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週刊『夏野総研』vol.460【裸の王様になったApple】
2021-11-30 08:00131pt【裸の王様になったApple】 突然だが問題だ。 Q.定額制音楽配信サービスのなかで、「もっとも多い登録者数」を誇るサービスは? グローバルな音楽のサブスクといえば、Apple MusicやSpotifyの名前が思いつくだろう。あるいは、Amazonもプライム会員の付帯サービスであるPrime Musicや、別途課金が必要なAmazon Music Unlimited、YouTubeもYouTube Musicを提供しているし、日本国内ではAWAやLINE MUSIC、dヒッツなどがある。 -
週刊『夏野総研』vol.459【急成長必至の「飲食ベンチャー」】
2021-11-23 08:00131pt【無敵の「開き直り」ゴーストレストラン】
[第4回] デリバリーサービスにおいて「専門性」を尖らせていくことは有効だ。 その際、ゴーストレストランの戦略は、メジャーなジャンルではもっとニッチに特化。そして、人気店の範囲が及ばないジャンルは、ニッチ戦略で次々と押さえていく。実際にコロナ禍当初の頃はデリバリーサービスのジャンルは現在ほど幅広いとは言えなかった。しかし、今では糖質制限やサラダなどかなり細分化。 -
週刊『夏野総研』vol.458【有名店を「食らう」、超ニッチ戦略】
2021-11-16 08:00131pt【無敵の「開き直り」ゴーストレストラン】 [第3回] さて、さんざん『ゴーストキッチンズ』(https://www.ghostkitchens.tokyo/)のビジネスモデルが「将来性がある」と言及してきたが、ここで大きな疑問が残る。 いくら専門店といえども、そこはゴーストキッチン。そもそも「よし、デリバリーを頼もう」というときに、あきらかにゴーストキッチンとわかるお店が選択肢に上がってくるのだろうか。 -
週刊『夏野総研』vol.457【“嵌る”人が続出するゴーストキッチンの呪術】
2021-11-09 08:00131pt【無敵の「開き直り」ゴーストレストラン】
[第2回] コロナ禍のデリバリー人気で明らかになったのは「専門店への高い需要」だ。デリバリーを頼む時には「せっかくデリバリーで頼むのなら、より美味しそうなものを食べたい」という感情が生まれる。 例えば、「今日はハンバーグを食べたいな」となったとき、ファミリーレストランの大した特徴のないハンバーグセットを頼むよりも、肉の卸が運営しているようなお店や、あるいはハンバーグ専門を謳う店のほうが「ありがたい」と思える。 -
週刊『夏野総研』vol.456【無敵の“開き直り”ゴーストレストラン】
2021-11-02 08:00131pt【無敵の「開き直り」ゴーストレストラン】 [第1回] 今週のニュースにYouTubeの広告収入が過去最高を更新したというものがあった。 ◆YouTubeの広告収益は過去最高の8200億円超、Google Cloudも5700億円の収益 https://bit.ly/3bx3CVk 外出自粛が叫ばれるなか、家にいながら楽しめるYouTubeのようなサービスに人気が集まるのは、当然の流れだろう。Netflixのヒットも同じ理由だ。
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