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週刊『夏野総研』vol.301【反対派大多数のサマータイム。実は日本こそ導入したほうがいい理由】
2018-09-28 08:00131pt【反対派大多数のサマータイム。実は日本こそ導入したほうがいい理由】 [第1回] 酷暑となった今年の夏。気象庁によれば、6月から8月の東日本の平均気温は平年に比べプラス1.7℃となり、1946年の統計開始以降最も高くなったそうだ。一昔前には気温が体温を超えると大騒ぎになったものだが、今や36℃や37℃超えは当たり前。埼玉県熊谷市では今年の7月23日に41.1℃を記録したし、東京都青梅市も同日40.8℃を記録。共同通信の発表によると、熱中症により緊急搬送された人は7月のデータで5万4220人、死者は133人にまで登っている。 -
週刊『夏野総研』vol.300【キャリアと、”監督官庁”総務省の「ただならぬ蜜月関係」】
2018-09-21 08:00131pt【「携帯電話料金の4割引き下げ」は実現できるのか?】 [第3回] 日本のモバイル市場はすっかり寡占の状況になってしまった。競争原理もイノベーションを起こそうという気すらない。こうであれば、免許を割り当てる側、つまり監督官庁が価格硬直性が起きないように調整していくのが本来の姿だ。 -
週刊『夏野総研』vol.299【なぜ「日本の携帯電話料金」は横並びになってしまったのか?】
2018-09-14 08:00131pt【「携帯電話料金の4割引き下げ」は実現できるのか?】 [第2回] 日本の携帯電話料金がOECD加盟国平均の約2倍になってしまっている大きな原因には、「キャリアが競争をしていないこと」が挙げられる。値下げ競争の雄でもあったソフトバンクはスプリント買収以降、アメリカでのキャリアビジネスにすっかり焦点が移ってしまった。ファンドとしての側面もかなり強めている今、モバイル市場で消耗戦ともなる価格競争を行うインセンティブはなくなってしまっている。 -
週刊『夏野総研』vol.298【「携帯電話料金の4割引き下げ」は実現できるのか?】
2018-09-07 08:00131pt【「携帯電話料金の4割引き下げ」は実現できるのか?】 [第1回] 8月27日、菅義偉官房長官が記者会見で語った「携帯電話の料金が4割程度引き下げられる余地がある」発言が話題になっている。
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