1: 安倍首相は過去一貫して、北朝鮮との対話を「対話のための対話は意味がない」と言ってきた。
例えば、2018.1.26 付産経は「対話のための対話は意味がない 安倍晋三首相が強調 北朝鮮問題」と報じている。
「安倍晋三首相は26日午前の参院本会議での代表質問で、朝鮮半島情勢をめぐり「(韓国)平昌五輪の成功に向けて最近、南北間で対話が行われていることは評価するが、その間も北朝鮮は核・ミサイル開発を継続している」と述べた、その上で「北朝鮮が非核化の約束をほごにして、核・ミサイル開発を進めてきた経緯を踏まえれば、対話のための対話では意味がない」と強調した。」
2:ところがいま、北朝鮮との対話を模索しているという。
3月22日共同「政府、日朝首脳会談への意欲伝達 北朝鮮側に、拉致解決で正常化を」
日本政府は21日までに、安倍晋三首相と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による
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安倍殿(岸信介をご先祖とする従米ファミリーの三代目将軍)は政治家なれどその頭びは政治理念が無い。在るのはアジア人蔑視と共産党アレルギーだけだ。それらは単なる情念に過ぎない。
西欧ではソ連の崩壊で共産党アレルギーはスポンサーが付かず消滅している。されど、ロシア人アレルギーだけは米側からスポンサー、パトロンが付き、アレルギー保有者は元気だ。特に暴力的なネオナチが金銭的に潤い、プーチンたちを悩ましている。
米国の戦争屋にとって安倍殿、自民党、自民党系が固く抱くアジア人蔑視と共産党アレルギーは今後中国干渉を進めるにあたって重宝この上ないものだ。安倍殿のスキャンダルに対応する傲慢は米国戦争屋の確固たる支持が生み出すものだ。
安倍殿の節操の無さは何をしでかすか分からないという意味でマフィアのそれに近く中国や北朝鮮にとっては警戒を常時余儀なくされ迷惑そのものだが、最近は慣れて、日本を無視してかかろう。
これまで何回も煮え湯を飲まされてきた北朝鮮以外の国が、「対話のための対話は意味がない」というのは間違っていない。間違っていないが、その程度のどの程度において話すかという外交的センスの低さは指摘されても致し方ないでしょう。
今日の報道を見ると、マクマスター大統領補佐官が更迭された。後任はボルトン氏で強弁派の筆頭である。明らかに北朝鮮、イランに対し、軍事力をちらつかせながら、制裁で対処する温和路線から、北朝鮮の体制転換やイラン核合意破棄の強弁路線に外交のかじを切り替える可能性が強くなった。全く世界の情勢は、何か一つが変わると大きく変わり、目が離せない。
>>2
確かに米国の暴力には目が離せないですね。一転してハルマゲドンを引き起こしかねない。プーチンはイランを米国が攻撃すれば、ロシアは米国を攻撃すると威嚇した。その威嚇に米国がひるむのを世界の人民は期待せざるを得ないですな。
わたしは今回の阿部の変節は国内政局が大きく影を
落としているのだろうと思います。
拉致被害者を何人かでもキムジョンウンから売ってもらえば
国内向けに大きな得点となるに違いなく、それが目当てでしょう。
ひたすら隷米に徹することしか頭にない、何処までも卑しい根性のアベに恥ずかしいという感覚はない。
検察が「(隷米)総理は日本にとって よろしい。擁護する」以上 尚更だ。
そして同様に自分にヘーコラする人間だけで周囲を固める。当然これらもアベと同じく、ヘーコラ故のメチャクチャ、デタラメ発言を恥ずかしげもなく繰返すのだ。いずれこの連鎖は社会の末端にまで及ぶだろう。一億総アベ化である。そんな民間企業が潰れた事例はいくらでもあるが、事が国全体となれば他人事では済まない。
>>4
確かに私もその臭いを感じます。
トランプさんの顔をうかがいながら、外交をやる我家のポチ、もういい加減やめてよ!
「対話のための対話は意味がない」は「対話は意味がない」とは全然意味が違う。日本語としても、「受験勉強のための受験勉強は意味がない」とか「結婚のための結婚では満足できない」とかの言い方は普通に意味がにごりなく通る。ちなみにそれぞれ「受験勉強は意味がない」という意味と同じではないし、「結婚に満足できない」という意味と同じでもない。
それどころか、安倍首相は北朝鮮に対して過去ほとんど一貫して「対話と圧力」とをかかげてきた。「圧力と対話」ですらない。圧力を前面に打ち出したのは、ほんの最近、昨年9月の国連演説からだ。
https://www.asahi.com/articles/ASK9P55T0K9PUTFK00X.html
そして、それは北朝鮮がさんざん日本の方向へ向けてICBMを撃ったという事実を受けてのことだ。さらに、「圧力」の方針は選挙で支持も受けた。
米国が本気になって「圧力」をかけはじめた後、北朝鮮はICBMを撃たなくなった。「圧力」にはたしかに効果があったのだ。
安倍首相が「対話」を模索しはじめたのは、米朝対話が実現しそうだからだが、安倍首相の「対話」が唐突にみえるのは、米朝対話が唐突だからだ。しかしそれも「圧力」があってこそ北朝鮮のほうから持ち出してきた話だし、「対話」するからといって「圧力」をやめるわけでもない。
また「拉致問題の解決は安倍内閣の最重要課題」というのも安倍首相はずっと言っていることで、急に言いだした話ではない。米朝対話が実現するのだとすれば、そのときに北朝鮮や韓国に嫌われようとも日本も一枚かんで、拉致問題を持ち出すのは、日本としてなんらおかしいことではないばかりか、そのタイミングで持ち出さなければならない話だ。むしろ日本外交は懸命についていっていると、担当者を褒めてやりたい。
要するに、安倍首相は右往左往しているわけではなく、むしろ乏しい武器でなんとか情勢についていこうと苦闘している。
乏しい武器とは、カネだ。日本の武器はカネしかない。核兵器どころか、憲法9条改正すら孫崎さんは反対してきたではないか。その孫崎さんが、ようやくたったひとつの武器を日本が使えるかもしれないタイミングに、「無節操」などと日本外交を罵るのは、ただただ孫崎さんが先輩外交官であることを思うと、残念な感じしかしない。カネを値切るアイデアの一つでも出したらどうか。
北朝鮮に何兆円だすことになるのか知らない。しかし、それを税負担や社会保障負担にされたのでは、われわれはたまらない。ここまで北朝鮮を放っておいたのは、老人世代だ。老人医療費を減らしてもらうしかないだろう。
りゃん氏、金が武器というなら自分が出したらどうだ。「老人世代」とか、人に責任転嫁するべからず。
それから、今回も孫崎さんの言語表現を理解せずに、あるいは曲解しての批判をしているつもりだが、批判になってない。