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週刊『夏野総研』vol.439【「PayPay衰退」は既定路線】
2021-06-29 08:00131pt【やっぱりPayPayには未来がない】 〈その3〉 実は使い勝手が悪いQRコード決済。だが、特にPayPayは圧倒的な資金力による「お得なキャンペーン」によって、広く普及し、登録ユーザー数を積み上げてきた。 そして、PayPayは手数料有料化が予告されていることからわかるように、「普及」のフェーズは一段落したと思われる。実際にド派手な還元キャンペーンなどの実施は落ち着いてきた。こうやってキャンペーンの実施やマーケティングのコストを減らすようになると、PayPayの“リアルな”決済額や利用者数は減っていくはずだ。これだけでも十分に暗い未来なのだが、これは「手数料が無料」という前提に立った話。 -
週刊『夏野総研』号外【6/22(火)21:30より、ニコ生を行います!】
2021-06-22 14:00 -
週刊『夏野総研』vol.438【実は圧倒的に少ない「PayPayのリアルユーザー数」】
2021-06-22 08:00131pt【やっぱりPayPayには未来がない】 〈その2〉 というわけで、PayPayなどのQRコード決済が主に使われるシチュエーションのなかで、(1)「お得なキャンペーン開催時」と(2)「PayPay(QRコード決済)しか使えない状況」は、弱いと言わざるを得ない。 -
週刊『夏野総研』vol.437【やっぱりPayPayには未来がない】
2021-06-15 08:00131pt【やっぱりPayPayには未来がない】 〈その1〉 20%還元や100億円キャッシュバックキャンペーンなど、大々的なプロモーションによって普及率が高まっていたQRコード決済。『Origami』などサービスを終了してしまったものもあるが、ANAも参入するなど、未だに人気の市場になっている。また、ソフトバンクグループによるLINEの買収によってLINE PayとPayPayの統合なども予定され、QRコード決済の行方に注目が集まっている。 -
週刊『夏野総研』vol.436【誰が「家電のUI」を絶望的にしたのか】
2021-06-08 08:00131pt【「技術力をドブに捨てる」国内メーカー】 〈その3〉 日本のメーカーにはびこっている大きな3つの問題点。それは「デザイン・アプリ・シンプルさ(扱いやすさ)」だとお伝えした。 ダメなデザインや尖った製品開発ができないのは、結局のところ皆が気づいた穴を埋めることに終始し、保守的で、他社の出方を伺っているからだ。 そして、これは扱いやすさにもかかわってくる。 -
週刊『夏野総研』vol.435【SONYはもう「PlayStation」を生み出せない】
2021-06-01 08:00131pt【「技術力をドブに捨てる」国内メーカー】 〈その2〉 結局、これまでとはまったく違う発想で新製品を発表すると、好きか嫌いかで買う人が出てきてしまう。本来であれば、そんな状況は当たり前であるし、他社と違った思い切った商品を出すからこそ「大ヒットする可能性」が出てくるものだ。
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