夏野：20代のマッキンゼーなんてクソだよ。どこにも通用しません。
加藤：一回有料にします！
夏野：本当、マッキンゼーの20代の人は、自分が全能だと思ってるが故にその後クソになります。それをDeNAの南場智子に聞けばすぐわかります。それが間違いだったって彼女は言っている。
加藤：南場さん、著書の『不格好経営―チームDeNAの挑戦』（https://amzn.to/3aObItj）に書いてましたもんね。
夏野：コンサルの20代なんて、20代の人たちから見たらすごいけど普通に見たらもう終わってます。俺がいる間のドコモには、少なくともまずマッキンゼーは出入り禁止にしたからね。で、それは多くは南場智子や尾原和啓がきっかけ。何しろ、ドコモでの実績として、俺は10何年間マッキンゼーを出入り禁止にしました。あまりにクソすぎて。他部署だったとしても「マッキンゼーのプロジェクトだったら俺は協力しない」って宣言したから。
コメント：iモードはマッキンゼーが考えたという噂も。
夏野：いや、iモードはマッキンゼーが考えたんじゃなくて、マッキンゼーは違うものを提案したのをドコモ初代社長の大星公二さんが受け入れて。でもiモードの成功の要因の第一は「マッキンゼーをキックアウトしたことだ」っていうふうに俺は言っている。それは本当です。
ゆっきゃん：ジャマだったんですか？
夏野：いや、マッキンゼーが俺をジャマだと思って、いわゆるあらゆる妨害活動をしたんだよ。

【NG無しのノーカット版】はこちら

【「隠れたニーズ」の見つけ方】 ［その2］ 　追加料金は購入希望者が負担するわけであり、その料金にデベロッパー側も利益を上乗せすることはできる。技術的にも可能なのだから、こういった自由な間取りにカスタマイズできる売り方は、やらない手はない。

加藤：先々週、「明日PCR検査を受けてくる」って夏野さんがおっしゃってたんですけど、その後日談をお聞きしたいなと。
 
夏野：陰性だよ。
 
ゆっきゃん：どういう検査なんですか？
 
夏野：唾液だよ。もうあれから2回もやってる。
 
ゆっきゃん：そんなに頻繁に受けなきゃいけないものなんですね。
 
夏野：でも、こないだ銀座のクラブの人に聞いたら、銀座のクラブの女の子は３日に1回受けてるらしいよ。
 
ゆっきゃん：へえー！
 
夏野：だって本当にマズいじゃん。
ゆっきゃん：たしかに……。
 

夏野：あ、そういうの気にならない世代だな？　ゆっきゃんは。

夏野：楽天モバイル1GB無料プラン発表が（ニコ生のアンケート結果で）30.8%っていうのは驚きだよね。
ゆっきゃん：意外と皆さん興味あるんですね。
夏野：だから今、携帯業界っていうのは本当に自分の使用パターンを理解してちゃんと料金を選んでる人っていうのは、そんなにたくさんいないので。これで他社が何かマズいことになる事はないです。
　でもね、どういうキャンペーンを打つかって、こういう時こそメディアの力だと思うんだけど。俺なんかさ、ドコモを使ってると「もうすぐ○GBになります」とか通知が来るんだけどさ。あまりに在宅勤務が多いから1GBぐらいしか使ってないの。ずっとWi-Fiだし。普段は30GBだか40GBだかのプランに入ってるんだけど。

【「隠れたニーズ」の見つけ方】 ［その1］ 　世の中には、高い需要の上にあぐらをかいているビジネスがたくさんある。 　常識に縛られていたり、うすうす気づいてはいても現状では上手くいっているので別に困らなかったり、そもそもニーズに気づかないでいることも多いだろう。

　いつも『週刊夏野総研』をご購読いただき、誠にありがとうございます。
　本日21:30〜からニコ生を実施します！　みなさまご視聴ならびにコメントでの参加をいただけますと幸いです！

【ブライダル市場の終宴】 　アフターコロナの世界は、一体どのような様相を呈しているのだろうか。これまでは航空業界や鉄道について予想してみたが、今回は新型コロナウイルスによって大打撃を受けているブライダル市場を覗いてみたい。 　結論から言えば、ブライダル市場は衰退の一途を辿っていくだろう。それは「結婚式をやらなくていいこと」に多くの人が気づいてしまったからだ。

加藤：緊急事態宣言が延長されましたね。 夏野：まあ、感染者数が全然減っていないから、延ばしたほうがいいんじゃないかな。これは議論の余地が全然ないと思うんだけどね。緊急事態宣言っていっても、今回のやつは前回と違ってかなり自由なんですよ。飲食店を抑えているだけだから。逆に言うと、国民生活に影響なんてほとんどない。 　で、今回は時短協力金として1日6万円もらえるってことだけど、ちゃんと調べると、実はパパママ店（個人店）の方が飲食店としての数は多いんですよ。つまり、従業員を雇って大規模に展開してる店舗よりもパパママショップの方が多い。それに対して1日6万円支給するっていうのは、普段の売り上げを上回る規模の保証してるケースが多いはずだよね。 　よくマスメディアは「従業員を雇ってるところは6万円では足りない！」みたいなこと言うけれど、実を言うと足りている所の方が多いんですよ。だからそういう状況で言うと、飲食は文句を言わないし。 　で、足りてない一部のところをマスメディアが取材するのはいいんだけれども、数で言えば完全にパパママの方が多い。そういう意味では、今は「飲食バブル）と言われるくらい飲食店は潤っちゃっているので。昼間に営業して弁当でも売れれば、全部それが利益になるっていうとんでもないことになっていて。もうどうしようもないよね。延長したら延長した分、多くの飲食店は喜ぶみたいな状況になっているし。

　ビジネスコンサルと人生相談が大変好評でしたので、今後のニコ生でコーナー化したいと思います。
　そこで、読者のみなさんから「夏野さんに質問したい！」という方を募集します！
（夏野さんに直接相談しようとすると、通常ならウン十万円するような貴重な機会です…！）
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