• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 2件
  • 一問一答「あなたは最近何か新しい運動やスポーツをしましたか?」【人生の問題を解決する運動とチームスポーツのメリット】

    2021-10-28 12:00  
    330pt
    あなたは最近何か新しい運動やスポーツをしましたか?

    前々回に、運動の意外なメリットについて解説させてもらいました。

    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「あなたは運動を楽しんでいますか?」【人生を変える運動のメリット】


    今回は、子供の運動神経についての相談をもとに、ハーバード医学部が推奨する5つの運動についての調査をベースに、様々な問題を改善する運動とチームスポーツのメリットについて解説させてもらいます。
    Q. 子供時代の運動神経は将来に影響するものでしょうか?

    実は、運動神経というものは存在しません。
    あくまで熟練度や慣れの問題ですので運動神経はそもそも関係ないと思いますが、将来に影響する運動能力としては心肺機能が重要になると思います。

    15歳から17歳ぐらいの年齢の時の心肺能力の高さというものは、人間の IQ を超えるレベルで個人の成功を予測することができるということがいわれています。

    ですから15歳から17歳ぐらいの頃に心肺機能が鍛えられるような運動をしたりすることで、大人になってから成功する可能性が高くなるということがいえます。
    やはり、これは心肺機能が鍛えられることにより脳にたくさん血が巡るようになるのか、頭が良くなるということがあるようです。

    以上が、DaiGo師匠のアドバイスでした。

    例えば、運動をしているとか、スポーツに打ち込んでいるということや普段体を動かしているというアピールをすると、男性でも女性でも初対面でモテるという研究もあります。
    やはり、運動をしている人の方が生物としても能力が高く健康に見えます。
    子供でも大人でも、男性でも女性でも、誰にでも運動のメリットを享受することができます。

    運動には様々な効果があるわけですが、運動が人間の人生に与える大きなメリットについて、前回に引き続き解説していきます。

    ハーバード医学部が推奨する5つの運動

    ハーバード大学公衆衛生学部の研究者の方が、ハーバード大学の医学部が行なった多数ある大規模な調査の中から、様々な目的に合う運動について解説してくれています。
    つまり、自分の抱えている問題に対して、どんな運動が適しているのかということを教えてくれています。

    体の痛みと心の痛みに効果的な運動

    肉体的な痛みが気になる人、いわゆるメンタルの弱さですが、精神的な痛みが気になる人にとって、水泳が効果的だと推奨されています。
    ですから、体の痛みやメンタルの改善の効果を狙うのであれば、水泳がいいのではないかということです。

    水泳では水の浮力が体にかかります。
    それによって、関節に対する負担がかなり減ります。

    もちろん物理的な何か問題があるのでなければですが、体の痛みというのは、運動した方が痛みがなくなります。
    とはいえ、例えば、筋トレなどをしようとすると、関節にかなり負担がかかってしまいます。
    歳を取るとどうしてもこのような人が増えますが、関節の痛みによって運動を断念する人は多いと思います。

    水泳であれば、そんな関節に対する負担を和らげながら、運動による痛みの軽減の効果を得ることができるわけです。
    ですから、慢性痛など体の痛みを抱えているのであれば、水泳が推奨されているということです。

    さらに、海でもお風呂でも、水の中に入るとなんとなくリラックスできる感覚があると思います。
    水に触れることは、メンタルを癒してくれる効果があるとも言われています。

    例えば、同じ公園であっても、その中に川が流れている公園と川が流れていない公園を比べると、川が流れている公園の方がリラックス効果が高いという研究もあるぐらいです。

    そういう意味でも、水泳には人間のメンタルを改善してくれて、ポジティブな感情を作り出してくれるという効果もあるわけです。

    ですから、体の痛みと心の痛みに対する対策としては、水泳をしてみるのが良いのではないでしょうか。

    リラクゼーションとバランス感覚を鍛える運動

    瞑想を行なっている人も多いでしょうが、瞑想のようなメンタルトレーニングは、僕たちの心のバランス感覚を整えてくれます。
    要するに、リラックスできるようになったりストレスに強くなったりする効果があります。

    体のバランス感覚も重要で、体のバランス感覚が鍛えられていると怪我をしにくくなるという効果もあります。
    スポーツ選手でも、怪我の防止のためにバランス感覚を鍛えるようなトレーニングを取り入れていたりもします。

    そんな両方の効果を一緒に取り入れることができる「動く瞑想」と呼ばれている運動があります。
    それが2つ目の運動で、太極拳です。

    太極拳については、リラクゼーションの効果について、その効果を実証する研究がかなり行われています。
    あのゆっくりとした動きによって、体のバランス感覚を鍛えることができます。
    ですから、お歳をとられていても太極拳をされている方は転んでも怪我をしにくいと言われています。
    若い人でも、太極拳を行うことによって、バランス感覚をもたらしてくれる筋肉を鍛えることができます。

    怪我をしづらくなるだけでなく、姿勢も良くなるという効果もあるので、太極拳はおすすめです。

    カロリーの燃焼と脳機能の維持に効果的な運動

    運動だけで痩せることは難しいですが、運動は、太りにくい体・痩せやすい体を作ることができます。
    そんな食べても太りにくい体を作ると同時に、頭の回転を速くする効果があるという運動も紹介されています。
    そんな運動とは筋トレです。

    当然ですが、筋肉量が多ければ多いほど燃焼カロリーは増えますので、同じ運動をするのでも、筋肉がある人の方が消費カロリーが増えるわけです。
    ある意味、これは燃費が悪いともいえますが、人間の場合は、しっかり食べてたくさん動くということが大事です。
    筋肉が多いほど、消費カロリーが増えて、結果的に太りづらく痩せやすい体を作ることができます。

    さらに、最近では、この筋トレが脳機能の維持に役に立つということも言われています。
    であれば、やはり毎日ガンガン筋トレしないといけないのかと思う人もいるでしょうが、そこまでしなくても構いません。
    この効果を得るために、ジムに行ってウェイトトレーニングをがっつりしないといけないというわけではなく、自宅で気軽に使えるウェイトを変えられるダンベルなどを使って、自分のできるところから始めてみるといいと思います。

    女性が使うような、部屋に置いていても可愛い軽めのダンベルもあったりしますが、そんなものから始めても構いません。
    軽いものから始めても、燃焼カロリーを増やして脳機能を維持してくれる効果を期待できます。
    軽い重さだと意味がないと思わず、自分のできるところからまずは始めてみてください。
    筋トレという行為自体が、痩せやすい体と脳には効果があるわけです。

    DaiGo師匠と同じように筋トレもがっつりしたいという方は、週に2回ぐらいの頻度でダンベルがあった方がいいと思います。


    MRG 正規品 可変式 タンベル アジャスタブルダンベル 

    また、HIITに限らずどんな運動でも同じですが、一定以上きつくなるとなんとなくハイになってずっと続けることができるような気分になるのはなんとなく分かると思います。
    このような運動による脳内麻薬をバンバン分泌させて運動が癖になる方法について詳しく学ぶのであればこちらの本が役に立つと思います。

    スタンフォード式人生を変える運動の科学

    ここから先は、残りの2つの運動と、さらに、皆さんも普段しているようなチームスポーツの意外なメリットまで解説していきます。
    男性でも女性でも、子供でも大人でも、誰でもそのメリットを得ることができる様々な運動の効果について解説していきますので、運動で人生を変えたいという方は続きをチェックしてみてください。
     
  • 一問一答「あなたは運動を楽しんでいますか?」【人生を変える運動のメリット】

    2021-10-23 12:00  
    330pt
    あなたは運動を楽しんでいますか?
    その運動にどんな効果があるか知っていますか?

    今回は、漠然とした不安に悩む相談に対するDaiGo師匠の運動を勧めるアドバイスをもとに、実際に、人生を変える運動の効果について解説させてもらいます。
    普段あまり運動をしていないという方も、定期的に運動しているという方も、大人も子供もみんな運動したくなる、そんな運動の効果についてです。
    Q. 死にたくもないのに時折それを連想させる言葉が思い浮かび、とても不安になり焦って睡眠の質も悪くなります。
    何かに集中している時には大丈夫なのですが、どうすればこのような状況はなくなるでしょうか?

    分かっているのであれば、何かに集中したり瞑想するのが良いのではないでしょうか。
    当然何かに集中したり没頭しているときには、人間はそのようなネガティブな感情に陥りづらいものです。
    運動や瞑想をしてみるのがいいのではないかと思います。

    これは非機能的思考というもので自害のような思考は意味がない思考です。
    それで物事は何も解決しません。
    楽になるというようなことを言う人もいますが、そもそも人が死んだ後にどうなるのかということが分かっていない時点で、自分から死ぬことは意味がないことです。

    以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。

    人生が変わる種類別運動の効果

    DaiGo師匠は普段HIITを皆さんにもお勧めしていますが、それ以外にも、しておくといい運動はもちろんあります。
    様々な運動があるわけですが、それぞれの運動にどんな効果があるのか、その効果別におすすめの運動を紹介させてもらいます。

    その運動が僕達にどのような効果をもたらしてくれるのか、そのメリットを知っているか知っていないかで、その効果は全く違ってきます。
    例えば、同じ運動をしていても、自分のしている運動がとてもダイエットに効果があるということを知っている場合は、それを知らないでただ同じ運動をしている場合に比べて、実際に消費されるカロリーも変わってくるという研究もあります。
    人間は面白いもので、その行為の効果を知っているというだけで、その効果自体が変わってくるということがあるわけです。

    ですから、皆さんには、それぞれの運動にどんな効果があるのかということをまずは理解してもらいたいと思います。

    運動の効果を知るメリット

    アルベルトルートヴィヒ大学の研究で、18歳から32歳までの男女76人を対象に、フィットネスバイクで30分間運動をしてもらいました。
    その際に、運動のポジティブな効果をどれくらい信じているかということをチェックしていました。
    つまり、運動することがどれくらい体やメンタルに良い影響を与えるのか、その効果を信じている人と信じていない人で、実際に効果が変わるのかということを調べようとしたわけです。

    その結果分かったこととして、運動のメリットを信じている人ほど、運動後の幸福度が爆上がりしていました。
    幸福度だけでなく、気分が改善して不安が軽減していたそうです。
    つまり、僕達は運動にメリットがあるということを知り、そして、その効果を信じるに足るだけの情報や知識を手に入れる必要があるということです。

    ですから、運動にどんな効果があるのかということを勉強してから、実際に運動をした方が、運動の効果は実感しやすくなるということがこの研究により示されたわけです。

    このような傾向は自転車の運動だけでなく、ジョギングや水泳、クロスカントリースキーなどの一定時間以上肉体の高いパフォーマンスを保つ必要があるスポーツでも、同じように効果が確認される可能性が高いと研究者は言っています。

    運動で人生を変えるおすすめ本

    実際に運動で人生を変えるためのおすすめ本を3冊紹介しておきます。


    脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
    こちらの本ではどんな運動をどのようにすれば脳細胞を増やしたり脳を鍛えることができるのかということを教えてくれます。
    脳を鍛えれば新しいことを見つける能力も高まりますし、さまざまな状況に対応する力も高まりますし仕事におけるパフォーマンスも向上します。
    そんな脳を鍛える方法を教えてくれる素晴らしい本です。


    GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス
    どうせ運動するのであれば屋内よりも屋外で行った方が、人間は自然に触れることによってメンタルが安定したり様々な効果があるということもわかっています。
    こちらの本では、その自然がどれだけ素晴らしい効果を僕たちにもたらしてくれるのかということを教えてくれます。


    スタンフォード式人生を変える運動の科学
    こちらの本は運動することによって人の人生がどのように変わっていくのかということをストーリーも含めて教えてくれるので、こちらは科学が苦手な人でも読みやすい本だと思います。

    自転車で記憶力が向上?!

    まず、先ほど自転車の話を紹介しましたので、自転車の効果から解説していきます。
    自転車で運動することで記憶力が向上するという研究があります。

    この研究では、若くて健康な男性15人に対して、3つのグループに分けています。

    グループ1:中強度のサイクリング30分
    グループ2:最大心拍数の80%でサイクリング15分
    グレープ3:何もしない

    程々のサイクリングをするグループと結構きつめに追い込むサイクリングをするグループ、そして、何もしないグループに分けて、その後に記憶力のテストを受けてもらっています。

    その結果分かったこととして、全力の一歩手前の最大心拍数の80%でサイクリングを行ったグループが、記憶力のパフォーマンスが格段に高くなっていたということが確認されています。

    つまり、特に、かなりきつめに追い込むレベルのサイクリングをすることによって、記憶力が上がる可能性が示唆されたわけです。

    ということは、何か物事を覚えたいとか記憶力が影響を与えるであろう勉強をする前には、少し高負荷な運動を行なっておくというのは結構いい方法なのかもしれません。
    これはサイクリングマシンでなくても、おそらく脚力を使うトレーニングであれば同じような効果は期待できると思います。

    師匠の場合は、本を読む時間を区切っているので、その合間にステッパーの強度をあげて全力で追い込むということをよくしています。
    いずれにしても脚力を使う運動はおすすめです。


    Xiser Commercial Mini Stairmaster, Black

    脚力と IQ は比例するという研究もあります。
    普段から足をしっかり動かして脚力の強い人ほど、脳にたくさんの血液が流れるようになります。その結果頭の回転が良くなるのではないかと言われています。
    この実験では、高強度なサイクリングで15分行っていますので、スクワットでも他のトレーニングでもいいですが、記憶力を高める効果を狙いたいのであれば、強度と時間はそれぐらいを目安にした方がいいと思います。

    ここから先は、さらに他の様々な種類の運動の意外な効果について解説していきます。
    子供の問題行動が減ったり、創造性が高まったり、不安が減って人生を楽しく生きることができる、まさに人生を変える運動の効果について解説していきます。
    運動の効果を学んで人生を変えたいという方は、ぜひ続きをチェックして下さい。