2021-11-30 13:20  
    330pt
    あなたの今年の目標の達成度はどれくらいですか?
    「今年も何もしていないのにあっという間に…」
    そんな人も多いのではないでしょうか。
    特に、今年もコロナの影響が何かと長引いているために、本来の目標が遠のいていたり、いつのまにか諦めているという人も少なくないと思います。
    楽しい時間や頑張っている時間は早く過ぎるものですから、充実感を伴いあっという間に時間が過ぎたということであれば何の問題もありませんが、そうではなく、何もしていないのにもう終わってしまったのかというように一年があっという間に終わってしまったと後悔しているのであれば、気をつける必要があるかもしれません。
    今回は、正社員になりたいというフリーターの方の相談をもとに、人生を変えるために今年中にできることについてまとめてみたいと思います。
    Q. 23歳高卒フリーターが正社員になることは不可能でしょうか?
    まず考え方を変えてください。
    正社員になれば人生は大丈夫とか考えて正社員になるという低い目標を立ててはいけません。
    高卒ということで、自分は他の人よりも劣っていると考えているのでしょうが、であれば、他の人と同じ所を目指してはいけません。
    高卒の人が他の大卒の人と同じ一般的なポジションにつこうとするよりも、同じ労力をかけるのであれば自分で起業してみようとか、他の人がしないビジネスに挑戦してみようという方向に進むべきです。
    他人よりも自分のキャリアが一般的な規範から見た時に魅力が劣ると感じるのであれば、他人とは違う戦い方をするべきです。
    みんなが戦っているレーンとは違うところで成功する勇気を持ってください。
    周りの人とは違う人生を生きているにも関わらず、周りの人と同じ生き方をしようとするから苦しくなるわけです。
    僕も全く同じでした。

    以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。

    去年と同じことをするのは意義がある人生とは言えない

    あっという間に時間が過ぎてしまったという感覚は、メンタル的にかなり有害です。何よりもモチベーションが下がってしまい人生の意義も低下してしまいます。
    人間は前に進んでいるという感覚がないとモチベーションは下がっていってしまうものです。

    若いうちは情熱にあふれていて挑戦し続ける事ができますが、歳を重ねるに連れて、慣れた単純作業を続けるようになってしまいがちです。
    これは企業も同じで、成長しない企業は毎年同じようなことを続けていきます。去年と同じことをするのは戦略とは言いません。

    カンザス大学の研究で、時間があっという間に終わってしまう原因は何なのかを調べたものがあります。
    過去数年間の記憶を思い出した場合と過去数日の記憶を思い出した場合を比較しました。

    その結果、過去数年間の記憶について考えた参加者の方が過去数日の記憶について考えた参加者より、時間が早く過ぎた感覚を持っていたということがわかっています。

    つまり、物事を思い出す際に、数日間の細かい内容を思い出すのではなく長いスパンで「去年1年は・・・」のように振り返ると、「あれ、1年もの間何していたっけ・・・?あっという間に過ぎてしまった」と感じるわけです。

    多くの人は、例えば年末の仕事が終わった時ぐらいしか過去を振り返らないものです。このように1年を纏めて振り返ってしまうと、あっという間だった、何をしたんだろう、となってしまいます。

    ざっくりと今年1年何したかな・・・と振り返ってしまうと人間はほとんど覚えていないものです。それによりモチベーションが下がってしまいます。ですから、できるだけ細かく今年1年の復習をしてみましょう。

    この研究では、今自分がやっていることや最近やった事と近い出来事を思い出したら、あっという間に時間が過ぎたと感じるけれど、異なることを思い出すとその感覚を感じづらかったということも確認されています。

    これらは、人間がチャンキング(chunking:小さなかたまり・断片)という性質を持っているからです。
    チャンキングというのはたくさんある情報をひとつに纏めることです。
    例えば、電話番号もただ11桁の数字を並べるよりも090-◯◯◯◯-◯◯◯◯と区切ったほうが覚えやすいと思います。
    このように情報を小さなクラスターに纏めると情報を取り出しやすくなります。
    このチャンキングは物事を覚える時には役立ちますが、時間や思い出に対して使うとあっという間に時間が過ぎたように感じてしまいます。

    つまり、記憶力をアップさせることにはこのチャンキングは使えますが、頭の中で物事を思い出す際に時間的に大きなチャンクをつくればつくるほど時間が早く流れていってしまう感覚になってしまいます。

    ですから、多くの人が歳をとればとるほど1年が過ぎるのを早く感じるのがなぜかというと、新しいことをしていないからです。
    新しいことをせずに自分が今までしたことがある事と同じような慣れた事をし続けて、さらに、自分がやっているひとつひとつの事を細かくマインドフルに見ることをせず、かたまりで考えてしまうがために、チャンクがまとまっていて、いつもと同じことしかしていないし、自分は進歩していないと考えることでモチベーションも上がらず実際に挑戦もできないとなってしまいます。

    漠然と過ぎて何も挑戦できない日々を避けるために
    スケジュール帳でも日記帳でもいいので、今日は何をしたのか?ということを記録してください。
    自分が今この瞬間に何に力を入れているのか?
    自分が何に時間を使っていて何のために動いているのか?
    ということを認識する、マインドフルになる、気付くということをすると、記憶がチャンク化せず新しいところに目を向けることが出来るようになります。

    たとえ同じようなことをしていたとしても、その中に新しい発見があると纏められないわけです。
    もちろん出来るならば、全く違うことをするのも良いですが、なかなか毎日異なることをするというのも出来ないものです。
    ですから、同じようなことをしていたとしてもその中から違う発見を見つける工夫をして、それをできるだけ記録するということをすると、時間や人生も有意義に過ごしたように感じられます。

    週に1回とか月に1回でもいいので、新しいことに挑戦してみるとか、目標も例えば「去年とは違うことを毎月する」として、自分が興味をもつことでやったことがないことであればなんでも結構ですので、小さな挑戦と、挑戦したことによる成功を重ねていくことが、人生をあっという間に終わらせないために必要な方法です。

    目標を諦める前に読んで欲しいおすすめ本
    失敗からあまり学べていないと感じる方、毎年毎年同じ目標を掲げている方、そろそろ年末が近づいてきて、自分が今年の目標を到底達成できないということを感じて、もうすでにやる気がなくなっている方、そのような方は是非こちらの本を読んでみてください。


    失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
    失敗から学び変わっていける組織と、失敗から学べない組織について教えてくれる本ですが、こちらはとても参考になります。

    自分ではなく他人の失敗から多くを学ぶことによって、人は自分の成功に活かすことはできるけれど、人は自分の失敗には目を背けて忘れてしまいます。
    ですから、他人の失敗に目を向けることで、人は初めてそれを自分の成功に活かすことができます。

    リベンジ消費とメンタル 

    各地でリベンジ消費が活発になってきているようです。
    自粛生活で買い物を控えてきた中で、ようやく徐々に日常の生活に近づきつつはあるわけなので、それはそれで経済を考えた上でもいいことだと思います。

    ただ、それが単なるストレス発散で必要のないものまで買ってしまうと、メンタルにも悪影響が出てしまいます。
    人は、「問題解決を連想させるもの」にお金を使うと、基本的にメンタルは安定してストレス発散にはなり感情も安定します。
    ですから、イライラした時がストレスが溜まっているというのであれば、おすすめなのは問題解決につながる実用品や日用品です。

    高いブランド品やコスパが悪い時に終わる可能性が高いものは、いくらリベンジ消費といっても、そこは少し冷静になった方がいいのかもしれません。
    ブランド品を買ったり高いお店に行って、クレジットカードの請求書を見て、「なんでこんなに無駄遣いをしたのだろう」という後悔により余計にメンタルが追い込まれ、その追い込まれたメンタルを落ち着かせようと、また無駄な浪費を繰り返す悪循環に繋がってしまうかもしれません。

    自分がずっと欲しかったモノや高価なモノを買ってしまうとキリが無くなりますしメンタルも安定しません。イライラが残ってしまい散財や仕事の失敗に繋がってしまいます。

    クリスマス時期の消費傾向と性格
    シカゴ大学の研究で、2,133名の男女を調査し家計簿アプリを使ってもらい200万件の買い物データを集めました。被験者の性格診断をビッグ・ファイブ(特性5因子診断)で行なったところ、神経症傾向が低い人(メンタルの強い人)はクリスマスの消費が増える時期にお金を使いやすいという結果が出ています。

    逆に、神経症傾向が高い感情が不安定な人(メンタルの弱い人)ほど、クリスマスにはお金を使わない傾向がありました。

    これは単純にパートナーがいないだけということもあるかもしれませんが、クリスマス以外にお金を使う傾向があるので、福袋などは気をつけたほうがいいかもしれません。

    開放性(好奇心・新しいものを好む性質)が低い人は、クリスマスにお金を使いやすいです
    逆に、開放性が高い人はクリスマスほどお金を使わない傾向があります。
    つまり、開放性が低い人は、なんとなく周囲や環境に流されてしまいお金を使ってしまいます。
    開放性が高い人は、他の人とは違う体験を求めるので、みんながクリスマスに買っているのであれば、逆に違う時期に買ってみようと考えたりクリスマス商戦に踊らされないようにします。

    誠実性が低い人は、クリスマスにお金を使わない傾向があり、逆に、誠実性が高い人ほどクリスマスにお金を使いやすい傾向があります。

    そんな性格特性に合わせた消費行動にも注意して欲しいですが、別の研究で、安い日用品でも高い日用品でも、高いブランド品でも、メンタルの安定という点では効果に差がなかったということがわかっています。
    メンタルが落ち込んだ時の買い物としては、実用的な商品であれば高いものでも安いものでも効果が変わらなかったということです。ですから、必ず使う安い日用品を買うほうがメンタルも安定するし無駄遣いもしなくて済みます。

    もちろんブランド品も別に欲しければいいと思います。
    旅行もようやく行けるようになり、それを家族や身近な人と楽しむのはとてもいいことだと思います。
    ただ、ストレスやメンタルの落ち込みで衝動買いをしたくなった時には、まずは使える日用品にお金を使うようにしてみてください。
    それで何かを買いたいという欲求を満足させて、それでもそのメンタルの状況が改善しないのか確認してください。
    意外と日用品の買い物でスッキリしたりするものです。

    ここから先は、年末年始の大掃除で捨てて人生のムダをなくし、あらためて新年の目標について考える方法を解説させてもらいます。
    今年を周りよりも早く振り返り、来年の飛躍に向けての第一歩を踏み出したい方は、ぜひ続きをチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「あなたが忍耐力を発揮して掴みたいチャンスは何ですか?」【忍耐力の鍛え方】

    2021-11-27 12:00  
    330pt
    あなたがつい負けてしまいそうな誘惑は何ですか?
    忍耐力を発揮して掴みたいチャンスは何ですか?

    今回は、今夜Dラボで放送される「【忍耐力の鍛え方】誘惑に耐えチャンスをつかむトレーニング」の予習として、知的謙遜がなかなか実践できないという方の相談をもとに、誘惑に耐える忍耐力についてまとめておきます。
    Q.知的謙遜を鍛える方法が知りたいです。 仕事中などにつまらない事を言ってる人をついバカにしてしまいます。 動画も3回ぐらい見たんですが、なかなか自分に落とし込めなくて… 何かコツとかありますか?

    ついつい人をバカにしてしまうということは僕もしてしまうことがあります。
    僕は、相手をバカにするようなことを考えてしまった時に、「自分がこのようなバカなことを考えてしまったのはいつだっただろうか」と考えるようにしています。そうすると、意外と幼い頃ではなく大学の頃だったりするということに気づくこともあります。
    もうひとつ、「自分に同じようにバカなことは何かあるだろうか」ということを考えます。
    自分も自分より上の人達にバカだなと思われているところがあるかもしれないので、それはどこだろうかと考えます。
    このように考えると結構知的謙遜ははたらくようになります。

    以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。

    知的謙遜と忍耐力

    知的謙遜は、それにより新しい経験にオープンになることができて、さらに成長も加速します。
    その上、忍耐力と判断力まで高まります。

    つまり、新しい経験をどんどんすることができるようになり、そこからたくさんの学びを得るので成長も加速します。
    さらに、忍耐力が高まるので、コツコツ物事を頑張ることができるようになり、判断力も高まるのでミスや失敗も減っていきます。
     
    デューク大学の研究で、知的謙遜と判断力との関わりについて調べてくれています。
    最初の実験で、知的謙遜尺度を測り、自分の知識の限界を知っているかということを判断し、他の様々なパーソナリティと比較するということを行っています。

    2つ目の実験では、極論を表現しているエッセイを読んでもらい、参加者の人達に、架空のそのエッセイを書いている人を評価してもらうという実験を行っています。
    知的謙遜の高い人であれば、極論を述べているエッセイであっても、極論を述べてはいるけれども、その人の性格に難があるかどうかというのは分からないというように考えますが、知的謙遜の低い人の場合は、その極論を述べている人の性格に対して否定的になります。

    3つ目の実験では、健康に関する意見の違う双方のディスカッションを聞いてもらい、どちらがエビデンスに基づいて客観的な事実を述べているかということを判断してもらいました。

    これらの実験を通して、知的謙遜の高低によって判断力がどのぐらい変わるのか、思い込みに左右されない正しい判断に影響があるのかというようなことを調べようとしたわけです。

    その結果、知的謙遜により忍耐力と判断力が高まるということが分かっています。
    知的謙遜が高い人ほどバイアスに左右されることがなく、事実に基づいた冷静な判断ができていたということです。

    非合理性コントロール

    人間の裏切りに関する心理学で『信頼はなぜ裏切られるのか―無意識の科学が明かす真実』の著者のノースウエスタン大学の心理学者デイヴィッド・デステノ氏が提唱しているテクニックを紹介しておきます。

    信頼はなぜ裏切られるのか―無意識の科学が明かす真実

    僕たちは、誘惑に抗ってやるべきことをやろうと考えるわけですが、そもそも強い誘惑にはほぼ勝つことはできません。
    誘惑の強さにかかわらず、人間が誘惑に勝つことができる確率は50%程度だと言われています。
    ですから、2回に1回は誘惑に負けるものだということです。

    ただ、ある特定の感情を上手に使った場合には、その誘惑に抗うことができる確率が大きく上がるということがさまざまな研究から見つけられています。

    それがどんな感情なのかというと、誘惑や欲求よりも皆さんにとって強い感情です。
    それはプライド、または、恥ずかしいという感情です。

    「プライド」「恥」の感情で欲望を抑える!?

    プライドや恥ずかしいという感情を使うと、人間の欲求を上手にコントロールすることができるというテクニックが、非合理性コントロールです。

    僕たちは、誘惑に対して我慢して、やらなくてはいけないことをするべきだけれど、面倒だとか自分の感情を理屈で抑え込もうとします。
    これが失敗のもとです。

    非合理的な感情に対しては非合理的な感情で抑えることが必要になります。
    つまり、非合理的な欲求や誘惑というものは、自分にとってより強力な非合理的な感情を用いて抑えないとコントロールできなくなるということです。
    プライドや恥などの社会的な感情を使うことによって、人間は理性的に考えることや長期的な目標を意識しやすくなるわけです。

    無駄な間食をやめて定期的な運動をすることができれば、引き締まったかっこいい体になることができるというような目標よりも、プライドや恥などの感情は、人間の心に迅速かつダイレクトに働きかけるものです。

    ですから、プライドや恥は自分の感情を操ることができる大きな感情だということです。
    誘惑よりも強いこのような感情を上手に使うことができれば、誘惑に対する欲望をコントロールすることができるのではないかということが、今回の非合理性コントロールというテクニックになります。

    これについてはいろいろな研究が行われていますが、ひとつ興味深い研究を紹介しておくと、ダイエット中でお腹が空いている人の目の前にチョコレートケーキを出すという残酷な実験があります。
    チョコレートケーキを目の前に置いて、それを食べてもいいしどちらでもいいというようなことを言います。
    その結果、自分がダイエット中だからとか、夏に向けて引き締まった体でビーチに行くというような自分の目標を意識して、それを我慢することができた人はわずか10%しかいませんでした。

    人間が誘惑に抗うことができる確率はおよそ50%程度だと紹介しましたが、ダイエット中でお腹が空いている人の目の前に、食べてもいいと言われてチョコレートケーキを出されるわけですから、当然ほとんどの人が食べてしまうわけです。
    ですが、10%の人たちだけですが我慢することができています。

    これに対してプライドの感情を誘起させた場合どうなるかというと、目の前のチョコレートケーキを我慢することができる確率がなんと4倍にも上がり、40%の人たちがチョコレートケーキを我慢することができました。

    ですから、何かを我慢したくなった時には、他の人が自分を見ているところを想像するだけでも、我慢することができる確率が高くなります。

    使い方としては、例えば・・・
    他人に見られているところを想像する
    この誘惑に勝った時にはそれを誰に自慢するか考える
    この誘惑に負けたら誰にバカにされてしまうのか考える

    人に見られているというような感情は、自分を見える化することによっても生まれてくる感情です。
    ですから、鏡などを使ってみるのも良い方法だとは思います。

    📚忍耐力をつけるためのおすすめ本


    実践版GRIT(グリット) やり抜く力を手に入れる


    OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

    アメリカの神学者であり倫理学者であるラインホルド・ニーバーさんの言葉で、ニーバーの祈りという詩があります。

    「神よ、変えることができるものを変える勇気を我に与え給え、
    変えることのできないものを受け入れるだけの冷静さを我に与え給え、
    そして、それらを見分けるための知恵を与え給え。」

    この言葉が示してくれているように、変えられるものを変える勇気と変えられないものを受け入れることができる忍耐力の2つが成長することができる人の特徴です。

    そんな強さを手に入れて、人生を変えたいという方はぜひ続きをチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「あなたにとって最適な睡眠時間は何時間ですか?」【人生を左右する睡眠】

    2021-11-25 16:20  
    330pt
    あなたは昨日の夜に充分睡眠をとることができましたか?
    あなたにとって最適な睡眠時間は何時間ですか?

    人間が人生を変えるために最も手っ取り早い方法は、まずは食事でその次が睡眠、それに続いて運動と瞑想です。
    今回は、そんな睡眠時間について見直して日々のパフォーマンスを高める方法を解説させてもらいます。
    Q. 睡眠の質の改善をしているのですが、実際に睡眠の質が高まっているかどうかを知る方法はありますか?

    僕のおすすめはouraリングです。
    僕がいつもしている指輪ですが、実験して測るレベルとほとんど同じくらいの精度で、睡眠の質を心拍変動などから計測してくれます。
    いろいろなアプリや AppleWatch もありますが、これらはどうしても誤差がひどすぎて参考になりません。
    ですから、現状では最も良い睡眠の質を測ることができる器具だと思います。

    Oura Ring オーラリング Heritage model 2世代目 (US13, シルバー)

    以上がDaiGo師匠のアドバイスです。

    「睡眠の質」については、以前に一問一答でも解説させてもらいました。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「どうしたらよく眠れるようになるでしょうか?」【睡眠の質】


    睡眠の質を極めるのであれば、やはりこちらの本がおすすめです。

    賢者の睡眠

    「スリープスコア」で睡眠状態をチェック

    まず、『賢者の睡眠』でも紹介していますが、皆さんの睡眠の状態をチェックしてみましょう。
    以下の7つの質問に直感で答えてください。

    思いどおりに寝たり起きたりできますか?(アラームありでもOK)
    1.まったくできない 
    2.ほとんどできない 
    3.半々くらい 
    4.だいたいできる 
    5.毎朝できている 
    日中に眠くなりますか?
    1.まったくならない 
    2.ほとんどならない 
    3.場合による
    4.ときどきなる 
    5.しょっちゅう眠くなる
    夜中に目が覚めることがありますか?
    1.全然ない 
    2.ほぼない 
    3.ときどきある 
    4.ある
    5.毎晩のようにある
    夜中に目が覚めたとき、寝直すのに苦労しますか?
    1.まったく苦労しない 
    2.あまり苦労しない 
    3.ときどき苦労する
    4.苦労する 
    5.いつも苦労する
    いい夢を見ますか?
    1.まったく見ない 
    2.あまり見ない 
    3.ときどき見る 
    4.よく見る 
    2.毎晩のように見る
    自分の睡眠の質を自分で評価すると?
    1.超悪い 
    2.どちらかと言えば悪い 
    3.ふつう 
    4.どちらかと言えばいい 
    5.超いい
    朝、目覚めたときの気分は?
    1.超悪い 
    2.どちらかと言えば悪い 
    3.ふつう 
    4.どちらかと言えばいい 
    5.超いい

    最後に、それぞれ選んだ回答番号の数字をすべて足してください。

    27点以上:非常に睡眠状態がいい【レベルA】
    18~26点:普通、中程度【レベルB】
    17点以下:非常に睡眠状態がよくない【レベルC】


    Cの人は要注意です。すぐにでも睡眠習慣を見直す必要があります。
    Bの人も油断は禁物です。
    18点に近いBも「C予備軍」の可能性大なので要注意です。
    Aの人は結果に安心せず、現状の睡眠の状態をキープするように心がけてください。

    睡眠不足の大きすぎる弊害

    夜にスマホやテレビを見すぎると眠れなくなると言いますが、これはブルーライトが与える影響によるものです。
    睡眠の質を下げてしまう最大の原因のひとつだと言われています。
    特に日本人は睡眠不足が常習的になっている人が多いということがあり、日本人は寝る前にスマホを使っている率が非常に高いと言われています。
    アメリカでは51%の人たちが寝る前にスマホを使っているそうですが、日本人は寝る前にスマホを使う人がなんと65%もいるそうです。
    これは少し前のデータなので今ではもう少し高くなっていると思います。
    日本は世界有数の寝不足大国になっています。
    睡眠不足はそんな現代の大きな問題となっていますが、先ほどのテストで皆さんの睡眠の状態が分かったところで、まず睡眠が与えるデメリットについて簡単にまとめておきます。

    睡眠不足が引き起こすデメリット
    外見的な魅力が30%も減少する
    IQ を下げて頭の回転が悪くなる
    感情のコントロールが下手になる
    コミュニケーション能力が低下する
    頭が悪く知能が低そうだと思われる
    成長ホルモンが分泌されず太る(肥満は免疫力を下げる原因になる)
    男性の妊娠確率が激減する
    幸福度が減ってストレスに弱くなり不幸の感覚が増す
    無駄遣いが増えて浪費しやすくなる
    勉強でも仕事でも学習スピードが落ちる
    鬱や不安が倍増する
    気分が低下する
    アルコール中毒と連動する
    事故の死亡率が高まる

    不安というものは不眠のバロメーターなのではないかと言われ、睡眠不足は不安を1.3倍も大きくするそうです。
    睡眠をおろそかにしてしまうということは、自分の不安を高めるようなものですから、挑戦するための能力も減ってしまうでしょうし、嫌なことがたくさん起きてしまうことにもなると思います。
    ですから、睡眠を極めるというのは、心身ともに健康であるために欠かせないことです。

    ここから先は、皆さんのクロノタイプに合わせて、睡眠を改善するためのポイントについて解説していきます。
    忙しくて睡眠時間を十分に確保できないとか、ついつい睡眠をおろそかにしている人は結構多いと思いますが、それで人生の可能性を無駄にしてはあまりにも勿体ないです。
    本来の自分のパフォーマンスを発揮して、人生の可能性を最大限広げるために睡眠時間についてももう一度考え直してみてください。
    そんな方法については、ぜひ続きをチェックしてみてください。
     
  • 「あなたの一番大切な人に伝えたいことはどんなことですか?」【伝わる力】

    2021-11-23 12:00  
    330pt
    あなたの一番大切な人を思い浮かべてみてください。
    その人に、今あなたが伝えたいことはどんなことですか?

    話が伝わらないと言っても、そこには様々な理由があります。
    「言いたいことが言えないために伝わらない」
    「伝える力が足りないために伝わらない」
    「誤解やお互いの認識が違うために伝わらない」
    様々な問題が考えられるわけですが、今回は、自分の考えていることを思うように伝えられないと言う方の相談をもとに、科学的に正しい伝え方について解説してみたいと思います。

    Q. 考えていることは色々とあるのに、なかなか相手に思うように伝えられません。どうしたらいいのでしょうか?

    たくさん言いたいことがあるために、それを考え過ぎてしまい、なかなかうまく伝えられないということはよくあると思います。
    この場合は、紙に書き出してみることをお勧めします。
    自分の感情が交錯したりして、相手にうまく伝わらないという場合があると思いますが、それを防ぐためには、結局、自分は何を言いたいのかということを客観的に見る必要があります。

    人間というものは、頭の中でモヤモヤしていることを頭の中で考えても、余計にモヤモヤしてしまうだけです。
    ですから、そんな時に一番いい方法は言葉にすることです。外部に出して言語化することによって、人間は初めてそれを冷静に見ることができるようになります。

    言いたいことを箇条書きで3つぐらいにまとめるようにしてみてください。
    そして、「今から言いたいことが3つあります」と言ってから話し始めるようにしてください。
    世界中の小説などでも三部作が多いものです。人間というものは、ポイントが3つにまとめられているとそれだけで話が入ってきやすくなります。

    以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。

    伝わる人と伝わらない人の違い

    まず、誤解されて伝わらない人と伝わる人の違いについてです。

    誤解されるということは、結局自分の意図していることが伝わっていないということです。
    そして、喋り方が不信感を感じさせるようになっていて、誤解が生じているということもあります。
    ということは、重要になるのは、相手の理解度を上げるということと、相手に信頼感を与えるということになります。
    表現力と理解力により伝わっていない
    不信感が伝わり信じてもらっていない
    記憶違い
    人間の記憶とは結構適当なものです。DaiGo師匠は記憶力を高めるために様々な方法をとっていますが、それぐらい努力しないと、人間の記憶は簡単に消えてなくなりますし、誰でも記憶違いというものは起きやすいものです。
    ①相手の理解力を高める
    ②信頼感を感じさせる
    ③記憶に残りやすい喋り方をする
    この3つのポイントに留意すると、それだけでも相手の記憶に残りやすくなります。
    記憶に残るから誤解されることも少なく意図も伝わりやすいということです。

    ジェスチャーは伝わる力を高める
    3つのポイントを考えた時に、結構重要になるのがやはりジェスチャーです。
    2011年にカラマズー大学が会話中のジェスチャーは説得力や理解度を高めるのかということを調べる実験を行ってくれています。
    そこから、ジェスチャーの5つの効果が確認されています。
    1. 相手の理解度が高まる
    ジェスチャーを使った方が相手がメッセージを理解する確率が高まります。効果量は0.61でした。
    つまり、ジェスチャーを使いながら話した方が相手が自分の伝えたいことを理解してくれる確率が高まるということです。

    2. 具体的な話題が伝わりやすくなる
    ジェスチャーは抽象的な話題の理解度も高めてくれますが、具体的な話題の方がジェスチャーの効果はより高まることが分かっています。ですから、難解で抽象的な話題をジェスチャーを交えて伝えることで、もちろん効果はありますが、具体的な話の時にジェスチャーを使うとより効果は高まるということです。

    3. シンプルで簡潔な話であってもより伝わるようになる
    どんなにシンプルで簡単に伝わるような話であっても、ジェスチャーを使った方がいいということが分かっています。
    例えば、三角形のような地形を説明するのであれば、両手で三角形を実際に作って説明した方が説得力もあがりますし理解度も信頼感も高まります。

    4. 信頼関係を築きやすい
    ジェスチャーを使う話では、使わない話よりもラポールが築きやすいということが分かっています。
    つまり、ジェスチャーを使っている人の方が信頼されやすいし誤解もされにくくお互いに助け合うような関係が作りやすかったということです。

    5. 相手の記憶力を高めることができる
    ジェスチャーを使うことで、相手の記憶力を高めてあげることができます。上述したように、ジェスチャーを使うことで聞き手の理解度や説得力も上がりますが、皆さんの話している内容が、相手の長期記憶に結びつきやすく応用力も高まります。

    誤解されたくない、信頼されたいと言うのであれば、この5つの効果を理解した上でジェスチャーを最低限使った方が良いかと思います。

    伝わる力のためのおすすめ本

    あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

    本当に話が通じないとか伝わらないという人がいます。
    そんな何を言っているのかわからないというように周りに思われている人などは、この本を読んでもらえるとかなり気づくところがあると思います。


    “トークの帝王”ラリー・キングの伝え方の極意
    もっと喋り方自体が上手くなりたいとか、相手の心をつかむような喋り方ができるようになりたい、相手を味方にできるような伝える力を身につけたいという方は、こちらの本が参考になると思います。

    事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学
    一生懸命理解してもらおうと思っても、なかなか相手に伝わらないことも少なくありません。
    特に、話してもわからない人や言ってもわかってもらえない人がいると思います。
    こちらが論理的に話しているのに、いつまでたっても認めてくれないバカだなと思うような人がいて、イライラしてしまうこともあると思います。
    このような人たちがなぜそんな状況になってしまうのかということがわかる本です。

    事実で人の意見を変えるというのは非常に難しいもので、意見を変えようと思ったら言い方の方がはるかに大切です。
    なぜ人の意見を変えることができないのか、どんな言い方をすればいいのかということを教えてくれる内容になっています。

    実際にはほとんどの人がアサーションができていない!

    恋愛関係でも大切な人間関係でも、より良いコミュニケーションのためにはアサーションが重要だということを皆さんもご存知だと思います。

    特に、「言いたいことが言えない」ために、伝えることができないという問題に関しては、以前の一問一答でも解説させてもらっています。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「言いたいことを言える人生」【超要求力】


    コロンビア大学のビジネススクールが行った研究で、自分は結構言いたいことは言えているし、コミュニケーションも上手に取ることができていると思っている人ほど、実際には、アサーティブコミュニケーションができていないのではないかということが指摘されています。

    そこからわかったこととしては、参加者の57%は、自分はちゃんと発言することができているか、言い過ぎかもしれないぐらいに考えているけれど、それは相手からすると、「もっとはっきり言ってくれないと分からない」ぐらいに受け取られていました。

    さらに、自分は自己主張があまり得意ではなくアサーションができていなかったと答えた人たちについては、なんと56%の参加者が相手からすると「自己主張が激しすぎる」と判断されていました。

    つまり、自分が自己主張しすぎていると考えている人は、相手からは自己主張が足りないと思われていて、逆に、自分は自己主張が苦手だと思っている人は、相手からすると自己主張が強すぎると思われているということです。
    自分のことを客観的に見て、ちゃんと自分の意見を伝えるアサーションができている人は非常に少ないわけです。

    ですから、自分が言いたいことをちゃんと伝えることができているのかというアサーションのレベルをチェックする必要があります。
    今回はそのためのチェックリストを用意しています。

    伝える力アサーティブネスを測るRAS(レイサス・アサーティブ・スケジュール)
    次の質問項目を読んで、今の自分に当てはまるものを -3〜+3のうちから1つ選んで採点する
    +3:完全に当てはまる
    +2:かなり当てはまる
    +1:少し当てはまる
    -1:あまり当てはまらない
    -2:ほとんど当てはまらない
    -3:全く当てはまらない

    1.ほとんどの人は、私よりもはっきり積極的にものを言っていると思う。*
    2. 私は恥ずかしがりで、デートに誘われたり誘ったりすることをためらうことがある。*
    3. レストランで注文した料理に満足できない時、ウェイター〔ウエイトレス)に文句を言う。
    4. 自分の気持ちが傷つけられたとしても、相手の気持ちを傷つけないように配慮する方だ。*
    5. セールスマンが気に入らない商品を勧めてきた時でも「いらない」と断ることができない。*
    6.頼まれごとをする時は、理由は必ず聞くようにしている。
    7.私は活発な議論を好む時がある。
    8.私はいつも人より一歩先んじようと努力している。
    9.正直なところ、人は私をいつも利用していると思う。*
    10. 私は、初めて会った人でも話しかけて会話を楽しむ方だ。
    11. 私は、魅力的な異性と出会った時、何をいってよいかわからなくなることがある。*
    12.必要があっても会社や施設に電話をするのをためらう方だ。*
    13.私は就職や入学の問い合わせをするとき、直接窓口へ行かずむしろメールで問い合わせる方だ。*
    14.私は買った商品を返品するのは恥ずかしいことだと思う。*
    15.親しくしている親戚が自分を困らせることがあった時、そのことをはっきりと伝えるよりも、気持ちをおさえようとする方だ。*
    16.私はばかな人だと思われたくないので、質問はなるべくしないようにしている。*
    17.人と議論している時、あまりにも興奮しすぎて怒り出してしまうのではないかと時々思う。*
    18.著名な人が講演(講義)で間違ったことを言ったと思う時、皆の前で自分の意見を述べたいと思う。
    19. 物を買うときに、値段の交渉はなるべく避けるようにしている。*
    20. 自分が重要な、もしくは、価値のあることをする時、そのことを他の人も知ってほしいと思う。
    21. 自分の気持ちを率直に表現する方だ。
    22. 誰かが自分の悪いうわさ話を広めようとしていた時、できるだけ早く直接本人と会ってそのことを話し合おうとする。
    23. 私は「ノー」とはっきり断れない。*
    24. 私は自分の気持ちを大げさに表現するよりも、ため込んでがまんする方だ。*
    25.レストランでもどこでも、サービスが悪い時は、文句を言う方だ。
    26. 人にほめられた時、その場でどう答えたらよいかわからなくなる。*
    27.映画館や講義の最中に、自分の近くでカップルが大きな声で話をしていたら、静かにするよう、もしくは他の場所で話をするよう伝える。
    28.1列に並んで順番待ちをしている時、自分の前に誰かが割り込もうとしたら厳しく注意する。
    29.私は自分の意見をすぐに伝える方だ。
    30.全く何も言えなくなることが時々ある。*

    採点
    *は逆転項目なので、採点の数字を反転させた上で、すべてを合計してください。

    女性は8ポイント、男性は11ポイントが中間値になります。詳しくは続きで解説していますのでそちらもチェックしてみてください。
    続きでは、さらに、皆さんの伝える力を鍛えるためのテクニックやトレーニングについても解説させてもらいます。
    ぜひ続きをチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「あなたが今一番やる気を出したいことは何ですか?」【やる気の科学】

    2021-11-20 18:50  
    330pt
    あなたが今一番やる気を出したいことは何ですか?

    DaiGo師匠への相談の中でも、やる気やモチベーションに関する相談はよくあります。
    今回は、マストを意識しすぎてやる気が出ないという相談をもとに、やる気の科学について解説させてもらいます。
    Q.どんな事に対してもマストを意識してしまいやる気が出ません。辛口でアドバイスをお願いします。

    なぜマストを考える人が行動できないのかということをまずは考える必要があります。
    自分が行動できないことを否定したりするのではなく、まずできないということは認めてもらい、なぜできないのかということを考えてください。

    例えば、僕の場合であれば、今では毎日当たり前のようにしているバーピーも最初は正直きつかったです。
    きついとか毎日続けることが難しいと思った時に、なぜできないのだろうか?ということを考えました。
    そこで、朝早くにやろうとしすぎているのではないか? 睡眠の質が悪いからではないか? 朝にコーヒーでカフェインを入れて筋トレの疲れを取り除いてからした方が良いのではないか? というように、なぜできないのだろうかということを考えました。

    結局、僕たちにとって大切なのは工夫が全てです。
    工夫することが重要で、想像力によって解決することができます。
    ですから、やる気に頼る必要もありませんし、こうならなければならないと考える必要もありません。
    必要なのは発想力です。


    超 発想力~思いつきをカタチにして人生を変える29の方法

    全てはアイデアの問題ですから、こちらは僕の本ですが発想力を鍛える方法を学んでみてください。

    シンプルにモチベーションがないから行動できないという人もいれば、それを実際に行動できる形にまで落とし込むことができていない、今回の相談者のように想像力に答えがある人もいます。
    あるいは、行動する前に決断ができない人もいれば、継続できないという人もいます。
    ですから、DaiGo師匠への相談の中でも、問題に対する答えもそれぞれですし、同じ知識でも様々な人間の問題の解決に役立ったりします。
    例えば、人間のやる気というものは実は人間関係から作るものという考え方もあります。

    なぜ「やる気」は長続きしないのか―心理学が教える感情と成功の意外な関係
    こちらの本は、デイヴィッド・デステノさんという素晴らしい著者の方の本です。
    やる気が出ない人や、やる気が一瞬出ても続かないという人は、是非こちらの本を読んでみてください。
    人間のやる気の問題を解決し、人間関係まで良好にしてくれる、そんな今までのやる気やモチベーションについての本とは一線を画す内容になっていますので、こちらはとても参考になると思います。

    マクレランドの欲求理論
    人間のやる気は3つの欲求から成り立っているとされています。
    自分がやる気を出したいと思うのであれば、それに対してこの3つの欲求を感じるように工夫したり、どのようなところにこの欲求を感じるのかということを明らかにすると、僕たちは自然とやる気になります。
    欲求に注目して、やる気を高める理論です。
    ①達成したい欲求
    ②他人に影響を与えたい欲求
    ③他人に気に入られたい欲求
    この3つの欲求がやる気を作り出します。

    例えば、仕事のやる気を出したいのであれば・・・
    「この仕事を頑張ることで何が達成できるのか?」
    「これによって、どのように他人に影響を与えられるのか?」
    「これによって、どのように他人から気に入られるのか?」

    このように考えて、目標を叶えたり欲求を浮き彫りにすることによってモチベーションが上がります。
    3つの中で、自分に合うものを探して使うようにしてください。
    ①達成したい欲求
    チャレンジングな目標を設定して、それを達成をすることで大きな喜びを感じるタイプです。
    無理かなと思うような目標を達成した時に大きな喜びを感じる方は、この欲求が強いタイプです。
    目標達成のためにリスクを取ったり、自分がどれくらい進んでいるのかを把握するために、定期的なフィードバックが必要な人が多いです。
    この達成欲求が強い人は、単独で働くことを好むケースが多いです。
    チームで何かを成し遂げるというよりは、自分の可能性に挑戦して頑張りたいと思っている人は、この達成欲求が強い人です。
    達成欲求が強い方へのおすすめのテクニック
    WOOPの法則
    W:Wish/願望
    達成するのは確かに難しいけれど、頑張れば何とかなりそうな目標を明確にする。
    O:Outcome/成果
    それを達成した時に自分にどんな変化が起きるのか、達成する内容や達成した時の成果を考える。
    O:Obstacle/障害
    その目標を達成するための障害についてあらかじめ考えておく。
    P:Plan/計画
    3つのステップを踏まえた上で計画を立てる。
    ※if-then プランニングの形に落とし込んで自分の計画を立てる

    例えば、ダイエットであれば…
    W:◯◯kg痩せたい
    O:人前で脱げる体が手に入る
    O:甘いものを見るとつい誘惑に
    P:誘惑に負けそうな時にどうするのか?
    MACの法則
    Measurable(メジャラブル)測定可能性
    目標達成するための測定可能な数値を明らかにする
    Actionable(アクショナブル)行動可能性
    辿り着くまでのプロセス(行動)を明確にする
    Competent(コンピテント)適格性
    自分の価値観に合っているかどうか

    達成欲求のタイプの人は、チームで目標を達成したとしても、そのうちのどの部分が自分の力によるものだろうかと迷ってしまいます。
    こうなるとモチベーションが下がってしまいますので、チームで取り組む時には、自分が責任をもって行う部分を明確にしておいた方がいいです。

    注目するべきは自分の達成感です。
    自分の達成感や個人の成長に注目するようにして頂けると、やる気を引き出し、やるべき事も捗るようになります。

    ②他人に影響を与えたい欲求
    他人をコントロールしたり影響を与えたいという欲求です。
    自分が成し遂げたことで世の中が変わることで喜びを感じるタイプです。
    先ほどの達成欲求であれば、自分で目標を設定して、それを成し遂げた時に強い喜びを感じますが、これは自分が頑張ることによって、「周りの態度が変わる」「周りの自分に対する見方が変わる」「世の中の視点が変わる」「パラダイムシフトが起きる」、こういったことに対して強い喜びを感じます。
    権力欲求とも言えますが、これがモチベーションのベースになる人は、議論に勝つことがとても好きで、他人と競争したり戦って勝利すること、ステータスがあがるとか目立つことを好みます。
    権力を求めると言われると、なんとなくダークなイメージを持つかもしれませんが、これ自体は別に悪いことではありません。
    例えば、「自分の音楽を通じて多くの人の考え方を変えたい」という思いがモチベーションになる人もいるでしょうし、スティーブ・ジョブズもiPhone を通じて世の中の生活を変えたいと考えていたはずです。
    自分が目標を達成することができたことよりも、自分が頑張ったことによって、世の中や他人、自分の周りの人達の考え方が変わったということに対して喜びを感じるわけです。

    ただ、この権力欲求が強い人は結構います。「成功してタワマンに住みたい」「フェラーリを乗り回したい」、これらすべて権力欲求です。自分が成功して、お金がたくさんあることを多くの人にもっと知らしめたいわけです。
    ほとんどのビジネスでは、相当成功して儲かったとしても、それを世の中の多くの人が理解することはありません。
    例えば、僕たちは、毎日のように飲んでいるペットボトルのキャップをどんな企業が作っているのか知りません。もし、それを独占する企業があったとしたら、間違いなく超お金持ちなのにも関わらず、そういう意味では評価されません。だから、お金持ちは、自分が成功したということを住んでいる場所や車で表現しようとします。
    この欲求は、本来は「人を動かした」と感じられる自信があればいいだけです。ペットボトルのキャップも世の中に影響を与えています。ただ、それを感じることが少ないだけです。

    ですから、この欲求をモチベーションにつなげたいのであれば、最初から人に影響を与える方法を学んでください。
    そこから自分のビジネスをする方がシンプルでいいと思います。

    おすすめとしては、影響力について学んだり、マーケティングやコピーライティングの勉強をしてみてください。
    権力を身につけて組織で上に上がる方法について学んでみるのもいいと思います。


    影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

    ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則

    シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは


    「権力」を握る人の法則 (日経ビジネス人文庫)

    権力とは?
    権力というものは、本来は自分の発言によって多くの人を動かすことです。
    自分の立場が偉くなったら、それだけで権力を持ったと勘違いする人が多いですが、権力は「技術」です。

    自分が権力を手に入れたと思ったら、どの人たちを自分が動かしているのかということをちゃんと認識してください。
    自分がどんな発言をすれば、その人たちを率いることができるのか、思う方向に動いてくれるのか、それを判断できるだけの技術を身につけておく必要があります。

    ここから先は、3つ目の他人に気に入られたい欲求の解説とマクレランドの欲求理論の実践について解説させてもらいます。
    自分のやる気を理解して、自分のやるべきことを捗らせたいという方はぜひ続きをチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「今年中に頭の中から無くしたい思考はどんなことですか? 」【悪い習慣を片付けてメンタルを強くする方法】

    2021-11-18 12:00  
    330pt
    あなたがどうしてもやめられない悪い習慣はありますか?
    今年中に頭の中から無くしたい思考はどんなことですか? 

    今回は、家族に泣かれると断れないという方の相談をもとに、これから年末年始にかけて、悪い習慣を片付けてメンタルを強くするための方法について解説させてもらいます、
    Q.すぐに泣いてしまうメンタルの弱い家族に対しての断り方や距離の取り方がわかりません。どのように接したらいいのでしょうか?

    これはちゃんとNOと言った方がいいと思います。
    自分が求めていないということをちゃんと相手に伝えないと、それはお互いにとって損になるだけです。

    相手が泣いてしまうから断らないというのは、断り方としてもよくありません。
    そうなると、相手が悲しんだりしている場合、全て言うことを聞かなくてはいけなくなってしまいます。
    家族であればそんなことはないと思いますが、中には泣いたり悲しみの感情を使ってコントロールしようとしてくる人もいるかもしれません。

    ですから、相手を傷つけることなくストレートにできるだけ最短距離で断ることができるテクニックを学んだ方がいいと思います。
    これに関しては、理由をつけて下手に断るよりもストレートに断った方が相手の心に傷も付かないし、関係性も悪くなりにくいということが分かっています。
    断り方について学んでください。

    以上が、DaiGo師匠からのアドバイスでした。

    メンタルを強くするためにやめるべき習慣
    1.被害者意識をやめて主人公意識を持つ
    2.自分を憐れむことをやめる
    3.他人の目を気にして、他人に支配されることをやめる
    4.他人の言動に反応して他人を責めることをやめる
    5.やりたくないことをやって、やらせた相手を責めることをやめる
    6.他人を気遣いすぎて自分の感情を抑えることをやめる
     
    メンタルを強くするために、まずはこの6つのポイントについて解説していきます。


    メンタルが強い親がやめた13の習慣
    今回の参考でもありますが、コチラの本は、大切な人を立て続けに亡くしながらも、メンタルを強く保った著者が、どんなに不安を抱えていようが、自信が生まれてなかろうが、トラウマを抱えていようが、誰でもメンタルを強くすることができて、人生を変えることができるということを教えてくれる本です。

    1.被害者意識をやめて主人公意識を持つ
    自分は自分の力で未来を切り開くことができて、少しぐらいは余裕もあって、人を助けることさえもできるというような、自分は自分のままでいいと考えられる自尊心の高い人は、人生が良い方向に進みます。

    ですが、自分はどうせダメなんだ、自分なんてどうせ・・・と考えたり、自分はダメな人間だから助けられるべきというような被害者意識は、とても辛い人生になってしまいます。
    なぜかというと、自分を卑下すると自尊心はどんどん下がってしまうからです。

    心理学的には、自尊心というものは、もちろんまだまだ色々なことに挑戦して成長していきたいけれど、今のままの自分にも結構満足はしている。改善すべきところも改善したいところも色々とまだまだあるけれど、今の自分を自分自身が受け入れることができている状態です。

    だからこそ自分を受け入れるセルフコンパッションが大事になります。自分を受け入れることができれば、そのネガティブな影響を抑えることができるわけです。
    唯一永遠に緩やかに、でも確実に、皆さんを前に進めてくれるのは、自尊心でありセルフコンパッションです。

    2.自分を憐れむことをやめる
    男性も女性もよくしがちなことで、悲劇のヒーローやヒロインをアピールしまくってしまう人が結構います。

    過去の親の離婚や過去の借金というような話を誰も何も聞いていないのにいきなり始めて、自分の人生がこんなにも辛いということをアピールし始める人たちです。

    これは同情を買いたくてしている人が結構いますが、これは恋愛においても一気に気持ちが冷めてしまう原因になります。
    自分の人生がしんどいということをアピールすることによって相手に対して助けてほしいということをアピールしているつもりなのでしょうが、誰でもこのようなことをされても困ります。

    相手がかわいそうだとは思っても、結局何もしてあげることはできないので、どちらにしても自分の居場所はないと考えるようになってしまいます。

    3.他人の目を気にして、他人に支配されることをやめる
    他人の目が気になる人が自分の決定に自信を持てない人です。
    自分の決定に自信がないがゆえに、他人の目が気になってしまいます。
    自分の決定に自信がないがゆえに、他人からの意見をすぐに求めてしまいます。
    自分の決定に自信がないがゆえに、自分で決定しないで他人に決めてもらいたくなります。
    これが他人の目が気になる人の正体です。

    要するに、自分で意思決定をするのが怖いわけです。

    自分で意思決定をするということは、それが成功であろうと失敗であろうと、そこから始めて調整していくことでしか人間は自分の人生を切り開いていくことはできません。
    自己決定から試行錯誤が生まれ、それを続けることでしか人生は切り開いていけないということを覚えておいてください。

    4.他人の言動に反応して他人を責めることをやめる
    感情的に言われて、それに対して自分も感情的になり相手を責めるという人もいます。
    ですが、結局のところ相手の行動が変わらなければ意味はありません。

    説得に関して言うのであれば、感情的な言葉で責めれば責めるほど相手のガードは固くなります。
    感情的になって責めると、かえって話を聞いてくれなくなったり、余計に話し合いにならなくなったりします。

    穏やかな言葉を使ったほうが説得力が上がります。
    強い言葉を使ってしまうと、説得されている感覚を受けてしまうので抵抗される可能性が高くなるだけで、意味はありません。

    他人を責めるのではなく自分の罪を認めることができるのが本当に強い人です。

    5.やりたくないことをやって、やらせた相手を責めることをやめる
    これも結構多いのではないでしょうか。
    当然ですが、自分がやりたくないことをやらされたからといって、それが本当に強制されていることでなければ、結局は自分の判断です。
    相手を責めたところで意味はありません。

    自分がやりたくないことや好きでもないことをする代わりに、その対価として、自分のやりたいことをできる可能性をもらえたりすることもありますし、自分のしたくないことであっても誰かの求めることを一時的にはすることが必要になることもあります。

    誰かを責めるより、自分が本当に求めることに注意を向けて日々成長することの方が重要です。
    そして、ある程度の成果やお金が手に入れば、それを使って悪魔から自分の魂を買い戻してください。
    あとは自分のやりたいことをやればいいわけです。

    6.他人を気遣いすぎて自分の感情を抑えることをやめる
    人は、相手の感情が分からないとか、自分の感情を表に出さない人に対して怖いと感じます。
    自分の感情を抑えて言いたいことを言わない人や、自分の考えていることを周りにアピールしない人、特にネガティブな感情を抑えるようなことをする人ほど、仲間に入れてもらえなくなりますし、敵もそんなにはできませんが、味方もできないということになり、結果守ってくれる人がいないというのは人生にとって大きなリスクになってしまいます。

    大事なのは、自分の感情を出していくことによって自分の敵が増えるかどうかということではなく、味方が増えるかどうかということです。
    自分の味方に対して目を向けていくようにしましょう。

    ここから先は、現状維持をやめて前に進むための心理学、変えることができない過去に悩んだり、余計な思考に囚われることなく、自分の可能性を突き詰めるための心理学について、前半と同様に、そのポイントに絞って解説していきます。
    今年もコロナの影響で守るだけの1年になってしまった、今年も去年と同じ目標を達成できず、来年こそは人生を変えたいと思っている方は、ぜひ続きをチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「どんな人なら、ついていきたいと思いますか?」【上に立つ者の科学】

    2021-11-16 12:00  
    330pt
    あなたが思い浮かべるリーダーとはどんな人ですか?
    どんな人なら、ついていきたいと思いますか?

    「上に立つ者の科学」シリーズについては、以前にも一問一答で解説させてもらったことがあります。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「あなたは仕事で結果を出して成長したいですか?」【上に立つ者の科学】


    今回は、そんな中でも、上に立つ者は別に特別な才能が必要なわけではなく、もちろん努力は必要だけれど、可能性は誰にでもあるということを科学的に理解していただくために、リーダーの立場になって苦労しているという方の相談をもとに、権力の階段の登り方について解説させてもらいます。

    Q. 家族が職場でリーダーになりましたが、なにかと苦労があり大変そうです。どうしてあげればいいでしょうか?

    プレイヤーとして優秀な人がリーダーとして成功できるかというと結構怪しいもので、実際には全く別のことです。
    リーダーになった時にたいていの人は、自分がしっかりしないといけないとか考えてしまいますが、リーダーはみんなが能力を発揮できるようにすればいいだけです。

    ですから、人のモチベーションの高め方など全く違う勉強をしたほうがいいと思います。
    そういう意味では、僕がよく紹介している本ですが、『マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力』を読んでみることをおすすめします。

    マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

    リーダーは、どんな人が聞いても同じ成果を出すことができる方法を考えたり、システムを作ったり、指示を出すことができることが大切です。

    あとは、僕の愛読書でもありますが『良い戦略、悪い戦略』も参考になると思います。

    良い戦略、悪い戦略

    自分の役割が変わったということを認識して、戦略を立てる側に回ることが必要だと思います。

    以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。

    人には人のリーダーの形がある

    自分がマネジメントする立場になったり、社長など役職に就いたり、チームを率いる立場になった時に、自分にリーダーの立場ができるだろうかと不安を感じたりする人もいると思います。 

    実は、僕たちが思っているよりも、実際には、リーダーに天才的な能力が必要だとか、飛び抜けたカリスマ性が必要だというわけではないようです。
    もちろん、男性の方がリーダーに向いているということもありません。

    「権力の階段」と言われると、仰々しいイメージを持つかもしれませんが、その階段は一歩ずつ登っていけば登ることができるもののようです。
    誰にでも、自分には自分の階段の登り方があります。

    リーダーシップの形も色々とありますので、皆さんには皆さんのリーダーシップの形があります。
    自分は人の上に立つような人間ではないから、常に誰かの下にいなくてはいけないなんて考えないでください。

    例えば、DaiGo師匠も大企業の社長をするとなると、向いていない面もあるでしょうが、Dラボを見てくれている会員の皆さんは20万人以上もいます。
    そんなにもたくさんの方が勉強してくれているということは、これもある意味、DaiGoならではのリーダーの形だとも言えます。

    もちろん、階段を登っていくためには努力が必要です。
    ですが、才能はそれほどなくても可能なことだということを今回は解説させてもらいます。

    リーダーに必要なカリスマ性

    リーダーといえば、いわゆるカリスマ性が大事だと言われます。
    心理学的に見たカリスマ性がある人は、第一印象が著しく良く、一瞬で人の心をつかむことができる人です。
    カリスマ性は、鍛える方法があります。
    カリスマ性を高めるために必要な6つのスキル
    2016年にスタンフォード大学で行われたカリスマ性についての研究で、エマ・セッパラ博士が文献レビューを行い、カリスマ性は特定の6つのスキルに依存していて、伸ばすことができる能力だということが分かっています。
    1. 共感能力
    他人の気持ちになって考えることができて、人が苦しんでいる時には寄り添ったり、人が今求めているものを察知して相手が望む未来を見せることができる能力です。
    2. 傾聴スキル
    言語的スキルと非言語的スキル(体の動きなど)の両方を使い、自分の話を興味を持って真剣に聞いてくれていると思わせる能力です。
    3. アイコンタクト
    相手の感情と自分の感情をシンクロさせるためには、このアイコンタクトが欠かせないと言われています。人間は相手とのアイコンタクトの時間が長くなると、お互いのことを理解しているような気になったり、実際に脳の活動もリンクしてくるということが分かっています。
    4. パッション(情熱)
    情熱とは自分で勝手に燃え上がっているものではなく、相手や何かを賞賛するときに使うものです。
    ここがカリスマ性の高い人とそうでない人の違いです。
    やりがいを搾取するブラック系の企業がしているのは、自分に情熱を掲げているだけです。
    カリスマは自分がしていることではなく、自分がしていることを通じて皆にどんな世界を見せてあげたいのかというところに情熱を掲げています。
    つまり、みんなの夢を叶えることに情熱を捧げているわけです。
    5. コンフィデンス(自信)
    これは一貫性と言い換えても結構です。
    一貫した自信が大事だということです。
    他人や第三者に何と言われても信念を曲げることなく一貫して貫くことができるかどうかということです。
    これにより、ついて来る人たちに安心感を与えることができます。企業のトップやリーダーがコロコロ考えや言うことを変えていては、ついていく方は不安で仕方がありません。
    そうではなく、何十年も前から常に言うことの根本は全く変わっていないから、信用できる安心感をもってついていくことができるわけです。
    6. 具体化スキル
    これはいわゆる表現力です。自分が思っていることや思い描く未来、みんなに与えるものなどをうまく言葉にしてストーリーのように伝えることができる能力です。

    以上のこの6つを鍛えることができれば、カリスマ的な魅力を高めることができるということです。
    カリスマ性は才能ではありません。
    あくまで後から鍛えて身につけることができる能力です。
    確かに、歴史に名を残すレベルのカリスマになろうとすれば、生まれ持った才能も必要なのかもしれませんが、企業の社長になるとか、チームを率いて成果を出すというぐらいであれば、そこで必要なカリスマ性は鍛えることができる能力です。
    リーダー論についてのおすすめ

    なぜ、「あんな男」ばかりがリーダーになるのか
    いわゆるリーダー論として、なぜ悪い奴が上の地位に立つというようなことが起きるのかという疑問に対して答えてくれて、その対策についても教えてくれる本です。

    なぜあんな奴が自分よりも上なのかとか、どうしてあんな奴が上司をしているのだとフラストレーションを抱えてしまうという方は、この本を読んでもらえると対策を考えることもできますし理解もできるので多少フラストレーションも和らぐと思います。

    ここから先は、より具体的に、権力の階段の登り方について解説していきます。
    上に立つ者として、人を率いる立場として、どんな力が必要なのか? それを身につけるためにはどうすればいいのか? そんな方法を知りたい方はぜひ続きをチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「あなたは浮気をしたことがありますか?」【不倫の心理学】

    2021-11-13 12:00  
    330pt
    あなたは浮気をしたことがありますか?
    浮気や不倫で後悔しないためにどんなことに気をつけていますか?

    皆さんは浮気をしたことがあるでしょうか?
    実は、浮気や不倫というものは決して珍しいものではなく、自己申告レベルでも、女性で40%、男性で50%程度は浮気を経験したことがあるというデータもあります。

    芸能人やタレントが浮気や不倫をしたというニュースが出るたび、その人を非難したり叩いている人も多いですが、そのおよそ半数は、自分も浮気をしたことがあるか、今しているか、これから先にする人たちですから、そもそも叩く権利がない人です。

    今回は、そんな浮気や不倫の問題について、結婚前の交際中に浮気をしていたことが発覚して悩んでいる方からの相談をもとに、浮気の問題で傷つかないための心理学について紹介させてもらいます。

    Q. 妻が結婚前の交際中に浮気していることが発覚しました。結婚生活を続けていこうと日々頑張っていますが、時折そのことを思い出してつらくなり離婚した方がいいのか悩んでいます。相手の過ちを受け入れる良い方法はあるでしょうか?

    相手が浮気をしたかどうかということと、自分が相手のことを好きかどうかということは関係ないのではないでしょうか?

    僕は自分のパートナーがいたとして、仮に浮気されたところで何とも思いません。
    肉体関係を結んだぐらいのレベルで離れるぐらいであれば、最初から結婚しなければいいと僕は思います。
    他の人と1回や2回関係を持ったところで何か変わるのでしょうか?

    そもそもパートナーというのは、つらいことを乗り越えていくための関係です。
    相手が間違うこともありますし、自分が間違うこともあります。
    たとえ相手がひどい間違いをしたとしても一緒にいることができるということを考えてから、僕は、するとしたら結婚すると思います。
    それが許容できないのであれば、結婚するべきではなかったということではないでしょうか。

    結婚する際の最低要件は相手を許せるかどうかです。
    自分が相手のことを好きかどうかということと、相手が自分を好きかどうかということも全く関係ありません。
    どうしても嫌なのであれば離婚すればいいでしょうが、僕は相手が他の人と1回や2回関係を持ったぐらいで別れるのであれば最初から結婚しません。


    夫婦・カップルのためのアサーション: 自分もパートナーも大切にする自己表現
    こちらの本は参考になると思います。

    考えてもらいたいですが、肉体関係をこえるような精神的な関係があるからこそ結婚するはずです。
    夫婦になり長い年月をともに暮らせば、当然ですが、お互いに歳もとり肉体的な関係の頻度も減ってきます。
    そんな中、たくさんの思い出を重ねてお互いに共通の友人がいたりたくさんの積み重ねがあるはずです。
    そんな関係でありながら、他の人と1回や2回関係を持ったぐらいで別れると言うのであれば、そもそもそんな相手とは結婚しない方がいいと僕は思います。

    以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。

    見切りをつけるべき男女関係の5つの特徴

    DaiGo師匠への相談では、浮気や不倫の問題についてのものも結構多いです。
    男女関係は何かと難しいわけですが、ずっといい状態が続くということもなければ、最初から悪かったということもないはずです。
    どうしても浮き沈みがあるわけですが、その中でどのようにして2人が関係を保っていくかということが重要になってくるわけです。

    浮気や不倫の問題だけでなく、男女の関係が終わる時というのは、様々なきっかけがあります。
    その兆候として、気をつけておいて欲しい5のポイントについてまずは紹介しておきます。

    ポイントその1 :キスが最近減ってきた

    満足度が高い夫婦であっても逆に浮気や離婚が増えてしまうということもあり、夜の生活に対する満足度というものは夫婦関係の良さのバロメーターにはならないということが分かっています。

    それでは、何が2人の関係の良さを示してくれるのかというと、それがキスの頻度です。
    キスの回数が多いカップルや夫婦は、そうでないカップルに比べて問題も起こしにくいですし、浮気や不倫のリスクも少なく離婚や破局のリスクも減るということと同時に、関係に対する満足度も有意に上がるということが分かっています。

    付き合い始めた頃や結婚したての頃に比べて、皆さんのキスの頻度はどうでしょうか?
    明らかに回数が減っていたり、そもそも最近いつしたのかも思い出せないという状況でしたら、それはかなり危険な状態かもしれません。

    ポイントその2 :浮気を疑われた

    人間というものは面白いもので、自分が浮気をすると相手の浮気を疑うようになるということがあります。
    いわゆる自己投影というものですが、人間には自分自身を相手に移して似ているところがあるかということを気にする癖があります。
    人間は、未知のものを理解しようとする時に、自分とどれぐらい似ているのかということから判断しようとします。
    自分に無い要素というものはなかなか判断がつかないものです。

    ですから、昔は浮気を疑うようなことは全くなかったし、自分自身も全く疑われるようなことをしていないのに、急にパートナーが浮気を疑い始めたとしたら、それは本人が浮気をしている可能性が高いということになります。
    もちろん、それだけで相手が浮気をしていると断定できるわけではありませんが、そもそも他人の浮気を疑うということ自体関係としては終わりだと思います。
    当然ですが、それは相手を信じることができていないということだからです。

    急に浮気を疑い始めたら関係は終わりだと思った方がいいのかもしれません。
    相手が皆さんに対しての気持ちが冷めているのか、浮気をしているかのどちらかの可能性が高いです。

    ポイントその3 :友達が浮気や不倫をした

    浮気や不倫というものは薬物中毒のようなもので、繰り返す人は何度でも繰り返すということがあります。
    浮気を繰り返していつまでたっても治らない人など、浮気をしやすい人の特徴としては色々とありますが、その人自身の性格というよりも人間関係の方が浮気のしやすさと相関しています。

    浮気や不倫が多かったり、男遊びや女遊びが好きな友達が皆さんのパートナーの周りにいた場合には、皆さんのパートナーも浮気や不倫をしてしまう可能性は高くなるということです。

    ポイントその4 :最近急に収入が上がった

    人間には、自分がお金を充分に持っていると感じると、より魅力的なパートナーを探し始めるという傾向があります。
    急な収入の上昇には気をつける必要があります。

    ポイントその5 :声をかけてもスマホを触り続けることが多い

    自分がパートナーに声をかけても、そのままスマホを触り続けることが多くなった場合には気をつけた方がいいです。あなたに冷めているか浮気をしているかの可能性が高いです。

    長続きする男女関係とそうでない男女関係について調べた研究によると、良い関係であるカップルや夫婦、あるいは、いい関係が続くカップルや夫婦であれば、パートナーが10回声をかけたとしたら9回手を止めてくれます。

    ところが、破局しやすいカップルや夫婦の場合や、状況がかなり悪くなっているカップルや夫婦の場合には、パートナーが10回声をかけたとしてもそのうち3回しか手を止めてくれないということです。

    ぜひあなたも試してみてください。

    浮気や裏切りについて学ぶおすすめ本

    今回のおすすめの本としては、浮気や人間の裏切りについて理解を深めるために役立つであろう本をいくつか紹介しておきます。

    相手は変えられない ならば自分が変わればいい: マインドフルネスと心理療法ACTでひらく人間関係 (単行本)
    パートナーの浮気を疑ってしまう人もいるでしょうが、まずは自分を変えることが大切です。
    実際に浮気しているのであれば別ですが、気になってしょうがないというような方はこの本をぜひ読んでみてください。


    マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック

    浮気男ばかりに引っかかてしまうというような方にはこちらの本がおすすめです。
    失恋した後などにはこの自己評価が下がってしまうわけですが、この自己評価が下がっていると変な相手にひかかってしまいます。

    ですから、そんなやばい相手に引っかからないためにも自分の自己評価を高める必要があります。
    自分を受け入れて自信を高めるためにはセルフコンパッションが大切になります。


    恋愛依存症 - 苦しい恋から抜け出せない人たち
    すでに今しんどい恋愛をしていたり、つらい恋愛から抜け出したいという方には、こちらの本をおすすめしておきます。


    信頼はなぜ裏切られるのか―無意識の科学が明かす真実

    夫婦関係が良ければ浮気もしないだろうと考える人もいるかもしれませんが、それも実際には間違いです。
    ひとえに人間関係や環境によるものが大きいということです。
    そんな環境について学ぶのであればこちらの本がおすすめです。

    浮気と離婚の価格

    人生におけるライフイベントでの幸福度を金額に換算するという研究があり、それによると、「浮気の価格」はおよそ400万円ほどとされています。

    浮気をして裁判になり損害賠償を請求された際の金額がおよそ400万円ぐらいとされています。
    もちろん、財産分与や非がある場合や、慰謝料などを請求される場合もありますので、一概には言えませんが、この研究ではそういうことは関係なく、本人の幸福度のアップダウンによって測ったものです。

    女性の離婚のダメージ

    女性が離婚することにより受けるダメージをお金に換算すると -4,977ポンドです。これは当時のレートで日本円に換算するとおよそ74万円です。

    女性が離婚により受ける幸福度の低下は意外と少ないということです。
    確かに、失恋や別れた時も同じだと思いますが、女性の方が結構早く立ち直ることができたり、新しい彼氏ができたりすると以前の彼氏のことはすっかり忘れているということも多いような気もします。
    女性は割と立ち直りが早いということがこの研究からもわかることです。

    女性はわずか74万円のダメージで離婚するということですから、男性の皆さんは気をつけた方がいいのかもしれません。

    男性の離婚のダメージ

    女性が受けるダメージが74万円だとしたら、それに比べて男性はどれぐらいのダメージだと皆さんは思いますか?

    なんと、男性の離婚で受けるダメージをお金に換算すると-61,116ポンドでした。これは日本円に換算するとおよそ916万円です。
    女性に比べて12倍程度のダメージがあるということです。

    ですから、離婚によって女性は74万円のダメージしか受けませんが、男性は916万円分もの精神的なダメージを受けるわけです。
    1000万円近く失った時と同じぐらいのダメージがあるということです。
    男性の皆さんは離婚にはくれぐれも注意した方がいいと思います。

    ここから先は、さらに浮気にまつわる意外な心理学から、男女別の浮気の防ぎ方まで解説していきます。
    浮気で苦しまないために、ぜひ続きをチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「あなたは親と子の間でなにが大切だと思いますか?」【親子の心理学】

    2021-11-11 12:00  
    330pt
    あなたは親と子の間でなにが大切だと思いますか?

    DaiGo師匠への相談の中には、子育てや子供の将来についての相談もよくあります。
    あるいは、自分の幼い頃の家庭環境の問題や将来に対する不安、そんな相談も結構あります。
    DaiGo師匠自身も子供の将来に影響を与える様々な研究についても紹介してきましたし、一問一答でも以前に子育てに関する内容は紹介させてもらいました。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「あなたは子育てで何が重要だと思いますか?」【子育ての科学】


    今回は、旦那さんと喧嘩中だという方の相談をもとに、子供の将来を考える上で重要になる、母親の行動と父親の行動について解説させてもらいます。
    今子育てをされている方、いずれ子供を育てるであろう方には、当然参考にしてもらいたいですが、子育ては関係ないという方でも、子育てというのはまさに正解が分からない難しい問題ですから、そんな難しい問題に対してどう向き合えばいいのかということを考えてみてください。
    子供との接し方だけでなく、そこから掘り下げて考えることで、人間関係や恋愛においても役に立つと思います。

    Q. 夫と喧嘩中です。子供もいるのでこのままでは雰囲気も悪くなるとは思いますが、いつもこちらから仲直りしているので、何とかしたいと思っています。どうしたらいいでしょうか?

    仲直りすることについて、自分から言うことは別に悪いことではないと思います。
    ただ、それでうやむやにするのではなく、お互いに相手を責めたり傷つけることなく話し合うことが大切ですから、自分も責めるようなことは言わないので、どのように思い、何を考えていたのか正直に教えてほしいと話してみてはどうでしょうか。

    相手を責めるのではなく、自分の感情だけを素直に共有するアサーティブネスというのが非常に重要です。
    このコミュニケーションをできることが、夫婦関係を良くするための秘訣になります。

    ですから、このアサーティブネスなコミュニケーションをとるために協力してほしいと伝えて、1つ自分の思うことを言ったら、相手も自分の思うことを1つ言うということを10分ぐらい行ってみてください。

    こうしていると、徐々に相手を傷つけたり責めることなく、お互いの意見が言えるようになってきますので、そうなれば夫婦関係もとても良くなります。
    そんな感じで、仲直りする時には提案を含めて仲直りをすると良いのではないでしょうか。

    以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。

    子供の将来に与える影響は色々とありますが、子育てというものは本当に難しいもので、多くの人が日々悩みながら子育てをしていると思います。
    親が子供の性格に与える影響はごくわずかでも、やはり、両親の関係や家庭環境というものは子供の成長に大きな影響を与えます。
    父親と母親のどんな行動が、子供の将来に対してどんな影響を与える可能性があるのか、それを学ぶことで、具体的に子供に対する接し方を変えるだけでなく、なぜその影響が出るのか? そこまで押し進めて考えていただけたらと思います。

    親子の間には意外な影響があったりします。
    子育てには興味がないという方でも、自分の幼い頃の親との関係を振り返ることで新たに見えてくることもあるかもしれません。

    もし、すでに大人になっている自分に何かしらの問題があって、それが幼い頃の両親の対応や家庭環境にあったというような気がした場合には、だからといって両親や自分を責めても何も始まりません。
    なぜその影響が出るのか?
    そこも踏まえて、今からできる対策は何なのかというところまで考えてみてください。
    そうすると、おそらくその答えは人それぞれですがDラボにあるはずです。

    子供を作ることと人生の満足度

    2003年の研究で、子供を作ることと人生の満足度の関係性を調べた研究があり、子供を作ると結婚関係に対する満足度は低下するということがわかっています。
    子供がいる人は、子供がいない人に比べて、結婚に対する満足度が低くなり、その満足度の低下は、男性よりも女性の方が大きいとされています。
    そういう意味では、女性の方が子供を産むことによるデメリットは大きいと言えます。

    さらには、子供の数が増えれば増えるほど、結婚に対する満足度は下がるという研究結果も出ています。
    統計的には極端に下がっているとまでは言えませんが、下がることは確実で、何かしら対策を考えておくべきと言えます。

    つまり、2人の関係を子供が出来てからも良い状態で保つために相当の努力をしたり話し合っておかないと、子供を作ると、それが逆に破局の原因に繋がってしまうかもしれないということです。

    基本的には、子供ができることにより家庭内での男女の役割が大きく変わります。
    一般的には日本ではまだまだジェンダーギャップも激しいので、比較的女性が子育てをすることが多くなったり、男性としても、奥さんは旦那さんよりも子供優先になります。
    このような男女の役割の変化が夫婦間でのストレスに繋がります。

    このあたりを事前に踏まえて役割を話し合って分担しておいたり、どのようにしていくかということを考えておくことが大切です。事前にシュミレーションして心の準備をしておくだけでもかなり違うと思います。

    男女の役割が変わることでストレスに繋がるというのであれば、どのように役割が変わるのかということを想定し、想定される問題に対してそれぞれ対処方法を考えておいたりしてください。

    子供を犠牲にしないためにもしっかり対策を
    夫婦の自由が制限されないように、2人の時間を作る工夫をするということも大事です。
    例えば、普段は子供も一緒に家族みんなで食事をするけれど、1週間に1回だけはベビーシッターさんなどを雇って夫婦2人だけで食事に出かけるというのもいいと思います。
    このようなこと自体に対しては疑問視する人もいるかもしれませんが、夫婦関係が悪くなってしまうと一番に犠牲になるのは子供です。

    子供を作る“だけ”では幸せにはなれない!
    ダニエル・ギルバート博士によると、人間は当然子供を残さないと遺伝子を残すことができないわけですから、実際には子供を作ることにより人生の満足度は下がりますが、子供を作ると満足度は上がると錯覚する遺伝子があるのではないかとされています。

    そのような遺伝子を持っている人たちが子供を作り子孫を残したので、今の人類は子供を作ることでただ幸せになれると思い込んでいる人が結構多いとのことです。

    本当は子供を作る“だけ”では幸せにはなれません。
    それ以外の家事の分担など様々な対策も行った上で、幸福度を上げて、子供が生まれたことによるマイナスに耐えられるだけのふたりの関係を育んでから、子供を作らないと本来はいけません。

    子供を作ることを否定するわけではありませんが、遺伝子に刻み込まれた子供を作ることで、ただ幸せになれるという錯覚を乗り越えるためには、夫婦関係をしっかり育んだ上で子供を作るべきだということです。
    子供が生まれたからといって夫婦関係をおざなりにするのはよくないという学びが先ほどの研究にあるわけです。

    夫婦・親子の間でケンカが起きた時には

    夫婦でも親子でも、相手が近しい関係の人だからこそ問題が起きたりもします。
    特に夫婦の間では、男性は解決策や論理で戦おうとしますが、それは女性からすると自分の気持ちをわかってもらえていないと感じます。

    人間関係で問題が起きているということは、考え方が違うということです。
    そんな考え方の違う2人が、同じ質問や同じことを考えることにより関係が良くなったり、ケンカしてもそれがおさまりやすくなるということが分かっています。
    「今から1年後を想像してください。今から1年後の視点でみた時に、今あなたが起こしているケンカについてどう感じると思いますか?」

    ケンカをした時は、それが夫婦の間でも親子の間でも、この質問に対してぜひ一緒に考えるようにしてみてください。
    実際に、この質問を用いた研究では、それをするだけで、幸福度が著しく上がり関係を前向きに捉えて、ケンカもおさまりやすいような心理状態に変わっていたということが確認されています。

    基本的に、ケンカや口論をしている時には、今の感情が原因になっていて、それがどんどんエスカレートさせてしまいます。

    ところが、その2人の焦点を未来に移して、未来の2人の関係から見た時に今目の前のケンカや問題についてどう感じるのかと考えることにより、現在の怒りの感情から焦点がずれるわけです。
    それによりケンカをエスカレートさせてしまうような現在の感情から解き放たれるということです。

    人は今の感情にとらわれやすい
    ケンカが始まったりいざこざが起きてしまった時には感情はフレッシュな状態です。
    このフレッシュな感情には人間はとらわれやすいものです。

    当然ですが感情というものは薄れていくものです。
    今の感情にとらわれてしまうと怒りや悲しみの感情は増幅してしまいやすくなるので、一旦今の感情は置いておいて、1年後の未来の視点から自分たちを見た時にどう感じるのかということを考えると、余計な口論のヒートアップを避けることができるわけです。

    夫婦の間や親子の間で揉め事が起きた時には、ぜひ試してみてください。

    男女関係や人間関係に役に立つおすすめの本

    夫婦・カップルのためのアサーション: 自分もパートナーも大切にする自己表現
    相手に拒絶されたり相手を傷つけたりすることなく、相手に対して自分の感情を上手に伝えるにはどうすればいいのかという方法を学ぶことができる本です。

    自分や子供の強みを活かすためのおすすめ本

    強みの育て方 「24の性格」診断であなたの人生を取り戻す
    大人も子供も自分の強みの使い方も理解することができるので、自信を持って行動することもできるようになるとても素晴らしい本です。

    才能を言い訳にせず可能性を追求するためのおすすめ本

    非才!―あなたの子どもを勝者にする成功の科学
    天才には勝てないとか、生まれつきの優秀な人には勝てないというようなことを言う人もいると思います。
    自分だけでなく、子供に対しても、その可能性を諦めてしまうような人もいます。

    もちろん成功している人の中にはいわゆる本当の生まれつきの天才もいます。
    ですが、成功している人を見ると決してそんな天才ばかりではありません。
    では、どのようにして彼らは天才と呼ばれるような成功を成し遂げたり、生まれ持っての天才を超えるような成果を成し遂げたのかということを理解できる本です。

    逆境を乗り越え成功するためのおすすめ本

    逆境に生きる子たち トラウマと回復の心理学 (早川書房)
    トラウマを抱えていたり家庭環境に問題があったけれど、大きな成功を成し遂げている人もいて、スーパーノーマルと呼ばれています。
    これはそんなスーパーノーマルの人たちについて調べてくれている本です。
    不遇な子供時代を送ったとか、トラウマを抱えているという人は読んで頂ければ、これは力になる本だと思います。

    父親との関係と仕事の価値観 

    子供は父親の働き方に影響を受けるのではないかという研究があります。
    フローニンゲン大学の研究で、3841人の男女を対象に、10代の頃の父親や母親との関係性や父親と母親の仕事に対する取り組み方をチェックしています。

    10代の頃の父親との関係の良し悪しが、大人になってからの仕事に対する姿勢や意欲に影響を与えるようです。
    これは小さな相関があったということですが、要するに、父親が働き者の場合には子供も将来働き者になる可能性が高いということです。
    ちなみに、この子供に対する影響は男の子でも女の子でも変わらず確認されています。
    子供が男の子でも女の子でも、母親ではなく父親との10代の頃の関係が、将来の仕事に対する取り組み方と関係していたということです。

    研究チームのコメントとしては、父親と母親は子供に対して、それぞれ異なる影響を与えていると言われています。
    特に、仕事に対する価値観の発達に関しては、母親との関係よりも父親との関係の方が中心的な役割を果たすとされています。

    母親の共感力と子供の思いやり

    母親は共感能力によって子供に影響を与えるようです。
    子供がどれぐらい友達に対して寛大な優しい行動を取れるのかということと、母親の思いやり度について調べた研究を見てみると、母親が思いやりがあり他人の痛みを分かることができる人であれば、子供も他人に優しくできるようになるということです。

    母親が子供に思いやりを持ちなさいと言っているのに、子供が他の友達に感情をぶつけたりすることがあると思います。
    この研究では、それは母親の思いやりが足りない可能性があると指摘しています。
    すべてがそうだとは思いませんが、研究者はその問題もあるのではないかと言われています。

    母親の共感能力は子供に伝わるようです。
    それにより、感情的になったりしなくなり、思いやりのある優しい人になるのではないかという研究です。

    まず、子供に影響を与える可能性のある父親の行動と母親の行動について解説しました。
    もちろん親の育て方だけで全てが決まるとは思いません。全てが親のせいなんてことはないと思います。
    とはいえ、研究内容としては参考にはなると思います。

    ここから先は、さらに、子育てにまつわる研究をもとに、正解のない子育てに対して、お父さんお母さんだけでなく、子育てに興味がないという方でも参考になるであろう内容を解説していきます。
    ぜひ続きをチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「あなたにとっての「自分らしい人生」とは、どんなものでしょうか?」【自分らしく生きる心理学】

    2021-11-09 12:00  
    330pt
    あなたにとっての「自分らしい人生」とは、どんなものでしょうか?

    今回は、会社の人に認めてもらいたいという新卒の方の相談をもとに、余計な思考や感情に振り回されることなく、自分らしく生きるための心理学についてまとめさせてもらいます。

    Q. 新卒ですが会社の人に認めてもらえるような行動はあるでしょうか?

    認めてもらえる行動は成果を出すことでしょうから、成果を出すことを考えればいいと思います。
    もし、その成果をすぐに出すことができないと言うのであれば、迎合することが良いのではないでしょうか。
    人当たりを良くしてみんなに好かれる人間になれば認めてはもらえるでしょうが、認めてもらうことに何の意味があるのかと僕は思います。

    僕によくまともじゃないと文句言ってくる人が結構いますが、そもそも僕は自分でも頭がおかしいと思っています。
    そもそも自分でもまともではないと思っている人間に対して、まともじゃないと言っても、それは褒め言葉にしかなりません。
    結局、人は、認めてもらったとしても自分が望んだ形での認められ方でなければそれは不幸です。

    人は自分が認めて欲しくない方向性で認められることがあります。
    これをプレッシャーと言います。
    こうあるべきだというような期待を押し付けられて、それはどんどん自分がしんどくなるばかりです。
    認められたいと思い頑張り、自分らしくないことで認められると一生仮面をかぶり続けて生きるようなことになってしまいます。
    そういう人生を生きていきたいのでしょうか?

    以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。

    承認欲求に支配される人生

    承認欲求とは、要するに、周りの人にすごいと思われたいとか自分を認めてもらいたいという欲求ですが、これははっきりいって誰にでもあるものです。
    ただ、これが欲求の主なものになってしまうと、かなりしんどい人生を歩むことになってしまいます。

    そもそも承認欲求に支配されるということは他人に支配されることと同じです。
    他人に認められる行動を無意識のうちにもとろうとするわけですから、まさにパブロフの犬の如く、他人に認められることを必死に求めまくる非常に残念な生き方になります。

    人は、他人に認められたいと思うと自分はすごいということをアピールしようとします。
    自分がしている行動から勝手にすごいと思われるというのであれば構いませんが、そうではなく、自分がすごいと思われたくて何かの言動をしたり選択をするようになってしまうと、それを世の中では見栄を張ると言います。

    見栄っ張りには破産しやすいという傾向があります。
    儲かっている間は見栄っ張りも問題はありませんが、見栄っ張りの人は儲からなくなればなるほど余計にお金を使うようになってしまいます。

    もっとあの人みたいに・・・、
    〇〇より・・・、
    認められたいというのが承認欲求です。
    承認欲求を持つこと自体が自動的に他人との比較を意識することになります。
    承認欲求を持っている人は、他人との比較による不幸を受けやすくなるということです。

    承認欲求から逃れるための対策
    対策その1 :オリジナリティの追求

    自分のリソースは、オリジナリティへの投資とオリジナリティの追求を意識してください。

    ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本)

    対策その2 :比べるべきは過去の自分

    昨日の自分よりも今日の自分、今日の自分よりも明日の自分が確実に前に進んでいくということを実感することにより人のモチベーションはどんどん高まるものです。

    マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

    対策その3 :完璧主義ではなく「改善主義」

    1%だけの改善でもいいので、完璧ではなく改善を求め続ける「改善主義」をお勧めします。

    感情に左右されずに自分らしく生きるための心理学

    感情に振り回されないために 
    怒り(二次感情)を悲しさや寂しさなど(一次感情)に変換する 

    怒りをぶつけられると、誰でも納得できない思いが膨らみ、相手に対して自分も仕返しをしたくなります。
    ですが、そんな時は「怒りを使って何を伝えたいのだろう」と考えてみてください。
     
    感情で伝えるのではなく感情を伝える 

    人間関係でも恋愛でも、「なぜわかってくれないのか?!」そんな思いに縛られてしまう人が多いのではないでしょうか。
    それは、感情で伝えようとしているからです。
    そうではなく「わかってくれなかったのが寂しかった」というように、感情をちゃんと相手に伝えることが大切です。

    感情的な相手に過剰反応しないこと 

    感情的な相手に、無駄に過剰反応しないことも重要です。
    そのためには、相手の感情を推定してみてください。感情に振り回されないために相手の感情を推定するということがポイントになります。

    罪悪感を感じさせることで相手を動かす 

    怒りの感情をぶつけてきた相手に最も強力な返し方は、相手に罪悪感を感じさせることです。
    結局は、相手の行動を変えたり相手を動かすことが重要なわけですから、文句を言われたら言いにくいことをわざわざ言ってくれてありがとうと返すようにしてみてください。

    他人を責める労力を節約する 

    認めてくれない相手を責めても認められることはありません。
    無駄な時間や労力を節約する方が重要です。

    劣等感からくる嫉妬を手放す 
     
    劣等感が全くない人間はいません。誰でも少なからず劣等感を持っています。
    ですから、前提としてまず「他人と比較しない」ということが重要になります。
     
    そして、「でも、だって、どうせ」等の自分を卑下する言葉を普段から使わないようにしてみてください。

    さらに、常に事実と主観を分けて考えるだけでも、余計なマイナス思考で感情が乱れることが少なくなります。

    仮に自分より成功している人を見て嫉妬を感じたとしても、「この人にもきっとしんどいことがあるんだろうな、自分と同じで」と考えてください。
    怒りの感情をぶつけられた時のリフレーミングと同じで、自分で解釈を変えることが重要です。
    誰にでもしんどいことは少なからずあります。
     
    劣等感が強い人は自分を無駄に卑下してしまいます。
    自分を否定してしまうので、自分が他の人よりもいいことを思いついていたとしても、それについては客観的に比較することもなく、自分の考えたことは全て価値がないと考えてしまい、他人の意見を取り入れて流されるということになってしまいます。
    自分の可能性をみすみす捨ててしまうことにもなります。

    感情で人を操ろうとしない 

    自分の感情をぶつけて相手を思うように動かそうとしても、そもそも相手を変えることができません。
    怒りに操られないように、そもそも争わず対処することも重要ですし、怒りを感じたら、自分の一次感情に目を向けるようにしてください。
    怒りの感情というのは二次感情で、その根本には、悲しみや寂しさ、心配や落胆といった一次感情があります。
    相手も同様ですが、自分にもその一次感情があるわけですので、そこに意識を向けてみてください。

    そして、冷静になるには、その自分の感情をありのまま紙に書き出すことです。
    くれぐれも問題行動で相手の注目をひこうとしないでください。

    ここから先は、自分らしく生きていくための心理学についてまとめさせてもらいます。
    前半同様に、できるだけポイントだけをわかりやすく解説させてもらいます。
    そして、最後には、今回の内容をDaiGo師匠がまとめたマインドマップも紹介させてもらいます。
    余計な感情に振り回されず、自分だけの人生を自分らしく生きるために役立てていただけたらと思います。
    ぜひ続きをチェックしてみてください。