• このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年11月の記事 30件

サウジ記者殺害でのサウジ皇太子関与で、議会証言において国務長官、国防長官、証拠なしで逃げ切り図るも、上院議員怒り。米国のサウジが実施するイエーメン攻撃支援見送りの動きに上院賛成63、反対37。共和党議員を支配下に置いていたトランプには大打撃。

A-1[皇太子関与「証拠なし」 サウジ記者殺害で米2長官](東京新聞) サウジアラビア人記者カショギ氏の殺害事件で、米国のポンペオ国務長官とマティス国防長官は二十八日、ムハンマド皇太子の関与を裏付ける「決定的な証拠を持っていない」と述べた。上院の非公開会合終了後、記者団に明らかにした。  マティス氏はカショギ氏殺害の責任追及は重要としつつも、「サウジが戦略的なパートナーである現実を受け入れなければならない」と強調。ポンペオ氏も中東ではイランが影響力を強めているとして、サウジへの支援を縮小すれば、中東の不安定化につながり、米国の国益に反するとした。  一方で、議員からはトルコ当局から事件の説明を受けた中央情報局(CIA)のハスペル長官が会合に参加しなかったのを問題視する意見が相次いだ。米メディアは「CIAは皇太子がカショギ氏殺害を命じたと判断した」と報じている。民主党のメネン

自民 改憲案、今国会提示断念へ。この点についてはすでに、11月14日産経ニュースは「自民改憲案、今国会の提示は困難」11月21日朝日デジタル、「改憲案提示、今国会は困難に」と報道。今回毎日は「自民 改憲案、今国会提示断念へ 参院選前の発議困難に」

A:事実関係、「自民 改憲案、今国会提示断念へ 参院選前の発議困難に」(毎日新聞) 自民党は、自衛隊の存在明記など4項目の憲法改正条文案について、今国会での他党への提示を断念する方針を固めた。衆院憲法審査会が与党の想定通りに進まず、12月10日の会期末が迫る中、強引に審査会を運営すれば来年の通常国会にも影響すると判断した。来年夏の参院選前に国会が改憲案を発議することは極めて難しくなり、安倍晋三首相は改憲戦略の再考を迫られそうだ。  衆院憲法審の森英介会長(自民党)は28日、幹事懇談会を職権で開いた。立憲民主党や国民民主党は欠席したが、森氏は29日の審査会開催を決めた。今国会で初めての審査会では、与党筆頭幹事に内定した自民党の新藤義孝氏ら新たな幹事を選任する予定だ。  これに対し、立憲民主党の辻元清美国対委員長は「自分たちで環境を壊した。そんな中で憲法論議はできない」と反

尾瀬は誰によって世間に知らされたか。武田久吉。日本山岳会の創刊号『山岳』に尾瀬を紹介。彼は大正十一年頃、尾瀬貯水化計画、昭和二十三年尾瀬ヶ原巨大ダム計画に反対。武田久吉はサトウの息子『アーネスト・サトウと倒幕の時代』12月中旬発売

多分、皆様は、「夏が来れば 思い出す はるかな尾瀬 とおい空」の歌『夏の思い出』をご存知と思います。もし武田久吉なかりせば、「水芭蕉の花が 咲いている夢見て咲いている 水のほとり」と歌われる情景が残っていたか疑問なのです。 尾瀬は、武田久吉によって世に紹介されました。 武田久吉は日本山岳会の創刊号(明治三九年)『山岳』に、尾瀬について書きました。当時尾瀬は「山深くして路なく交通便のよかざるが故に、人の行くこと稀にその名世に現れず。。。。紀行として尾瀬に関するものは殆んどなし」という状況で、世には知られていなかったのです。 そして、尾瀬の魅力について次のように書いています。 ・尾瀬ヶ原の一部は今我が目の前に展開されたり。ミズゴケのじくじくと湿りたる処にコミヤマリンドウの紫も唇綻ばせて、天を仰いで笑みをもらせる。この世のものとも思われず、、、 ・行く手には燧ケ嶽の巍然と

トランプ、ホワイトハウス声明で、カショギ氏者殺害へのサウジ皇太子関与をほぼ認めながら、「いずれにしても、我々はサウジ王国と関係を持つ」と発表。相手が残忍な殺人の命令者であってもいい。大量武器購入で儲けさせてくれる人間だ、付き合おう。

A-1トランプ米大統領のサウジアラビアに関する声明概要  【記者の殺害事件】ひどい犯罪だ。見過ごすことはできない。実際に殺害に関与した人物にはすでに強力な措置を実施した。米情報機関はすべての情報を分析していく。ムハンマド皇太子はこの悲劇的な出来事を知っていたかもしれない。もしかしたら知らなかったかもしれない。そうは言ってもカショギ氏の殺害に関する全ての事実は明らかにならないかもしれない。いかなる場合でも米国はサウジとともに歩んでいく。 【米・サウジ関係】自国やイスラエル、全ての地域のパートナー国の国益を守るために米国とサウジの同盟関係は揺るがない。米大統領として、とても危険な世界で国益を追求し、我々を傷つけようとする国に力強く対抗していく。簡単に言うとこれが米国第一だ。議会には政治的な理由などから(サウジに強硬策を求めるといった)違う方向を志向する議員がいる。自由にしたら良い

自民改憲案、今国会の提示は困難、最大要因は下村憲法改正推進本部長が野党を「職場放棄」と批判し野党反発。下村氏辞任。今、入管法改正案をめぐる混乱。公明党は一時慎重姿勢であったが、北側 憲法調査会長は自民改憲案の憲法審査会への提示に理解。やはり。

A1:事実関係1産経新聞「自民改憲案、今国会の提示は困難 「職場放棄」に野党反発」 自民党が目指す憲法9条への自衛隊明記など4項目の党改憲案の臨時国会提示が困難となっている。10月24日の国会召集から3週間が経過した今も、衆参両院の憲法審査会は野党の抵抗により開催されておらず、初回は早くて今月22日。自民党の下村博文憲法改正推進本部長が野党を「職場放棄」と批判したことも反発を招き、改憲議論が進展する気配はみられない。  衆院憲法審の与党筆頭幹事の新藤義孝元総務相(自民党)は14日、野党筆頭幹事の山花郁夫氏(立憲民主党)と電話で協議を重ねたが、開催日程について合意は得られなかった。  改憲議論の先行きは不透明感を増している。「率直な議論さえしないのは国会議員の職場放棄ではないか」。下村氏が9日のCS番組でこう発言し、野党側の反発を招いたからだ。  そもそも野党第一党の立憲

孫崎享のつぶやき

元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。

著者イメージ

孫崎享

孫崎享(元外務省・国際情報局長)元外務官僚で、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て2009年まで防衛大学校教授。『戦後史の正体』は8刷20万部の売れ行き。ほかに『日本の国境問題-尖閣・竹島・北方領土』(ちくま新書)、『日米開戦の正体』『日米開戦へのスパイ達』『日本国の正体』『朝鮮戦争の正体』などがある。ツイッターのフォロワーは13万人を超えた。

https://twitter.com/magosaki_ukeru
メール配信:あり更新頻度:不定期※メール配信はチャンネルの月額会員限定です

月別アーカイブ


タグ