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2020年7月の記事 34件

コロナ感染者7月28日大阪155人、愛知県110人と過去最大。東京都は266人。21日から6日連続200人以上、27日131人再び200人。安倍政権GOTO・トラベル・キャンペーンを①感染拡大中実施、②東京外安全と判断するという判断ミス。都対応不十分

A:事実関係 ・大阪:7月28日155人、一日の感染者としては過去最高。陽性率は7.4%(関西テレビ) ・愛知県:28日、新たに110人が、新型コロナウイルスに感染。愛知県内で1日に発表される感染者数が100人を超えたのは初めて。▽名古屋市が65人、▽豊橋市が1人、▽岡崎市が6人、▽豊田市が6人(NHK)。 ・東京都は28日、新型コロナウイルスの新たな感染者が266人だったと発表。都内の感染者は21日から6日連続で200人以上を記録。27日は131人だったが、再び200人を超えた。100人を超えるのは20日連続(時事)。陽性率6.5 %、7月26日の数値。  7月27日、感染者131人に対し、感染不明79. B:評価 ・日本全体で、感染拡大の傾向に入っている。 ・大阪府、愛知県は各々過去最高である。 ・東京都を見ると、陽性率は6.5%、感染経路不明は約60%(7月27日)である。検査を受け

「布マスク、今後さらに8千万枚を配布 不要論でも発注済」(朝日)。ネットサイトへの書き込み・バカなの?アホなの?基地外なの?・gotoといい利権絡みだろもう安倍は辞めろ・利権まみれの政権だな・無駄な金があるなら医療機関の損失補填に回せって!アホ政治家ども。

A-1 事実関係「布マスク、今後さらに8千万枚を配布 不要論でも発注済」(朝日) ・政府が新型コロナウイルスの感染防止策として始めた布マスクの配布事業で、介護施設や保育所など向けの布マスクの発注と製造が続き、今後さらに約8千万枚を配る予定であることが厚生労働省などへの取材でわかった。全戸向けの配布は6月に終わり、すでに店頭でのマスク不足も解消されて久しい。 ・「忘れた頃に突然、という感じだった」。東海地方にある保育園には、4月に続いて6月にも、職員用の布マスクが届いた。園長(53)は「万が一の時のために備蓄しているが、今のところ出番はない。自分で使うなら、もう少し呼吸しやすい形のマスクを選びます」と困惑気味だ。 ・ 政府が配布を続けているのは、介護施設や保育所、幼稚園など向けの布マスク。総額約466億円の予算で始めた全戸向けの布マスク、通称「アベノマスク」の配布とともに、こちらは約504億

米中、相互に相手国の総領事館閉鎖を求める動き。米中間の緊張は一段と強化。この動きをどう見るか。根底に米国内に経済の量、質で中国に凌駕されるという認識。その阻止に、純粋な経済競争では勝てない、政治力を使って抑え込みを図るのが米の姿勢。この理解重要。

1:今日米中間の関係が極めて悪化している。  米国はテキサス州ヒューストンの中国総領事館をポンピオ国務長官が「スパイ活動と知的財産盗用の拠点だった」と位置づけ、その閉鎖を求めた。これに中国が反発し、四川省成都の米国総領事館閉鎖を要求した。  そして、ポンピオ国務長官は、「対中関与政策決別を宣言」 (事実関係:米国務長官が歴代政権の対中政策を批判 民主化促す「関与政策」は抜本的に転換と強調 :ポンペオ氏は演説で「中国共産党政権の野望は、共産主義による世界的覇権の確立だ」と断言。1972年に米中国交を樹立したニクソン氏が始めた関与政策は中国に変化をもたらさず、むしろ国際社会を脅かす存在になったとして対中強硬路線への転換を強調した。  ただ米ソ冷戦で旧ソ連を封じ込めた当時と異なり、経済などの結び付きが強いことを踏まえ、ハイテク技術の分野などで中国を排除する「デカップリング(切り離し)」と呼ばれる

揺らぐ安倍首相の支持。毎日新聞「 回答者の45%が辞任求める」(24日)。更に日経で 「次の首相にふさわしい人」で、自民党支持層に限ると、2019年5月以降で初めて石破氏が安倍を抜いて首位。石破氏が安倍政権政策を悲観する中、自民議員の一方的安倍支持に躊躇。

・次期首相に誰が望ましいかを、国民全体に調査する時、国民全体では、石破氏となるも、自民党支持者に絞ると、依然、安倍首相との傾向が続いた。しかし、7月20日日経新聞の調査において、「自民支持層の22%が石破氏を推した。首相はこれまで20%台後半~30%台で推移してトップを守っていた。今回は21%で6月の前回調査から7ポイント低下した。」との結果が出た。 ・この数字の意味することは大きい。石破氏は多くの政策で安倍内閣の政策を批判している。こうした中で、自民党議員等は、盲目的に安倍首相を支持していると、仮に石破政権が出来た時には距離を置かれる恐れを感ずる。このことは、安倍首相への一方的支持への歯止めとなる。 ・更に、毎日新聞の新しい調査では、「回答者の45%が辞任求める」(24日毎日)状況になっている。 ・最近の政策においては、「国民に10%給付」「GOTOキャンペーン」はいずれも二階幹事長主導

本紹介:『エコノミスト7・14』掲載「読書日記・暴君ネロに仕えた人物(セネカ)が“怒り”の処し方を語る」を基礎。「怒りは不当に害被った時」。だが「自分を怒らせた物事のせいで失ったものよりずっと多くを怒りによって失う」「怒りほど復讐を強く求める感情はない」

 本ブログは、『エコノミスト7・14』掲載「読書日記・暴君ネロに仕えた人物が“怒り”の処し方を語る」を基礎に、加筆、修正したもの。  私は国際政治を学ぶのに最良の書はナイ著『国際紛争』と思っている。基本的に今日外交・安全保障で考えるべきことをほぼ網羅的に記載している。本書は基本的にハーバード大学での講義を基礎にしたものとみられ、高い水銃を保ちつつ、外交・安全保障を学んだことのない人への入門書ともいえる。彼はこの書の中で、「国家の行動で、20世紀の学者が知っていることで、ギリシア人が知らなかったことがあるか」と記述して、ギリシア古典の重要性を指摘した。それはローマ時代の古典にも通ずる。 セネカはユリウス・クラウディウス朝時代(紀元前27年 - 紀元後68年)のローマ帝国の政治家、哲学者、詩人。第5代ローマ皇帝ネロの幼少期の家庭教師としても知られ、また治世初期にはブレーンとして支えた。ストア派

孫崎享のつぶやき

元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。

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孫崎享

孫崎享(元外務省・国際情報局長)元外務官僚で、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て2009年まで防衛大学校教授。『戦後史の正体』は8刷20万部の売れ行き。ほかに『日本の国境問題-尖閣・竹島・北方領土』(ちくま新書)、『日米開戦の正体』『日米開戦へのスパイ達』『日本国の正体』『朝鮮戦争の正体』などがある。ツイッターのフォロワーは13万人を超えた。

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