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2022年1月の記事 13件

一問一答「あなたは正当な評価を受けるためにどんなことが大切だと思いますか?」【職場評価アップ】

あなたは正当な評価を受けるためにどんなことが大切だと思いますか? 職場の人間関係は重要です 仕事のストレスは、仕事上の業務に対するストレスより仕事で関わる人間関係のストレスの方がはるかに大きくなります。 こういった人間関係の悩みでは社会的反芻思考という現象を起こします。 人間は良くも悪くも今の人間関係を維持しようとしがちですから、一旦関係が構築されるとそこから変わることが難しくなります。 人間は自分の貼ったレッテルを守り維持しようとしてしまいます。 これによって評価されると、何をやっても怒られるとか、いつも同じような注意を受けるというようなストレスのループにつながってしまいます。 今回は、職場での評価に悩む女性の相談をもとに、組織の中での評価で皆さんが損をしないための心理学について解説していきます。 Q. 女性ですが、成果を出していても出世できず、周りから見ても明らかに仕事ができない男性が出世しています。生意気な女と思われていそうです。どうしたらいいのでしょうか? 女性だけが成果を出しても評価されない会社にいるのであれば転職をおすすめします。 綺麗な女性はそれだけで評価されるかというとそんなことはなく、女性は美女であればあるほど鉄下駄を履かされます。女性は自分より綺麗な女性に対して評価が40%程度厳しくなるという研究もあります。 評価されないと感じたら、自分のした仕事や成果を持って転職したらいいと思います。 以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。 社内評価を上げる方法とは?! 自分をプレゼンしたり自分をブランディングすることが上手な人は評価は高くなります。 ただ単に仕事ができる人が評価が高くなるわけではありません。 起業して自力で戦うのであれば、実力勝負の世界だから他人の評価なんて関係ないと考える人もいると思います。 残念ながら、他人と関わる必要がある状況では、どうしても自分の評価を高める方法を知っているということは重要になります。 これを知っていないと、いくら頑張ってもいつまでも評価されないということが起きてしまい、それはとってももったいないことです。 期待されない人は仕事のパフォーマンスが高い?! 評価の話になると、自分はそんなに評価されていないから関係ないという人もいると思います。 ところが、会社から期待されていない人は意外と仕事のパフォーマンスが高いという研究もあります。 ですから、仮に自分が評価されていないと感じる場合も、だからといって仕事のパフォーマンスが低いわけではないということをまずは知っておいてください。 自分の仕事のパフォーマンスと他人からの評価はあまり関係ありません。 評価を上げる方法を知らないと評価は上がらないし、実力やスキルを高める方法を知らないと実力もスキルも上がりません。 ですから、これらを全く別のもので、それぞれ別の方法で同時に高めていく必要があります。  ペンシルベニア大学の研究で、「自分は成功を期待されていない」と答える従業員のパフォーマンスについて調べています。 いくつかのポイントについて調べられていますが、自分が期待されていないと答えた従業員を追跡したところ、数週間後には上司から高い評価を得る傾向があったそうです。 つまり、自分は期待されていないと思っている人は、自分は期待されていると思っている人に比べて、ちゃんと仕事で成果を出して結果的に上司から高い評価を得るということです。 結局のところ、自己評価が低いから期待されていないと思っているだけだったわけです。 続く調査では、IT 系企業の従業員に対して、上司はそんなに期待していないということを伝えています。 自分が上司に期待されていないという話を伝えられたわけですが、その方が仕事ぶりが最大化する傾向が確認されました。 おそらく、期待されていない悔しさから頑張ろうと思ったのだと考えられます。 自分は上司や周りから期待されているという感覚は別にない方が、僕たちは仕事を頑張ることができるのかもしれません。 3つ目の調査では、学生に架空のビジネス交渉をしてもらっています。 ここでも、交渉能力が低いからきっと失敗すると言われた学生の方が、学校の成績もいいからきっと交渉もうまくいくだろうと言われた学生よりも、より良い交渉結果を引き出すことが出来ていました。 この3つの調査から言えることは、「あなたは期待されていない」と言われた場合の方が高い成果を出すことができるということです。 人は期待されることで頑張ることができるような気がします。 確かに、子供の場合には期待された方が頑張ることができますが、大人の場合には、逆に期待されていない状況の方が頑張ることができるようです。 「負け犬効果」 この現象について、心理学では「負け犬効果」と言われています。 「期待されていない」ということを明確に伝えられることによって、自分を否定した人間が間違っていることを証明したい気持ちが生まれます。 これによってモチベーションが上がります。 過去にいじめられたり悔しい思いを経験した人も多いと思います。 自分のことを否定した人たちのことを見返してやりたいと思い努力した人たちの気持ちは僕もよくわかります。 自分を否定した人達が間違っていたということを証明するために頑張ることは、科学的に考えても正しいモチベーションの持ち方だったのだろうと思います。 今期待されていないとか、悔しい思いをしている人は、この負け犬効果を信じて頑張ってみてはいかがでしょうか。 ただし、この効果は条件付きです。 期待されていないと言われて、落ち込んで仕事も勉強もやる気がなくなる人もいます。 この「負け犬効果」は、期待されていないということを言われた人が、自分を批判している相手のことを信用できないと考えている場合に限られます。 ですから、子供にとっての親と同じように、自分が信じている相手に「期待していない」ということを言われると大人も普通に落ち込んでこの効果は発動しません。 自分が信用していない人から「期待されていない」と言われると、悔しい感情が大きくなりそれが負け犬効果としてモチベーションを高めてくれます。 だから、親や学校の先生は子供に対して「期待していない」なんて言葉は使ってはいけません。 特に、子供が小さい頃にとっての親や先生は絶対的な存在です。そんな存在の人に「期待していない」なんて言われると当然ひどく落ち込みます。 信用している相手から言われた場合には負け犬効果は発動しませんが、そうでない相手から言われた場合には、この負け犬効果を上手に使うようにしてください。 わざわざ信用もしていない相手からこのようなことを言われるとしたら、その相手はどうでもいい相手です。 そんなどうでもいい相手から批判されたりした時には、この負け犬効果を思い出してください。 その人が間違っていることを全力で証明しましょう。 僕たちにとって重要なのは「成果」です。 成果を出すことができる人は、評価の上げ方さえ学べば、いくらでも状況をひっくり返すことができます。 評価しか上げることができない人は、いずれ能力がないことがバレてしまいます。 どうでもいい相手から「期待していない」と言われた時には、それは負け犬効果でチャンスに変えてください。 自分の評価を上げるために 自分の評価を上げるためのおすすめの本をいくつか紹介しておきます。 こちらは自分の評価を高めたり組織の中で勝つ方法を教えてくれる本です。 悪いヤツほど出世する 自分に対する自信が低い人は、他人に期待されていないとか評価されていないとなると、負け犬効果を発動させるどころか、ますます自分はダメな人間だと思い込んでしまいます。 そうならないためには、こちらの本を使って自分をある程度認めることができるようになってください。 ワークブック形式で自分を受け入れることができるようになる本です。 マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック 自分の力で人生を変えることができるという感覚も重要です。 そんな感覚を作ってくれる何度でも読み返したい素晴らしい本です。 マインドセット「やればできる! 」の研究 他人の評価に流されるのではなく、自分自身を客観的に見つめられるようになることも重要です。 そのためにもマインドフルネスや瞑想は重要なので、こちらも使ってみてください。 こちらは Amazon の Audible であれば無料体験で全部聞くことができますので、この機会にチェックしてみてください。 自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス 評価を高めるための4つのポイント 自分の実力と評価はあまり関係ないわけですが、能力もあって頑張っている人は評価を上げないともったいないです。 逆に、まだ能力はないという人は、一旦評価だけ上げてチャレンジできる環境を作ることもできます。 『悪いヤツほど出世する』の著者でもあるジェフリー・フェファー博士が、組織の中で他人に自分の能力を認めさせる方法について先行研究を基にまとめてくれています。 その結果、評価を上げる方法は、そのポイントを4つに集約することができます。 評価が高くて損をすることはありませんし、そんなに手間のかかることではありませんのでぜひ試してください。 ポイント1 :「良い仕事をすることが最も重要だ」という考えを捨てよ! 自分が評価されるためには良い仕事をすることが重要だと考えている人は多いと思います。 それを信じたい気持ちはわかりますが、実際には違うようです。 組織の中で自分の能力を周りに認めさせて評価を上げるという点では、そこで発揮するパフォーマンスや仕事ぶりはそれほど重要ではありません。 実際の仕事ぶりと評価は一致しません。 本来であれば、評価というものは自分が出した成果から考えられるものではありますが、実際には違うようです。 では、実際の仕事における成果や結果よりも評価に影響を与える要素は何なのでしょうか? それは「周りから好かれること」です。 評価に影響を与える要素について調べたデータを見ると、周りに好かれて印象がいい人は、 業績も良く仕事もできるけれど他人への印象が悪い人よりも高い評価を受ける傾向がありました。 みんなに好かれる人はそんなに仕事ができなくても評価が上がります。 逆に、みんなと仲良くしていない能力が高い人は脅威だと思われます。印象が悪いから裏切りそうだし、もし裏切られたら能力が高いぶん脅威になるわけです。 皆さんが能力を高めて成長していきたいのであれば、周りに好かれるか、他人と関わらずに生きていくか、このどちらかしか道はありません。 ほとんどの人は他人と関わらずに生きていくことは無理なので、周りに好かれる道を選ぶしかないようです。 特に、組織の中では避けられない道です。 ポイント2 :努力は目に見せなければならない! 努力というものは周りにひけらかすものではないとよく言われます。 これも忘れてください。 努力を評価されるためには注目される必要があります。 通常の評価者は、こちらが注目されるように努力した場合にしか意識を向けてくれません。 いくら努力したところで、注目されていない状況の努力は評価されません。 フェファー博士いわく、「あなたが成し遂げていることを会社の上層部、あるいは、自分の上司に知ってもらうことが仕事の一環だと考えろ。あなたが何をしているかを知ってもらう最良の方法は、彼らにダイレクトに伝えることだ。」と言われています。 自分が何を成し遂げたのか、 そのためにどれだけの努力をしたのか、 それにどれだけの時間とリソースを費やしたのか、 その影にどれだけの可能性を検討しなぜそれを採用したのか、 このようなことを直接上司に伝えなければ評価としては意味がありません。 自分の努力に目を向けてもらうためのプレゼンテーションが必要です。これができないといくら頑張っても評価はされません。 これは努力が必要ないということではありません。 努力は大事ですが、評価を上げるという点では目に見えない努力は意味がないということです。 ポイント3 :自信がない時でも自信を持つこと 人は社内での評価が高まると自信に満ちた行動を取るようになります。 ですから、周りの人達から見ると「自信に満ちた行動をとる」=「評価されている」と印象を結びつけることが多くなります。 実際のデータでも、「自分が成功した人のフリをする」「自分が評価されている人のフリをする」など、「フリをする」能力の高い人ほど評価が高くなる傾向が確認されています。 サイコパスが多い職業として企業の経営者がよく言われますが、これもサイコパスは「フリをする」能力が高いからです。自信満々で大胆不敵に行動するので評価が上がるわけです。 能力が高いわけではなく、自信満々の行動が印象として評価に結びついているだけです。 自信がない時でも自信満々に振る舞うようにしてください。 むしろ、自信がない時こそ自信があるフリをしてください。 評価というものは基本的に思い込みで決まるので難しいものです。 成果や結果は実際の行動で決まりますが、評価というものは人間の思い込みで決まるので、そこをちゃんと分けておかないと報われない努力になってしまいます。 ポイント4 :上司をひたすら喜ばせよ 嫌な話ですが事実です。 博士の多くのデータによると、社内の評価を高める上で、人に好かれるよりもはるかに重要なのは上司との関係だったそうです。 上司を満足させることができた人は業績の重要性が低下して、逆に、上司を怒らせている人は、業績が高くても救われないということが示されています。 つまり、上司を満足させていれば、多少仕事ができなかったり失敗したとしても評価は上がります。 まずは何よりも上司との関係を良好にするのが重要です。 一方で、上司を怒らせていたり関係が良くない人は、どんなに業績が良かったとしても評価はしてくれません。 上司との関係を良くする方法 上司との関係を良くするためのポイントを簡単に紹介しておきます。 前提 :相手を真正面から否定しない まず、印象が悪くなってしまったり誤解を与えてしまった相手に対して絶対にしてはいけないのは、「それは誤解です。私はそんな人間ではありません。」と真っ向から否定することです。 これはついしてしまいがちですし、そうしたくなる気持ちも分かりますが逆効果です。 これは言い訳にしか見えませんし、これは相手が誤解して間違っているだけで自分は悪くないと伝わってしまいます。 テクニック1 :優しさと有能さをアピール 人は能力だけが高くて優しさがない人に対しては脅威を感じます。 逆に、優しさだけは飛びぬけていて能力が低い人はただのおせっかいだと感じます。 ですから、この両方をアピールする必要があるということをまずは覚えておいてください。 前回紹介した「聞く力」を参考にしてもらい、相手の目を適宜見ながら相手の話に意識を集中してちゃんとリアクションを取りながら聞くようにしてください。 これだけで有能さと優しさを同時にアピールすることができます。 テクニック2 :相手との共通点をつくる 人が誰でも経験することで共通点を感じることができるものがあります。 それは・・・失敗と欠点です。 積極的に自分から話していくということをした方が相手からは仲間だと思ってもらいやすいです。 特に自分のうまくいかなかったことや悩んでいたことなどを積極的に話に出してみてください。 テクニック3 :爆撃メソッド 相手の思い込みに対して逆になるような特徴をアピールしたり、その証拠になるものを浴びせまくるという方法です。 これは先ほどの2つのテクニックを使ってもうまくいかなかった場合に使うようにしてください。 普通の状況では第一印象というものは3ヶ月から半年続くものだとされていますので、これは相当回数や期間を続ける必要があります。 誤解を解きたい時には、その印象の逆の印象を与える行動をたくさん相手にぶつけてください。 「あなたの社内評価を下げるのはあなた自身だ」 これは博士からのアドバイスです。 多くの人は世界が公正な場所だと思い込んでいます。 世界は平等で公正な場所で、頑張った人はちゃんと報われると思い込んでいます。 人に好かれるだけで大きな変化があるとは思いたくない傾向があります。 圧倒的な結果や成果を出せば認められると思い込みたいのでしょうが、実際には、社内における自分の印象を調整することには業務と同じぐらい取り組まなければいけません。 そうすることによって大きなリターンを得ることができます。 階段を上る過程でいきなり自由を手に入れるのはほとんどの人には不可能です。 求めるリターンを手に入れるためには、そこは割り切って考えた方がいいです。 上司との関係がいいとストレス軽減?! サンディエゴ州立大学の研究では、上司との関係性が良いかどうかということにより、皆さんのストレスがどれくらい軽減されるのかということが決まるし、さらには、仕事の成果も7割程度は上司との関係が左右しているということです。 ポイント1:プライベートのストレスまで軽減される 上司との関係性が良い場合には、そうでない場合に比べて、職場だけでなく家庭やプライベートなど職場以外で起きたストレスまで軽減されるということがわかっています。 ですから、職場に関係性の良い上司がいる場合にはプライベートに対しても大きなメリットがあるということです。 関係性の良い上司というものは、従業員の心配事や悩み事に対して共感を持つことが多いため、それがストレスの緩衝材のような役割を果たしてくれるようになります。 仕事の悩みも上司に相談できるし、人間関係や家庭の悩みなども上司を信頼していて相談することができるという場合には、自分自身のプライベートも含めてとても良い状態だと言えます。 ポイント2:職場の幸福度が上がる そして、2つ目のポイントとして職場の幸福度が上がります。職場全体がとても良好な状態になり仕事が楽しくなります。 上司との関係が良いと、それは個人の関係を超えて広がりオフィス全体の雰囲気や文化にまで影響を与えるということです。 職場の雰囲気がいまひとつという人もいると思いますが、とりあえず自分の同僚との関係を良くしようとするよりは、まずは上司との関係を良くした方がいいと思います。 上司との関係を良くして、それが波及していくことを待つということをした場合の方が、それは職場全体の雰囲気を変えることにつながるかもしれません。 ポイント3:生産性がアップする 3つ目のポイントですが、なんと生産性までアップします。 上司との関係性が良くなると、皆さんの仕事でのパフォーマンスやスピードなども向上し、より短時間で仕事を終わらせることができるようにもなります。効率よく仕事を進めることができ、楽に仕事をこなすことができるわけです。 ギャラップ社の行った調査を見てみても、従業員のエンゲージメントに与える要因のなんと70%は上司との関係性により決まってくるという驚く数字も出ています。 皆さんの仕事の7割は上司との関係性により決まるものと言えますから、皆さんがもし仕事で成果を出したいと思うのであれば、一生懸命業務の効率化を進めようと頑張るよりは、上司との関係性を良くするにはどうすればいいのかということを考え、コミュニケーションのテクニックなどを学んだ方が、むしろ、皆さんの仕事も評価されるし生産性も上がるという可能性が示唆されているわけです。 上司との関係性を良くするだけでこんなにもさまざまなメリットがついてきて、皆さんの仕事の7割が大きく変わるということが今回の研究から見て取れることです。 ぜひ上司との関係性を今一度見直してみてください。 ここから先は、さらに評価を高めるためにできる具体的な方法について紹介していきます。 相手の思い込みによる評価で無駄に損をしないためにも、自分の能力やスキルを充分に活かすためにも続きをチェックして自分の評価を高める方法も理解しておいてください。  

一問一答「あなたは正当な評価を受けるためにどんなことが大切だと思いますか?」【職場評価アップ】

一問一答「あなたは人の行動を変えられると思いますか?!」【聞き上手の力】

あなたは人の行動を変えられると思いますか?! 誰でも少なからず行動を変えてほしい相手はいると思います。 身近な家族やパートナー、友達や仕事の仲間、仕事上の付き合い、いろんな関係があると思いますが、行動を変えてもらいたいのであれば「心を掴む」ことです。 これができていないと信頼関係も築けませんし、仮に無理やり言うことをきかせたとしても、いつかはそんな関係は終わってしまいます。 今回は、女性との会話のコツについての相談をもとに、相手の心を掴む最強のテクニックである「聞き上手」になるための方法を解説させてもらいます。 Q. 初対面の女性との会話のコツを教えてください。 基本的には相手に興味を持つことがとても大切ですので、質問をたくさんすることを意識してください。 相手が答えたくなるような質問をすることが大切です。 例えば、相手がワインに詳しい人であれば、ワインの質問をすれば絶対に喜ぶと思います。 自分の興味を持っていることを質問されたら、喜んで話したくなると思いますので、聞き上手になるのが一番のポイントだと思います。 聞き上手で人生を変える 「聞き上手」と言われて皆さんどんなイメージを持つでしょうか? ただ相手の話を黙って聞くというよりは、人は誰でも自分が話していて楽しいと感じる人と会話をしたいので、どちらかと言うと、相手から見て話していて楽しい人が聞き上手ということかと思います。 聞き上手な人は、それだけで相手のモチベーションを高めることもできますし、色々な情報を周りから教えてもらえるというメリットもあります。 この情報を周りから教えてもらえるというところが結構大切なポイントで、今の世の中では様々な情報が溢れています。 この情報が溢れた世界では、情報というものは、情報の質と鮮度が重要になります。 そんな状況の中、一番いい情報を手に入れることができる人は聞き上手な人でもあります。 これからの時代に必要なソフトスキルのひとつ ビジネスにおいても、これからの時代に必要なソフトスキルとして「聞く力」が重要だと言われます。 特に変化の激しい時代では傾聴力と言われる聞く力が重要です。 この「聞く力」がある人ほど、周りの人を巻き込む力が強くて、相手を説得したり相手にものを売る能力も高くなると言われています。 この傾聴力は FBI でも重要視されている能力で、FBI では人質の交渉を行う際に相手は極限の状態で頭に血が上っているわけで、そのような状況で交渉する際にもまずは傾聴力が重要だとされています。 この力によって相手の態度が軟化したり、場合によっては交渉だけで人質を解放してくれることもあります。 聞き上手になりましょう。 喋るのが上手な人が有利になるのは、テレビに出る人や人前で講演をするような人だけです。 そうでないのであれば、日常生活の中では聞き上手な人の方が絶対に得をします。 喋るのが苦手だという人も内向的だという人もコミュニケーションにおいては全く問題ありません。 どちらかと言うと、内向的な人の方が観察力があるので、聞き上手になるだけで最強のコミュニケーションができるようになります。 営業マンとして大成功したとか、ビジネスで投資家から信頼を得て成功した、そんな人の自伝本はたくさんありますが、大抵の場合、そんな成功を成し遂げた人は聞き上手です。 相手を説得するために必要なのは、一生懸命しゃべったりプレゼンするというよりは、しっかり相手の話に耳を傾け相手が気持ちよく喋れる聞き上手です。 それによって、相手の態度が自分に対してどんどん寄ってくるということを知っているので、たくさんのファンや味方を作ることができるわけです。 そんな聞き上手になることはとても重要なことです。 自分のパフォーマンスと生産性が上がった次の壁 仕事の効率化については皆さんも考えることが多いと思います。 皆さんは自分の人生を変えることを考えて、運動や断食、瞑想や睡眠の質の改善も行い集中力も高くなってくると、自分の仕事自体はある程度うまく進むようになったはずです。 自分の仕事がある程度順調に進み始めた次の段階で、重要になるのは、一緒に働いているメンバーのモチベーションが上がると自分のモチベーションも上がるということです。 一緒に仕事をしていて楽しいと感じたり、能力が高い人と一緒に仕事をしていれば、当然ですが自分ももっと頑張らなくてはと思えるようになります。 もちろん、そんな良い仲間を選ぶことができればいいですが、それができない場合でも、自分の周りの人間のモチベーションを低コストで上げることができれば、結果的には自分が一番得をするようになります。 特に人の上に立つ立場になった時にはこの能力が重要です。 自分が1人で動く以上の力を手に入れるために人を使うわけですから、上に立つ者の役割とはみんなのモチベーションを上げることです。 これは上司に限らず、歴史上の偉人たちも同じような事をしています。 自分の力だけでは多くのことができないので、みんなを鼓舞したり動かすことでモチベーションをコントロールして、集団として大きな成果をあげていました。 他人のモチベーションを上げる方法とは? この他人のモチベーションを上げる方法を理解していない人が多いです。 会社でもプライベートでも、家庭の中でもこれを理解していない人が結構います。 他人のモチベーションを上げるための一番の方法は聞き上手になることです。 聞き上手になることによって、自分だけでなく自分の周りの人のモチベーションや生産性を上げることができるという研究があります。 聞き上手な人の特徴とは?! ゼンガー・フォークマン社の調査で、マネージャー教育プログラムに参加した 3492人を対象に、まずは周りから聞き上手だと認識されている人の上位5%の人を特定しました。 その上で、その上位5%の聞き上手な人とそうでない人を比べて、その間に仕事上のどんな違いがあるのかということを調べています。 その結果、聞き上手な人には4つの共通する特性がありました。 聞き上手の特徴その1 :聞き上手は発見を促す質問をする 聞き上手と言われると、ただただ相手の話を黙って聞く人を想像するかもしれませんが、特に仕事上の聞き上手においては全く違います。 聞き上手な人は、話し手の誤りや思い込みに対してもマイルドな質問を行います。 相手が間違っている時に、それをストレートに指摘すれば当然ですが相手は話す気がなくなります。 本当の聞き上手は、相手が何か間違えていたり思い込んでいる時には、それに対してマイルドな質問を行って、相手が自らそれに気づくように促します。 指摘するのではなくその部分についてマイルドに掘り下げた質問をしたりして、相手が間違いを指摘されたと感じるのではなく、もっとその部分が詳しく聞きたいのかと思わせるわけです。 部下が間違えたことをした時に、それをみんなの前で公開処刑のように指摘する上司がいると思います。 そんな指摘をするのではなく、相手の話のその部分に興味を持って質問をしてあげてください。 そうすると、話している側は自分が間違いを指摘されたと感じるのではなく、相手は好奇心を持って自分の話を聞いてくれていると思い、自分で話している間に自分でそれに気付いてくれます。 間違いを指摘するのではなく、相手に発見を促す質問が大切です。 相手に行動を変えてもらいたいのであれば、自ら間違いに気づく必要があります。 聞き上手な人は質問が上手な人です。 そんなマイルドな質問をすることによって、相手が新しい発見をしたり間違いに気づくというメリットもありますが、それだけでもありません。 相手は、自分の話に興味を持って色々聞いてくれていると実感することができます。 自分に興味を持ってくれているという感覚を与えることができます。 ただ話を聞いているだけでは、自分や自分の話にちゃんと興味を持っているのか不安になってしまう場合もあります。 聞き上手になるためのおすすめ本 聞き上手になるための、おすすめの本を紹介しておきます。 質問することによって、人間の心を動かすこともできますし読むこともできます。 これを上手に応用すれば、相手の行動を変えるだけではなく人間関係を良好にするためにも役に立ちますし、皆さんが相手に裏切られないかということを予測することもできるようになります。 問いかける技術 ― 確かな人間関係と優れた組織をつくる   相手の話を聞くのが苦手だという人も多いと思いますが、相手の話に興味を持って聞くというのはそれだけで瞑想のようなトレーニングにもなります。 マインドフル・リスニングという瞑想のようなスタイルで相手の話に集中するという方法があり、それについて学ぶのであればこちらの本がとても参考になります。 こちらはとても読みやすいですが、相手の話に興味を持って聞くというのはどういうことなのかがしっかりわかると思います。 ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] マインドフル・リスニング (ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ) 相手の話にマインドフルになるという意味では、こちらも参考になると思います。 マインドフルな男性は仕事ができるようになるしモテるようになるという研究もあります。そんなマインドフルネスの基本について理解できると思います。 こちらは Amazon の Audible であれば無料で聞くことができるキャンペーンの対象になっています。 自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス 人に頼み事をするのが苦手だという人も多いと思います。 聞き上手な人は、相手の話をじっくり聞いて心の中に入ってから提案します。 それによって、相手は素直にその提案を受け入れてくれます。 人間は誰かに頼まれたことをしたりお願いを聞くとその相手に好かれるだろうと思いがちですし、断ると嫌われるのではないかと思いがちですが、実際にはそんなことはありません。 心理学的には誰かの頼みを聞くよりも、誰かに頼みごとをした方が好意を持たれやすいということがわかっています。 人間は助けてくれた人ではなく助けた相手を好きになる性質があります。ですから、人を上手に動かすためにも、周りの人に助けてもらうということが大切です。 そのための方法はこちらが参考になると思います。 人に提案したりお願い事をするのが苦手だという人には、ぜひ読んでもらいたい本です。 頼み事が上手くなるというのは人間関係が上手くなるということです。 人に頼む技術コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学 職場の仲間や部下だけでなく、取引先に対しても聞き上手になることで大きなメリットを引き出すこともできます。 自分の意見を押し付けたりするのではなく、相手が自分で答えを出す質問の仕方と話の聞き方としては、こちらの本がとても参考になると思います。 謙虚なコンサルティング ― クライアントにとって「本当の支援」とは何か 聞き上手の特徴その2 :聞き上手は相手の自尊心を高められる 聞き上手な人は、相手に対して自分がサポートするという印象を与えることができます。 聞き上手になればなるほど、相手は皆さんに対して信頼感を持つようになりコミュニケーションに対しても満足感を感じるようになります。 例えば、上司が期待しているということをヘタに伝えると、それが余計にプレッシャーになったりすることもあると思いますが、聞き上手の場合にはそんな問題も起きないわけです。 話している相手は、自分はサポートされていて信頼されていると感じます。 相手が部下であっても後輩であっても、取引先であったとしても、この信頼されているという感覚を感じさせることで、この人には安心して話をしたり頼み事をしてもいいと思わせることができます。 ですから、聞き上手な人はたくさんの人脈や情報を持っています。 これはみんながその人であれば安心して話すことができるからです。 聞き上手になることは、仕事で周りのモチベーションを上げるだけでなく、仕事上の良い関係を築く為には欠かせないようです。 自分の深い部分まで喋れるような感情を相手に抱かせることができます。 この自分の深い部分まで喋れるということが結構重要で、それによって人は自分の深い部分まで喋った相手のことを人は好きになるという特性があります。 普通に考えると、自分の好きな相手を信頼して深い部分を喋れるのが人間ですが、人間というのは不思議なものでその逆も起こります。 自分のプライベートの話は誰にも言えないような話をしてしまうと、それによって相手のことを信用してしまうということが起こります。 聞き上手の特徴その3 :聞き上手は協力的な会話をする 聞き上手でない人は競争意識が強くて、相手の言葉の誤りを指摘したりするだけでなく、まるで論破でもするかのような話の聞き方をしてしまいます。 仕事になるとこの話の聞き方をしている人が思っている以上に多いです。 聞き上手な人は、相手が間違っていることを指摘しないといけない場面であっても、それはあくまで相手が間違えて損をしないためにしているサポートするための行為だと相手に感じさせます。 仮に指摘する場合であっても、あくまで相手のためにそれで大丈夫なのかとマイルドに質問するようにしてください。 相手に指摘されたと感じさせてはいけません。 相手の粗を探す姿勢と相手のために相手が損をしないための姿勢で質問するのでは、相手からのかなり印象は違います。 多くの人は相手の間違いを指摘して説き伏せて、その場で相手の態度を変えようとします。 大抵の場合、それは嫌われるだけですし時間の無駄にしかなりません。 誰でも考えればわかることですが、相手を指摘してその場で相手が認めて謝るなんて経験はないのではないでしょうか。 後になって、相手が自分で気づいて自分の言っている方が正しかったと言われ、そこからまた仲良くなったり関係が深まっていくはずです。 相手が間違ったことを言っていて、それを指摘したいと思っても、あくまで協力的な態度でそれを伝えるようにしてください。 聞き上手の特徴その4 :聞き上手は提案をする 聞き上手な人は相手が受け入れやすい方法でフィードバックを行います。 話を聞く人は信頼される人です。 ですから、聞き上手な人は基本的に相手から信頼される状況になっているわけですが、その上で相手が受け入れやすい方法でのフィードバックを心がけます。 そのため聞き上手な人は自分の考えを押し付けてくるような印象を相手に与えることがありません。 力があったり上下関係がある場合には、その力で押し付ければ相手はイエスと言うかもしれませんが、心の奥底では何も変わりません。 聞き上手な人は、相手に質問をすることによって相手の心の中に入ってから新しい提案をします。 それによって、聞き上手な人は押し付けたりするのではなく、相手に素直に自分の提案を受け入れさせることもできます。 そんなフィードバックが多くなるので、その結果、自分の結論を押し付けてくるような印象が薄まります。 相手の話をじっくり聞いて、言い回しや表現を相手に合わせることができます。 しかも、相手はたくさん話を聞いてくれているので、こちらの話もちゃんと聞いてくれるようになります。 結果的に、こちらの望む結論を押しつけたり、こちらの考えを提案しているという印象が薄くなります。 それにより、聞き上手な人の提案は相手が素直に受け入れる可能性が高くなります。 相手と信頼関係を築きたい 相手に何かをしてほしい 態度を変えてほしい 自分の考え方を受け入れてほしい 自分の商品やサービスを買って欲しい そう思うのであれば、まずは聞き上手になることです。 聞き上手になって、話をじっくり聞きながら信頼感を与えます。 その上で、最後に相手が受け入れやすい形で上手に提案を伝えます。 最強の提案方法は、そんな聞き上手な人たちがしている提案方法です。 ここから先は、聞き上手になるために必要な6つの要素について研究者がまとめてくれていますので、そちらを中心に解説していきます。 聞き上手になれば人間関係も変わり、社内でも社外でも仕事がうまくいくようになります。聞き上手になって周りの人を上手に動かせる人間になりたいという方は続きをチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは人の行動を変えられると思いますか?!」【聞き上手の力】

一問一答「あなたは自分の欲しい成果を得るために何が必要だと思いますか?」【超仕事力】

あなたは自分の欲しい成果を得るために何が必要だと思いますか? 今回は、会社で正当な評価を受けるための方法についての相談を元に、アフターコロナの仕事やキャリアを見据えて求める成果を得るために必要な要素について解説していきます。 Q. 25歳の女性です。部署を任されていますが直属の上司に手柄を横取りされます。私が提案した改善案も全て自分が改善したとトップに報告します。実際に女だからといって話が通じない場面もあります。どうすれば正当な評価を受けるでしょうか? 大事なのは改善策を作る能力であり改善策そのものではありません。 その直属の上司は、あなたの改善策を使えば使うほどあなたを手放せなくなります。 そして、地位が上がれば上がるほどあなたが離れていくことを恐れるので、結果的には、裏からその上司をコントロールできる立場になれます。 給料を上げる交渉もできるようになるでしょうから、もう少し頑張って籠絡させた方がいいと思います。 その籠絡させる方法についてはこちらの本が参考になると思います。 以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。 コロナ後のチャンスを掴むには?! コロナによる影響が大変な状況で、コロナの後のことを考える余裕もないという人も多いと思います。 ですが、感染症の歴史などを見てみると、このような大きな感染症やパンデミックが起きた後には、経済が大きく発展したり特定の領域の成長が著しく加速されるということがあります。 このような感染症や経済的な危機が起きた後というのは、実はそこにチャンスがあったりもします。 今までの常識ではなく、これからの成功常識を考える必要があります。 かつて成功するために必要だとされてきた能力は今の時代では役に立たないことが多くなってきていますし、この状況はますます加速するはずです。 例えば、言われた仕事を早く終わらせる能力であったり、すぐやる能力などが重要と言われることもありましたが、これからの時代ではあまり役には立ちません。 これはどんなにスピードを極めても AI や機械に勝つことはできないからです。 人間にしかできない能力を伸ばしていくということが、これからの時代ではポイントになります。 あなたの将来性がわかる7つの成功予測因子 自分のキャリアや仕事の将来は一体何で決まるのか? これを教えてくれる成功予測因子について7つのポイントを紹介させてもらいます。 これを理解することによって、自分がどのような能力を伸ばすことができれば、将来仕事で成功する可能性が高くなるのかということが見えてきます。 まずその7つのポイントについて紹介しておきます。 1. 基準識別能力 2. 成果を決める3つの性格 3. SNS 上の3つの行動 4. 手を使う頻度 5. 暗黙の動機 6. ルーキーズマインド 7. 引き算の解決 これらの7つのポイントを意識することで、将来的に成功する可能性が高くなります。 研究では、この7つのポイントについてその人の行動をチェックすることで、その人の将来的な成功をかなりの確率で予測することができると言われています。 これらを意識することで仕事に対するプラスは何かしら必ずあると思います。 基準識別能力:ATIC(the ability to identify criteria) これは近年非常に大切だと言われている能力です。 職場のように自分が周りから見られたり評価される場面で、自分がどれくらいの成果を出したらいいのか、自分のパフォーマンス基準を認識する能力のことです。 例えば、人によっては本当は期待されていて色々な事をしなくてはいけないのに、「自分はどうせ期待されていないからそんなに働かなくてもいいのではないか」と考えてしまう人もいます。 周りの人が期待しているレベルまで仕事をしていないわけですから、こうなると当然評価はされません。 一方で、それほど多くのことを求められているわけではないのに、「自分はもっと頑張らないとこんなことではクビになってしまう」と考えてしまうとメンタルがやられます。 他人からの期待を勝手に大きく背負い過ぎてしまい自滅することもあります。 自分が職場でどれぐらいのことを求められているのかということを正しく知る能力が、実は僕たちの成功を左右します。 例えば、自分の上司がどのようなところを重要視しているのか、面接の場面であれば、面接官がどこを重視しているのかということを正しく推測する能力です。 ビジネスであればお客様が何を求めているのかニーズを把握する能力です。 いわば評価体系を正しく把握してゲームをハックする能力だと言えます。 自分への期待を大きく背負いすぎてしまうと、それによって努力して成功する可能性もありますが、当然ですがそんな努力はいつまでも続きません。 逆に、自分への期待を過小評価してしまうと、当然成果が出るわけはありませんし周りからも認められないので成功しません。 YouTuber であれば、アナリティクスをちゃんと分析して、今 YouTube で求められているものや自分に求められているものを正しく理解することが必要です。 自分が求められているものがわかればやるべきことがわかります。 それによって結果も成果も出やすくなります。 チューリッヒ大学の研究で、過去の仕事におけるパフォーマンスの研究を参照しつつ、基準識別能力がどれぐらい仕事の成果に影響を及ぼすのかということを調べています。 その結果、この基準識別能力のスコアが高い人ほど全体的な評価は高くなり、それは認知能力以上の効果を示していました。 認知能力は頭の回転の速さのことですが、頭の回転の速さよりも自分が何を求められているのかということを把握する能力の方が重要だということです。 頭がいい人よりも仕事で評価されるし成功する可能性が高いです。 頭がいい人も職場で評価される可能性は高いですが、それは基準識別能力が高いことが影響しているからでした。 基準識別能力が高いと人間の認知能力にも影響を与えるので、頭のいい人が成功するのではなく、基準識別能力が高い人は自然と頭も良くなり、結果的に評価され成功する可能性が高くなるわけです。 自分の力を見誤る人は失敗します。 自信過剰になってスベることもあればチャンスを逃すこともあります。 それを防ぐ為にも自分をちゃんと客観的に見る能力が必要になります。 それが頭の良さを超えるレベルで成功に影響を与えます。 職務遂行能力と基準識別能力:ATIC 別の研究で、仕事をしっかり終わらせる職務遂行能力は基準識別能力との相関が強いということもわかっています。 要するに、周りから評価されている人は仕事ができると思われていますが、これは評価されているから仕事が出来ているわけではなく、基準識別能力が高い人の方が職務遂行能力が高くなります。 基準識別能力の差をコントロールすると、職場での評価と仕事で実際に出した成果は関係なくなってしまったということです。 ですから、仕事をちゃんとできる人は自分が何を求められているのかを正しく把握する人であり、周りから好かれたり社内政治が上手な人や頭がいいだけの人ではないということです。 学歴や社内政治よりも、自分が何を求められているのかを把握する能力が高い人の方がはるかに成功する可能性が高いです。 例えば、最初は受付やアルバイトから会社に入って、「みんなが何を求めているのか」ということを常に考えながら自分に任されている以上の仕事をした人が徐々に評価されて結果的に社長に上り詰めたという人もいます。 何を求められているのかを把握することができる人は着実に階段を上っていきます。 これは長い人生の中では人の上に立つことができる可能性が大いにあります。 自分の能力や給料を高くする方法を考えるよりも「自分が何を求められているのか?」ということを意識した方が成功しやすくなります。 研究者のコメントとしては、現代の多くの仕事、特に、管理職のような仕事になると周りの人が自分に何を要求しているのかということを理解する能力が最も重要になると言われています。 確かに、管理職となると現場の人たちが何を求めているのかということを把握して調整しないと、みんなが働きやすくなることもありませんので組織として結果も出ません。 市場や社会がどんなサービスや商品を求めているのかということがわからなければ方向性を定めることもできません。 社会的に上に行けば行くほどこの能力は必要になります。 現場にいる間に自分に求められていることを把握する能力を鍛えておけば、上に行けば行くほどその能力は力強い武器になります。 基準識別能力:ATICを鍛える方法 では、この基準識別能力を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか。 このためには「自分の強みを理解すること」と「客観的に自分を見ること」、この2つから始めるのが良い方法だと思います。 「自分の強みを理解する」 VIA 強みテストという自分の強みを理解するための心理学的なテストがあります。 そんな自分の強みを理解するためにはこちらの本を読んでみてください。 強みの育て方 「24の性格」診断であなたの人生を取り戻す 「客観的に自分を見る」 自分の客観性を鍛えるのであればこちらを使ってみてください。 客観性というものは自分のバイアスを取り除くことでしか鍛えることはできません。 思い込みの強い人は、自分に何が求められているのかいつまでたっても気づきません。 自分の見栄や思い込みを取り除いて客観性を身につける方法について学ぶことができます。 こちらは Amazon の Audible であれば全部無料で聞くことができるキャンペーンの対象になっています。この機会にまだの方はチェックしてみてください。 超客観力 周りに求められているパフォーマンスを把握する能力:基準識別能力(ATIC)が成功するために必要な7つの能力の1つ目でした。 成果を決める3つの性格 仕事の成果を決める3つの性格がわかっています。 これは鍛えることができる特性です。 仕事では正直さや謙虚さが大事だと言われますが、ベイラー大学の研究で、具体的にどのような特性が重要になるのかということを調べてくれています。 医療関係のサービスをしている269人を対象に、それぞれの参加者の上司の人にアンケートを行い仕事ぶりについてチェックしています。 その上で全員の性格分析テストを行い、どのような性格の人が職場でパフォーマンスが高く評価されるのかということを調べました。 その結果、やはり正直さや謙虚さのスコアの高い人ほど上司から高い評価を得ていました。 この正直さや謙虚さというものは人間の性格として何を表すのかと言うと3つのポイントがあります。 ポイント1 :公正であること 誰かをひいきしたりするのではなく誰に対しても公正であることが重要です。 ポイント2 :欲深さの回避 自分の欲深さについても他人の欲深さについても可能な限り回避します。 欲深い行動も取らないし欲深い人には近づきません。 お互いにフェアに仕事をしようとします。 ポイント3 :誠実さ 真面目にコツコツと仕事をしたり自分のやるべきことを続ける力です。 これらを高いレベルで示している人が仕事で成果を出しやすくなり評価も高くなります。 常にフェアで変に欲深くならず真面目にコツコツ続けることが、仕事ではやはり評価されるわけです。 仕事で頑張っている人が評価されるのは当たり前です。 頑張っていない人が評価されず適切な罰を受けるのも当たり前です。 フェアな人は自分に対しても厳しさを持っています。 人は誰しも自分には甘くなってしまいますので、少し自分に厳しいぐらいが他人から見た時にはフェアです。 人間には誰しも欲があります。 誰でもやりたい事がありもっと稼ぎたいと思います。 欲があるのは構いませんが欲深くなるのは危険です。 自分のレベルを超える欲は現実逃避かズルや不正につながります。 そして、公正さと欲深さの回避を保ちながらコツコツと仕事を続けることです。 これが仕事で結果を出して評価されるために一番いい方法です。 ちなみに、この正直さと謙虚さのスコアの高さは、性格分析テストの5因子よりも仕事の成果を正しく予測することができたそうです。 ですから、仕事の成果だけを考えるのであれば、その人の性格全体を見るというよりは正直さと謙虚さに注目して、特に、先ほどの3つのポイントを見ることが重要なようです。 このような特徴は仕事を一緒にする人を選ぶ時にも投資をする時にも重要な判断基準になります。 「正直さと謙虚さを身につける」 身の丈を超える欲深さを抑えたりコツコツ物事を頑張る力を鍛えるための方法として、こちらもおすすめの本を紹介しておきます。 誠実性を高めるためには瞑想やマインドフルネスが一番です。 瞑想やマインドフルネスについては、こちらもオーディオブックであれば無料で聞くことができるので使ってみてください。 自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス 自分の性格を理解したり性格の使い方についてはこちらの本が役に立ちます。 自分の性格の活かし方について学ぶことができます。 自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 2つ目の成功因子が、性格についての3つのポイントでした。 SNS 上の3つの行動 北イリノイ大学の研究で、SNS 上である行動に関する投稿の頻度が多い人ほど、仕事における業績も高くなり成功する可能性が高くなるということがわかっています。 実験では Facebook が使われていますが、Instagram でも同じだと思います。 そんなSNS 上でわかる特徴と残りの成功を決める予測因子について知りたい方は続きをチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは自分の欲しい成果を得るために何が必要だと思いますか?」【超仕事力】

一問一答「あなたが今まで最も心を動かされた言葉はどんなものですか?」【超文章力】

あなたが今まで最も心を動かされた言葉はどんなものですか? 文章を書くことが得意だと自信を持って言える人は少ないと思います。 ですが、文章を書くことを仕事にしている人以外でも、伝わる文章を書く力は今の時代とても必要になる力です。 何か商品やサービスを売る場合のキャッチコピーを作ったりセールスレターを書く場合でも、LINE のやりとりでも SNS の投稿でも伝わる文章を書く力は欠かせなくなっています。 LINE でメッセージを送る時も、伝えたいことをコンパクトにまとめることができず、だらだらと長い文章を書いて結局伝わらなかったというようなことも起きてしまいます。 今回は報告書を上手に書ける方法についての相談を元に、相手に伝わる文章力についてまとめさせてもらいます。 Q. 報告書などの文章がうまくなる方法はありますか? オーディオブックなども活用して、長い文章の論理構造をたくさん頭に入れるということが大切になると思います。それにより自然と文章力もついてくると思います。 『人を操る禁断の文章術』も読んで頂ければ、うまい文章は書けるようになります。 業務上の綺麗な言葉を書けるようになりたいというのであれば、論理展開がしっかりしているような本を読むようにした方がいいとは思います。 日本語の字幕を出しながら英語の映画や動画を見てみるのもいいと思います。 英語は論理が結構しっかりしているので、よほど翻訳がおかしくない限りは、接続詞などもしっかりしていると思います。字幕を追いながら見るようにすると、論理展開もしっかりしてくると思います。 以上がDaiGo師匠のアドバイスです。 人を操る禁断の文章術 心を動かす文章の3つの原則 『人を操る禁断の文章術』でも詳しく解説していますが、人の心を動かす文章には3つの共通点があります。 「あれもこれもと書きすぎない」 「きれいな文章を書こうしない」 「自分が書きたいことを書かない」 心を動かすということは、相手に何かしらの行動を起こさせたい状態にさせることです。 あれもこれもと書きすぎてしまい、自分でも後から読み返すとよくわからない文章になっていることがありませんか? これは意味が伝わらないのは問題外ですが、そもそも文章にはあえて余白を残して相手に想像させる部分も必要です。 相手がイメージできるだけのシンプルさが必要になるということです。 いくら一生懸命文章を書いたとしても、論理的なだけの綺麗な文章では相手の感情は動きません。 想像力だけでなく感情も刺激するような文章が必要です。 そして、当然ですが自分の伝えたいことを書くだけでは相手の心が動くはずがありません。 自分が誰に向けてどのような思いを伝えたいから文章を書くのかよく考えてください。 これはメールやメッセージひとつでも同じです。 相手の気持ちや状況を推測することなく一方的に自分の考えだけを書いては伝わるはずがありません。 LINEでの連投ってどうなの? LINE やメッセージで相手にわかってもらいたいと思って、短い文章を何度も連投したりしていませんか? 短いメッセージを何度も連投した場合と長いメッセージでまとめた場合でどちらの方が相手への影響力が高まるのか調べた研究があります。 やたらと長いメッセージを送られると面倒に感じるような気もしますが、これについて調べてみると、長い文章でまとめて送って相手に考える余地を与えた方が影響力が高まるそうです。 これは Twitter でも使えます。 短い文章の投稿よりも長めの文章の投稿の方がリツイートが増える傾向もあります。 これは YouTube も同じですが、価値がある情報であれば基本的にはコンバージョンも高くなります。 これはキャッチコピーやセールスレターでも言えることで、短いコピーの方が読んではもらえるけれど、ある程度の長さがあった場合の方が読み終わった後に購入してくれる可能性が高くなったりもします。 これは長ければいいということではありません。 長くても相手が読んでくれるような文章の組み立てが重要だということです。 LINE やメッセージでは相手が思わず読んでくれるような長めの文章を一度にまとめて送った方がいいです。 文章はしっかり考えてください。 1行目は2行目を読ませるためにあります。2行目は3行目を読ませるために、3行目は4行目を読ませるために、そして、すべての文章は一番最後の皆さんが相手に行動を起こしてもらいたい内容のために存在します。 読み進めることにより人間は説得されやすくなるので、しっかり計算して作った場合に関しては、長い文章で1回にまとめて送る方が効果的だということです。 これが思わず読んでしまう文章です。 スティーブン・ピンカーの文章術4つのポイント ハーバード大学の心理学教授でスティーブン・ピンカーさんという非常に有名な方がいて、この方の本は文章以外も非常に面白いです。 『暴力の人類史』『心の仕組み』などかなり面白い本も出されています。 暴力の人類史 上   心の仕組み 上 (ちくま学芸文庫)   そんな面白い本も色々と出されている方がより良い文章を書くための方法について心理学と言語学の両方の観点からまとめてくれています。 これをもとに皆さんがより良い文章を書くための方法について解説していきます。 顔を出して解説するような人でなければ、皆さんがビジネスで成果を上げる最も良い方法は文章力を高める方法だと思います。 文章力やキャッチコピーを作る力を鍛えること、これはネットで商品やサービスを売ろうと思った場合には特に重要になります。 文章力は稼ぐ力だと言っても過言ではありません。 伝わるいい文章とは、複雑でわかりにくい文章ではなく 、わかりやすいけれど内容が損なわれていない文章と定義します。 わかりやすいだけで内容が適当では意味がありませんし、含蓄のあるいいことを言っているけれど何を言っているのかわからなければ意味はありません。 この微妙なバランスを取らないと、特にビジネスの場合には見てもらえません。 小説であれば読んでもらえるかもしれませんが、セールスレターなどでは読んでもらえないということが前提になります。 その前提で文章を書くには、よほどわかりやすく書く必要があります。 ビジネスで使える文章の作り方やキャッチコピーについてはおすすめの本がいくつかあります。 キャッチコピーを学ぶのであればこれは絶対に読まなくてはいけない本です。 僕もいつも読み返している本です。人は誰でも時々読み返したりしていないと知識の実践は難しくなります。 ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則   文章に関しては以前に本も出させてもらっていて、こちらはメールなどでも使える文章のテクニックを紹介しています。 人を操る禁断の文章術   ストーリーの作り方について考えるのであればこちらの本が役に立ちます。 ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫) 人の心を動かすという点では、そのための影響力を学ぶことも重要です。 こちらは Amazon の Audible であれば全部無料で聞くことができるキャンペーンの対象になっています。 超影響力~歴史を変えたインフルエンサーに学ぶ人の動かし方 (単行本) まずはハーバード式の文章を書くときの4つのポイントを紹介させてもらい、その後に、逆ピラミッド法と呼ばれる昔から使われるジャーナリズムの基本にもなる方法についても紹介させてもらいます。 日常的なやり取りに使えるものから、難しい内容を解説したいとか相手を説得したいという時に使える方法まで解説していきます。 日常使いとしてはハーバード式の文章術で十分に役に立つと思います。 文章術のポイント1 ・視覚的であれ、会話的であれ 人類の進化の観点から見ると、人類の長い歴史からすると文字の発明はわりと最近のことです。 人間は文字を読むのではなく、生き物や物体を観察して認識していた時代が長かったわけです。 文章よりも先に視覚や会話がありました。 目で見て物事を判断していた人類は、後に会話することを手に入れて、その会話でのやり取りをしていた期間がかなり長く続いています。 口伝と言いますが、物語の形式にして親から子供へ、子供から孫へと語り継いだストーリーが世の中にはたくさん残っています。 それが文字が発明されて以降に残されるようになりました。人類の歴史の中では、文字として残っていない歴史の方がはるかに長いわけです。 そう考えると、人間の脳はそもそも文章を理解するようにできていないと言えます。 文章よりも、目で見てわかる絵などに反応しやすいし会話の方に反応しやすいのが人間です。 だから、マンガは誰にでも読みやすいわけです。 ですから、相手に自分の文章を読んでもらいたいと思うのであれば、視覚と会話に訴えることが重要です。 これが「視覚的であれ、会話的であれ」というアドバイスです。 人間の脳の1/3が視覚に使われています。 ですから、まるで目の前でビジュアルを見ているかのような文章を書くか、耳で声として聞いているかのような文章を書くことが大きなポイントになります。 スティーブン・ピンカー博士は、「哺乳類は基本的に脳の1/3を視覚に使い、触覚・聴覚・動作・空間認識などに使っている。そのため理解したと思うという感覚から、自分が完全に腑に落ちたという感覚に移行するには、自分の視覚と動きで体感する必要がある」と言われています。 ですから、会話調の言葉遣いで文章を書かないと相手に読んでもらえる可能性は減ります。 文章を書く時にも会話として口に出しながら書くようにしてください。 人間の脳の視覚を司っている部分や言語を司っている部分など、様々な役割がありますが、これは完全に区別されているわけではなく上手に組み合わせて使われています。 ですから、具体的な言い回しや目の前に風景が広がるような表現が文章の中でできると、相手は文章を読んでいるけれど風景を見ている時と同じように脳が働いて理解を助けてくれます。 会話的であれ=「頭がいいフリをするな」 難しい研究をしていたり普通の人にはわからないような本を書いている人でも、日常生活では普通にわかりやすい会話をしているものです。 普通に話したらわかりやすく会話をすることができているのに、文章になった途端難しい表現を使ったりわかりにくい言葉を使う人が結構います。 自分のことを頭が良く見せたいために、ややこしい文章を使ってしまう人がいますが、これは余計に頭が悪く見えてしまいます。 自分の印象を良くしようと思い難しい表現を使うというのは、相手からの印象はかえって悪くなり伝わるものも伝わらなくなってしまいます。 その文章を読んでいる人に語りかけるようなわかりやすい文章にしてください。 これによって読んでいる人の脳の負担が減ります。 書いている人に対しての好感度が増して文章に対する信頼性も上がります。 良い文章は読んでいる人に理解を生んで自分は天才かもしれないと思わせます。 悪い文章は読んでいる人に自分はバカだと思わせてしまいます。 そのためには、読み手は自分の気の合う友達だと思ってください。 自分と同じぐらいの知性を持っている仲の良い友達を想像してください。 「ある程度頭が良くて自分をリスペクトしている読み手に対して、彼らが知らないつもりで書く」というのが博士がおすすめしている方法です。 要するに、読み手の人をバカにするわけでも、読み手に対して自分が凄いというところを見せるわけでもありません。 同じぐらいの頭の良さの友達に対して、自分が凄いということを見せる必要もありません。 それぐらいのイメージで会話的に説明するようにしてください。 自分の中で自問自答しながら文章を書いてみるのが良いと思います。 説明したい事柄についてどういう意味なのか質問する人と、それをわかりやすく説明しようとする人の一人二役が自分の中にいるつもりで、会話としてやり取りをしながら文章を書いていくと筋が通る文章になります。 人は自分1人で文章を考えていると論理を保つのが難しくなりますが、聞いている人がいることを想像すると、その人がちゃんと付いて来てくれているかどうかを確認しながら文章を考えることができます。 これだけで論理的な文章が書けるようになります。 ポイント2 :知識の呪いに注意せよ 人間というものは、自分の知識を他人が持っていないということを想像することがなかなかできません。 このバイアスを知識の呪いと言います。 人は自分が知っていることを相手も知っていると思い込んで喋ります。 これではちゃんと指示をしていないのに「常識で考えればわかるだろ!」と怒る上司です。 人類はみんな考え方も違うし望むものも違うし守りたいものも違います。全てが違って普通なんてありません。 特に知識においてはその差は結構あり、自分が持っている知識を相手が持っていないことは珍しくありません。 それなのに、人は気づかないうちにこれを排除してしまいます。 自分は社会の一員だから、自分が思っていることは皆も思っているに違いないし、自分が知っていることは皆も知っているに違いないと思い込んでしまいます。 人は自分の知っている知識を常識だと思い込んでしまい、文章を書く時にもそれを省いてしまいます。 そうなると、読み手に対して何も伝わらないことになります。 この知識の呪いを打ち砕く方法はかなり少ないです。 少ない中でも効果がありそうな方法としては、自分にとっての読者に近いであろう人に自分の文章を見てもらい、ちゃんと意味が伝わるかチェックしてもらうのが一番です。 書いた文章を第三者に読んでもらうだけで、かなり感覚は変わります。 どんなに上手な文章が書ける作家さんやプロのライターでも必ず編集者が必要となる理由がここにあります。 知識の呪いによって読者が置いてきぼりにされてしまう可能性があるからです。 自分以外の誰かに文章を見てもらうというのは重要なポイントです。 ここから先の残りの2つのポイントと逆ピラミッド法について知りたい方はぜひ続きはチェックしてみてください。 文章力を身につけると、ビジネスや副業に活かすことができるだけでなく、自分で文章を書いたり本を読むのも楽しくなります。 そんな方法について学んでいただけたらと思います。  

一問一答「あなたが今まで最も心を動かされた言葉はどんなものですか?」【超文章力】

一問一答「あなたは得た知識を実践で活かすためにどのような工夫をしていますか?」【理解を深めるトレーニング】

あなたは得た知識を実践で活かすためにどのような工夫をしていますか? 皆さんは日々いろいろなことに取り組み学んでいると思います。 ますます時代の変化が激しくなっている今、今までの常識とは違うことが次々出てきていて、僕たちはそれについて学んだり理解を深める必要があります。 そういう意味では天才もそうでない人も同じようにスタートラインに立たされています。 であれば、どうすればより効率的に理解を深めることができるのか。 読書でも勉強でもビジネスでも、より深い理解ができているからこそ人に解説することもできます。人に伝わる解説ができるということは、それだけ深い理解をすることができているということです。 今回は、本の要約アプリについての相談をもとに、前回も解説させてもらった解説力の実践的なトレーニングについてまとめておきます。 Q. 毎日読書をしていますが、本の要約アプリは効果があるのでしょうか? 読書好きからすると超絶邪道だと思っています。 本は情報を頭に入れるものではありません。 本というものは、そこに書いてある情報を人に伝えようと思って自分の頭の中で要約することで初めてその内容が頭に入ります。 ですから、本の要約アプリで本を読んでいる人は内容が頭に入っていないはずです。 ある程度情報として入っていても、それを人に伝えたり日常生活で使えるレベルになっていません。 流行りの本の話題にはついていけると思いますが、自分の人生に大きな影響を与えるような深い思考はできません。 本の要約アプリで100冊読むのであれば1冊の本を読んだ方がいいと思います。 その方が経験としても思考としてもより深くなります。本を読むのはインプットするためではなく、向き合って考えるためです。 以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。 解説力を高めるトレーニング 解説力を高めるために日常的に行えるトレーニング方法について紹介させてもらいます。 前回紹介したような、どのようにして相手に納得してもらうかという伝わる解説のためのメソッドも重要ですが、普段から自分の表現力を磨くトレーニングもあります。 日常の中で誰かに何かを説明するときにも、それは自分にとってトレーニングだと思ってすれば、失敗しても大丈夫と思えるようにもなり、そのモチベーションも上達のスピードも全く違ってきます。 世の中には皆が理解できないような難しい概念を説明することで成功した人もいます。 彼らが使っていた解説方法をベースにして、皆さんが日常の中で使えるトレーニング方法を紹介させてもらいます。 天才物理学者リチャード・ファインマンの解説力 リチャード・ファインマン博士はとんでもない天才で、大学院在学中にマンハッタン計画に参加したほどの人です。 彼の授業はとてもわかりやすかったそうですが、本当に物理が好きすぎて物理以外は全く興味がありませんでした。 名誉もある団体の代表や理事などの依頼も多かったそうですが、それらは全て断っていたそうです。 大きなことを成し遂げたり、他の人が出来ないことを成し遂げたりするためには、余計な約束や余計な業務は抱えられません。 だから、まわりにそれを発言しなければならない。無責任だから・・・と言っておく必要があります。 これは、リチャード・ファインマン博士の名言です。 彼は、自分のことを「社会的無責任論者」と呼んでいました。 自分は無責任だから責任ある仕事は出来ないと言い切ることによって、余計なものを全て放棄し、自分のやるべきことに集中することができて、初めて大きなことが成し遂げられるということです。 そんな事を言うと、会社にいられないという人もいると思いますが、それは自分で選んでそこにいるのですから仕方ないです。 過去の自分の選択は、今の自分が選択しなおしさえすればいくらでも変えることは出来ます。 変えるならば今です。 自分で選択したことで今がある。そこに不満があるとしたら、今自分が決断すれば、いくらでも未来は変えられると考えることが大事です。 「社会的な責任は一切取れない。そうでもしないと物理に集中できないから。」 このように言われていて、実際に、物理の世界で歴史に名を残す発見なども数多くされました。 「ファインマン・テクニック」 そんな間違いない天才物理学者のファインマンさんが実践していた解説力を高めるためのトレーニング方法があります。 これは何かを学習する時と誰かに物事を説明する能力を鍛えたい時、この両方で高い効果を発揮するということが分かっています。 非常にシンプルな構成でできていますが、何か新しい知識を自分の頭に入れる時にも説明力を使うことができます。 説明力の高い人は、新しいことを学んだり本を読む時にも「それをどのようにしたらわかりやすく説明できるだろうか?」ということを常に考えています。 説明力が低い人は、自分の言葉に言い換えたりわかりやすく表現を変えたりすることなく、見たものをそのままインプットしようとしてしまいます。 そうなると、当然説明はヘタになりますし自分の理解も進まないわけです。 ですから、このファインマンさんのテクニックは、自分の勉強の効率も上げてくれますし他人に物事を説明する能力もあげてくれる素晴らしいテクニックです。 インプットとアウトプットの両方の能力を高めてくれる方法です。 これは全部で3つのパートで構成されています。 1. 子供に教えるつもり 2. レビュー 3. 整理とシンプル化 この3つの要素についてマスターするだけです。 物理学というものは非常に難解な理論に基づいています。それをインプットするためにもアウトプットするためにも役に立っていたテクニックです。 ちなみに、ファインマンさんの本は非常に面白いです。 読み物としてとても面白いのでチェックして下さい。 ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫) ファインマン・テクニックその1 :子供に教えるつもり 勉強中にノートを取ったりする時に、ただ箇条書きにしたり覚えるべきことをそのまま書く人が多いと思います。 それは今日からやめてください。 まるで子供に教えるかのような言葉遣いでノートをとってください。 ノートを開いたら、まず一番上に自分が学習(説明)したい項目について、できるだけ短い文章で書いてください。 これはタイトルのような感じです。 例えば、「デフレの影響とは」「量子力学とは」など、短くタイトルやキャッチコピーのように書いてください。 そして、その下に「その内容を子供に教えるにはどうすればいいだろうか?」と考えて、その項目について知っていることを全て書き出していきます。 本を読んだり勉強している場合には、その中から必要な項目をすべて書き出していきます。 ノートをとる時の一番のポイントは「それを子供に教えるにはどうすればいいか?」ということを考えながらノートをとることです。 これは本を読む時にも新しい知識を学ぶ時にも使ってください。 子供に教えるつもりで考えていると難しい部分を省くことができるだけでなく、自分が本当に理解していない部分が見えてきます。 子供に教えることができるぐらいの内容にするには完全に理解する必要があります。 それができていないとシンプル化した瞬間に意味を損なってしまいます。 子供に教えるつもりで考えることで、自分の理解度を高めることもできますしアウトプットも上手になります。 これを常識を超えるレベルの天才が考えていたということがすごい気がします。 ファインマンさんは皆が理解できないような難しい理論や概念を理解していた人です。そんなレベルの天才が子供に教えるつもりで常に考えていたわけです。 ということは、ファインマンさんほどの天才ではない僕達はもっとこれを意識するべきです。 この子供に教えるつもりで考える時には、その子供を具体的に想定してください。 原因と結果というような基本概念を理解するために十分な語彙と注意力を持っている12歳ぐらいの子供の設定が望ましいそうです。 そういう意味では、真面目でいい子な中学1年生ぐらいの子供に説明する時に、それをどのように説明するだろうかと考えると非常にわかりやすい説明になるということです。 中田敦彦さんのYouTube はわかりやすくて定評がありますが、確かに中田さんは子供が見てもわかるようにされています。 ですから、実際に子供達も見ていますし受験生も参考にしていることも多いようです。 この子供に教えることを意識することで、より物事を深いレベルで理解することができて、その物事の間の関連性やつながりについてシンプルに認識することができるようになります。 僕たちが知識を覚えてもなかなか役に立たないのは、この作業を行っていないからです。 子供にも説明できるようにするには、その物事をかなり深いレベルで理解する必要があります。子供にも説明できるぐらいまで理解することができていれば、それを実生活でも役に立てることができます。 そして、それぞれの物事がとても複雑で難しいものであっても、子供に説明できるぐらいまでブレイクダウンすることができていると、その本質的な部分の類似点や共通点も見えてくるようになります。 それによって知識がつながり、実践でより使うことができるようになるわけです。 例えば、今微分積分の問題を出されてさっと答えることができるでしょうか? 数学がよほど好きな人でなければおそらく忘れていると思います。 この微分積分を中学1年生の子供に分かりやすく説明できるぐらいまで理解することができていれば、日常生活でもこの微分積分の考え方は使えるようになります。 12歳の子供に物事を教えるつもりで、知識を学んだり勉強したり理解するようにしてください。 これだけでもかなり変わります。 もちろん、いくら頑張っても子供にわかりやすく教えることを優先すると物事の正確性が失われる場合もあります。 多少物事の本質がずれてしまう場合もありますが、それはそれで問題ないと思います。 本質とはずれているけれどこの説明や認識がわかりやすいと考えてそうしている場合には、自分がその違いを理解していれば問題ありません。 元の意味を損なうことなく目的をもって情報を変えるのは誰でもすることです。 例えば、皆さんがレストランに行って、シェフが「素材の味を大切にしている」と言って食材がそのままテーブルの上に出てきたらさすがに腹が立つはずです。 素材の風味を多少損なったり形は変わったりするけれど美味しい料理を作るのがシェフの仕事です。 シェフは元々の食材の特性を理解しているからそれができます。 それを理解していない人が形を変えるとただの失敗料理です。 とかく今の世の中では、少し説明が違ったり間違ったりするだけで批判されたり叩かれたりしますが、それを分かった上で子供にわかりやすく変えるのであれば問題ないと思います。 ちなみに、ノートの取り方についても勉強した方がいいと思います。 これについては、こちらを参考にしてみてください。 DaiGo師匠も実際に学生の頃から使っているインプットのためのノート術なども紹介させてもらっています。 あなたの知識を驚くべき結果に変える 超戦略ノート術 ファインマン・テクニックその2 :レビュー 先ほど本質を損なってしまう場合があるという話をしましたが、それを補ってくれるのがこのレビューというテクニックです。 子供に教えるつもりで学習したり理解を深める時には、以下の3つのポイントに留意してください。 ①重要なのに忘れていた知識は何だろうか? ②スムーズに説明できなかったパートはどこだろうか? ③変数がどのように相互作用しているのか、うまく説明できなかったパートはどこだろうか? 変数の相互作用というのは、A が変われば B が変わり、B が変われば C が変わるというように物事には相互作用が必ずあります。 それらの物事がどのように関わっているのか、うまく説明できなかった部分はどこかということです。 この3つのポイントに注意を向けていくと、自分の知識のギャップが見えてきます。 その知識のギャップが見えてきたら、基本的な言葉で説明できるようになるまで元の資料を読み直してください。 重要なのに忘れていた知識があれば当然復習すると思います。 説明したり理解する時に、自分の理解が曖昧なところに気づくことがあるかもしれませんが、そこでお茶を濁すことはしないでください。 あえて省略しているのとわからないから省いているのでは全く違うので、それは必ず相手にバレてしまいます。 スムーズに説明できなかった部分に注目しておくと、自分の理解を深めることができます。 物事の関連性についても重要です。 相互作用や物事や知識の関連性まで分かっていなかった部分も理解が深まっていないということになります。 それをレビューしてください。 ここまでしていただけると、物事や概念に対する理解の境界線が特定されて、自分の理解している部分がはっきり見えるようになります。 人が知識を理解しているかしていないかというのは結構曖昧なものです。 自分がそれを理解しているかしていないかという境界線がはっきりしてくるので、理解が足りない知識に対しては、それはあと何度復習することで理解することができるのかということも見えてきます。 そうすると、いつ理解できるようになるのかということがわかるようになり勉強のモチベーションにもなります。 ファインマン・テクニックその3 :整理とシンプル化 子供に教えるつもりでノートを作って、それに対するレビューも行いました。 自分にとって足りなかったところや繋がりが分かっていない部分が見えてきました。 その後に、まずはもう一度専門用語を間違えていないかチェックして下さい。 ここでもう一度専門用語をチェックすることで、気づくことができなかった意味の取り違えなどに気づけることが結構あります。 ここで改めて専門用語だけチェックしておくと理解が深まります。 専門用語は、それが何度も必要になる言葉だから専門用語を使って文章を短縮化するためのものです。 ですから、専門用語の意味と専門用語がどのように使われているのかということをチェックするだけで、意外と全体の内容を追うことができます。 これは読書でも使えます。 読書をする時には、その中でよく使われる専門用語を表紙を開いたあたりの書き込むことができるページに、10個から20個ぐらいの専門用語を箇条書きにしておいてください。 読み返す時に、その専門用語だけを折ったりその意味について考えるだけで、読書の効率的な復習になります。 これは新しいジャンルを勉強する時にも使うことができて、最初に専門用語だけをまとめた本などで専門用語の意味だけを勉強しておきます。 そうすると、新しいジャンルの本でも内容を理解しながら読み進めることができます。 子供に教えるつもりでノートを作ってレビューを行い、専門用語をチェックしたら、そこから一連のストーリーとして解説していくための準備に入ります。 ここでは、自分がまとめた内容を必ず声に出してください。 もしその説明が単純ではないとか、自分で喋りながら複雑さや混乱している感じがしたら、さらにシンプルにできないかということを考えてください。 ここでの注意点としては、わかりにくいと感じても情報を加えることはしないようにしてください。 基本的にはシンプル化です。 増やすことは誰でもできます。減らすというのは理解しているということです。 シンプルにしながら情報を損なわないようにしましょう。 シンプルにするために元の本やテキストを参考にするのはいいですが、情報を追加することはしないようにしてください。 これを何度も繰り返していくと、様々なテーマが書き込まれたノートが出来上がります。 これができたら、年に2回とか3回でいいので全てのノートを読み返す時間を作りさえすれば、全ての知識が確実に記憶に定着してきます。 ですから、ファインマン・テクニックによるノートは、物事をとことん煮詰めたほんの数行しかない本質の概念を作っていくことが目標です。 そこまでシンプルにすることができていたら、年に何回も復習することができるので、頭の中に確実に知識を定着させることができるわけです。 頭の中に確実に記憶として定着しているから例えもすぐ出てくるし、日常の中で知識を実践として活かすことができます。 ここから先は更に実践的な知識を身につけるためのトレーニング方法を解説していきます。 読書や学習を効率的に行い、実生活で使える知識にしていきたい方はぜひ続きをチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは得た知識を実践で活かすためにどのような工夫をしていますか?」【理解を深めるトレーニング】

一問一答「あなたが大切な人に納得してもらいたいことは何ですか?」【超解説力】

あなたが大切な人に納得してもらいたいことは何ですか? 人間関係の充実を考える上でもビジネスをする上でも、相手に納得してもらうことが重要になります。 今回は、要約力や説明力を身につけたいという相談をもとに、相手に納得をしてもらうための解説テクニックについてまとめさせてもらいます。 Q. 要約力や説明力を身につけたいのですがどうしたらいいでしょうか? おすすめは、3パートリストを仕事でもプライベートでも自分に染み込ませてください。 まず結論から話して、大事なポイントが3つあると伝えます。必ず話をする時に3つのパートに分けるということを心がけてみてください。 大事なポイントが3つありますということでもいいですし、序盤と中盤と終盤の3つに分けても構いません。どんな分け方でもいいので3つに分けるようにしてください。 人間は、2つでも4つでもなく3つの時が一番頭に入ってきやすくなり説得力も上がります。 以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。 相手に納得してもらうためには、当然ですが、自分の意図していることが正しく伝わることが必要となります。 相手に納得してもらう前に、相手に正しく伝えるということが必要になりますが、ここで相手との間に誤解が生まれることもあります。 この時の問題点としては以下の3つが考えられます。 解説力と理解力により伝わっていない 不信感によって信じてもらえていない 記憶違い 人間の記憶というものは結構適当なものです。 だからこそ、記憶力を高めることも重要になり、努力していないと記憶は簡単に消えてなくなり相手との間に記憶違いというものが起きてしまいます。 DaiGo師匠のアドバイスの3つのパートに分けて説明する方法を紹介したのも、わかりやすい喋り方によって記憶に残りやすくなるというメリットがあるからです。 記憶に残るから誤解されることも少なくなり、自分が伝えたい内容も伝わりやすくなります。 ですから、 相手に理解してもらいたいとか納得してもらいたいと思うのであれば、まず心がけておくポイントは3つです。 ポイント1 :記憶に残りやすい喋り方をする ポイント2 :相手に信頼感を感じさせる ポイント3 :相手の理解を深める解説力を身につける 記憶に残りやすい喋り方としては、わかりやすいジェスチャーも重要です。 ジェスチャーを使った方が、相手の理解度が高まるだけでなく具体的な話題が伝わりやすくなるということが分かっています。 さらには、ジェスチャーを使っている人の方が信頼されやすいし誤解もされにくいということも分かっています。 誤解されたくない、正しく相手に納得してもらいたい、そう思うのであれば3つのポイントにまとめるということとジェスチャーを上手に使うということを覚えておいてください。 相手に信頼感を感じさせるという点では、傾聴のテクニックやアサーションも重要になります。 ちなみに、この信頼感の為にもジェスチャーは重要です。 ゆっくりした動きで、かつ、開放的な大きな動きをしている人に対して外向的な人だと判断されるということが分かっています。 さらに、信頼感も高くて性格としては優しいイメージを持たれます。 ですから、ビジネスでも面接でもゆっくりとした開放的なジェスチャーは重要になります。 そして、何よりも重要になるのが解説力です。 今回はこの解説力について掘り下げていきます。 解説と説得と大衆煽動 相手にとってわかりやすい解説が重要です。 わかりやすい解説があった上で、そこにさらに説得力を合わせることができれば、相手の心を動かすこともできます。 ただ、わかりにくい解説の場合には、そもそも話を聞いてもらえなくなります。 特に現代ではどんなものでも良いものがあふれています。 そうなると、皆さんが何か新しいことを始めようと思っても、それがどれだけの価値があるのかということを伝えることができないので、相手の行動を変えることはできません。 この相手の行動を変えてもらいたいと思った時に、一生懸命説得しようとする人がいます。 例えば、怪しいビジネスの勧誘をされる時に、一生懸命言われれば言われるほど話が早く終わらないかと思うようになるはずです。 相手を説得するということを考えると、説得力や大衆煽動についても学んでみるのもいいと思います。 プロパガンダ:広告・政治宣伝のからくりを見抜く 影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか   国や政治家が人を動かすために使ってきた大衆煽動、DaiGo師匠の人生を変えてくれた本でもある『影響力の武器』をはじめとする説得力に関する研究もありますが、そこまで行かなくても相手の態度を柔らかに変えたいという時に必要なのは「解説力」です。 わかりやすい解説は相手に納得を生みます。 人を説得することが苦手な人でも、解説する力を身につければ相手を納得させることはできます。 納得させることができれば、相手は勝手に行動を変えてくれます。 DaiGo師匠はほとんど案件は受けることがなく自分が本当に良いと思った本やワインを紹介して多くの人が買ってくれますが、これは説得というよりは解説する力によるものだと思います。 わかりやすい解説をして、それが本当に良いものであれば勝手に相手の行動が変わります。 相手にとって都合が悪いことや相手が損をするようなことで、相手に条件を飲ませなくてはいけないとなると説得力が必要になります。 あるいは、それがおかしなことであっても相手に信じ込ませたい場合には大衆煽動まで学ぶ必要があります。 ですから、皆さんが本当に良いものだと信じているものを相手にわかってもらいたいのであれば、この解説について学ぶだけで十分です。 人を言葉で動かすという点では同じですが、それぞれ使い分ける必要があります。 オックスフォードが教えてくれる解説力 そんな説得について、オックスフォード大学が学生に向けて説得に必要な科学的な要素をまとめてくれています。 これは2011年のものですが、解説の基礎として非常に重要な8つのポイントをまとめてくれています。 解説を考える上で必要な要素をほぼ網羅してくれていると思えるぐらい分かりやすいものです。 オックスフォード大学では、優秀な経営者やソーシャルなリーダーを多数輩出していて、人前に立ってスピーチをしたり何かしらの説明をする立場にいる人たちが非常に多くいます。 オックスフォードによる解説というのは、僕たちが学んでも非常に有益なものだと思います。 わかりやすい解説の8つの必要要素 必要要素その1 :実践的な例を使いましょう 人は何かを説明するときに例を出しますが、「例え」が下手な人がいます。 大抵の場合、気の利いた例えをしようと思いながら失敗しています。 ですから、気の利いた例えを使おうとしないでください。 ただ実践的な例えが必要になります。 要するに、実践的で使える例えということです。 例えば、あるあるネタの芸人さんがウケる理由もここにあります。 多くの人が理解できて「確かによくある話だ」と思えるからです。 何かを説明するときも同じです。 難しいことを説明するときにはできるだけ短くしてください。 一言で簡単に伝えて、その上で、誰でも共感できるようなよくある内容で例えてください。 誰でも使ったことがある内容に例えるのがベストです。 この時には、相手が体験したことがある内容が使えるならそれがいいと思います。 例えば、相手が以前会話した時に話していた内容などが使えると、相手はより理解がしやすくなります。 相手が独自に持っている例を使うことができればより強力になります。 例えば、論文では「レジャー」という言葉がよく使われます。 これはそのまま伝えると具体的なイメージが湧きません。 これは「学校や仕事を離れて行なっていること」となりますので、このような場合はそれは相手に質問してもいいと思います。 それによって、相手にとってのレジャーの具体的な例が分かれば、それ以降はその具体的な例に例えて話をするようにしてください。 「サングラスひとつの商品を2000万本?!」 シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは この本の著者のジョセフ・シュガーマンという方はとても有名な人ですが、 アメリカで初めて800というフリーダイヤルを使って注文を取る仕組みを作った人で、クレジットカードで決済すると電話代が無料になるというサービスを作られた方です。 今では当たり前のようなサービスではありますが、そのようなアイデアが何もなかった時代にそれをカタチにした人です。 他にも、1986年にブルーブロッカーというサングラスをテレビショッピングなどを使い大々的に販売して、なんと2000万本以上を販売しているそうです。 たったひとつの商品を2000万本以上も売上げたということです。 この本の中に出てくるリンキングというテクニックで、売りたい商品のメリットを伝えるよりも、「相手が既に知っていることと自分の商品を結びつける」ということをする方がはるかに効果が高いというようなことが解説されています。 すでに相手が知っていることと結びつけることによって抵抗感を減らしたり理解を深めるというようなことが必要になります。 この「相手が既に知っていること」と自分が解説したいことを結びつけるために「実践的で使える例え話」が効果的なわけです。 相手が知っていることといかに結びつけるか、これを意識しながら上手に例え話を使うようにしてください。 必要要素その2 :個人的な経験の共有 自分の経験を例として使うというものです。 ストーリーテリングというテクニックがあり、人に解説する時には論理と感情の両方を合わせて使うことができます。 感情に対しても論理でも相手に訴える一番良い方法はストーリーとして伝えることです。 ストーリーの中には時系列があり、人はこの時系列を論理として捉えます。 その中の登場人物が論理的に会話をする場合もあれば、感情に任せて動いたり発言する場合もあります。 だからストーリーは面白くて引き込まれます。 感情に訴えるだけでもなく、論理で伝えるだけでもなく、感情と論理の両方がセットになっているのがストーリーです。 とはいえ、このストーリーをゼロから作るのはかなり難しいものです。 小説はだから売れます。 小説は別に実践的な内容が入ってるわけでもありませんし、エンターテイメントにはなっても、そこで読んだ内容を自分の人生に実践的に使うにはなかなか難しいところがあります。 それでも、僕たちはなぜ小説を読むのかというと、そこにストーリーがあるからです。 そんなストーリーを小説家でもない僕たちが作ろうと思ってもまず無理です。 ですから、自分の経験を使って説明するわけです。 人間は自分の過去の経験を必ずストーリーとして記憶しています。 自分の経験を上手に使うことができれば、簡単に相手にとって分かりやすい解説をすることができます。 ただ、自分の経験を話す時に、自分の感情を極端に入れなかったり、逆に、自分の感情を極端に入れすぎて時系列が崩壊する人がいます。 ここには気をつけながら、なんとか自分の経験を話している中で感情と時系列のバランスを考えてみてください。 そうやって、自分で試しながら感情と時系列のバランスを磨き上げていきます。 例えば・・・ この文献にある「コード・スイッチング」という言葉の意味を理解するために私がよくやる例を出しましょう。 私は同僚の人と話をする時には、ひとつの話の中で方言を切り替えながら話すことがあります。 例えば、地元の友達と話す時には地元の方言が出たり、留学生と話す時には英語を使ったり、仕事の相手と話す時には標準語で話すようにする、使う言葉を切り替えることがあると思います。 これが「コード・スイッチング」という言葉の意味です。 このように話すと、具体的な概念としてはよくわからなくても、言葉を切り替えて使うという意味かと理解できるはずです。 自分が普段していることや過去の経験からわかりやすい例を出すようにしてください。 例えば・・・「コンフォートゾーンから抜け出す」という言葉の意味を伝えるためにDaiGo師匠がよく使う例えがあります。 「コンフォートゾーンから抜け出す」ことは難しいものです。 それは人は慣れ親しんだところから抜け出すことに強い抵抗を持つからです。 例えば、僕がテレビをやめるという決断をした時の話をするのであれば、やはり、それによって今まで積み上げてきたものが失われる感じがしました。 さらに、これから先に何が手に入るのかも分かりませんでした。 誰に相談しても、もったいないしやめない方がいいと言われ、考えれば考えるほど恐怖感が募るばかりでした。 このように話すと、相手も自分が何か新しいことに挑戦しようと思った時には手放すことを恐れるような気がすると感じるでしょうし、将来に不安を感じるというのも納得できると思います。 このように自分の経験をベースに例え話をすることによって相手に伝わりやすくなります。 これは当たり前のように思うかもしれませんが、実際に意識してしている人はほとんどいません。 これにはさらにメリットがあり相手の共感を得ることもできます。 特に、自分の経験の中でもつらかった経験や悩んだ経験を話すことができる人は相手に信用されやすくなります。 その信用を獲得するという点でも、自分のストーリーを話すというのは結構重要になります。 ストーリーテリングについては、これらの本がどれも参考になると思います。 心に刺さる「物語」の力 ──ストーリーテリングでビジネスを変える (フェニックスシリーズ) 「感情」から書く脚本術 物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術 記憶に残りやすく喋ることが大切になります。 そのためにできる方法としては、論理的な解説だけでなくストーリーも付け加えて話すことです。 この力を鍛える方法としては、名言や逸話の本を読んでも結構ですが、映画やアニメのストーリーでも結構です。自分がそのストーリーに何かしらの感銘を覚えた時には、それをメモしておくことをおすすめします。 そんなメモがたくさん溜まってくると、徐々に使いこなすことも出来るようになります。 使いこなせるようになると、他人に何かしらの話をする時も説得力が上がりますし、人を自然と動かす解説力も身につきます。 ここから先は解説の必要要素の残りについて具体的に説明していきます。 ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたが大切な人に納得してもらいたいことは何ですか?」【超解説力】

一問一答「あなたは、どんなときに幸せを感じますか?」【幸せになる科学的な方法】

あなたは、どんなときに幸せを感じますか? 幸せといっても人によって色々とあると思います。 人間関係で感じる幸せ、自分の強みを活かして感じる幸せ、色々な幸せがあるとは思いますが、今回は、人が毎日の生活の中で幸せをより感じるためには何ができるのかということを、仕事に関する幸福度の相談をもとにまとめさせてもらいます。 Q. 好きな内容の仕事をするのと、好きな人たちと仕事をするのと、どちらが幸福度が高いですか? どちらも選んだ方がいいのではないでしょうか。 好きな人達と好きな内容の仕事をするといいのではないかと思います。 ですが、一番楽しいのは自分の得意なことを仕事にすることです。自分の強みを活かすことができていると感じて、自分の好きな仲間も同じようにその強みを活かしていて、お互いに補完関係にあるというチームがいいチームだと思います。 以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。 幸せの4つの因子 1.強みを活かして成長できているか? DaiGo師匠のアドバイスにもあったように、自分の強みを活かして成長できているか、これが幸福の第一因子だと言われています。 幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書) これについては、こちらの本でも紹介されていますが、自分の強みが何なのかが分かっていたり、これは人より上手いとか、自分はこれをしている時は生きている感じがする、このような強みを活かして、自分が前に進んだり成長できている感覚があるかどうかが大事です。 自分がこれをできているかどうかを自分自身に時折問いかけるようにしてください。 自分の強みを活かすことができているか? 社会の役に立つことができているのか? 誰かの役に立つことができているのか? 自分が成長している実感があるのか? それは自分が何をしている時に感じるのか? なりたい自分になれているのか? 客観的に自分がなりたい自分になれているのかということをチェックすることが大事です。 自分の強みはなかなか自分では気づけないものですから周りの人や友達に聞いてみるのも良い方法です。 2.感謝できる人、感謝される人と自分が人間関係をしっかり作れているか? 自分が本当にお世話になっていると感謝できる対象を持つこと、そして、自分が誰かに感謝されているという感覚を持つことです。 DaiGo師匠の場合であれば、皆さんから感謝のコメントをいただくと少しでも役に立つことができていると感じることもできます。 感謝する対象と感謝されている感覚が人とのつながりをもたらしてくれます。 友達はたくさんいるのに幸せを感じられない人はこの感覚が足りないかもしれません。 誰かを喜ばせる事ができているのか? 自分を大事にしてくれる人がいるのか? 感謝できているのか? 人に親切にできているのか? これも確認して安定した人間関係を持つ事ができているのかをチェックするようにしましょう。 友人の数が多いことは幸福度にあまり関係がなく、どちらかというと友人の数よりも友人のバリエーションの方が重要だという事が分かっています。色々な職種・年齢・性別・・・様々なバリエーションの友人がいる方が幸福度は高くなります。 3.頑張ることである程度何とかなると思えるか? 頑張れば100%とまではいかなくてもある程度は何とかなると思えるかどうかが重要です。 これは成長マインドセットのことになりますが、すべての物事は自分が頑張ればある程度は何とかなると思う必要があるし、失敗したり悩むこともあるだろうけれどそれをずっと引きずることはなく、友達や家族とも喧嘩することはあってもお互い頑張れば何とかなるという感覚を持てるかどうかが大事です。 4. 他人と比べずマイペースを保てているか? これは他人との比較グセの問題です。 他者との比較が容易にできるようになった現代では特に危険です。自分を他人と比べるとどうしてもマイペースを保てなくなります。 あの人の方がお金を持っている、あの人の方がいい車に乗っている、あの人の方がいい服を着ている・・・ではなく、他人と比べず生きる事が大事です。 自分の失敗やうまくいかない理由を他人や環境のせいにせず、自分のせいなのはどこまでなのか?そして、自分が改善できるのはどこなのか?ということを考えるのが大事です。 人は誰でも幸せになるために生きています。 やりたくないことをやらないといけない時もありますが、必要なくなれば捨てればいいだけです。 迎合する事が必要な時もありますが、それで基盤が出来たら好きに生きれば良いだけです。この迎合を続けているとある日自分にとっての幸せが何なのかが分からなくなります。 人間は幸せになれることを分かっているのに、どうしても錯覚やバイアスが影響を及ぼすものですから、皆さんは、これらの幸せの因子を意識して日常の幸福感を大切にしていただけたらと思います。 他人への親切と幸福感 他人に親切にすることでドーパミンが分泌されるということが分かっていて、これを継続的に行うと、普段からの気分が改善したり、寿命が延びるというような様々な効果もあります。 ソニア・リュボミアスキーさんという幸福に関する研究をされている有名な方がいて、こちらの本はとてもおすすめです。 人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法 自分の人生に悶々としていたり、日々の生活で幸せを感じることができないとか、物足りなさを感じている人にはぜひ読んでもらいたい1冊です。 このソニアさんが行った実験で、473名の参加者を集めて全員を4つのグループに分けて6週間過ごしてもらいました。 グループ1. 社会に役に立つ行動をする(ボランティア・寄付活動・ゴミ拾い・席を譲るなど) グループ2. 特定の他者(友達や同僚など)に対して親切にする グループ3. 自分に親切にする(ゆっくり過ごすとか、自分の欲しいものを買うなど) グループ4. いつも通りに過ごしてもらえるコントロール群 6週間後の結果として、グループ1とグループ2は幸福感が激増し、日常の気分も改善し、うつ傾向のあった人もそこから改善したということも確認されています。もちろんモチベーションも上がりやる気も増えていました。 つまり、親切は目の前にいない不特定多数の誰かに対して行っても良いし、特定の誰かのために行なっても、気分や幸福度を高めてくれてモチベーションにつながるということです。 他人に親切にすることは、自分の内側にポジティブな感情を生み出して、周りの人間関係の充実や人を信じる力につながるとされています。 自分へのご褒美は自分の中で完結し無くなってしまいますが、他人への親切は、そこから新しい人間関係が生まれたり、継続的な喜びを供給してくれるものになる可能性があります。 ですから、他人への親切が、自分への親切よりも効果が高いのではないかとされています。 やる気が出ない時は、ほんの些細なことでも結構ですので誰かに親切にしてみましょう。 親切には他にも様々な効果があります。幸福感の増加・ストレス耐性やストレス解消・寿命を延ばすなど良いことばかりです。 幸せの反対が不幸ではない! 多くの人は不幸の反対が幸せだと考えていますが、そうではなく、不幸と幸福はそれぞれ独立して存在しているものです。 不幸がなければ幸福かと言えばそうではなく、幸福な人生を歩んでいるから不幸なことがないかといえばそんなこともないわけです。 不幸と幸福は全く別のものです。 例えば、ブリティッシュコロンビア大学の研究では、12291人の幸福度に関するデータを統計処理していて、その結果、収入が増えても幸福度には関係がないということが分かっています。 つまり、お金があってもなくても幸福度に関しては関係がなかったということです。 ですが、日々の悲しみや怒りなどのネガティブな感情に関しては、収入が増えることによって減るということも分かっています。 ですから、お金で幸せを買うことはできなくても不幸を減らすことはできます。 幸福感には2種類ある ちなみに、『ファスト&スロー』で有名なダニエル・カーネマン博士の2010年の論文でも、同じようなことが分かっています。 この論文では、結局、幸せというものはお金を稼いでも得ることはできず、お金を稼ぐことで感じることができる幸せと、お金を稼ぐことで感じられない幸せがあるのではないかとされています。 人間の幸福感には2種類あります。 記憶ベースの満足感 過去や未来を考えた時に感じる満足感で、例えば、去年行った旅行が楽しかったとか、来年はどんな旅行をしようかなと考えることによる満足感です。 経験ベースの満足感 今目の前で感じていることに対する満足感で、例えば、今食べている食事が美味しくて気分がいいことによる満足感です。 記憶ベースの満足感というものは、収入が増えれば増えるほど上ります。未来への心配はなくなりますし、過去に対する満足感を感じる機会も増えるので、この満足感は上がるわけです。 ところが、経験ベースの満足感というものは、およそ年収75,000ドルで頭打ちになるということが分かっています。 満足感や幸福感というものはお金により左右されるものとそうでないものがあるということです。 過去や未来のことを考えるときに幸福感を感じるには、自分の人生は自分でコントロールできているかということが大事です。これはある程度はお金でなんとかなるわけですが、今目の前で感じていることに対する幸福感というものは、お金があってもどうにもならないということです。 今目の前で起きていることに対する満足感というものは、集中力やマインドフルネスが大切で、今目の前のことに集中することができているかが大事です。 目の前のことに集中できる能力を高めるようにしないと、お金があってもいつになっても幸福にはならないのではないでしょうか。 友達と楽しいことをしている時もスマホを触っていたり、楽しい時にも余計なことを考えていると、当然幸せを感じることはできません。 このお金と幸せについて考えるのであれば、こちらの本が読みやすくておすすめです。 「幸せをお金で買う」5つの授業 (中経出版) お金をどのように使えば皆さんはもっと幸せになるのかということを教えてくれます。 10,000円から1,000円の喜びしか引き出せない人もいますし、10,000円を使うことによって100,000円の喜びを引き出せる人もいます。 僕たちは結局幸せに生きたいわけですから、資産の差は関係なく、お金の使い方の方がはるかに大事だということを学ぶことができる素晴らしい本です。 ここから先は、性格別の幸せになるお金の使い方から、人生で本当に幸せをつかむための科学的な方法についてより掘り下げて説明していきます。 今年こそは人生を変えるために新しいことに挑戦して幸せをつかみたいという方は続きをチェックしてみてください。  

一問一答「あなたは、どんなときに幸せを感じますか?」【幸せになる科学的な方法】

一問一答「あなたはこれからどんな歳の取り方をしたいですか?」【性格の老化】

あなたはこれからどんな歳の取り方をしたいですか? DaiGo師匠の質疑応答の中でも、トラウマや大きな失敗によって、それを自分の中での理由にしてしまい動くことが出来ない人が結構多いです。 自分の性格に苦しんだり、それを理由に可能性を諦めてしまう人が多いです。 今回は、「もう30歳過ぎてしまったし遅い」と考えてしまい新しいチャレンジができないという方の相談をもとに、年齢をポジティブに捉えながら、何歳になっても自分の性格をより良い方向に変えていくための心理学について解説させてもらいます。 Q. 30代女性です。私は子供の頃から母親に生きている価値がないなどと言われました。30を過ぎてようやく家業もやめて自由になりましたが、何かにチャレンジしたいと思っても「もう30歳過ぎてしまったし遅い」と考え、母親と同じ言葉を自分に投げかけてしまいます。アドバイスをください。 何かを始めるのに遅いということはありません。 これは科学的に証明されています。 人間が何歳で成功するのかということを調べた研究を見てみても、スポーツ選手など年齢が若いことが有利になる特定のジャンルを除くと、人間はいつ成功するのかはわかりません。 例えば、同じ業界でも、20歳で成功する人もいれば30歳で成功する人もいれば60歳で大きな成功をする人もいます。 ただ、この成功した人には唯一共通点があります。 それは「同じ生産性を保つ」ということです。 一定の生産性を保つから、チャンスが舞い降りてきた時にそれを掴むことができます。 ですから、大事なのは生産性を保ってさえいれば、どこかでチャンスをつかむことができるということです。 これを続けることができるかどうかで全てが決まります。 「30歳になってからでは遅い」というのは、無意識に努力しない理由を作っているだけです。 そこを考え直してみてください。 以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。 性格の老害化 「老害」とお年寄りをディスる人がいます。 確かにどうしようもないお年寄りもいますが、若い人よりも医学的に見ても脳が若い状態を保っているスーパーエイジャーと呼ばれる人たちがいたりもしますし、ひとくくりに年齢を重ねたからといって誰もが老害化するというわけではありません。 逆に、20代とか30代と若い人であっても、いわゆる若年性認知症のように若年性の老害のような状態になっている人はいるのではないでしょうか。 実際には同じような状態になっているのに、歳を取っていないから老害と言われないだけで、そういう人もいるのではないかと思ったことはありませんか? 若い人でも油断できない老害の特徴についてまずは紹介しておきます。 特徴その1 :説教が好き 本来は、説教というものは相手の行動を変えていい方向に進んでもらいたいと考えてするものです。 ところが、そもそもマウンティングされているという感覚があると、やはりそんな相手の話は聞きたくなくなりますので、年齢にかかわらずこの説教が好きというのは老害の特徴になります。 結局のところ、本当にすごい人は若い時には年配の人に学び、自分が歳をとったら若い人に学びます。 自分はこの学ぶことを大切にできているかということを考えてください。 ルーキー・スマート 年齢に関わらず、常に学び続けるということを考えるのであればこちらの本をぜひ読んでください。 特徴その2 :新しいもの=悪 これはいかにも老害というような気がしますが、老害の人の特徴としては過去こそが正義だというのが大きな特徴です。 これは、自分の過去こそが正義であり正しかったと思い込みたいということです。 後ほど詳しく説明しますが、年齢を重ねると、性格特性として開放性が減って好奇心が減ります。そうするとどんどん新しいものは受け入れることが難しくなります。 特徴その3 :社会の代表振る 自分の視点は世界全体の視点と近いし、「みんなが言っていることと自分は同じことを言っているだけ」 だから自分は正しいということをやたらと言いたがります。 何が正しいのか、自分の人生にとって何が大事なのか、このようなことを自分の力で判断することができなくなっています。 特徴その4 :やたら括りたがる 学ぶことを避けた結果、認知機能が低下して多様性を理解できなくなるので、やたらと物事を括って考えるようになります。 そのために「若い人は・・・」「年寄りは・・・」と括ります。 特徴その5 :最終的にキレる これも後ほど詳しく説明しますが、本来人は年齢を重ねるほど感情が安定してきます。 ですから、お年寄りの方が自分をコントロールする能力が高く、不安や恐怖や怒りを感じにくいので、普通であれば穏やかに丸くなります。 この最終的にキレるというのは自己コントロール能力の低さが問題ですから、これは若い人でもある問題です。 これらは、年齢に関わらず誰にでも知らないうちに起きてしまうことです。 人は意識しないと、いつのまにか好奇心を失ったりメンタルが不安定になっていたり、知らず知らずのうちに性格が歪んでしまいます。 あなたの性格は5年前10年前と比べてどのように変化しているでしょうか? あるいは、5年後10年後にどんな性格で誰とどんな人生を歩んでいるでしょうか? これは人生において「どんな歳の取り方をするか」ということに繋がります。 そんな年齢と人間の性格の変化について掘り下げていきます。 人間の性格は変わっていく 人間の性格は年齢を重ねるほど変わっていきます。 人によっては、とても素晴らしい歳の取り方をする人もいれば、いわゆる老害になってしまう人もいます。 何もしないと性格も老化します。 どのようなことに気をつけていれば、この老害にならずにいい歳の取り方をすることができるのかということを紹介させてもらいます。 実は、人間の性格というものは2年スパンくらいで変わるということが分かっています。 今の自分の性格と2年前の性格では少し違うということです。 これは自分だけでなく周りの人を見ても何となく分かると思います。 ベースの部分は変わらないし大きく違うわけではないけれど、人の性格は徐々に変わっていくものです。 DaiGo師匠の場合であれば、2年前と今では外向性はかなり違うと思います。 これはワインにハマったことが原因です。 みんなでワインを持ち寄ってワイン会をする時に、ラベルを隠してブラインドテイスティングして、みんなでワインを推測したり議論することがとても楽しくなったために、それが目的で人と会う機会が増えました。 結果的に外向性が高くなったということもあります。 これと同じように、皆さんの性格も結構短いスパンで考えても変わっていくものです。 これをどうすれば良い方向に変えていくことができるのかというのが今回の内容になります。 そして、絶対にそっちに進んではいけない老害化の問題もあります。 年齢を重ねて性格が良くなる人もいれば悪くなる人もいます。この違いについても理解しておいてもらいたいと思います。 2年スパンで変わるわけですから、これを知っていないと、ヘタをすると5年後ぐらいには悪い方向に進んでいるかもしれません。 性格心理学のおすすめ 人間の性格について学ぶのであれば、いくつかのおすすめの本があります。 まず、自分の性格の活かし方についてはこちらが非常に参考になると思います。 自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 人間の性格特性を科学的に分析してその科学に迫るという点では、こちらが役に立つと思います。 パーソナリティを科学する―特性5因子であなたがわかる ちなみに、人間の性格が一時的に歪んでいるということもあります。 例えば、睡眠を十分に取らなかったりすると、それだけで性格が悪くなったり魅力が3割減になったりということもあります。 そんな睡眠について問題があるとか、睡眠の質を高めることを考えたいのであれば、やはり、こちらを読んでみてください。 賢者の睡眠 そして、性格を良い方向に丸くなるためにはマインドフルネスや瞑想も効果があると言われています。 これについては、こちらも僕の本ですが参考にしてみてください。 こちらはオーディオブックであれば無料で聞くことができるキャンペーンの対象になっていますので、まだの方はぜひチェックしてみてください。 自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス 人間の性格は2年スパンで変化する マンチェスター大学が8625人の男女を集めて、まずは全員のパーソナリティをチェックしました。 それから2年後に同じテストを行い、その2年間で人間の性格がどれぐらい変わっているのかということを調べています。 その結果分かったこととして、たった2年でも人間の性格は大きく変わっていたということです。 それと同時に、2年後の個人の人生の満足度は、その性格の変化によってかなり予測できるということも分かっています。 要するに、人間の性格とその人の満足度は相関していて、性格が良い方向に変わると人生の満足度も高くなっていくわけです。 人生を良くするという点では、人は収入をあげることや良い恋人を見つけることに注目しがちですが、それよりも自分の性格をいい方向に変えていく方が人生の満足度は高くなります。 しかも、この性格の変化の影響は「収入の増加」「結婚の有無」のような外部要因に比べて2倍も相関関係が強いということも確認されています。 ですから、結構注意していないと、自分の性格がいつのまにか歪んでいて人生の満足度も下がってしまう可能性も高いわけです。 この性格が歪むというのは一般的な周りから見て悪い人だということではありません。 自分の望んだ人生の方向に自分の性格を変えていくことが大切だということです。 みんなからあの人はいい人だと言われるようなことを無理をしてでもするべきだということではありませんので注意してください。 この実験では、人間の性格が変わる要因としては「結婚」「雇用状況」「収入」などがほんの少しずつ相関していたので、結局のところ毎日の行動によって少しずつ変わっているということだと思います。 ですから、収入が急に高くなったからといって性格も一気に変わるわけではありません。 なにかひとつの要因が関係しているわけではありませんが、人間が普段している行動によって2年スパンでも徐々に変わるわけです。 30歳を過ぎると性格は変わりにくい ただこの性格の変化については、30歳を過ぎるとほとんど変わらないというデータもあります。 研究が進んでいますが、性格は変わるという研究者もいれば変わらないという研究者もいます。 これは正確に言うと「一部の性格は簡単に変わる」という意味です。 これ以外の性格は30歳を過ぎるとほぼ変わらないそうです。 研究では、30代後半の性格の4割から5割ほどは90歳になっても必ず残っているとされています。 全ての性格が全く変わらないというわけではありませんが、その内の半分ぐらいは30代後半ぐらいには固定されて、そこから先はほぼ変わらないわけです。 例えば、2002年の人間の一卵性双生児を対象にした性格に関する論文を見てみると、ここでは遺伝と人間の性格の関係を調べていますが、人間の性格はほぼ遺伝で決まって、若干変わることがあっても30歳ぐらいでほぼ固定されるということが示されています。 年齢を重ねるにつれて性格は変わっていきますが、そのベースの部分についてはほぼ変わらないようです。 研究者のコメントによると、「人間の性格は思春期の前半に大きな変化を見せるけれど、30代以降は変わらなくなっていく」と言われています。 人間の性格は15歳前後の辺りで大きな変化を迎えるかもしれないが、それは30代の頃には落ち着いてきて、そこから先はほとんど変わらないということです。 そういう意味では、人間の性格はなかなか変わらないわけですが、最近の心理学者は人間の性格を変えようとするよりも「行動を変える」ということを考える方が大事だと言われています。 行動を変えることによって、間接的に性格も変わっていきます。 DaiGo師匠も内向的な性格は変わりませんが、ワインを勉強してワイン会に参加をするという行動が変わったことで性格が変わったように見えるだけです。 性格が内向的でも悲観的になる必要はなく、自分が意識して行動を変えればいいだけだということです。 人間の性格にはわずか4週間で変わる部分もある?! 一部の性格についてはわずか4週間でも変わるという研究も出ています。 この人間の性格を変える方法についてはDラボでも過去に色々と紹介してきました。 例えば、メンタルの弱さである神経症的傾向については、割と簡単に鍛えることで変えることができる性格です。 外向性も、先ほど紹介したように自分の行動を変えることで外向的な人のように振る舞うことはできます。 これについては、それぞれ今回のおすすめの動画としても紹介しておきますのでチェックしてみてください。 Dラボ▶メンタル弱い性格を変える10の介入行動 Dラボ▶10の行動であなたを外向的に変える「性格改造の科学」 今回参考にしているイリノイ大学の研究は、過去の207件のメンタルセラピーに関する論文から2万人以上の性格を分析したメタ分析になっています。 これによると、人間の性格というものはセラピーを受けるだけで4週間ぐらいで結構変わるそうです。 しかも、そのセラピーによる性格の変化は一時的なものではなく、その後数年に渡って定着するということも分かっています。 これは4週間から8週間の間で性格が変化していて、それ以降8週間以上セラピーを受けても性格の変化は起きにくかったということです。 最短で4週間で性格的な変化が起きるけれど、8週間以上行なっても意味はないようです。 その中でも最も変化しやすいのはメンタルの弱さである神経症的傾向でした。 恐怖や不安を抱えやすいとか、気分のアップダウンが激しいとか感情的になりやすいというような性格特性になります。 メンタルの弱さについては、結構変えることができるようです。 これ以外の性格特性についてはそれほど変わらなかったそうです。 例えば、外向性もセラピーで若干の変化はするけれど、神経症的傾向に与える影響に比べるとかなり小さいものでした。 さらに、世の中には認知行動療法など様々なメンタルセラピーがありますが、その種類が違っても結果が変わるということはありませんでした。 どのようなセラピーを受けたとしても、最も変わるのは神経症的傾向であり、それ以外の性格特性はほとんど変わらなかったということです。 特にうつ病やパーソナリティ障害の診断を過去に受けていた人ほど、そうでない人よりもこの性格の変化が起きやすいということも確認されています。 メンタルの弱さである神経症的傾向が改善されるということは、その点が変わることによって人生も大きく変わる可能性が高いということです。 しかも、このセラピーによる性格の変化は性別も年齢も関係ありませんでした。 何歳になっても、特にこの神経症的傾向について改善したいというのであればセラピーでかなり改善できる可能性が高いです。 もちろん、これはメンタルが弱い人が効果を実感しやすいということであり、別にメンタルが弱いわけではないという人でも効果はありました。 男女別の結婚による性格の変化とは?! 結婚することで性格が変わるという話は結構あると思います。 結論から言うと、確かに結婚によって性格はかなり変わりますが、これは男性と女性によって大きく違うようです。 2018年のジョージア大学の研究で、169組のカップルを対象に全員の性格をチェックした上で18ヶ月後に再び性格をチェックして、結婚の前後でどのような変化が起きているのかということを調べています。 その結果6つのポイントが確認されています。 ポイント1 :男性は結婚後に外向性が下がりやすい これは何となく分かる人が多いのではないでしょうか。 結婚前は大勢で集まってパーティーをしたりするのが大好きだったけれど、結婚すると急に人付き合いが悪くなるような人もいると思います。 この原因としては、結婚することで家にいなくてはいけない時間が増えたりして、自然と人付き合いが減ることにあるようです。 これによって男性の外向性は下がりやすいということです。 ちなみに、この外向性の高さは収入の高さと比例するので、実際には男性も結婚してから外向性は下がらない方がいいです。 だからといって、むやみやたらに人付き合いを増やせばいいというわけではありませんが、自分の外向性が下がることは、結果的に自分が幸せにしたい家族に対してリソースを提供できなくなる可能性が高くなってしまいます。 結婚前に外向的な人であれば、結婚して人付き合いが少し落ち着くことで丁度いいぐらいになるかもしれませんが、元々内向的な人の場合には、結婚によって本当に人付き合いがなくなってしまう可能性もありますので気をつけてください。 女性の皆さんも、男性の収入を考えるとある程度の人付き合いも重要だと考え多少は出かけるのも許してあげてください。 ポイント2 :女性は結婚後に神経症的傾向が改善しやすい 女性は結婚した後にメンタルが安定しやすいようです。 今はジェンダーレスの時代ですが、研究者によると、女性が誰かの妻という新しいアイデンティティを手に入れたことにより精神が落ち着きやすくなったのではないかということを言われています。 これについては確かに恋愛でも同じようなことが起こります。 これは恋愛によって無意識のうちに自分の中に「〇〇の彼女」「〇〇の彼氏」という人間関係の中でのアイデンティティを持ちます。 失恋すると、自分のアイデンティティのひとつが失われます。 それによって自分の一部が損失したような感覚になるので、それによってメンタルが不安定になったり落ち込んだりします。 これと同じように「◯◯の妻」というアイデンティティを持つことで、女性はメンタルが安定しやすくなるということです。 ポイント3 :女性は結婚後に開放性が下がりやすい 開放性というのは、どれぐらい新しいことにオープンで好奇心を持つことができるかという性格特性です。 開放性が高い方がアイデアが出たりメリットはありますが、この現象については研究チームは謎だと言われています。 ただ、確かに謎ではありますが、なんとなく考えればわかるような気もします。 結婚して子供もできれば特に守らなければいけないものが出来るわけですから、その状況でむやみやたらに新しいことに手を出してしまうと子供も危険になってしまいます。 もしかすると、そんな進化の過程において、女性は結婚すると新しいことに興味を持ちづらくなるという性質が備わったのかもしれません。 男女別の結婚による性格の変化の残りのポイントと、人が年齢を重ねるにつれて性格がどのように変化するのかという事実を理解して、人生で本当に良い歳の取り方をしたいという方は続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたはこれからどんな歳の取り方をしたいですか?」【性格の老化】

一問一答「あなたの脳は今何歳だと思いますか?」【脳力を鍛える】

あなたの脳は今何歳だと思いますか? 今回は、受験の対策に関する相談をもとに脳を鍛えて若さを保つための科学について紹介させてもらいます。 Q. 受験の前日に行った方がいいことや試験当日に心がけた方がいいことがあれば教えて下さい。 僕としては普段から瞑想のトレーニングをしておくことをお勧めしますが、試験を受ける日の朝に少し時間を取って瞑想をしてみてください。 そもそも睡眠の質が上がるということがありますので、普段から寝る前に瞑想をする方がいいですが、前日と当日には是非瞑想をしてみてください。 10分程度の瞑想を行った後は判断能力が上がると言われています。 それによりケアレスミスがなくなったり本来の能力を発揮することができるようになります。 これを普段から行って睡眠の質を向上させておくと脳の本来の力を発揮することができるようになります。 できれば今から行っておくことがいいでしょうが、試験の前日と当日には瞑想を取り入れるのが良いのではないでしょうか。 以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。 脳の欲を満たせば脳は活性化する?! 人間の脳は欲深いものです。 ですから、脳を活性化したいのであれば脳の欲を満たせば活性化します。 かといって欲望のままに生きればいいということではなく、「幸せを求めて行動する」ということです。 その行動をすることによって、自分が幸せになれるのかということを考えてください。 幸せを求めて行動することでクリエイティブになります。 幸せを求めて行動している人の方がいろいろなことを思いつきますし、新しいこともできるようになります。 仕事でもお金のことを考えて働くよりも幸せを意識した方がいいです。 研究では、幸せを求めて行動すると人は3倍クリエイティブになり、生産性が37%アップする上に、その方が友達も多くなり恋愛も充実するということが分かっています。 文庫 データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 (草思社文庫) こちらの本で紹介されていますが、ウエアラブルセンサを用いて人間の生活をトラッキングした面白い研究があり、そこからなぜ幸せを求めると脳が活性化するのかということも見えてきます。 人は毎日やりたいことや、やるべきことがたくさんあると思います。 やるべきなのになかなか手がつけられないことも結構あるのではないでしょうか。 この「手をつける」という行動は、脳の扁桃体の接近行動のスイッチが入った状態です。 人は面白いものや好きなものには思わず手が出てしまうと思います。自分の好きなものには思わず手を出したくなりますが、これを接近行動と言います。 逆に、嫌なものは回避しようとするわけですが、これを回避行動と言います。 人間は好きな物を目の前にすると、脳の扁桃体が働いて接近行動のスイッチが入ります。 ですから、その対象を好きになることによって接近行動のスイッチを入れることが重要になります。 そのスイッチを入れることが出来なければ、なかなか手をつけることができないわけです。 ハードルを下げる好奇心 物事に手をつけやすくするためにはハードルを下げることが重要だとよく言われます。 このハードルを下げるということは、その対象に好奇心を向けるという意味です。 その対象に何かしらの好奇心を持つことによってハードルを下げることができて、自然とそれに手をつけることができるようになるわけです。 どうすれば気をつけることができるのか、やり遂げることができるのか、これを考えるよりも「どうすれば好奇心を持つことができるのか」ということを考えるほうがはるかに効率的です。 求めるのは客観的な幸せよりも主観的な幸せ 幸せを求めると言っても、人によって色々な幸せがあると思います。 ここで求める幸せというのは、客観的な幸せではなく「主観的な幸せ」です。 お金を持つ、いい会社に入る、地位を高めるとか有名になるというのは客観的な幸せです。 人間の脳が幸せを感じるのは、そんな客観的な幸せではありません。 ですから、自分が何に幸せを感じるのかということを分かっていなければ、脳が幸せを感じるのは難しくなってしまいます。 この主観的な幸せを感じるために重要で、脳科学的によくお勧めされるのは「好奇心」と「コミュニケーション」と「運動」です。 人間にはその行動によってどんな効果があるのかということをわかっていないと、その効果を実際に得ることができないということがあります。 ですから、自分がしている好奇心をもつためのことやコミュニケーションや運動が、どれくらい自分の脳にいい効果があるのかということを知っておくことも必要です。 脳が目覚めるたった1つの習慣 こちらの本はそんな効果を理解するために役に立つ本です。 かなり分かりやすく書いてくれているので読みやすいと思います。 主観的な幸せ:成果よりも充実感を感じること 主観的な幸せを感じるためには、成果よりも充実感を感じることを重要視してください。 自分にしかできないことややりがいを感じることを成し遂げた時に、人間の脳は幸せを感じて活性化されます。 そして、やはり運動も大切です。 有酸素運動を行うことで人間の脳は成長しますが、特に海馬が肥大化するということも分かっています。 これは記憶を司っている部分で、何歳になっても鍛えることができます。 ですから、年齢を重ねても運動を続けている人は記憶力が高いままですが、若くても運動しないと衰えていきます。 運動としては、もちろんHIIT (High Intensity Interval Training)も脳の活性化のためにも効果的です。 人間の脳や細胞の中にあるミトコンドリアに影響を与えてくれる人生を変える最強の運動方法です。 例えば、HIITをすることによって皆さんの食欲は6割近くもカットされます。 これはドーパミンなどを司っている脳の報酬系が活性化するためで、人間の食べたいという本能をコントロールすることができるようになるわけです。 脳の報酬系が活性化されると、脳はご褒美で満たされているような状態になります。 そのおかげで、高カロリーな食事や自分の好物を見たとしても、脳が無駄な興奮をしなくなります。 HIITで報酬系が活性化され満たされているので、むやみやたらに高カロリーな食事に手を出すことがなくなるというわけです。 脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方 運動によって頭が良くなったり認知機能が高まるという効果もありますが、この辺りの具体的な内容に関しては、こちらの本を皆さんにも読んでもらいたいと思います。 ツラい仕事の脳科学的な楽しみ方 嫌な仕事や面倒な仕事は誰でもあると思います。 それに対していやいや仕方がなく行なっていると、それは脳の回避行動になるわけですので、その仕事はなかなか終わらないだけではなく脳が萎縮するということが分かっています。 いやいや仕事をするというのは、自分の脳にダメージを与える行為です。 そうならないために大切なのが好奇心を持つことであり、その好奇心の対象は自分を幸せにしてくれるものです。 それが分かっていてもなかなか難しいとは思います。 では、そんな気乗りしない仕事に好奇心を発揮するにはどうすればいいのでしょうか。 苦しい仕事でもそこに楽しみを見出すことがとても重要で、ツラい仕事で何の喜びも感じていなければドーパミンが出ません。 自分が好きなことをしたり達成感を感じた時にはドーパミンのおかげで充実した気分になります。 ですから、どうすればドーパミンが出るのかということを考える必要があります。 これについては、コールセンターの仕事や借金の催促をする離職率の高い仕事を調べた研究が参考になります。 難癖をつけられたり嫌な気分になることが多い仕事ですが、ある方法を用いたことで好奇心を発揮することができたそうです。 本を出版するために、毎日言われる悪口や意味のわからないクレーマーの言葉をコレクションしました。 言われた悪口をコレクションするという謎の使命を自分に課すことで、仕事に対する感覚が全く逆に変わったということです。 嫌な上司や嫌な客に文句を言われることもあるかもしれません。 それも実名を出したりしなければ自分にとって楽しい情報になります。 実際に受けている行為は何も変わりませんが、そう考えるだけでドーパミンが分泌され人間はむしろ楽しむことができるようになります。 脳力を上げたいなら一芸を身につける 人間の脳には2通りの反応があります。 脳が適応して成長する「脳の可塑性」と、もうひとつ、ある能力を高めると他の能力に対する応用が効いたり、脳の一部分が活性化すると他の部分が活性化する「脳の汎化」というものがあります。 「脳の可塑性」によって、人間はどんどん新しいことに適応して成長していくことができます。 「脳の汎化」によって、趣味を全力で楽しんでいる人は仕事もできるようになったりすることがあります。 さらに、人間は好奇心がある人と一緒にいると、それによってミラーニューロンによる好奇心の伝染というものが起こります。 これは他人の行動に対して鏡のように反応する脳の性質で 、対面でのやりとりや非言語的な手がかりがなかったとしても 、コミュニケーションによって感情的な伝染が起きるとされています。 これは好奇心でも起きるもので、 オンライン上でのやり取りでも同様のことが起きるということも分かっています。 DラボでDaiGo師匠の好奇心に触れて、本を読み始めたり何か新しいことを始めたという人も多いのではないでしょうか。 これもミラーニューロンによる好奇心の伝染です。 一瞬興味を持ったことでも、自分は別に好きではないからしなくてもいいと考える時もあるかもしれません。 それではいつまでたっても新しい事が出来ませんので、「嫌ではないのであれば今始めてみる」と考えてみてください。 最初は無駄に感じたような行動であっても、実際にやってみると脳が活性化することがあります。 DaiGo師匠も以前はマリンスポーツをすることはありませんでしたが、とりあえずやってみたことで可塑性や汎化によって仕事など他の部分にも活きています。 ここから先は、さらに脳の可能性を最大限に発揮して、仕事でも人間関係でも恋愛でも今年こそ大きな変化をもたらすための方法を紹介させてもらいます。ぜひ続きもチェックしてみてください。  

一問一答「あなたの脳は今何歳だと思いますか?」【脳力を鍛える】

一問一答「あなたが翌日のためにしているナイトルーティンはどんなことですか?」【1日中はかどるやる気の科学】

あなたが翌日のためにしているナイトルーティンはどんなことですか? 前回はモーニングルーティンについてまとめさせてもらいました。 今回は、昼夜逆転の直し方についての相談を元に、科学的に正しいナイトルーティンについてまとめさせてもらいます。 Q. 昼夜逆転の直し方があれば教えて下さい。 睡眠の質を高めるサプリとしてメラトニンというものがありますので、それを飲んで決まった時間に寝るようにした方がいいと思います。 そして、夜寝たいのであれば16時以降にはカフェインを摂らないようにして、かつ、16時ぐらいに激しい運動をするようにしてみてください。 そうすると自然にうまく寝られるようになると思います。 以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。 非機能的行動のコスト&ベネフィット診断 非機能的行動というのは意味がない行動や矛盾している行動、やらない方がいい行動のことで、要するに役に立たない行動のことです。 結構多くの人がやらなくてはいけないことは後回しにしてしまい、やらなくなってしまいます。 そして、別にやらなくてもいいことや今やらなくてもいいことに対して何故か無駄に時間を使ってしまいます。 このような行動の事を非機能的行動と言います。 例えば、翌日のことを考えたら、どう考えても早く寝て疲れを取った方がいいのに、なぜかだらだらとNetflix を見てしまい、余計に仕事のストレスを抱えやすくなってしまうということもあると思います。 この非機能的行動を見直して、翌日のやる気やパフォーマンスのためにできるナイトルーティンに変えていくことが大切です。 自分が成長して結果を出していくために必要な行動に対してモチベーションを発揮して、やらなくてもいいことや、やってはいけないことに対してモチベーションを減らすための方法として、非機能的行動のコスト&ベネフィット診断という戦略をまずは紹介しようと思います。 自分にとっての正しいナイトルーティンを考える上で役に立つと思います。 これは言葉の通りですが、行動に対するコストとベネフィットを並べて書いて判断するというものです。 これは慣れてくると頭の中ででできるかもしれませんが、それでもやはり紙に書いたりスマホで書き出した方がいいと思います。 ステップ1 :行動選択 方法としてはとても簡単で、まずは行動選択というフェーズから始まります。 自分の行動や人生や生活を変えたいと思っているけれど、それに対してのモチベーションが上がらないということをひとつ選んで紙に書き出してみてください。 そして、行動を決めたらそれを妨げている自分の行動をひとつ紙に書き出してください。 これもたくさんあるとは思いますができるだけひとつに絞ってください。 ステップ2 :行動分析 皆さんが決めた変えたいけれどモチベーションが上がらないと思っている行動をこれからご紹介する4つのマトリックスに分けて書き出します。 短期的なベネフィット 短期的なコスト 長期的なベネフィット 長期的なコスト この4つを紙に書き出すだけです。 これは実際に考えて紙に書き出してみるとよくわかりますが、長期的なベネフィットはなかなか思いつかなかったりしますが、長期的なコストに関してはかなり重いものになりがちです。 そうするとそこまでしてもわざわざしなくてもいいかという気持ちになれます。 これは、夜ついついやってしまうやめたいことをやめるためにも、ジム通いや英語の勉強など継続的に行いたいと思っていること、自分のナイトルーティーンとして定着させたいことにも使えます。 例えば、毎日仕事から帰ってきたら英語の勉強をしたいけれど、なかなかやる気が出ないという場合であれば以下のようになります。 短期的なベネフィット:その日自分がやるべきことができたら1日の達成感を感じることができる 短期的なコスト:1日30分勉強するぐらいであれば特にない 長期的なベネフィット:英語を喋ることができるようになれば海外に行った時にも楽しいし、海外で素敵な出会いを手に入れることができるかもしれない 長期的なコスト:1日に30分勉強するぐらいであれば特にない 何か自分がやるべき行動に対しても、ここまで考えればそれをやった方が良いと自然と考えることができるようになります。 これは毎回その行動をしそうになった時には紙に書き出してみてください。 僕たちはそれに対するコストが大きく見えればその行動をやめることができるということです。 人間はどうしても欲望に振り回されてしまうものです。 今目の前の欲望やその瞬間の気分によって振り回されて行動を決めてしまいがちです。 ですが、このようにしてコストとベネフィットを考える戦略をとれば、一旦自分の欲求や感情を切り離すことができます。 この切り離すことが出来れば冷静に考えて判断することができるようになります。 ステップ3 :振り返り 最後に、このコストとベネフィットについてのエクササイズを終えた上で、以下の3つのポイントについて紙に書き出してみてください。 最も心に残ったこと 自分について新しく学んだこと このエクササイズで得た知識や洞察をどのように実践していくか ここまでおこなってから終了するようにするとより定着しやすくなります。 この心に残ったことを書き出すのは結構重要で、それまで面倒だとかしんどいと思っていたことでも実際に手をつけてみると意外とそれほどでもなかったということもあると思います。 そのような感情を記録に残すことができるので後につなげることができます。 自分について新たに学ぶことも結構あるはずです。 例えば、自分は面倒くさがりでなかなか行動することができないタイプだけれど、長期的なメリットを理解できると意外と行動できるということに気づけたり、自分は普段から長期的なメリットがない行動ばかりをとっているということに気づけたりします。 自分の欲求や思い込みを知ることにも繋がります。 この振り返りのステップまで行なっていくと、どんどん自分の行動を最適化することができます。 成長ホルモンを出すための3つの方法 寝不足な人や質の高い眠りをできていない人は、日常的な運動をしていないというのも問題ではありますが、寝ている間にちゃんと成長ホルモンが分泌されていないので、運動しても脂肪が燃えやすい状態にはなっていないので脂肪が燃えづらい上に、寝不足から仕事に対するやる気もなくなります。 睡眠の質を高めて寝ている間に成長ホルモンをいかにしっかり分泌させるかということは、翌日すっきり目覚めて仕事や勉強に対するやる気を出すためにも大切なことです。 人間にとっての深い睡眠は寝始めの最初の3時間で起きるとされています。 この最初の3時間をいかに上手に眠れるかで、成長ホルモンがしっかり分泌されるかどうかということが決まってきます。 つまり、寝る前3時間の間に行うナイトルーティンをどうするかで、睡眠の質も成長ホルモンがしっかり分泌されるかどうかも決まってきます。 成長ホルモンを出すための方法その1 :血糖値を下げる 血糖値が高いと睡眠は深くなりません。 少なくとも寝る前に血糖値を大きく上げてしまうような食べ物は口にしないようにしてください。 少なくとも寝る2時間から3時間前ぐらいまでには食事は終えるようにしてください。 夜の12時に寝るのであれば、最低でも夜の10時までには食事を終わらせておくようにしないと寝つきも悪くなり成長ホルモンは分泌されにくくなります。 成長ホルモンを出すための方法その2 :体温を上げておく 布団に入ってから体温が上手に下がっていくことにより眠りが深くなります。これは上がっている体温が落ちていく過程で眠くなるということです。 ですから、 お風呂に入って体をしっかり温めておくことが重要です。 お風呂に入ってゆっくりと体の深部体温も含めて温めて、この温まった体温が下がっていくタイミングに合わせて布団に入るのがベストです。 お風呂から出てから30分から1時間ぐらいは読書をするなどのんびりと過ごすナイトルーティンを固めてもらい、それから布団に入るようにしてもらえると上手に体温が下がってきて眠くなると思います。 ちなみに、寝る何時間前にシャワーを浴びるとぐっすり眠れるのかということを調べたメタ分析によると、寝る前のお風呂やシャワーは大体1時間から2時間前がベストだとされていて、お風呂の温度は40度から43度ぐらいの少し熱めくらいのお風呂やシャワーの方がいいということです。 それによって眠りにつくまでの時間が普段よりも10分も短くなるということが分かっています。 そこから考えると、寝る90分前までに少し熱めのお風呂に入ったりシャワーを浴びると、ぐっすり眠れてすっきり起きることができます。 このあたりも踏まえてナイトルーティンを固めていただけたらと思います。 成長ホルモンを出すための方法その3 :メラトニン メラトニンはサプリとしては日本では認可されていないものですが、個人輸入であれば普通に出来ますので iHerb でも買うことができます。 寝つきの良さに関しては、メラトニンの分泌量にかなり左右される面が大きいということが分かっています。 このメラトニンが足りていない人が多いです。 普段あまり運動できていなかったり活動量が少なく太陽の光を浴びていないとなると、メラトニンがなかなか体内で蓄積されなくなり、その結果寝つきが悪くなってしまうということが結構あります。 おすすめとしては寝る30分から1時間ぐらい前にメラトニンを3 mg から5 mg ほど摂るようにしてもらえると、びっくりするぐらい寝つきは良くなります。 自分や他人のやる気を高めるためのおすすめ本 諦めずに物事に取り組むことができる力のことをグリットと言いますが、こちらの実践版が使いやすくていいと思います。 実践版GRIT(グリット) やり抜く力を手に入れる   人間は誰でも前に進んでいる感覚があればやる気が出てくるものですが、その前に進んでいる感覚を作り出すにはどうすればいいのかということを教えてくれる本です。 別にマネージャーに限らずとても役に立つと思います。 マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力   こちらの本は過去にも『ネガティブな感情が成功を呼ぶ』という素晴らしい本を書かれたロバート・ビスワス=ディーナーさんがポジティブ心理学をコーチングに応用した本です。 こちらはわりと読みやすくて参考になると思います。   ポジティブ・コーチングの教科書: 成長を約束するツールとストラテジー ここから先は、さらに皆さんのやる気を高めるナイトルーティンのテクニックについて紹介させてもらいます。 自分なりのナイトルーティンを固めて、毎日の生活を充実させたいという方はぜひチェックしてみてください。  

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科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜

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著者イメージ

メンタリストDaiGo

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。 人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換し、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。著書累計300万部。

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