-
週刊『夏野総研』vol.463【日本を巣食う「薄利多売」という病】
2021-12-21 08:00131pt【リッチになりたければ、孤独に耐えろ】 〈その3〉 そこで、新しいカタチとしてのふるさと納税の返礼品として、私は「ワイン」を推してみたい。 ただし、ワインにこだわりがある人ほど、国内のワインを飲みたいとは思わない。いくらふるさと納税の仕組みを使ってお得になるからといって、日本の地方自治体のワイナリー製のものには食指が動かない。そこで「ワイン券」という形式で返礼品とする。 -
週刊『夏野総研』vol.462【高額納税者マーケティング】
2021-12-14 08:00131pt【リッチになりたければ、孤独に耐えろ】 〈その2〉 ふるさと納税の返礼品ランキングを見ると、人気なのは高級品が多い。あるいは、最近のトレンドとして宿泊券や食事券、あるいは熱気球搭乗体験といった「体験型」も増えている。 そして、最近じわじわと増えているのが「寄付型」だ。例えば、日本フェンシング協会は、ふるさと納税を活用したフェンシング振興推進の取り組みを開始している。佐賀県や沼津市、渋谷区にふるさと納税を行うと、日本フェンシング協会へ交付されるプランが用意されている。 -
週刊『夏野総研』vol.461【リッチになりたければ、孤独に耐えろ】
2021-12-07 08:00131pt【リッチになりたければ、孤独に耐えろ】 〈その1〉 年末になって「ふるさと納税」の話題を目にすることが多くなった。 各ふるさと納税サイトは大々的に地上波CMを打ったり、魅力的なキャンペーンを行ったりと集客に必死の様子だ。さらに、毎年のように新しいふるさと納税サイトが登場し、ANAやJR東日本など日本を代表するような企業も参入も相次いでいる。
1 / 1