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2019年10月の記事 32件

浮世絵に心酔したゴッホ(『日本国の正体』より)ゴッホから弟テオへの手紙「〈お願いがあ るが、このアトリエ用にドーミエの石版画の数枚と日本の版画を数枚探してもらえない か。〉〈僕はアトリエに、日本版画の全部とドーミエとドラクロワトジュリコーを並べた。〉

1:ゴッホから弟テオへの手紙 (標題の引用に加え) 〈北斎を見て「あの波は爪だ、船が爪に掴まれているのを感じる」と君の手紙にあったけれども、北斎も君に同じ嘆声をあげさせたのだ。彼(北斎)の場合は線とデッサンによっている。〉出典:『ファン・ゴッホ書簡全集』(みすず書房、一九六六年) 2: エミル・ベルナールも著書『ゴッホの手紙』(岩波書店、一九五五年)に次の文章を記している。 〈我々よほど日本版画に熱中していたと告白せざるを得ない。〉 〈我々はこれ(版画)を眼と精神の糧にしようと誓い合った。近代芸術に対する日本の影響を忘れてはならない。それは人々を活気づけ、装飾的感覚を蘇らせ、鑑賞家を在り来たりの無型式な引写しや平凡さから離脱させるのに役立った。ヨーロッパの伝統的な形式からはみ出す危険が伴ったにもかかわらず、我々によい流派を形成させた。〉 〈ブルターニュ地方の旅行中、アルルから友情のこもっ

安土桃山、粗悪通俗だが活力、サンソム(『日本国の正体』より)「信長や秀吉の時代の日本にエリザベス時代を際立たせる「闊達(GUSTO)」の風がありました。繊細、洗練は少ないが、生活意欲があって、用心深く吝嗇な物ではなく、流行に惜しげもなく消費する生活。

出典:G.B.サンソム、『世界史における日本』(岩波新書、一九五一年)  サンソムは一九〇四年に駐日英国大使館に配属。コロンビア大学東アジア研究所の初代の所長。前掲書よりの抜粋。 サンソムが指摘する秀吉時代は、田中角栄の時代を彷彿させるようにも思われる。 〈エリザベス時代は乱暴な時代、惨酷な時代であり、多くの点で粗悪通俗な時代であったが、そこには希望と勇気をもって、ゆるぎない確信と純粋な情熱でもって世界に立ち向かう血気盛んな若さというようなあらゆる好ましい素質が一世紀位の間はあったのであります。〉 〈私は信長や秀吉の時代にエリザベス時代をきわ立たせるものと同じ素質を見出すものであります。日本は封建主義体制の終末と社会改造への懸命な努力をむかえます。いまや新しい人々が権力を握り、新しい地平線が日本にとって開いて参ります。世間には冒険心があり、前の時代ならば世に出なかったであろう人々の心に大胆

オリンピック・マラソン、世論調査。札幌市に移転を不支持47%で、支持35%。ドーハ での世界陸上夜のスタート。気温32・2度、途中棄権続出。完走は40人で、28人が途 中棄権、優勝2時間32分43秒、歴代最遅記録。これを考えれば札幌移転に理あり。

A-1:事実関係1:10月28日毎日新聞「毎日新聞世論調査 五輪マラソン 札幌「支持 せず」47% 変更に戸惑い」 「毎日新聞は26、27両日に全国世論調査を実施した。東京五輪の猛暑対策として国際オ リンピック委員会(IOC)が示した、マラソンと競歩の会場を札幌市に移す案を「支持し ない」は47%で、「支持する」の35%を上回った。無回答も18%あった。IOCは「理 事会の決定事項。東京に戻ることはない」としているが、人気の高いマラソンの突然の会場 変更には、国民のあいだに戸惑いもあるようだ。 A-2A-2 10月21日朝日新聞「五輪マラソン札幌開催「賛成」47% 若い世代ほど多く」 東京五輪のマラソンと競歩の会場を東京から札幌に移す計画について、全国世論調査「賛 成」が47%で、「反対」の36%。  地域別に見ると、東京では「賛成」44%、「反対」40%。北海道では「賛成」が7割 弱、「

二子玉川に見る台風認識、産経新聞「堤防整備に反対する声強い昨年、国の交渉の場でも、 住民側から「何百年に一度起こるかどうか分からない河川氾濫を心配しすぎるのはおかし い」の声。地球規模の気温上昇で海面温度上がり、ハリケーン・台風の規模、頻度拡大

A-1 事実関係:住民の合意難航…50年以上、無堤防状態 多摩川氾濫の東京・二子玉川 (産経新聞) 台風19号の大雨で多摩川が氾濫し、市街地が浸水した東京都世田谷区の二子玉川地区に ついて、昭和41年に国の堤防整備計画が立てられながら、住民の合意形成が難航して50 年以上にわたり一部で無堤防状態が続いていることが、国土交通省への取材で分かった。現 在も、最大規模の洪水を想定した高さの堤防が完成する見通しは立っていない。 台風19号では、二子玉川地区で少なくとも340棟(23日時点)の浸水被害を確認。同 地区には約300メートルにわたり堤防が整備されず、土嚢(どのう)が積まれただけの無 堤防区間があり、その区間から水が流れ込んだ。  同省京浜河川事務所によると、堤防整備計画がスタートしたのは昭和41年。しかし住民 の反対などから計画は十分に進まず、平成13年に住民参加型の治水事業をうたった改

転載月刊日本⑪「河合弘之 関電だけでない!全原発マネーを徹底追及せよ」(抜粋)原発 は構造的に汚染体質。金を流す方法には二つ。一つは税金、もう一つは地元の建設企業に不 当に高い工事代金を払い儲けさせる。仕切るフィクサーが出る。保身に金渡し共犯者作る

・河合弘之氏(ウィキ):ダグラス・グラマン事件を皮切りに、平和相互銀行事件等を手が ける。敏腕弁護士として政財界で著名な存在。日本大震災後は原発訴訟をリード。浜岡原発 差止訴訟弁護団長、大間原発差止訴訟弁護団共同代表、脱原発弁護団全国連絡会共同代表、 ・原発というのは、構造的に汚染体質。  原発は、主だった産業がなく、過疎化の進む弱い地域に押し付け。そのため金をジャブジ ャブわたさなければならない。  金を流す方法には二つ。一つは電源三法交付金のような税金、もう一つは地元の建設企業 に不当に高い工事代金を払って儲けさせる。 ・地元に利益をもたらすと必ずそれを仕切る人間、フィクサーが出る。高浜原発のフィクサ ーは高浜町元助役の森山栄治氏(故人)。 ・今回の特徴は、関電が森山氏と関係深い建設会社に工事を発注していただけでなく、森山 氏から関電役員に金が還流していたこと。 ・森山氏は助役時代の1

公明党の前代表太田昭宏氏が自己の「私の読書録」に『日本国の正体』孫崎享著毎日新聞出 版を掲載。日本の古代からの歴史を通じ、「日本とは何か」「日本人とは何か」「外国人から見 た日本」を探る事で「自国の能力を客観視」する事に役立てる意欲的取り組み。面白い。

【私の読書録】日本国の正体  孫崎享著  毎日新聞出版 「『異国の眼』で見た真実の歴史」が副題。日本の古代からの歴史を通じ、「日本とは何 か」「日本人とは何か」「外国人から見た日本」を探ることによって、「自国の能力を客観視」することに役立てる意欲的取り組みがされる。膨大な文書の急所が示されている。「戦略――日本人の器用さと思考力」「風土と日本人」「古代――日本人の起源を考える」「平安時代――大和魂の誕生」「鎌倉時代――武家支配の始まり」「戦国時代」「徳川幕府の政治」「倒幕と明治政府樹立」「明治の社会と文化」「日米開戦への道」「米軍による占領時代」の各章がある。面白い。 全体を見ると一つの大きな流れが見えてくる。諸外国との接し方や衝突は、近年を別とす れば島国であったこともあり、そう多くはない。「白村江の戦い」「遣唐使」「元寇」「秀吉の朝鮮出兵、文禄・慶長の役」「鎖国、そして幕末」「近代国家

孫崎享のつぶやき

元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。

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孫崎享

孫崎享(元外務省・国際情報局長)元外務官僚で、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て2009年まで防衛大学校教授。『戦後史の正体』は8刷20万部の売れ行き。ほかに『日本の国境問題-尖閣・竹島・北方領土』(ちくま新書)、『日米開戦の正体』『日米開戦へのスパイ達』『日本国の正体』『朝鮮戦争の正体』などがある。ツイッターのフォロワーは13万人を超えた。

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